家に帰り寄り添うように暖をとる
鳩たちをベランダから追い払う
スーパーで半額と札の貼られた
フライ ...
いま
言われたいことが
転がっていない夜
灯りは決まって
白色の町
自転車で抜けて
風も無い
向かいっ風も
追い風も
泣いていい理由ばっかが
ダイヤモンドの原石かのように
加速していく
死が 思いを
だけど僕は
止められなかった
浮かばない 言葉は
泣いていた
罵声のこびりついた
荒れはてた職場で
式場の人が何もしてくれない
ってぼやいていたのに
何だよ
サプライズ続きの披露宴に
思わずこんな言葉が口を吐く
けれど
結婚っていいなと
温かい気持ちにさせてくれた時点で ...
明日地球が終わるので
最後の卵を食べようと思います
全卵を大きめの器に落として
よくかき混ぜます
出来れば炊きたてのお米を
おにぎりを握れないほどのお米を
よおく混ざった卵液に ...
電飾に縁どられた
人と人のあいだ
影の中の瞬き
流れる
動きは不確か
いつの間にか
呑み込まれてしまった
音は聞こえないで
吐く息の白さを
見ていた
愛しているとつたえようと
ことばをさがして それをやめた
瞳は光にとまどうでしょう
あなたがふりそそいでいる
森は深く
水は冷たい
霧のように時が晴れる
すれ違っても
出会えなくて ...
帰る事を目指し歩いた/
鍵盤の足りない団地の/
複雑なカーブ/
赤い開渠を渡り/
点滅する青信号//
切り株を押し上げる巨石/
枯芝の広場にベンチが並ぶ/
あなたと腰掛け/
愛 ...
特別に憧れる
選ばれたものに憧れる
平凡を嫌う
一般の中にあるものを嫌う
独特に憧れる
「個」という意味を知っている人に憧れる
普通を嫌う
皆と同じで安心する ...
一人居の 深夜に響く カラカラと 小さき友よ 寂しくないよ
描きかけの 絵に手を加え 二三筆 どこか冷たい あおいろ侘し
巷での 喧騒背にし 杖ついて 帰りの辻に 黒猫の居り
ジュリーさんは天使なので
だんごを
あげます
と
いって
だんごを
さしだして
はねのけられたばあい
どうやって
あしたから
いきて
いけば
いいのか
むずかしいから
あげ ...
都会で暮らしていた時、紹介されたある人が、秋田出身者と聞いて、喜び勇み、その人に秋田訛って話しかけてみたものの、ショウジュンゴで返された時、やだあたしひとりで秋田訛ってばかみたい、というこ ...
弱音をわざわざ
あなたの前で吐いてしまうのはなぜ?
きっとね
甘えているんだよね。
それがわかっているものだから
甘えたくないって
可愛げなく、距離 ...
またそういうこと言うもんだから
誰かがいろんな勘違いを始める
もともと夜行性なもんだから
朝が待ち遠しいのを知っている
端が凍った水たまり
ガスマスク着用が義務付けられた極彩色の ...
指で伝える言葉は
私のほんとうの想い
だけど
嘘もほんとうも
ほんとはないの
書ききれない想いまで
伝えたいけど
真っ暗な空に放つ
星よ知ってくれと
そんな想いがとびかって
...
溜息で逃げるくらいの
幸せなんぞ 要らないさ
{ルビ現実主義者=リアリスト}になるよりも
ただの快楽主義者で在りたい
殺伐とした世の中に
君が呑み込んだ{ルビ蒼=アオ}をみた ...
やめてくれ
もうこれ以上 彼の心臓を
痛々しく拍動させないでくれ
すべての生きものの心臓は
15億回しか耐えられない
彼の15億回はいつくるのだろう
夜がきて 朝を迎え
...
水を掬いましょう
ただひとつの命も救えないのなら
水を掬いましょう
掬って
飲みましょう
ただひとつの命も救えないのなら
せめて
この命だけは救いましょう
なにくそと
...
ショートカットのお姉さんのように前髪をクリップで留めたり、わたしのカチューシャをしたりしているので、アッキーを美容院に行かせた 「短めに切ってもらってね」「短めってどれくらい?」「大学に入学す ...
ただ見ているしかなかった
こんなに弱い俺なのに
なんでかそれを見つめていた
そんなつもりもなかったのに
しがみついていたのだと
押し流されるのを見つめていた
理不尽?
無常?
離別
...
吹雪く雪の中 飛ぶ白い羽音
ひき風 ひと飲み
とどろく 心臓の火
まつげに擦られる 粒氷
ひりひりと まっすぐに溶ける
荒れるな 空
痛めた体を 巣に眠らせるために
銀河吹雪 渦 ...
映された暗闇が
温かいのに
苦しくて
この髪この声が
のびてゆく先に
ふれたのは月光
冷たいひかりを
ひとつだけ
静かに受け止める
寒空の下にちょっとした
ほんのわずかな温度で ありがとうをおくる
やさしいことばを やっぱり手探りしている
たぶん いや 欲している
こんなにゆたかなのに
あなたのポケットに入っ ...
俺は話がしたい
壇上に立って
聴衆に聞かせたいことがある
常日頃から思い募ってきたこと
ぼんやり座っている奴らに浴びせて
腑抜けた日常から目覚めさせてやる
息巻いて
照明の降り注ぐ舞台に ...
きっとこれが最後
いつもそう思っていた
なにかさやかなことがあると
神さまから戴いているこの世での運を
いまこそ使い果たしているんだ
と
見あげるとどうやら降りそう
雪? だといいけ ...
元旦に麻婆豆腐食べたって領有権はこっちのもんだ
ひとは順調なとき
神のことなど想い出さない
逆境に陥ったときだけ
神に助けを求める
ひとは健康なとき
神のことなど想い出さない
ひとは重篤な病に侵されたとき
神に祈りを捧げる ...
戯言
ほんとうに愛してんの?そいつを。
死にそうなときとんずらこくんじゃねーかアンタ。
と思ふクリスマス前、独り者。
空‐くう‐
空すらもノイズの入るここに居て
雲の飛散をただ見つめる
私の暗き世界では
見事なまでの晴天が
「シェーン」のように張り付いている
パビリオンのツリーの下で
子供たちが歌ってる
金色に塗られた柱を背に
その声を聞いている
数々のツリーやスノーハウス
子供たちを乗せて走る機関車
風船のプレゼント
赤い絨毯の上に敷きつめ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
鳩と半額セールとクリスマス
石田とわ
自由詩
7*
12/12/24 2:55
風の無い町
もっぷ
自由詩
8
12/12/24 2:30
遊びのない
番田
自由詩
0
12/12/24 1:56
披露宴
kauzak
自由詩
6*
12/12/24 1:56
さいごのたまご
Seia
自由詩
1
12/12/24 1:46
冬
seniri
自由詩
1*
12/12/24 1:38
あなたがふりそそいでいる
瀬崎 虎彦
自由詩
3
12/12/24 1:04
団地の音
すみたに
自由詩
0
12/12/24 1:00
そんな展開期待した時点で甘い
レイヨウ
自由詩
3+*
12/12/24 0:58
ほーりーな二日間は君に
ドクダミ五十...
短歌
1*
12/12/24 0:55
ツーラン・フェフォ、プノンペン・ピニャルー
6
自由詩
4
12/12/24 0:48
方言について
小川 葉
散文(批評...
4
12/12/24 0:30
かわいげないから。
元親 ミッド
自由詩
5*
12/12/24 0:05
お茶碗、隠さないでよ
カマキリ
自由詩
3
12/12/23 23:15
12月の星
朧月
自由詩
5
12/12/23 22:30
溜息
川上凌
自由詩
5*
12/12/23 22:00
生命力
〃
自由詩
3*
12/12/23 21:44
すくう
小原あき
自由詩
17*
12/12/23 20:51
虎刈り
鵜飼千代子
携帯写真+...
12*
12/12/23 20:41
離別
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
12/12/23 20:32
雪とナギ
砂木
自由詩
10*
12/12/23 20:23
未草
杳
自由詩
3
12/12/23 20:10
ガール(冬)
唐草フウ
自由詩
12+*
12/12/23 20:10
私語硬直
木屋 亞万
自由詩
2*
12/12/23 19:21
マッチ棒
もっぷ
自由詩
5
12/12/23 18:22
年末年始短歌2
花形新次
短歌
0
12/12/23 18:16
勝手
HAL
自由詩
1*
12/12/23 17:40
戯言
田園
自由詩
4*
12/12/23 17:04
空‐くう‐
〃
自由詩
2
12/12/23 16:49
KL
mizuno...
自由詩
2
12/12/23 15:54
2762
2763
2764
2765
2766
2767
2768
2769
2770
2771
2772
2773
2774
2775
2776
2777
2778
2779
2780
2781
2782
2783
2784
2785
2786
2787
2788
2789
2790
2791
2792
2793
2794
2795
2796
2797
2798
2799
2800
2801
2802
4.73sec.