とろとろと衰えてゆく。水の滴る音。部屋の閾値が揺らいで、薄い膜が破れたかのように覗く自身の設定されたまなざし。ベッドに縫いとめたみずからの影に沈み、瞼裏の砂嵐に浮ぶ様々な影絵がしだいに君の顔貌にうつろ ... 雪についた風は 凍りの匂い
立ち上がって ひっかく
かわいてかたい ぽろぽろ

溶けながら指を食む
刻みつけられ 冷たさを

から から
頬から 

押し付けて とどめる
残され ...
震える背中を伸ばして
持ち得る限りの声を張り上げて
顔をあげて

誓います

どうかもう一度あなたの心のままに聴かせてください
あの日の言葉を誰かのせいで嘘にしてしまわないで
あなたは ...
さくらの野郎がまた真面目に

花など咲かせようと張り切っている

春だからあたりまえ

そんな野次にも負けないで

張り切ってふくらんでいる

あたりまえなんかない

あたりまえばかりだ

いろんな騙 ...
友の自信が揺らぐとき

ぼくの自信は

揺らぐのをやめている

いいかっこしたい訳じゃない

共倒れがさみしかっただけだ

悲しいとこだよ人生は

乗り越えるところだよ人生は


みんなこの身で考えて ...
孤独な19の頃に帰ろう

あの自由に帰ろう

朝の青い町並みに

粗雑な波に洗われながら


痩せたお尻を揺らしてる

悲しくもない

希望だけ開けている

自信もない

だけど謙虚でもない

嬉しい ...
それは冷たいことではない

何がやってこようが揺るがない

それは温かいことでもない

ぼくは遠いこころになるだろう

互いに幸福を見せつけよう


自分の人生だ

愛だ
...
見下し合ってバランス取れている 手堅く生きて小さくまとまる 手繰ればいつか出会う 希望という名の紙切れよ
希望という名の瞳に渡れ

誰かは無謀と云うだろう
或いは幼稚と嗤うだろう

希望という名の未熟さよ
立ち止まるがいい
思う存分に

希望という名の愚かさ ...
  魚を燃していたのだと
  きみが言う
  誰にともなく
  酸化をはじめたばかりの
  鉄の表面に似て



  せつないくるしい
  いとしいさびしい
  かなしいや ...
叫びたくない
冷え冷えとした悪意をみつめて
両手であたためるまで
ほんのひとつだけ

何も考えずに 声を
聞いていたいときがある
新しくなることを
いつまでも願っているだけでは
...
瞼を閉じるのだって ちからは要る オイラがガキの頃
教育テレビ
今はなんだ
ETVとか言うのか?
なんじゃ、そりゃ!
ま、そこはいっか
はたらくおじさんって
番組やってたんだけど
この現代日本で
復刻するなら
どう ...
殺したいほど憎い人の事を殺したいっていつまでも考えていると
とても疲れてしまって今度はもう
こっちのほうが死んでしまいたくなる
無神経な躁病患者(ハイテンション)の糞ったれ
あいつは間違いなく ...
短くて印象的なギターリフ。はっきりした音の立像。雨の祝日。中村文則。I am robot and proud。とか。


こころはいつもなにかに接続したがっている。と思う。他 ...
此岸のこの世に 深みにふけず 軽はずみに挫くこともなく
ただ受け取る 両手が無くても その形を補う

 強さしか滲み出ない エネルギーの みなぎ

此岸は彷徨いの足跡を己の銀漢を巻くDNAに ...
知れば知るほど、悲しくなって

知れば知るほど、怖くなる。

あなたはそう言うけれど

あたしはあなたが何をどれだけ

知っているのかを知らないわ。



彷徨える魂は、砕け散 ...
 ランドセル揺らし揺らし
 男の子三人帰り道
 ぼくの一旦停止した車の前
 後ろを何度もふり返り
 キャキャキャ何度もふり返り
 横断歩道を渡っていく

 はて、何がそんなにおかしいのか ...
こと恋愛術に関して言えば老子も敵わない。 目を開けても閉じても闇の中
空の高い所で星が輝いている
百均のペンライトを再び点灯し
川沿いを降りていく

もういくつめの滝だろうか
雪解け水が勢いよく流れ落ちていく
擦り傷だらけの身体 ...
女の子の
苗字と名前にある
わずかな空白に
小さな川が流れて
いる
せせらぎのような気安さであるから
そこをいったりきたりすることが
できる
時々流れてくる桃を
無邪気に拾って遊んで ...
  春の光が曇天を縫い
  硬い空気を細く通り抜けてくる
  すべては卓上に出揃った
  いくつかの瞳、
  いくつかの臓器



  毟り取られた数枚の花弁
  床に落ち埃 ...
海底を宇宙とつなぐ

手の先に
必ずあると知ることで
変わるものがなくてもいい
乾いた喉が喜ぶ、透き通る香りの飲み物と
見ているだけで幸福な、いろとりどりの食べ物を
ぎっしりぎっしりテーブルに置き並べて
一緒に、声果てるまで、山ほどの話をしよう



ねぇ、私に聞き ...
 あのさ
 ワタシ的にはどうでもいいっちゃいいことなんだけどさ
 今の状況アンタたちどう思ってるのかって
 正直なところ訊いてみたくってさ

 うぅん うぅん
 ワタシ的には全然かまわない ...
 「お出かけですか?」

 なぜわたしは
 立ち止まってしまったのでしょう
 ご自宅前を掃除しながら
 道行く人だれもへの
 いつもと同じ問いかけに

 下の坊やを実家にあずけ ...
つまりそういうことにしておこうかな)あっちこっちで閉じ忘れた括弧をあつめて閉じて廻ってみたりして)立派なカメラを持ってるくせに何もしないから)こちらからタイミングよく飛び込んでいかなくちゃならない)背 ... 可愛い目

また思い出す

苦しいよ

ラブラブなんだ

明日会いたい
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
いつかこの雨が止む頃にはイリヤ自由詩313/3/21 0:15
砂木自由詩9*13/3/20 23:53
卑怯者の約束Mélodi...自由詩113/3/20 23:52
さくらの野郎吉岡ペペロ携帯写真+...1113/3/20 23:43
普通だよ携帯写真+...213/3/20 23:36
帰還携帯写真+...113/3/20 23:21
旅立ち自由詩613/3/20 23:09
見下し合ってバランス取れている北大路京介自由詩713/3/20 23:01
手堅く生きて小さくまとまる自由詩313/3/20 23:01
手繰ればいつか出会う自由詩313/3/20 23:01
精悍千波 一也自由詩513/3/20 22:15
魚を燃す草野春心自由詩713/3/20 21:58
無題seniri自由詩1*13/3/20 21:31
ちからHAL自由詩10*13/3/20 20:25
はたらかないおじさん花形新次自由詩513/3/20 19:30
吐き出しチャイナよ!和田カマリ自由詩0*13/3/20 18:29
逆算マニアねことら散文(批評...113/3/20 18:16
此岸にて朝焼彩茜色自由詩1113/3/20 17:08
残酷なほど優しい1丁のGUN。元親 ミッド自由詩313/3/20 16:33
ジャミラが過ぎる平瀬たかのり自由詩9*13/3/20 15:23
女性アラガイs自由詩5*13/3/20 15:17
山中灰泥軽茶自由詩5*13/3/20 15:14
川岸にてそらの珊瑚自由詩18*13/3/20 14:51
祭壇草野春心自由詩6*13/3/20 14:29
cosmic remote methodmizuno...自由詩113/3/20 14:17
物語り、してねしんとよみ自由詩313/3/20 12:48
憤激メロンちゃん平瀬たかのり自由詩4*13/3/20 11:34
告白貞淑妻昼下がりのわななき自由詩10*13/3/20 10:43
シャッター片野晃司自由詩1313/3/20 7:48
題「可愛い目」ジム・プリマ...短歌0*13/3/20 7:42

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3.8sec.