言葉の形を口で作って
ふらりふらり
まぶたまで近づいて
逃げ道だけは僕が用意してるから
上手にナイフを使って切れ込みを入れる
投げれるものは
もう全部投げただろ
嫌味のつもり
お互 ...
誰かの吐き出した二酸化酸素を吸って
明日もため息が繋ぐ年の瀬
きっと思われているようには
うまく笑ったり出来ないのだけど
朝一番に水を注ぎ込んで
芽吹く思いもあるのだろうか
もう数時間もす ...
始まった 私とお前しか知らないしかし皆の為のプロローグ
血液は熱く輝きを放ち お前の体を真紅に燃やす
血液も凍てつくほどの戦慄を誘う眼差しと相対す夜
いにしえの化石が過ごす沈黙はその ...
主婦が三日寝込んだだけで
高く高く それは高く
見事に築き上げられた
お皿の山
洗濯物の山
子供が引っ張り出したガラクタの山
塵・埃・ゴミの山…
実家を離れて初めて知った
美味しい ...
触られるより触りたい派なのだということが、彼女は、手に取るようにわかった。女というのは、そのどちらかなのだった。錦糸町のイメクラで、何年か前に、なけなしの金で40分間のプレイを楽しんでいた。もう少 ...
支柱に古いラクガキがある
それはぼくのこころとつながった血管
さみしそうに腕を振ればきっとかえってくるような
横文字のおおきな団地をぬけて
ライターのガスがもつまでの短時間
塞いでいた耳 ...
あなたが嫌悪したのは
愚か者のわたしか
そんなわたしに確かに惹かれた
あなた自身か
抗うなら
そのこどもっぽい欲望へ
覗いた窓から
太陽は見えなかった
あなたは野花をひきちぎり ...
ぼくの時計は1500円だ
安いから買ったわけではなくて極端に軽いから買った
まえの時計は5250円だった
これも極端に軽いから買った
でも安い時計はだいたい一年くらいしかもたない
時計をは ...
十年ぶりに会おうが
なんにもかわってないような
そんな気がするのは
たぶん
きっと
お互いのあのときが
まだ消えずにあるからだろう
十年てそんなもんだ
やっぱりかわいいなあとおもって
パンダをみていた
れっさーぱんだ
ちいさいやつ
ちゃいろいし
なんか
かわいい
しまも
はいっているし
かわいいな
と
おもって
でも
やっぱ ...
LEDひとつに
頼るだけの夜の一人は
優しい時間を知っている
あのひとがくれて
のこして経った
時間もまた
優しくて
十二月だ
死をふたつ知っている
十二月だ
あした雪は降らな ...
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托卵と云う習性がありまして
無責任と人間の倫理からすれば思われる
然し
命の巡りとしては全うで
巣の兄弟を蹴り落としても
...
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{画像=121230201233.jpg}
ぼんやりくらいがちょうどよい
がしゅうをこれでながめると
まったくべつのえにみえる
おばかさんなわたしには
つきをもしたか ...
誰かが
一礼
私は足踏みを
自分でケンエツします
大切なものだけが
落ちてこない部屋に
呪われのみちを指差し(窓だけが封鎖されてるのをみた
旋風の自白に
嘘をついたことを謝ります
...
混じり合うことも出来ず染まることも馴染むことも出来ず
ただふわふわと漂うように困った顔をして嘘で塗り固めながら
そこだけはどうしようもなく真っ直ぐで澄んだ色をしている
嘘のつけない掴みどころのな ...
「ねぇ、あずきちゃん、イチローはね、あずきちゃんに恋をしてるのよ。きっと……。」
え……、恋?
「そんなの、うそだぁー。」
「あっはっはっはっはっ……。」
外山先生とおかあさんがま ...
不幸な女は
酒場で聴く歌には
もってこいの題材だし
傍目からは
それなりに情緒があって
いいなあと思うけれど
自分の関係者にいたら
これほど面倒臭いもんもないぜよ
というのが
本音な ...
こんな世界で
生きていて
どんな世界が
待ってるか
違う世界にいながら
同じものを見る
同じ世界にいながら
違うものを見る
世界はあまたの
パラレルワールド
...
ヒマラヤザクラは冬咲く桜
冬青葉繁れる
そうセットされた時限爆弾
こんなに辛い人生ならば
敵も味方も
せめて必死であってくれ
ヒマラヤザクラは冬咲く桜
冬青葉繁れる
そうセットされ ...
たぶんふらふらだ
本気の小学生がかかって来たら
やられてしまうだろう
そんな時間の影のなかだった
自分を抱えた思惑が
ぼくを置き去りにしていった
たぶんふら ...
大きな空に
なんぼんも飛行機雲
それが放射状に広がって
ぼくたちは
愛を許されていた
ありがとうありがとう
またこれるかな
ほんとうにありがとう
...
時間がない
時がすすむ
時がすすむ
時間がない
時間がないから時はすすむ
時間がない
時がすすむ
時がすすむ
時間がない
...
鴉がどこのなにを見ているのだろうか
電柱の頭からうめきもせずに俺は俺で
キジバトがたむろするアベニューから
天馬とおぼしきちぎれ雲を眺めている
相変わらずコスモの塵埃を吹き続け ...
偉大なもの。時間、鳴る体。体温,天気、あらゆる液体の性質。またいつの間にか伸びた髪の毛を黒く染めた。これはもしかしたらひとつの儀式のようなものかもしれない。酒好きの男に恋をしていた十八ヶ月のあいだ ...
雲を食べ尽くして流星群待つ
死神踏みつけて明日まで歩く
君のそばで咲ける花はシアワセ
冬空に蹴りあげた靴明日は晴れ
実らない恋を弔う年の内
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
彼女はある朝突然に
竜門勇気
自由詩
0
12/12/31 4:45
息継ぎ
Mélodi...
自由詩
3
12/12/31 3:18
連作「新たな世界」
水瀬游
短歌
0
12/12/31 3:09
私の前にある…
夏美かをる
自由詩
25*
12/12/31 3:08
長渕剛、70点
番田
散文(批評...
1
12/12/31 2:09
カスタネットシティ
カマキリ
自由詩
1
12/12/31 1:33
嫌悪
かや
自由詩
2
12/12/31 0:14
ぼくの時計
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
12/12/31 0:06
十年ぶりに
〃
携帯写真+...
4
12/12/31 0:05
劣ったパンダ
6
自由詩
1+
12/12/30 22:34
LEDよ
もっぷ
自由詩
7
12/12/30 21:21
育てる事に疑問を持たない
ドクダミ五十...
自由詩
4*
12/12/30 21:10
檸檬爆弾(大画面専用)
こひもともひ...
自由詩
5*
12/12/30 20:31
シェード
ドクダミ五十...
自由詩
2*
12/12/30 20:24
無題
seniri
自由詩
2*
12/12/30 20:17
ひみつ
Mélodi...
自由詩
1
12/12/30 19:43
あずきの恋人 (連載⑥)
たま
散文(批評...
11*
12/12/30 17:21
今年を振り返って
花形新次
自由詩
1
12/12/30 16:48
いつかどこかで
シホ.N
自由詩
3
12/12/30 16:03
ヒマラヤザクラ
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
12/12/30 14:34
ふらふらだ
〃
自由詩
2
12/12/30 14:26
ありがとう
〃
自由詩
3
12/12/30 14:25
時間
〃
自由詩
1
12/12/30 14:24
凍てついたサウンド(四)
信天翁
自由詩
1
12/12/30 14:14
12/30
はるな
散文(批評...
3
12/12/30 12:20
雲を食べ尽くして流星群待つ
北大路京介
自由詩
10
12/12/30 11:59
死神踏みつけて明日まで歩く
〃
自由詩
8
12/12/30 11:58
君のそばで咲ける花はシアワセ
〃
自由詩
0
12/12/30 11:58
冬空
〃
俳句
0
12/12/30 11:54
年の内
〃
俳句
2
12/12/30 11:54
2754
2755
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2757
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2771
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2777
2778
2779
2780
2781
2782
2783
2784
2785
2786
2787
2788
2789
2790
2791
2792
2793
2794
5.03sec.