じゅういち時 しめきったへや しめったかみ しんしんと陽ざし

つめたいはずの風 さびしげにまどをたたく
あるくひとはこごえて かれはがころがるほどう
空にてんてん くもはこまかい

ガラ ...
大義という主張と主張の狭間で
武器を持たないこどもがその親が
何の躊躇もなく銃弾で殺されていく

そしてその真実を世界に伝えようとする
ジャーナリストも標的にされる
その惨状をソファに座り ...
あー あー きこえますかー

こちら、地球です

地球です


けっきょく滅亡はしませんでした

とくにおっきな変化もありません

いつもの日常でしたー


...
それは、荒涼とした大地。

枯れ木が数本見える他は

土と岩がどこまでも続いている。



現実がシュールに横たわる。

死が隣合わせだからこそ、生がある。



優しさや ...
キャッチボールがヘタだから
うまく投げれなくて
うまく受けれなくて

届かなかったり
違う方向へいったりで
じれったくてたまらない

そういう時に限って
  いつもかな
相手からは ...
 犯人に告ぐ
 おまえのお母さんの従姉の娘さんの
 ご主人の母方の祖父の弟にあたる人
 と昔付き合いのあった八百屋の常連さんの
 山田さんの甥の二号さんから
 おまえに話があるそうだ
 よ ...
まちじゅう
きらきら
こぼれる
ことば

ぶきよう
きよう
とりどり
あかり

すきも
きらいも
ほしふる
こよい

えみも
なみだも
きらきら
こぼれ

ゆき ...
A(女)B(男)

Aうつならうつで
Bええじゃないか、ええじゃないか
Bボク、メンヘラーです
Aええじゃないか、ええじゃないか
A星間移動おもろいですか?
Bええじゃないか、 ...
メロディーは まばたきに似て

吐く息は 山をさまよう霧に変わり

心のきらめきは 星よりも激しく燃える

遠く町の灯火が やさしい

やがて静かな会話がはじまり

凍りつく 寒気 ...
雨が街を一斉に叩く音で目が覚める

億劫な、暗い灰色の朝に

独り、目をこすりながら時計を見た。

午前5時半。



雨が降ったって

雪が降ったって

強風に煽られて
...
はじめまして、と言って、町に住み始めたね。
日々、白い顔をした町を刻んでいくと、
黄やピンクや赤が顔を出してきて、
それとなく、そのまま、口にして、飲み込んで、喜んでいたね。
この町にどんな食 ...
気がつくと
このところずっと
背中を
壁につけていた気がする

壁は
崖なのかな
盾を
背負っているのかな
前への注意はしているけど
なんて考えていたら

壁からの
...
自分を慰める歌も
持ち合わせていないので

枕の上に
生贄のように
投げ出した腕

手のひらに
種が芽吹いて
止める間もなく
こぼれる
花 


紫苑

私は後悔して ...
きみがねむるまで
うたをうたおう
このよのふあんは
すべてわたしがたべよう
やすらなここちのべっどで
きみはすくすくそだつだろう
それをみて
わたしもすくすくそだつだろう
ははとして
...
   あの「時」は「空」を称賛していた が
   その「空」は「時」を逆に軽蔑していた
       それは青い春の話である・・・

あの「風」は「光」を醗酵させていた が
その「光」は「風 ...
何かあるはずだ
死角だけが欲しい 学習したものはいらないから

驚かせろ 貴殿の役目だろう
何かあるはずだ

首を傾げる阿呆な振る舞い 呼んでない

もの足りなさの 本当は満足 月に似 ...
一年の垢は垢でもチンポコのカスを落として除夜の鐘聞く 海を 静かに 渡ろうとして
やっぱり  怖くて  恥ずかしくて  止めにして


そんなこと 繰り返して
繰り返してはならない 季節になっても 繰り返して、繰り返して

...
マヤによる境目 鏡合わせの日づけ
西暦の桁は押し出される様に増えてゆく

区切りが好きなようで渇を刻む 小波ほど さらさらな渇

対話の鏡合わせ 小波ほどのブレを埋めてゆく
西暦の桁を分野 ...
遺言を書き直してる年の内 かじけ鳥誰か結婚してほしい 自転車で冬至の坂をくだってく しゃれこうべは髑髏って書くんだ
たぶん死ぬまで書けないと思う

僕らはサイズ違いを一つずつ持っていて
ときどき皮膚の上から
指でもってお互いのかたちを
たどたどしく確かめてみるのが好きだ
...
梳る 黒髪は 細き肩 無でるよに

弱き陽の 冬の朝 逆光に 鮮やかし

過ぎし日よ 今も尚 忘れじの 君が影


流れ行く もの全て 掌に 握りたる

砂のよに 音も無く 喪われ  ...
誰かが
だましているんだなと思う
ぽかぽかとして
冬なのにこんなにあたたかい日は

だから
あたしは
まーだだよと言う
あわてて
かえるが起きてこないように

誰かに
だまされ ...
上空を通過する物音で目覚め カーテンを開ける
暗い夜景が流れ込む窓に 目を見開いた未来が
こちらを見ている

慌ててカーテンを閉じ 再びベッドの倒れ込む

 わたしの見たいものは薄くなった ...
コーヒーが苦く感じる今の気分恋するだけで心が痛む

自販機のコーンスープを飲んでいる一気飲みせず味わって飲む

映画館つい眠くなり寝てしまう映画の終わり合図に目覚める

単純に星を見 ...
去年のバーゲンセールを思い出す この時期は いつも
街は人気のない朝を迎えることが望ましいと思える
毎日のように目黒川から発散される吐き気のする匂い
ぼんやりと 女や子供に似た 不気味で 不 ...
そうして感受性の違いかしらですべてかたづく自然淘汰 愛してるという言葉で
何を伝えられるだろう
愛しているということの意味を
その響きに見失っていないか

回転する孤独の中で
君は息を吐いた
君が息を吸った

ありふれた未来のまがまが ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
やさしいうた木屋 亞万自由詩3*12/12/22 0:05
屍体は睨むHAL自由詩3*12/12/21 23:33
世界の終わり川上凌自由詩11*12/12/21 23:00
そうゆう世界。元親 ミッド自由詩512/12/21 22:57
キャッチボール朧月自由詩412/12/21 22:51
風間山荘事件花形新次自由詩312/12/21 22:31
サンタフル三田九郎自由詩2*12/12/21 22:29
ええじゃないか、ええじゃないか(掛け合い)星☆風馬自由詩012/12/21 21:50
クリスマスツリーぎへいじ自由詩14*12/12/21 21:40
現場。元親 ミッド自由詩712/12/21 21:22
1年うんち自由詩5*12/12/21 21:10
おかえり鵜飼千代子自由詩14*12/12/21 21:02
シオンかや自由詩712/12/21 21:01
やさしいうた小原あき自由詩8*12/12/21 20:44
気障な戦慄(二)信天翁自由詩212/12/21 20:19
冬至朝焼彩茜色自由詩712/12/21 19:30
年末年始短歌1花形新次短歌012/12/21 19:21
糖分当分ゼロ。komase...自由詩4*12/12/21 17:55
マヤによる境目に朝焼彩茜色自由詩312/12/21 15:43
年の内北大路京介俳句412/12/21 12:57
かじけ鳥俳句112/12/21 12:57
冬至俳句312/12/21 12:57
髑髏в+в自由詩4*12/12/21 11:35
陽と芥ドクダミ五十...自由詩2*12/12/21 10:07
かくれんぼそらの珊瑚自由詩19*12/12/21 9:13
夢に見るのは過去だけだイナエ自由詩3*12/12/21 9:10
心が痛む夏川ゆう短歌012/12/21 8:03
受けいれた暴力番田 自由詩212/12/21 2:20
塩崎みあき短歌3*12/12/21 1:43
純粋な絶望瀬崎 虎彦自由詩012/12/21 1:32

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