窓の光に指先を伸ばして
ベットから数センチ
平行するように体が浮いてる間は
心が軽いとき
調子良ければ数十センチ

色が鮮明に飛び込んで
動き出す思考が
心を重くする
ベットに沈み込 ...
靴、ばかりを詰め込んだ、大きなキャリーバッグ。そこにひだりて
を置いて、まくら代わりに頬をのせる。ベンチに腰をかけながら、
指と、指のあいだを見つめている。鼻孔の奥に、巣食ったあくびを
殺せなか ...
あのときぼくは

きっと捨てられたんじゃない

疲れることから

自由になりたがられただけだ

だから悲しくも

そのほかの感情もなんにもない


頬を撫でられながら

...
すていんあらいぶ

それすらなくて

きがつけば

「いけませんよ いきなければ」

せっこうと

かみでできた

いたの

きれいにせいれつした

てんてんと

...
日の目を浴びない真夜中の嘘吐きも
孤独ぐらいは知っている

ひと気を嗅げない紛い物で上っ面だけ装った
酷く痛んだイミテーション

僕が人だって どうして君は言える?

「火の粉を散らし ...
人参に歯型をつけるロシア美女 夜の昇降機

唸りが
聞こえる
唸りが

日常とまた別の日常の間を
あらゆる倦怠を乗せて
乱高下する唸りが

どこへも行けない
暗いエントランスの中央で
煌々と待ち続ける唸りが ...
お品書きに
あなたの名があった

あなただけが
それを知らずにいた

もしかしたら
わたしの名も同じように
あったかも知れない

あなたはそれを
思案していたかも知れない ...
とぎれ、とぎれ、わたしと君は少しずつ
わたしと、君たちは、少しずつ、とぎれ、とぎれ、とぎれとぎれ
元に戻らない、元のままには、崩れ、崩れ、崩れ、崩れていく
1つずつとり外して、わたしたちは ...
愛はみな
神様みたいなバクテリア
こころの隅ほど繁殖しやすい



雨にふれ
言葉は胸にかくまわれ
幾百幾千、増殖をする



アイ・ラヴ・ユー
弱みをにぎる一言はテ ...
セックス好きかと聞かれて
まあ、好きは好きなんだけどねえ・・・
なんて点々つけちゃうのはね
やっぱりこの歳になると
あっちこっち痛かったりさ
ちょっと動いただけで
すんげえ疲れちゃったりす ...
「踊っているのでなければ、踊らされているのだろうさ」学舎で一番の秀才、リヒテンシュタインはそう言った。

彼が踊り手なのかマリオネットの操手なのかはわからない。

酒場の小劇場で煙いスコッ ...
日曜日の夕方
群青色の冷たい空
閉じ込められたような

地平線の端がじわりと燃える

正解がないのは
どの道を選んでも同じ

世界を美しいと思うのは
積み上げられてきた
歪な歴史 ...
中学生の僕は
同じクラスの
ノリエちゃんが好きでした
ノリエちゃんはとても綺麗で
僕は一目惚れしてしまったのですが
廊下でアホ仲間と猪木対ハンセンを
やっていると
ノリエちゃんが通り過ぎ ...
騒めきを静めるように
掻きならす
腕にたくさんの糸をつないだ
はずだった、気づけばほつればかりで
抱かれた幻想に惑う
声すら届きもしないのにこんなにも
頼りない宛てに頼るなんて

美し ...
{引用=
「 月曜うまれの子は、器量がよい 」

             ―――――― マザー・グース





マザー・グース、 マザー・グース
お前はなんでも しっている
...
スポーツライターのジェシカ・ガーヴィ
彼女の名を聴いてそれがだれかを分かるひとは少ない

もし彼女の名前を憶えているとしたら
新聞記者かアメリカ銃乱射に余程の興味があるひとだ

2012年 ...
射抜いた眼から
芽が出てくる

明るい黄緑
君の色



苦しい息して
生きている

はかない願いの
蓋然性



かき流すもの
気長に構える

つくりご ...
今日も待ち針を刺す
心の縁に
ずれないように
歪まないように
一針一針
ゆっくりと
ただまっすぐに縫いたいだけ
私の心の裏側に
注意深く
ちくりちくりと
針を刺す
明日は真っ直ぐ ...
まだ桜がやって来ない 四季感の先取りの華は雪

手先のハンドクリーム 指紋は前科を消し去る

イミテーションの綿を積もらせ本物のキラリは星に鳴るムードは勝つ

 曇り空の午後の始まりに 何 ...
昨日汚れた
白い食器

それをシンクに
溜めたまま

母は朝から
テレビゲーム


理想の親を
想像しながら
幼いボクは

小さな身体で
大きなため息
一つ吐く

...
     序         

霧に遮られた淡い月明かりが滲んで夜空に消え入りそうな夜。
書斎の机の上に開かれた革張りのポオ全集の一巻、熱いコーヒーと揺らぐ葉巻の煙。その脇には黒猫が蹲(う ...
愛…!
憎しみ…!
銃声…!
和解…!

私の心を人類に投じて
かすかに聞こえてきた幾多の叫び

人間とはこんなにも弱くもろい{ルビ生命=いのち}
一瞬の連続を生き続ける存在

...
子狐のきょうだいが じゃれあっている
とんで
はねて
おって
にげて
まちぶせして
かみついて
雪を蹴散らし
狩る者の本能を
喰われる者の宿命を
疑似体験をしている

思い切り ...
高台の家に住むこと憧れて広告見るたびイメージ膨らむ

育つ愛あなたと歩き手を繋ぐ二人の夢は膨らむばかり

全身を冷やす季節風真っ白で何もない日に生み出す希望

外側を見ても答えは見つ ...
汚い子供は生みたくない
私のせいで笑われちゃうから

綺麗な子供は生みたくない
自分の子供じゃないみたいだから

普通の子供は生みたくない
なんでかって?
よその子と一緒にしないでおく ...
  .
その向こうにあるもの見えないもの
瞳をこらすとぼおっとなって
頭のおくがしんと痛くなる
見えても云いあらわすことのできないもの
云おうとするや頭の向こうがぎらっと光るもの
  .
...
ちゅっ

と出来る存在は 大事だ
ちゅっぱちゃっぷす と
銅色のコイン一つで買えるチョコが お気に入り

あれっ あれは
何かの水にひたすと
最初の 煌めきが
元通りになるって 聞 ...
結局
いきるためには
ばかみたいにうすっぺらい
「わたし」みたいな
大文字のわたしが
元気よく
ポジティブに
泣きたいときはなき
喜ぶときは喜び
共に生き
ときには哀しみ
そうし ...
夕日を行く

東京の西の町を行く

選挙でまた

ひとはいっとき

応援する先を替えてゆく


その移り気と盲信のお祭りに

70年まえ

アメリカと戦った日本を見る


夕日を行く

つけ麺ジャイア ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
中心には人ありきの世界酸素の枷自由詩012/12/18 4:03
始発電車を待ちながらsample自由詩212/12/18 3:26
雨上がりの星空吉岡ペペロ自由詩412/12/18 1:26
Stayin' Aliveドクダミ五十...自由詩5*12/12/18 1:18
robotねこ歩き自由詩012/12/18 0:54
人参北大路京介俳句512/12/17 23:47
昇降機マチムラ自由詩3*12/12/17 23:45
千波 一也自由詩4*12/12/17 23:25
——拡散——3千年後の神々——星☆風馬自由詩112/12/17 22:43
◆神様みたいなバクテリア千波 一也短歌1*12/12/17 22:36
機械の腰花形新次自由詩212/12/17 22:29
旋回をやめない死高原漣自由詩1*12/12/17 22:16
秘密中村葵自由詩1912/12/17 21:49
性事活動花形新次自由詩212/12/17 20:47
花に埋もれる高瀬自由詩412/12/17 20:09
月曜日うまれ月乃助自由詩812/12/17 19:57
もう映画は始まらないHAL自由詩5+*12/12/17 18:46
シホ.N自由詩312/12/17 17:27
待ち針Lucy自由詩21*12/12/17 14:53
攪拌の午後朝焼彩茜色自由詩812/12/17 14:18
大人の扉キダタカシ自由詩9*12/12/17 12:35
月の嗤うさき ー第二稿 ……とある蛙自由詩10*12/12/17 11:29
底流の星人間そのもの自由詩112/12/17 9:45
遊ぶ季節そらの珊瑚自由詩10*12/12/17 8:20
高台夏川ゆう短歌012/12/17 7:38
生みたくないtoikin...自由詩212/12/17 7:24
オマージュ ⅢGiton自由詩1*12/12/17 5:25
ちゅっ藤鈴呼自由詩2*12/12/17 0:31
1佐藤伊織自由詩3*12/12/17 0:11
夕日を行く吉岡ペペロ携帯写真+...312/12/16 23:52

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加筆訂正:
政治活動/花形新次[12/12/17 20:11]
ちょっとをちょっと変更
オマージュⅡ/Giton[12/12/17 5:39]
*(注)を付けました。
4.08sec.