「何? 俺が怠慢だって言うのか」
ちくわ男は問い返す
「そうだとも 労働もせずだろうが」
仕立ての良い背広の紳士が口角泡を飛ばし言う
ちくわ男は右手に持ったちくわを揺らし
左手の人参 ...
絶望の上着を引っ掛けて
孤独の靴を履こうじゃないか
来し方行く末足どり軽く
咲いた ...
庭に落つまだ新しき抜け殻は夜間飛行の孤独かたどり
未開の地鉄線伸びいく開拓史月の先住民保存せよ
日本の古くて暗き引き出しを覗けばなかにいる死刑囚
夏祭り流し踊りの白粉の細きう ...
さびしくていらいらしていた
失うことから逃げ出したくなっていた
そしてあなたの寝息を思い出していた
ギュッと別れよう
さいごの昼にふさわしいこの星で
乾杯をしながらさよな ...
私が死んだら
きっと、誰かがお葬式で泣く
でも、本当に泣いてくれるのはあなただけ
私が馬鹿な事をしたら
周りの人、みんな怒る
でも、本当に私の事を想って叱ってくれるのは
...
製造コストを抑えるためには部材や製造方法が標準化されていることが大切だ
そのときその製品が類似品と比べて群を抜くにはいかに市場に適合しているかが重要だ
そう言っていたのは大会社の社長だがこ ...
ビー玉を掬って
いくつか掬って
ポケットに閉まってみる。
ビー玉はすぐに
旅を始める。
地中へ潜ったり
宇宙を旅したり
ね。
でもさ。
行き着く先は
み ...
{引用= テクノの骨、
銀色 の夢、抱えて。
左 に憧れ
右 に足の痺れ
固めた砂 のような
闇の中で ね
キミはいったい
どこの馬の ...
家の外
小鳥がさえずり
堤防で
草木が萌える
春の明るい昼間は
気持ちがいい
小曲を聞いて
心がウキウキして明るくなる
風も優しく
あらゆる生命が
祝福を受けているようだ
鼻歌に ...
正しいことってどうして
こんなにも傷つける道具になるの
間違い探しを習った
学校のせいにしたい
みんなとは別の方向が
いきたい場所だと決めて
歩けば勇気にかわると信じた
あの頃の ...
疲れている。咳がつづいている。
疲れているし、混乱している。
混乱と混乱のすきまに、しずかな時間があるのだが、すきまの時間がどんどん短くなっている。わかっている。どんどん短くなったのちに、また ...
雨は降る
いつも私の心のなかから雨音をたてて
そこにパリはないのに
剥がされた石畳や
煤だらけの破れた丸窓
壁と壁の隙間に溜まった人間を愛する
ヴェルレーヌから雨が降れば
わたし ...
空気まで
飲み込んで
ゲップで
吐き気まで
覚えたで
イヌイットの喉歌で
http://www.youtube.com/watch?v=wEk5odW6KGY
たんじょうびおめでとうと
いって
もらえたから
きっと
なんか
それっぽい
信じていたものに裏切られて
むなしい祈りと涙を飲み込む
受け止めるときは一人
嫋々とたなびいていく悲しさはやるせない
それでも裏切らなかった人もいた
なんでそんなにしてくれるのさ
全てそれ ...
昨日みたいな
雪の日は
大変だけど
何となく心は
ウキウキしていて
立ち往生の
バス停で
素敵な出会いがあるかも
なんて期待していた
お馬鹿さんのきみへ
きみにとって
白い恋 ...
明るく装っているおまえさん。
たまに魅せる憂いを感じさせる瞳が、
なぜか、心に刺さる。
元気を装っているおまえさん。
たまについてしまう溜め息に、
過去が滲み出ているよ。
良い人を ...
今帰るところは
草の無いつるつるの舗道
重たい足を止め
空を見上げ
何も降りて来ず
涙も落ちぬ
アヒルが歩いておる
背に乗りたいが許されぬ
わし、金がない
命も弱い
はげ頭
でも ...
歩いても
歩いても
前へ進んでいる気がしない
そんなあたしは
焦っている
焦っているから
後ろ向き
たぶん守りに入っている
なぜ
いつから
見失ったのか
今日 新しい ...
小正月花束抱え終列車
去年の今日も薔薇の前
夏が尾を引いている
めでたくない おめでた
カラスみたいに
どこにいても不思議じゃなくて
どこにいてもかまわれなくて
嫌われてても
黒でいることをゆるされている
そんなお前がうらやましいと
こっそりいつも
思っている私がいるこ ...
どこかの
寂れた海岸で
練炭を使って
死んだ人がいた
夜寝床について
一日を振り返る
ほとぼりを使って
その人を
火葬する
根を
泥土と
苔を使って ...
百万億土 三千世界
どこまでいっても仏の道
世界の終末 神の成就
どこまでいってもハルマゲドン
聴こえますか 見えますか何を聴いていますか 何が見えていますか
私はひまわりの種を植えまし ...
青い鳥を 眺めてる
倖せは 何処に有るのと 探しても
芽を凝らしても 水が無ければ 見つからず
如雨露 片手に ウロウロ うろろ
ウロロンと 嘆いてみても
倖せの 青い声には 届かない
...
雪なんて当たり前だった幼い頃
道南の辺境で借家の玄関の硝子戸を開ければ
一階はすべて雪の壁だったこと
なにせ長万部が唯一町の体裁をそなえたようなところで
物流の届かない ...
晩秋
すでにざっくりと強剪定された太い枝の切り口を
寒空にさらす街路樹
いつも
心の底ではあてどなく遠いあしたを待ち侘びていた
冬の雲
空一面に
狼の顔が ...
雪は
ひとひらと数えます
ひら、ひらと
落ちてくる様は
心がなにかを探しているようで
雪を
ひとひらと数えます
ふたひら
みひら
あとはもう数えるのは止めました
あ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「ちくわ男と紳士」
ドクダミ五十...
自由詩
3*
13/1/16 6:05
颯爽たるもの
石田とわ
自由詩
7*
13/1/16 5:17
六番目の指
月形半分子
短歌
1
13/1/16 3:15
あんな健気さで
吉岡ペペロ
自由詩
3
13/1/16 2:45
あなたへ
yamada...
自由詩
0
13/1/16 2:35
大切なこと
吉岡ペペロ
自由詩
5
13/1/16 2:13
ビー玉。
もずず
自由詩
2
13/1/16 0:40
テクノの骨
草野春心
自由詩
4
13/1/16 0:09
春の小唄
杉原詠二(黒...
自由詩
3*
13/1/15 23:30
正しい法則
朧月
自由詩
2
13/1/15 23:25
1/15
はるな
散文(批評...
2
13/1/15 23:22
憂鬱幽霊
月形半分子
自由詩
3
13/1/15 23:15
の どのこ むらが えり だでや
板谷みきょう
自由詩
1*
13/1/15 22:38
世界の合言葉は毛利元就
6
自由詩
0
13/1/15 22:10
永遠の愛
杉原詠二(黒...
自由詩
2*
13/1/15 22:06
白い恋人
花形新次
自由詩
0
13/1/15 21:12
いいひと
たまごボーロ
自由詩
6*
13/1/15 21:11
行こうぜ
まきしむ
自由詩
2
13/1/15 21:05
歩いても
Lucy
自由詩
11*
13/1/15 20:22
小正月
北大路京介
俳句
3
13/1/15 18:38
去年の今日も薔薇の前
〃
自由詩
4
13/1/15 18:37
夏が尾を引いている
〃
自由詩
0
13/1/15 18:36
めでたくない おめでた
〃
自由詩
3*
13/1/15 18:36
空に近いカラス
朧月
自由詩
8
13/1/15 15:38
物語
knit
自由詩
4+
13/1/15 14:19
万華鏡
月形半分子
自由詩
4
13/1/15 13:32
ウロロン鳥
藤鈴呼
自由詩
3*
13/1/15 12:10
雪の日に
梅昆布茶
自由詩
21+
13/1/15 11:56
晩秋・他
Lucy
自由詩
14*
13/1/15 11:06
ひとひらの雪
そらの珊瑚
自由詩
15
13/1/15 10:32
2755
2756
2757
2758
2759
2760
2761
2762
2763
2764
2765
2766
2767
2768
2769
2770
2771
2772
2773
2774
2775
2776
2777
2778
2779
2780
2781
2782
2783
2784
2785
2786
2787
2788
2789
2790
2791
2792
2793
2794
2795
4.42sec.