過去にとらわれた方は、遠い目をしてはります
未来にとらわれた方も、遠い目をしてはります
そして現在にとらわれた方は、白昼夢をみてはります
冬がひきこもっていた
クローゼットを開け放ち
ハンガーにヒヤシンス
春のドレスが花ひらくを待つ
頼りなげな薄手 ...
ぼくには、ない
その欠片すら、ない
それが不幸なのか
幸福なのかも分からない
あなたにはあるだろうか
なにかに殉じるものが
あなたにはあるだろうか
二人でガラスのコップに入って
誰かが水を入れるのを待っている
窮屈なのが
とても楽しかった
将来何になりたいか
お互いに言い合いっこをした
君は看護師になりたいと言った
僕は ...
赤飯は好きよ
餅米系大好きだから
でもね
キャンプで
赤飯って
おかしくね?
いやいや
めでたいとか
そういうの関係なしで
こういう警告の詩、自由な社会から生まれ出る詩も詩の世界に必要だ。自由をエンジョイするだけでも良いけれども、自由を侵しそうな、自由を蝕みそうな考え、感覚を鋭敏にとらえることのできるのも詩の特権だろう。鈍 ...
ぬるい雨
くらい新居
日曜祝日時間外
まあまあいいおもいで
"ジャックひとつしかついてないのに"
あまい
愛の色バブルの内側で、
あなたがたは不可解だろうが、
...
猫が転ぶとき
そこには道路と猫とわたしがあって
あたかもおのおの一番遠いもの同士のよう
二月にふる雪はぴらぴらとして細かく
手のひらにのせるまもなくとけ消えてしまう
ひとひらひとひら ...
イントロ、間奏、アウトロ、出だしから終わりまですべての均等、不均等を回収するナンバーがラストに据えられたアルバムはいいアルバムだ、個人的にはスーパーカーのFuturama、何回聞いたろ ...
ためらいをすすいでもなおしがみつく なめらかな背にきょうも日暮れる
陽と月の長さをわけるいとなみを あしをそろえて外をみていた
群衆のみている色のはんたいのいちばん端に紐をゆわえる
日のくれるながさに臓のかたむきをあわせひそめる影のようになる
う ...
咲きかけの花が
枯れてしまったよ
風に吹かれたか
人に摘まれたか
はたまた
養分が足りなかったか
僕にはわからないが
それでも
悲しくなるのは
僕も
咲きかけているからなの ...
何処よりも早く
咲く花を見たくて
何処よりも早く
鳴く鳥を見たくて
僕ののどちんこは
大陸から張り出して
しょっぱい声で
波を歌い続けている
賑やかな言葉は
トンネルの闇 ...
じぶんを打算で裏切るようなとき
きまっておまえは疲れて眠った
きのうのおまえもそんなだった
だから苦しくて自殺したんだろう
つめたい光が温かかった
水色のそらに雪が降 ...
幸せ について
語る
そうやろか
そうやろか
と 語る
わたしたちの姿が
幸せにうつればいい
雪のけしきにとけて
光る母の髪まぶしい
数えきれない星を見上げ
限りある鼓動に耳を澄ませる夜
この瞬間も
この宇宙では無数の命が微笑みを咲かせて
この瞬間も
この宇宙では無数の命が息を引き取って
...
プロペラの 形を したものが
冷たい アイスを
運んで くれると 言う
夢の中では
不思議な 人事異動
当たり前のように 増える 人口
密度が高いのは
眠る 布団が 暑いから
...
たくさんのベランダは ひかってる
さかなの呼吸のようだと おもう
ひとすくい ひろって
あきらめて 放す
ぼくらはヤドリギを しってた
ひりついた アゲハの細い ...
あんまりに海がひかっているから、わたしはあなたと恋がしたくなりました。
理由を聞くひとがいたら、猫でも転ばせておきましょうよ。
まっ白にかさねた白よ春浅し
沍返るなだれもさらさらゆくだろう
幼な手につまれて青くいぬふぐり
溶けるより割れるに相応し薄氷よ
住宅街の静かな通りで
前方からこっちへ
歩いて来る
じいさんに向かって
全速力で突進して
ウエスタンラリアットを
食らわそうとしたが
すんでのところで
かわされて
しかも振り向いた瞬 ...
私は自然と対話する
好きなものが好き
身体性
小さな幸せ
ささやかな愛
これらは
すべて
人間の機械化への道である
おんなじことを
昔
機械達が喋ってた
万国博覧会が ...
降りしきる雪
積雪してゆく雪
夜がもう一回りしてきたように空はくらがり
冬の沈黙がぼくたちの町のうえに
いくえにもみえない層となって積みかさなっている
雪は不断に降りつづき
町は白の純 ...
親はいないのか
捨てられたのか
たかいのか
ふかいのか
風がきつい
まぶしい
今日の空
ひとのかたちで
風に捨てられて
おまえは
なんていう名の雲か
太郎か、次郎か
花子か、雪 ...
階段の踊り場にカレーの匂いがした
あたりを見回す
と階下の喫茶で
ビジネスマンがカレーを食べていた
カレーの匂い
ここまで届いていた
正義をふりかざして
...
ざぶとんにのせた言葉がいききする
母との旅行
ゆきが
遠慮なしにふりつける
にたような二人に
季節外れの
散りゆく花弁
ひらり静かな
波紋を拡げ
ただ柔らかに
注ぐ木漏れ日
風も優しく
佇む意識
悠久と云う
流れの中で
僅か出逢えた
時の隙間で
揺らぐ水面に ...
真実思っていることを
と願ってもやはり
愛されるにはと計算も
あり
明かせないことばかりの
真昼の闇
真夜の夢と祈り
流れ星のように
経ってしまえば良いのに
消えてしまえ望み ...
しあわせか
ふしあわせなのかなんて
かんたんにけつろんづけないでほしい
ふゆが
とうめいなしっとをかかえて
こいがしたいなんてまだいえない
だれかがきみに
らしさをのぞんでいるよ ...
詩を書く人たちの間でよく話題になるのが、「なぜ詩を書くのか」という問題です。これに対して、いくつかの答えを考えてみましょう。
(1)衝動で詩を書く。自分の中にたまったものを排泄するかのようにして書 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
とらわれた方
殿上 童
自由詩
22*
13/2/24 20:49
ヒヤシンスクローゼット
石田とわ
自由詩
12*
13/2/24 20:46
ぼくには、ない
HAL
自由詩
7*
13/2/24 20:19
将来の夢
たもつ
自由詩
11
13/2/24 19:41
飯ごう赤軍
花形新次
自由詩
2
13/2/24 19:22
「検閲者」について
ぎょうてんか...
散文(批評...
0
13/2/24 18:57
愛の色バブル
マシュー=ハ...
自由詩
0
13/2/24 18:51
雪だよ
はるな
自由詩
6
13/2/24 18:32
水面への容易い乱打
ねことら
散文(批評...
1
13/2/24 18:28
ためらい
はるな
短歌
1
13/2/24 18:13
群衆
〃
短歌
3
13/2/24 18:08
さきかけ
eris
自由詩
2*
13/2/24 18:05
半島
nonya
自由詩
15*
13/2/24 16:57
きのうの裏切り
吉岡ペペロ
自由詩
3
13/2/24 15:57
幸せのひかり
朧月
自由詩
5
13/2/24 15:39
宇宙で1番最後に書かれた詩
komase...
自由詩
2*
13/2/24 15:12
アナタ ご注意を
藤鈴呼
自由詩
1*
13/2/24 14:38
チルド
ねことら
自由詩
3
13/2/24 14:16
猫転ぶ
はるな
散文(批評...
3
13/2/24 14:03
春
〃
俳句
0
13/2/24 12:53
惨敗
花形新次
自由詩
0
13/2/24 12:35
小さな幸せ
佐藤伊織
自由詩
3
13/2/24 11:24
冬の虜囚
寅午
自由詩
2
13/2/24 11:23
雲の子
たま
自由詩
40*
13/2/24 11:08
きょうのカレー
吉岡ペペロ
自由詩
2
13/2/24 11:06
雪の道
朧月
自由詩
3
13/2/24 9:23
時の間
カルメンオジ...
自由詩
2
13/2/24 6:15
抵抗
もっぷ
自由詩
4
13/2/24 5:38
とうめいなしっと
かんな
自由詩
4*
13/2/24 4:52
なぜ詩を書くか 詩と向き合う
葉leaf
散文(批評...
1*
13/2/24 3:06
2762
2763
2764
2765
2766
2767
2768
2769
2770
2771
2772
2773
2774
2775
2776
2777
2778
2779
2780
2781
2782
2783
2784
2785
2786
2787
2788
2789
2790
2791
2792
2793
2794
2795
2796
2797
2798
2799
2800
2801
2802
4.75sec.