思考は明滅する風です
それが運んでくるのは
電光の空模様と
ざらついたアスファルト
の大地です
わたしたちは帰れません
ここがわたしたちの家
思考が明滅するとき
ここに運ばれて ...
きっと君はおぼえていないんだろうな
僕たちが、まだ出会って間もない頃に
交わしたあの約束を。
それは記念日でもなんでもない
ごく普通の平日で
...
落下の速度を毛羽立ったびろうどで計ろうとしても
それは無理なはなし
皮膚の間合いに落ち込む沈黙に
耳を貸そうったって土台出来ない相談だ
言い訳は虚空にこぼれて散華していく
ただ幻のように ...
皆さんこんばんわ。カラス田カァもとい、ファルコン・ファル男です。さて脈々と細々と書き継いできたこの散文シリーズもついに三回目とか四回目とか何かそんな感じです。初めはTAT名義で書き始めましたこのシリ ...
夜と朝の
境界線は
音もなく
やさしく引かれ
月の輪郭は
あわく
ほどかれ
いつのまに
僕らは
しんと
立たされる
夜の長さと引きかえ ...
人気の無い埠頭から望んだ街はただ灯ばかりが無機の光を放ち
まるで人間の営みとは無関係な顔をしているみたいで
かすかな海の匂いを抱いてそれでもふと
人を遠い空間にいざなって行く
僕に ...
手のひらを
空が ざわざわしている
手袋の上に舞い降りて
うっ、雪達は しまった まずいと むずむず
気が付いた
この肌に触れれば 飛べない水滴
水っぽい冷汗ならいいのですが
...
鼻の頭を
指で軽く擦るのが
きみの癖で
その仕草が
可愛らしいと思った
僕も
いつの間にか
真似するようになって
今ではすっかり
僕の癖になってしまったよ
そして
そうする度 ...
空から落ちてくるものたちで
世界が成り立つとしたならば
わたしたちはみな一部なのだ
遠い昔
かたわれを探し歩いた
海に続くこの道に
冷たい魂が落ちてくる
やっと逢えたと思ったら
...
この血であなたの心臓を突き刺したい
ナイフを手にその背中を追いかける
あなたは急に立ち止まり振り返って云う
刺せるものなら
刺してみろ
わたしはナイフを突き
刺し殴る
...
夜更けの
海には誰もいない
遠くに架かる橋の上で
季節の外れた蛍みたいに
車の光が通り過ぎては消え
動きの止まった観覧車が
隣で寂しく朝を待っている
砂浜へと歩き
波の寄せ ...
苦しみは注射以外いらぬ
父の死も母の死も
何もいらぬ
けれど苦しみは
私を愛しているのだ
飼い殺しの愛を押し付ける
いらぬものが
年と共にふえるのだ
風には名前がない
そんな重たいものを 引きずってはいない
風には身体もない
そんな窮屈な箱に 押し込められてもいない
捕まえることも 飼いならすこともできない
たとえ押し留めようとし ...
天然酵母は妊婦ですか?
いいえ、それは「頑張り」です。
皆勤賞はトマホークですか?
はい、元気です
首の皮つなげたまま前回り、空が反転した時僕は
まだ生きていることを確認し、懇切丁寧 ...
韓国や中国で
「日本の右傾化」が報道されているそうだが
むしろ近頃の日本が
左傾化していたのではないだろうか
「日本国民は、…平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、
われらの安全 ...
「ねぇ、貴方。」
そう呼ぶ 私
「うん?何?」
そう答える 貴方
その歩幅が
いちばん幸せ
「"稲中に出てくる人"は褒め言葉」んなわけあるか悪意ありあり
漫喫でスラムダンクを読んでみる流川楓は俺がモデルか
ひとりでも生きていけるよ浮寝鳥
教習車で好きな子の家の前を通る
クラス企画に誘われない
お隣の不味そうな飯の臭いがする
僕の膝の上で
小さく寝息を立てている
かわいい君
起こさない様に
そっとテレビのリモコンを
無理な態勢になりながら
んぬぬと慎重に手を伸ばす
そんな不自由が
案外心地よ ...
もう一度あえたらいいなと思う
僕たちは日だまりのなかのベンチに座って
何もしゃべらない
言葉はすでに失われてしまった
もうすぐ思考も
輪郭も失ってしまう
だからもう一度あえたらいいなと思う ...
ずいぶん長いことご無沙汰しておりました
その後お変わりございませんか
昨年は大量のクスリを飲んでしまい
あなたや他たくさんの方々に大変なご迷惑をお掛けしてしまいました
なかなかうまくこ ...
前略 神社の境内のながい石畳の階段を歩いて きずきました
わたくし カドウ域フェチなのでございます
鳥はイキモノの可動域を知らせてくれる
「愛(う)い奴 もちと 近こうよれ」と おもうほ ...
「ほーら 極右政権だよ」
「パパ・・・」
たいそう
お花畑ですね
と
微笑みながら
交わせる日がきたら
みんな
なにもかも捨てて行くような
恋ができるのに
真実味はすべて
神様に
咀嚼されてしまった
ちりぢりになって
虚空へ
ツイートされる
街並み
草花
コンクリートロード
あいまいな音楽みたいな
朝のひかり
カツサンドとか
...
人生なんていうけれど
それって 今日のこと
それって 今のこと
ためいきも
呼吸のひとつなら
次すう息はあたらしい
まえをみて
まわりをみつめてあるきたい
今を
今日 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
SAME
佐藤伊織
自由詩
5
12/12/8 22:52
変な約束。
元親 ミッド
自由詩
2
12/12/8 22:48
無理
瀬崎 虎彦
自由詩
0
12/12/8 22:25
近代漫才の変遷〜ピン芸〜
TAT
散文(批評...
1+
12/12/8 21:33
希望の朝
三田九郎
自由詩
4*
12/12/8 20:34
夜の埠頭にて
梅昆布茶
携帯写真+...
12
12/12/8 19:00
雪と手袋
ぎへいじ
自由詩
14*
12/12/8 18:28
きみの仕草
花形新次
自由詩
1
12/12/8 16:09
はつゆき
そらの珊瑚
自由詩
15
12/12/8 14:31
『目指すもの』
あおい満月
自由詩
7
12/12/8 14:23
波
Porter
自由詩
6
12/12/8 13:48
苦しみ
田園
自由詩
3*
12/12/8 13:26
風の名前
まーつん
自由詩
3
12/12/8 13:22
バイト、決まる
まきしむ
自由詩
6*
12/12/8 13:16
既成の論理にとらわれず自分で考えることができますか?
眠り羊
自由詩
1
12/12/8 13:16
距離感
柊 蒼衣
自由詩
3
12/12/8 13:14
稲
北大路京介
短歌
2
12/12/8 12:01
喫
〃
短歌
1
12/12/8 12:00
浮寝鳥
〃
俳句
5
12/12/8 11:57
教習車で好きな子の家の前を通る
〃
自由詩
11
12/12/8 11:57
クラス企画に誘われない
〃
自由詩
0
12/12/8 11:56
お隣の不味そうな飯の臭いがする
〃
自由詩
0
12/12/8 11:55
君が好き
キダタカシ
自由詩
2*
12/12/8 11:47
図書館の脇の公園のベンチ
rabbit...
自由詩
5
12/12/8 11:14
かさぶた
涙(ルイ)
自由詩
5
12/12/8 9:34
稼働域フェチ
るるりら
自由詩
19*
12/12/8 9:32
クリスマスプレゼント
吉岡孝次
自由詩
5
12/12/8 9:20
花
めー
自由詩
1
12/12/8 8:15
朝のひかり
〃
自由詩
1
12/12/8 8:12
いま
朧月
自由詩
4
12/12/8 8:00
2779
2780
2781
2782
2783
2784
2785
2786
2787
2788
2789
2790
2791
2792
2793
2794
2795
2796
2797
2798
2799
2800
2801
2802
2803
2804
2805
2806
2807
2808
2809
2810
2811
2812
2813
2814
2815
2816
2817
2818
2819
加筆訂正:
かさぶた
/
涙(ルイ)
[12/12/8 18:08]
☆文章のつながりのおかしな部分を一部修正しました
4.35sec.