偶然ばったり

柔らかな心がぐにゅり

私とあなたがひとつにぐにゅり

目と目が合い笑みがこぼれて

また心はふたつに弾けて跳ねて

たんとんたたった

たんとんたたった

...
ヨシ倒れ 田植えに合わせ いざ芽吹く 雨の中 それでもいいと うなずく君

眼差し熱く 決意固まる
高齢化社会が進むなか
政府は企業に対して
定年を75歳まで引き上げ
その間新入社員と
同じ激務を与え
なるべく定年前に
人生定年となるよう要請した
これと同時に
就業年齢に達していなが ...
きっと女性 性別はきっとない
でも ほのかにジェンダーは傾く 甘い香り

ぷるんとした肌は 密室にくっつき 出番を待つ

 嫌う人はきっと この広い世界だからカウントできるかもしれない
  ...
双子の心臓仔猫の心臓

とっとんとっとん世界をまわせ

器械の心臓双子の心臓

ばらばらばらばらプロペラまわせ

ねむりの上を見よ くろがねの大鷹はとんでいく

静かに滅べひとびと ...
老夫婦が
買い物袋を提げて
楽しそうに歩いて行く

幸せは案外地味な装いで
まだ冷たい風の中
首を竦めて待っているのかもしれない

知らん顔して
何度も通り過ぎて行った
それは自分 ...
今にも泣き崩れそうな
この空の下で
砂を噛め
針を回せ
鼓動を刻め
気を吐いて進め
胸を張って
風を切って
少女よ
忘れられた旗をうち振って
心だけは自由に生きてゆけ
さくらのさく
みちをゆく
いつもよりあかるい
ひざしもつよい
いろはあざやか
ぬくもるからだ

つよいかぜがふいて
やわいかぜもおきて
さくらはさそわれる
どちらのかぜにのるか
...
なでがたの やまときみとが かさなった

ひとひらの おちてあおばは あおあおと

つかまえて おうをやめたら そばにいた

あめがふる ぬれているやも ののすみれ

たこやきの たこ ...
きれいに見えるのに

ホンマは汚い雨粒。

繋がりそうで

繋がらん雨粒。

優しそうで

冷たい雨粒。

人間と

同じじゃねぇか。

あんたの目には

どう映る?

やけに肩身の狭い雨粒。

やけ ...
 
 
五月の窓がある
五月の肩幅になった
私が映っている
外には五月が広がっていて
部屋の中は
五月が凪いでいる
四月の私はもういない
確かに昨日までは
ここにいたはずなのに
...
水色チューナー
沈んだ馬の呼吸
深くあるいは浅く

わたしは
サボテンのトゲを
いっぽんずつ抜きながら
胸の泉を打ち鳴らす
セッション・ナンバー・ワン
死を考える絵師は
炎を身にまとっている
その志の高さは不明だが
他己ともども皆が死ぬと
初めて知ったかのように
絵師は考える
炎は一途に燃えさかる様

変革を求めて割腹か ...
水たまりの花びら
ひそやかな恋

赤く変わった眼鏡
ときめく胸

桃色のカーテン
優しい笑い顔

焦らせたい、そうして
ずっと濃い色を
濃いあなたを見せてよ
雪が僅かに消え残った海岸に
揺れているのは去年のススキだ
長く厳しい冬の間
雪に埋もれて立ち続けていた
ススキはいつ倒れるのだろう
既に枯れているのに
命の抜けた穂を振って
いつまで風に ...
るる、と呼べば
りら、と響く

それは歌

スノードロップが
白い鈴を鳴らしている

水仙が
黄色い笛を吹いている

{引用=合唱団の申し込みは
春色のポストへ出してください
...
今年はじめて モンシロチョウを見た
まだ畑には雪がかなり積もっていて
道路や地面で アスファルトや地面が
見える所はあるけれど 花は咲いていない

蜜はまだないよ
ひらひらと 春めいた陽射 ...
小さな ゼニゴケが 人気なのだと 言う
ゼニガタでは ございません ことよ

天婦羅の 美味しいお店が 
有るんだってサ

ちょっと お高いから
お高く止まった バイトの姉ちゃんが

...
夜に自転車を走らせた
周りは暗い
自転車の光でやっと走ることができた

自分が道を走っているのはわかる
道の先は暗くて見えない

自分より速いのは風だけ
風が自分を追い越すとにおい ...
 「喫煙は自由だろ」 彼はそう言った後に皮肉そうに眼を細めて冷笑しながらこう続けた。「ま、自由の概念が日本人に理解できるかどうかはわからないけれども」 ぼくは微笑みつつ答えた。「少なくともぼくはよく知 ... 晴れた眼差し
明るい歯並び
踵の擦り減った靴が喜んでいる
コンビニまでの三百歩の散歩

晴れた声色
明るい口答え
言葉はうっすらとシュガーコートされて
許容範囲が拳二つぶん広がる
...
友達と
呼んでもいいの
もう一度
理想のひとと
契りを結ぶ
どんだけ
しょーもない書き込みに
対しても
ネットイケメンの私たち五人が
暖かく、きめ細やかに、素早く
レスポンス致します
きっと
あなたにも満足頂けるはずです

ネットホストク ...
  傘が二つ並ぶ
  遠く電車の走っていく
  鐘の鳴るように何度も息を吐く
  夜を追跡する まぶたを閉じる
  ライオンが花の匂いを嗅ぐ食べる
  美術館で尾形光琳の下絵に出合う ...
何もない 
そう思っているのか
何もない 箱の中身は 言い繕った言葉で光る
ありえない おとの波は
耳に揺られて なにもない

すみません
もうしわけない
ごめんなさい
お腹のなかで ...
どれだけ平坦に
見えるにしたって
そこを行く人しか
見えないでこぼこ

景色に気を捕られ
段差に躓き
段差に気を捕られ
余裕をなくして

何が大切なのか
見失いそうになる

...
みんなが難しい事を言っている

時々、僕はそう思うんだ

そんな時でも お星様は回っているし

太陽も月もせっせと動いている

足を止めて、口ばかり動かしているのは

きっと、人間 ...
先天の、

   /腕を牽く。勾配をくだる白日。
   現像されたばかりの陰翳、育つ造花。
   水禍。渦を巻くあかるい幽霊たちの麓にて、
   孵らずにはいられないあまたの埋火、

...
やあ、



俺だ、俺だよ

最近は元気でやってるか?



あの頃から

なんにも変わってないよ

津波で沢山人が死んだし

あの頃も

沢山人が死んだしね
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ソフトテニスボールのような気持ち灰泥軽茶自由詩4*13/4/6 22:48
営み小川麻由美俳句0*13/4/6 22:12
眼差し短歌013/4/6 22:05
人生定年制花形新次自由詩0+13/4/6 22:03
プリン セス朝焼彩茜色自由詩4*13/4/6 21:56
匂いガラスにくるまれて見た夢高原漣自由詩1*13/4/6 21:56
気になる季節ただのみきや自由詩17*13/4/6 21:49
放し飼いにされた死高原漣自由詩1*13/4/6 21:33
桜の散った街を往く木屋 亞万自由詩1*13/4/6 20:27
題なんて付けられませんドクダミ五十...自由詩3*13/4/6 20:02
雨粒。永乃ゆち携帯写真+...3*13/4/6 19:16
肩幅たもつ自由詩413/4/6 18:46
アクア・ポップロクエヒロア...自由詩113/4/6 18:09
あおいほのお田園自由詩3*13/4/6 17:36
ひそやかな恋ゆず自由詩213/4/6 15:45
春のススキLucy自由詩16*13/4/6 14:42
るるりらイズムそらの珊瑚自由詩16*13/4/6 14:00
どりーむ砂木自由詩16*13/4/6 13:24
キュウリの輪切り藤鈴呼自由詩2*13/4/6 12:30
自転車勇者自由詩013/4/6 11:17
異邦人日記から動坂昇散文(批評...013/4/6 11:09
清明 (せいめい)nonya自由詩16*13/4/6 11:01
題「友達と呼んでもいいの」ジム・プリマ...短歌013/4/6 8:15
ネットホスト花形新次自由詩013/4/6 7:00
同じ事をなかなか二度とうまく出来ないヨルノテガム自由詩513/4/6 6:33
_十二支蝶自由詩213/4/6 4:42
でこぼこ道カルメンオジ...自由詩213/4/6 4:38
トカゲの目標yamada...自由詩113/4/6 3:07
albus紅月自由詩213/4/6 2:06
ヒカリ佐藤伊織自由詩1*13/4/6 1:56

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