充填された
ミルクのような霧の中で問う
片付かない問題を抱えて
森の中
足を浸した水の中に
見たことのない生き物が棲んでいる
勢い込んで走る特急列車に
その側面にこの身を添わ ...
夜たちと
あなたのことを考えていて
朝がきても
あなたのことを考えていた
世界は朝で
わたしは光の這う床に座り
あなたのことを考えていた
あなたの髪の毛や
皮膚や音を
...
夏場に比べ
露出の機会が少ないから
ワキの処理が
疎かになりがちだってこと
俺は知ってるんだぜ
そんな風にムキになって
否定するところが
ますます怪しい
否定したってね
一言、じゃあ ...
過度な
やさしさを
憩わせましょう
つかの間のわき見に
我を返しましょう
欠けても月は元にもどる
満ちても潮は引いてゆく
もっとも深い
日向へ赴きましょう
...
私がこうして何かを書けば
あなたは“それ”を読んでくれる。
きっと、そんなに面白くもない
たぶん、どちらかっていうとつまんない
口語体が多い“それ”を
いつか ...
‐‐‐‐ 悪いゆめより その魚は生まれた
風は
葦原のなか
{ルビ老女=おうな}が こっくり
こっくり
囲炉裏に ゆれている
それは、川瀬の流れに ながされ ながされ
...
単純作業をするはずの機械仕掛けは
作業員を工場の雑務要員として従事させ
四六時中の作動をお守りさせた
切削油の匂いは余所ゝしく感じられ
切り粉は制作の結果と云う輝きを失い
...
この物件はお客様の望み通りの物件だと想いますがと
手を摺り合わせることはしないけれど声はその通りの媚び
確かにぼくが希望した通りの物件だけれど
ここはできたばかりの物件なのかなとぼくは問う
...
ベッドの縁で夜は明けた
琴線は頭蓋骨の中に
そしてそこかしこに
この身が果てなければ
与えられる今日を知る
いまだにそちらを選べない
あきれるような本能からか
...
背中のチャックおろして羊毛ふとんにもぐりこむ
きのいい羊たちに手まねきされたら
なつのチョコレートのように眠っているきみが、ともだち。
(S(HE))
うたうことは すてきだ
そこに 鍋と お玉しか なくっても
共同作業を 続ければ
楽しいもんサ
たまに イラッとするのは
太鼓音を
只管 聞かされる 瞬間だね
苛立ちの鼓動と リ ...
故郷にモザイクがかかる
女子マネがいるとこには負けない
「機知が良い」と言われている
(創傷/創唱)
ことばが砂のようにサラサラ
つぶの気泡になって
おちてくるね
でも痛くない
痛いときはどうぞ
万能なぼうしをどうぞ
きずまみれにしないでね
いつかとけてゆくけれ ...
日本語と言う言語のすごさを私は
知りつつある。
まぁ 自分の命が絶えれば 私の中の思想は
また 誰かに純粋には伝わらないのは
百も承知であっても
その悲しみにきっと打ち勝ってくれるだけの力を ...
涙腺が崩壊してて飲むスープ味が解らぬウミガメですか
紐パンを口だけ使い脱がしたい小学生は作文を読む
聖樹愛してくれたのは彼女だけ
夜が消えた、ハミガキ消えた 虫歯も。歯医者に行かずにすんだねコラッ 夜は暗く明るいものをくらますから 虫のオナラの音が聞こえるプゥ〜 目薬を誤って眼鏡にさして あらやだ お腹をすかせすかせてステー ...
子宮がズキズキ痛むのに
ナプキンはまだ真っ白!
鎮痛剤2錠豆乳で飲みほし
カレーでも食べよっかな?
カレーを一鍋一気だぜ☆いえい☆
コビリツキをブイヨンでスープに
の・み・ほ・す☆
...
...
白い慰謝が俺の肩を
まるで虎のように喰った
淋しさは秋のように夜の方へ
・・・今、俺の言葉を直知できるやつはいない
だから、俺はいつも精霊達と戯れている・・・
お前達、た ...
何のことはない
君自身が落し物なのだ
たとえば君が左のエレベーターに乗る時
右のエレベーターから降りてくる
すれ違ってばかりの斜に構えた運命が
今日も君を捜してい ...
.
{ルビ二十日=はつか}に年賀状を書き終った。こんなことは初めてだ
なにをかくそう、きみが宛名書きをぜんぶやってくれたからね
ポストに入れにゆくと丸くて赤いポストはなくてみな四角だった
...
風が冷たい
身体が冷たい
だけれども街から溢れだす明りは
なんだか暖かそう
溢れ出す人々は優しそう
私がぽそぽそとつぶやく
他愛のない言葉に
そうだよねと
頷いてくれているようだ
...
わたし、あなたの選んだ人があの人でとってもよかったとおもうんだ
だって、顔を合わせた瞬間にすきになれたんだもん
ほんとだよ
きめた いまきめた
私は私の絵をひたむきにしんじるよ
キルケゴールみたいに情熱的に
これはもう今夜から
誰も変えられない新しいルールね
色褪せた革の上着を
ベッドに放り投げたら
背中に手を廻して
ドアを閉める
聖夜の街の冷気と
階下で呟く老人の声を消す為に。
部屋に漂わせるのは
大陸の端で
中年女が紡ぐような ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
君に取り戻そう
瀬崎 虎彦
自由詩
2
12/12/26 22:42
恋
はるな
自由詩
5
12/12/26 22:27
寒波襲来の
花形新次
自由詩
0
12/12/26 22:19
風の扉
千波 一也
自由詩
4*
12/12/26 22:05
私を育ててくれているのは、あなた。
元親 ミッド
自由詩
10
12/12/26 20:26
耳のない魚
月乃助
自由詩
14
12/12/26 20:12
荒業地帯のパペット
ドクダミ五十...
自由詩
4*
12/12/26 17:59
お見合い結婚
HAL
自由詩
2*
12/12/26 17:47
スローライフ(not throw)
村正
自由詩
1*
12/12/26 17:11
ともだちはどこ?
阿ト理恵
自由詩
5*
12/12/26 16:25
彼女のなかに彼がいる
〃
自由詩
8*
12/12/26 16:24
うたうこと
藤鈴呼
自由詩
1*
12/12/26 12:17
故郷にモザイクがかかる
北大路京介
自由詩
6*
12/12/26 11:41
女子マネがいるとこには負けない
〃
自由詩
6
12/12/26 11:41
「機知が良い」と言われている
〃
自由詩
0
12/12/26 11:39
ふゆのひに
唐草フウ
自由詩
11*
12/12/26 11:39
日本語・・・
玄一
自由詩
3
12/12/26 11:38
涙
北大路京介
短歌
1
12/12/26 11:32
紐
〃
短歌
0
12/12/26 11:31
聖樹
〃
俳句
1
12/12/26 11:29
夜に歯磨きしない←虫歯になるよ
ヨルノテガム
自由詩
1
12/12/26 7:29
ミッドナイトPMS
skc
自由詩
3*
12/12/26 6:31
メモ
seniri
自由詩
4*
12/12/26 5:00
精霊への解脱
yamada...
自由詩
1
12/12/26 1:30
気休めという天使に足を踏まれた聖夜
ただのみきや
自由詩
19*
12/12/26 0:14
年賀状
Giton
自由詩
2*
12/12/26 0:10
街の明りは溢れだす
灰泥軽茶
自由詩
6*
12/12/25 23:39
無題♯
くろきた
自由詩
0
12/12/25 23:25
〃
〃
自由詩
1
12/12/25 23:23
聖夜はファドの中に漂う
御笠川マコト
自由詩
2
12/12/25 23:22
2759
2760
2761
2762
2763
2764
2765
2766
2767
2768
2769
2770
2771
2772
2773
2774
2775
2776
2777
2778
2779
2780
2781
2782
2783
2784
2785
2786
2787
2788
2789
2790
2791
2792
2793
2794
2795
2796
2797
2798
2799
加筆訂正:
耳のない魚
/
月乃助
[12/12/26 20:21]
少し、
ふゆのひに
/
唐草フウ
[12/12/26 13:18]
改題しました
気休めという天使に足を踏まれた聖夜
/
ただのみきや
[12/12/26 5:50]
*のところ少し変えました
3.91sec.