勇猛果敢なハヤブサのように
時おり飛来して
瞬時に
才気煥発な詩を置いていく人がいる
乏しい力の僕は
そうはいかないから
凡百のモンシロ蝶のように
...
かすみのかかった素裸に
眉間の奥が
焼けているように感じる
雲のない晴空に
ベールを剥がす雨は
降って来ない
憑かれたような
掌に疼く衝動に
平衡は乱され、
青い乳房は
もぎ取 ...
二月闇闇闇闇闇闇闇
二ン月のランチ合コンJリーグ
立春やListen to me.I hate you
マウスカーソル震えている
僕の東京は吉祥寺から三鷹まで
生意気な仏陀
バス停で他の街に逃げだそうと
元気のないジョウジは
襤褸雑巾のように
しわくちゃに俯いて
声を掛けても応えはしない。
大声で奴の名を呼ぶと
親指を立てて
「東京で一稼ぎしてくるぜ」
...
なんにでも
なれるよ
手にも
足にも
明日の扉をあけたいと思ったら
鍵を差し込んでごらん
キミの心がそう望むなら
ボクはなんにだってなってみせるよ
翼にも
ひいらぎの葉蔭にて
にたりと嗤う貪りに
肩を叩かれ
身をふるわせる
夜廻りのいわしの
潰れ ...
いちにちに八十回くらいあのばしょを思います帰ります
オレンジのひかり月のひかり花火のひかり
みどり電車のおと落ちてるセロファン系お惣菜やお料理
愛がたくさんつまっています
...
人が歩くから道になる
呟いた詩人の言葉を
あざ笑いながら
目の前に広がる
誰一人いない
アスファルトを見る
人が歩かなければ
草が生えるはず
漆黒の帳が
背中の上から
ぼく ...
お天気お姉さん
だなんて
わざわざ「お」を二つつけるまでもない
てんきおねえさん
いや、こっちの方がしっくりくるわ
自分の庭で、一人
畑仕事をしていると
ポツリぽつり ...
聞いてくれないことは
よくわかっているよ
でも言う
さみしいよ
とても
きみは翼があれば
ってのこして
発ったのか
それとも夢だったのか
あの日
わたしは邂逅なのだと信 ...
夢魔がきみをつくりだす
うみねこがとぶそら
となりあわせのふたり
ひどい言葉をさえぎる
悲しい記憶たち
散るばかりの日々と
抉り続けたこの胸を
いつかの日に
きみへと返す
海のいろを ...
同じ沈黙でも
声が途切れる
そしてまたその声も
しかしまだ口琴を鳴らした手は
動いている
ゆっくり下に
降りてくる
見守る静寂は張りつめている
溶暗―すべての人工的におこし ...
電車賃をチャージし
改札を 抜ける
矛盾を感じながらも 人の波となり
僕も 流れる
明日は雨らしい
帰りは焼き鳥に どうにか
囓りつきたいものだ
無理だと思いながら まぶたに
...
夜を歩く
薄曇りに月はなく
ひとり話す
昨日の光を突き放す
牙を
とがった牙を
何度も何度も
突き立てたけど
口に広がるのは
凍った水の味
ひとり いのる
髪の長いひ ...
発展途上の国ほど
デブがモテることは
デブ以外には
あまり知られていない
単にデブに貧乏人はいないという
ある意味もっともな
しかし
日本では必ずしもそうとは言えない
理由で人気がある ...
ヒトは
どうしようもないことに出会ったとき
どうして無言になるんだろう
文字も言葉も
そりゃ知ってるし使えるし
だけどそうなの?
ちゃんと知ってる?
そんな確認も意味ないけど
...
丁寧に折りたたんだ紙のなかに
光る砂があるのを見つけました
最初はちらちらと
またふと
角度を変えると柔らかい閃光も時々見ることができます
これは思いの砂といい
神様
あるいは誰かの思い ...
冬の中のふゆあかりのひとつ立っている微妙な抵抗のふたつです
縞雪柄の冬の大六活計の角で頭を打ったかわいそうなくわいです
デスケル型の瞳のチリリです
覗き込む一種の炎のぬける曇り空の樹の消し炭色の ...
なんばパークにて。
ネットカフェの利用料金が安くなるのは二十三時からだったが、まだ十八時だった。行くあてがなく、コンビニをハシゴしてはお菓子を買って食べた。何もすることがなく、自分だけ時間が止ま ...
とても綺麗な青空だ
とても自分が
無価値な気がして
黒い塊が胸いっぱい
それでも
この花束を
君に この花束を
エッフェル塔に登 ...
児童公園に入っていくと、女の子がブランコに腰掛けていて、
「コイで」
と言った。
「ボートとか、自転車じゃないんだから、オシて、って言うんだよ」
そうは言ったが、コグとも言う気がして ...
軽はずみな言葉ほど
健全なものはないからね
自然な
なりゆきの
その背にわたしは乗るよ
いたわりと偽りは紙一重
無情と無償は紙一重
流され過ぎた挙げ句の空 ...
難しい言葉を並べるのだけが詩ではない
と陽だまりに抱かれたばあちゃんが言った
ちょうど春の終わり頃
小学校で書いた詩を先生に褒められたあとだった
知っている言葉をずらずらと
...
ひとりにして
誰の声もききたくない夜
子供のように声をあげて泣くことを忘れた夜
お母さんが言っていた
赤ちゃんが泣いている時に
母親が寝たまんまなんてことはないのよ
泣き声がきこえ ...
寂しいのって いやだよね
あたしも あんたの言いたいこと
わからないでもないのよ
でもそのために
自分を捨てちゃうんだったら
それこそホントに 寂しいことだよね
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
詩の成り立ち
オキ
自由詩
2*
13/2/6 13:15
衝動と平衡
within
自由詩
1*
13/2/6 12:48
二月
北大路京介
俳句
2
13/2/6 12:39
二ン月のランチ合コン
〃
俳句
0
13/2/6 12:39
Listen to me.I hate you
〃
俳句
4
13/2/6 12:39
マウスカーソル震えている
〃
自由詩
4
13/2/6 12:38
僕の東京は吉祥寺から三鷹まで
〃
自由詩
2
13/2/6 12:37
生意気な仏陀
〃
自由詩
0
13/2/6 12:37
ジョージ
……とある蛙
自由詩
7*
13/2/6 11:33
未分化細胞
そらの珊瑚
自由詩
12
13/2/6 11:30
夜陰
石田とわ
自由詩
7*
13/2/6 10:41
ぼくのやすらぐばしょ様
吉岡ペペロ
自由詩
6
13/2/6 6:15
道路
寒雪
自由詩
0
13/2/6 4:47
Wether Report
赤青黄
自由詩
1
13/2/6 4:00
朝陽
もっぷ
自由詩
4*
13/2/6 3:12
型紙
杳
自由詩
1
13/2/6 2:41
沈黙
tomtom...
自由詩
1
13/2/6 1:21
DVDのコピー不調
番田
自由詩
0
13/2/6 1:16
祈るウルフ
竜門勇気
自由詩
0
13/2/5 23:57
目覚めよ!勘違いくん
花形新次
自由詩
1
13/2/5 23:24
鏡文字
朧月
自由詩
3
13/2/5 23:06
光る思いの砂
風呂川渇
自由詩
2
13/2/5 23:05
全身全霊痛感覚
塩崎みあき
自由詩
1*
13/2/5 22:23
野良犬の日々
済谷川蛍
散文(批評...
2
13/2/5 20:54
花々
多紀
自由詩
17*
13/2/5 20:41
恋を夢見る女の子
オキ
自由詩
5*
13/2/5 20:40
遠くへいきたい
千波 一也
自由詩
13*
13/2/5 19:37
羅列
川上凌
自由詩
5*
13/2/5 19:26
荒野
〃
自由詩
3*
13/2/5 18:56
右に倣えば
まーつん
自由詩
8*
13/2/5 18:03
2784
2785
2786
2787
2788
2789
2790
2791
2792
2793
2794
2795
2796
2797
2798
2799
2800
2801
2802
2803
2804
2805
2806
2807
2808
2809
2810
2811
2812
2813
2814
2815
2816
2817
2818
2819
2820
2821
2822
2823
2824
4.6sec.