たぶんふらふらだ

本気の小学生がかかって来たら

やられてしまうだろう


そんな時間の影のなかだった

自分を抱えた思惑が

ぼくを置き去りにしていった


たぶんふら ...
大きな空に

なんぼんも飛行機雲

それが放射状に広がって

ぼくたちは

愛を許されていた


ありがとうありがとう

またこれるかな

ほんとうにありがとう


...
時間がない

時がすすむ

時がすすむ

時間がない


時間がないから時はすすむ


時間がない

時がすすむ

時がすすむ

時間がない





...
鴉がどこのなにを見ているのだろうか

電柱の頭からうめきもせずに俺は俺で

キジバトがたむろするアベニューから

天馬とおぼしきちぎれ雲を眺めている

相変わらずコスモの塵埃を吹き続け ...
偉大なもの。時間、鳴る体。体温,天気、あらゆる液体の性質。またいつの間にか伸びた髪の毛を黒く染めた。これはもしかしたらひとつの儀式のようなものかもしれない。酒好きの男に恋をしていた十八ヶ月のあいだ ... 雲を食べ尽くして流星群待つ 死神踏みつけて明日まで歩く 君のそばで咲ける花はシアワセ 冬空に蹴りあげた靴明日は晴れ 実らない恋を弔う年の内 室の花知らない街のラブホテル みおろす私は水に似て
あるく人びとは胸いっぱいの記号を抱えている

穴のあいた人間にばかり恋をして
たどりつく知らないまちで
気が付けばまたみおろしている水のさみしさよ
  
  大半の笑顔など、虚飾に過ぎない。
  だが、それでもきちんと満たすものがある、
  だからもう、
    れっきとした
    嗜好品じゃないか。
  金を払ってでも買いたい人は ...


  この世で一番残酷なことは、
  音も知らずに踊らされている、
  幼い道化が道化と自覚するような
  瞬間じゃないだろうか。
  
  わたしがわたしと自覚して
  しまうと ...
貴君等はもう御存知だろう

前提として申し上げるを許して欲しい

苦味は旨みとなかが良い

切り離す様な方法をとるべきではない

それは何も食に限っての事ではない

あらゆる事に旨 ...
結局 この国が失ったものは
任侠という精神だろう

任侠を暴力団に擦り代えることで
強きものを挫き弱いものを救うという
ひととしてしごく当然のことを

捨て去り邪険に扱うことで
多くの ...
この年末の忙しいときに
詩を読んだり書いたりすんのは
家族にも世間にも
相手にされない
はっきり言うと
余計者なので
それを心に留めて
遠慮がちにしているのが
余計者としての
礼儀だ ...
 震災以降、「言葉の力」を唱える人たちが現れ、私はそれを頼もしいと思った。なぜなら、「言葉の力」というものは、何よりも言葉の向け先と、その向け先への働きかけを前提にしているからだ。言葉が単なる独り言や ... あなたが望む世界がひとつ
彼氏が望む世界がひとつ

親兄弟とか仲間とか他人とか

でも同じコルクボードに鋲で留められる

百個は許しても一個はあなたのものだ

その一個が

大好 ...
煙を出さなくなった工場の軒先で
ウールのベールが群れなして失せ、
熱線が迸り出た。裸体のまま曝された
石は砕け、散った、降った、青い羽根が
ハンチングに突き刺さる。
そしてまた羽ばた ...
爺ちゃん

本当の爺ちゃんじゃないけど
本当の爺ちゃんみたいな
爺ちゃん

筋の通った生き方を

辛抱強く
教えてくれた

わかるまでに何年かかったのか

、だけどさわかったけどもその前に
まずはお ...
私の何が気に入らないの
いつもそうやって冷たくして
あの人の前でだけは仲良しを装って

はっきり言ってみたらどう?
もはやそんなことで傷つく私じゃないわ
あなたはそんなことを気 ...
光の通り抜けるのがずっと遅いガラスには
青い光りが灯るんだって

ずっとむこうの、またそのさきの、
もっとさきの、そしたまたさきの
星の明かりが言っていた

光の通り抜けるのがずっと遅い ...
手がむくんで
指輪が外れなくなるときが
私は好きなの

君に必要とされてる気がするから


しがみつかれても
離して
なんて私は言わない

理由がなんであれ
私は君 ...
末広は吸い込まれて消えた、平凡の象徴として
ありとあらゆるものが末広と化した
末広がりという社会現象

末広という名前の子どもが急増し、末広に改名するものが続出した
ある調査によれば国民の ...
六月の朝に好きな人に会う。

新しいときの創造は過去を手放すことなのに、音をたてて崩れる国のまえで、いまは少しも淋しくなれない。

ほんの小さな単語たちにも特権は与えられる。神は完全な意味で公 ...
伊豆高原駅から 
赤沢へとバスに乗り 
日帰り温泉館の4階へと上り 
露天風呂に身を沈めた 
目の前は、いちめんの太平洋 

(あ、雲が崩れて金の鳥に・・・) 
そう思った次の瞬間 
...
深夜のベッドに横たわり 
スタンドの灯の下には 
無数の塵が舞っていた 

日中は見えないものも 
照らされて姿を現すように 

静まり返った街の夜空に 
無数の(見えないもの)は 
...
20になって母親と二人暮らし
父親は俺らを見捨てて家を出て
社会から隔絶し
netに埋没し
なんの充足感も得られず
疎外感にさいなまれる
あいつらの笑い声
馬鹿共の笑い顔

俺みたい ...
わたくしの鼻くそ舐めてくださいな あなたの鼻くそ食べてあげるから
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ふらふらだ吉岡ペペロ自由詩212/12/30 14:26
ありがとう自由詩312/12/30 14:25
時間自由詩112/12/30 14:24
凍てついたサウンド(四)信天翁自由詩112/12/30 14:14
12/30はるな散文(批評...312/12/30 12:20
雲を食べ尽くして流星群待つ北大路京介自由詩1012/12/30 11:59
死神踏みつけて明日まで歩く自由詩812/12/30 11:58
君のそばで咲ける花はシアワセ自由詩012/12/30 11:58
冬空俳句012/12/30 11:54
年の内俳句212/12/30 11:54
室の花俳句012/12/30 11:52
みおろすはるな自由詩412/12/30 11:50
勝手に笑ってればすみたに自由詩112/12/30 11:05
慢性凡人病、「わたしは死にたい」自由詩112/12/30 11:04
にがみドクダミ五十...自由詩3*12/12/30 11:00
旅情よりHAL自由詩5*12/12/30 10:40
新年を迎える花形新次自由詩312/12/30 9:41
言葉の力葉leaf散文(批評...412/12/30 9:37
百一個の画鋲梅昆布茶自由詩1112/12/30 9:01
夜明け前の目醒めすみたに自由詩112/12/30 4:09
だから長生きしてよ爺ちゃんもっぷ携帯写真+...612/12/30 3:01
弱虫の底力ジュリエット自由詩012/12/30 1:05
光の通り抜けるのがずっと遅いガラス御飯できた代自由詩512/12/30 1:01
指輪物語ジュリエット自由詩0*12/12/30 0:28
末広がり木屋 亞万自由詩3*12/12/30 0:12
六月の朝と植物乾 加津也自由詩15*12/12/29 23:58
日々の旅人 服部 剛自由詩512/12/29 23:58
消灯の刻 自由詩512/12/29 23:37
アダムランザ六九郎自由詩212/12/29 23:23
得してるのお前だけだよ?skc短歌012/12/29 23:09

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