爺ちゃん

本当の爺ちゃんじゃないけど
本当の爺ちゃんみたいな
爺ちゃん

筋の通った生き方を

辛抱強く
教えてくれた

わかるまでに何年かかったのか

、だけどさわかったけどもその前に
まずはお ...
私の何が気に入らないの
いつもそうやって冷たくして
あの人の前でだけは仲良しを装って

はっきり言ってみたらどう?
もはやそんなことで傷つく私じゃないわ
あなたはそんなことを気 ...
光の通り抜けるのがずっと遅いガラスには
青い光りが灯るんだって

ずっとむこうの、またそのさきの、
もっとさきの、そしたまたさきの
星の明かりが言っていた

光の通り抜けるのがずっと遅い ...
手がむくんで
指輪が外れなくなるときが
私は好きなの

君に必要とされてる気がするから


しがみつかれても
離して
なんて私は言わない

理由がなんであれ
私は君 ...
末広は吸い込まれて消えた、平凡の象徴として
ありとあらゆるものが末広と化した
末広がりという社会現象

末広という名前の子どもが急増し、末広に改名するものが続出した
ある調査によれば国民の ...
六月の朝に好きな人に会う。

新しいときの創造は過去を手放すことなのに、音をたてて崩れる国のまえで、いまは少しも淋しくなれない。

ほんの小さな単語たちにも特権は与えられる。神は完全な意味で公 ...
伊豆高原駅から 
赤沢へとバスに乗り 
日帰り温泉館の4階へと上り 
露天風呂に身を沈めた 
目の前は、いちめんの太平洋 

(あ、雲が崩れて金の鳥に・・・) 
そう思った次の瞬間 
...
深夜のベッドに横たわり 
スタンドの灯の下には 
無数の塵が舞っていた 

日中は見えないものも 
照らされて姿を現すように 

静まり返った街の夜空に 
無数の(見えないもの)は 
...
20になって母親と二人暮らし
父親は俺らを見捨てて家を出て
社会から隔絶し
netに埋没し
なんの充足感も得られず
疎外感にさいなまれる
あいつらの笑い声
馬鹿共の笑い顔

俺みたい ...
わたくしの鼻くそ舐めてくださいな あなたの鼻くそ食べてあげるから キリストの「ゆるし」学びて肯くも 風呂吹き崩れて憤る我 クリスマス以降
全くやる気が起きなかった
どうにか今日で仕事納め 
やっと時間が心に追いついたのだ


裸婦像みたいな街路樹の肩にカラス


除雪車に削られた白い壁に車を着けて
ふ ...
蟻を奥歯でかみつぶし
くるぶしを白くいじめていた

ここにはなにもない

あまりに寒く
はく息を凍らせて
楽器のように鳴らしている

見たことのない誰かの部屋の窓が
すこし
...
あの頃よりも綺麗になった君を
呼び止められなかった右手

苦し紛れの甘い褒め言葉に
不覚にも照れてしまった右手

掴み損ねた夢みたいなものを
慌てて誤魔化そうとした右手

振り返 ...
もういくつ寝る
もういくつ起きる
あとなんどほほえみ
あとなんど涙こぼるる
とりたてて
言うこともない一日も
にどと来ない一日
ひさかたぶりのふるさとの
整備された寂しい通り
ときは ...
ズバリ言うと
あなたの
性器を見せてくれませんかね
いえ、触ったり
写真に撮ったりはしないんで
ただ見るだけです
えっ、見ながら変なことするつもり?
ああ、それを気にされてたんですか
...
同じ強さで信じてくれないなら
信じない

同じ強さで愛してくれないなら
愛さない

私をいつか忘れてしまうなら
関わりたくない

私をいつか置いていってしまうなら
...
まほろばが うたいはじめるのです
フライパンの中は カタクチイワシの まほろばなのです
心が自然と フライパンに降りてゆき
放物線をえがいて 炒られて対流する香ばしい香りに
うたいはじ ...
なぎらさんは僕より一個上ででも若者が変革を実感した時代の証言者及び旗手として、悲惨な戦いという名曲のシンガーとしていまだに東京下町のヒーローとして
卵焼き屋さんの息子テリー伊藤さんと並びおっちゃんカ ...
独りじゃないと想っている間は
大地を踏みしめて生きていける

でも逆境のとき苦境のとき
ひとは独りだと気がつく

差し伸べる手はなく
悲しみの海に沈みそうなのに
だれも浮き輪は投げてく ...
水色の瞳に黒が大きい
いつも獲物を狙う 鼻くそ模様をつけた うちの次男

血の繋がりのない拾った子供
アパートの下で必死でアピールしていた 健気な子
頭にコーヒーの染みつけた けれど匂いは獣 ...
{画像=121229183854.jpg}

寂しさを払拭しようと

白いメシを白いままにせず

捨てるものなど無いと大根は煮られ

とぎ汁は充分にその存在を現実化した

青菜は塩 ...
風が吹いていて
冷たいはずなのに
なにか
痛いのは
楽しいのが
飛び出して
うわ言のように
跳ね続け

大きな原の
片隅の小さな草花を
蟻が歩き回って
厚い雲から雨が降りました ...
低音が私の中心を振動させる
脈拍が共鳴する

私の体は、実体を失い音の洪水に溶けた


ふわふわと
小さくても広い異次元を漂う

ゆらゆらと
人の隙間を縫って流れる
...
いつか見た虹

御託ばかり並べて 書き終えた気になったノート
片隅に書いた パラパラ漫画だけが前に進んでく
下書きばっかりで そこから進もうともしないくせに
急に嫌いになって 破って ...
世界一大きいチンポ活かすには名牝相手にやらなくちゃね 得体のしれないものが浮かんでいる
球体なのか
立方体なのか よく分からない
時々 雀がとまる
もう一年以上浮かんでいる
雨で落下するわけでもなく
風に流されていくわけでもなく
そこに 浮 ...
君の髪にリボンを結んであげよう 
可愛らしいピンク 
ピュアな白 
情熱の紅 
空みたいな蒼 
柔らかなイエロー 
爽やかなグリーン 
君が悲しい黒を結ばなくてもいいように 
僕はずっ ...
夕焼けに向ける背中にいつも話しかける
あなたの白く暗い眼のなかに
今は何が映っているのか

細く響くラジオと
揺らすグラスの氷の音に
あなたはいつも
何を思うのか

わ ...
屍がゆっくりと土に溶けてゆくことを
哀しいとは思わない
それよりも
土に海に帰ることができたなら
それは祝い事
骨壺に納められた骨を
いつまでも眠らせることは
不可能だ
いつかやってく ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
だから長生きしてよ爺ちゃんもっぷ携帯写真+...612/12/30 3:01
弱虫の底力ジュリエット自由詩012/12/30 1:05
光の通り抜けるのがずっと遅いガラス御飯できた代自由詩512/12/30 1:01
指輪物語ジュリエット自由詩0*12/12/30 0:28
末広がり木屋 亞万自由詩3*12/12/30 0:12
六月の朝と植物乾 加津也自由詩15*12/12/29 23:58
日々の旅人 服部 剛自由詩512/12/29 23:58
消灯の刻 自由詩512/12/29 23:37
アダムランザ六九郎自由詩212/12/29 23:23
得してるのお前だけだよ?skc短歌012/12/29 23:09
頭でっかち短歌012/12/29 22:57
連休熱ただのみきや自由詩15*12/12/29 22:50
はるな自由詩512/12/29 22:32
まねきねこnonya自由詩20*12/12/29 22:19
砂利道三田九郎自由詩4*12/12/29 22:17
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