水色チューナー
沈んだ馬の呼吸
深くあるいは浅く
わたしは
サボテンのトゲを
いっぽんずつ抜きながら
胸の泉を打ち鳴らす
セッション・ナンバー・ワン
死を考える絵師は
炎を身にまとっている
その志の高さは不明だが
他己ともども皆が死ぬと
初めて知ったかのように
絵師は考える
炎は一途に燃えさかる様
変革を求めて割腹か ...
水たまりの花びら
ひそやかな恋
赤く変わった眼鏡
ときめく胸
桃色のカーテン
優しい笑い顔
焦らせたい、そうして
ずっと濃い色を
濃いあなたを見せてよ
雪が僅かに消え残った海岸に
揺れているのは去年のススキだ
長く厳しい冬の間
雪に埋もれて立ち続けていた
ススキはいつ倒れるのだろう
既に枯れているのに
命の抜けた穂を振って
いつまで風に ...
るる、と呼べば
りら、と響く
それは歌
スノードロップが
白い鈴を鳴らしている
水仙が
黄色い笛を吹いている
{引用=合唱団の申し込みは
春色のポストへ出してください
...
今年はじめて モンシロチョウを見た
まだ畑には雪がかなり積もっていて
道路や地面で アスファルトや地面が
見える所はあるけれど 花は咲いていない
蜜はまだないよ
ひらひらと 春めいた陽射 ...
小さな ゼニゴケが 人気なのだと 言う
ゼニガタでは ございません ことよ
天婦羅の 美味しいお店が
有るんだってサ
ちょっと お高いから
お高く止まった バイトの姉ちゃんが
...
夜に自転車を走らせた
周りは暗い
自転車の光でやっと走ることができた
自分が道を走っているのはわかる
道の先は暗くて見えない
自分より速いのは風だけ
風が自分を追い越すとにおい ...
「喫煙は自由だろ」 彼はそう言った後に皮肉そうに眼を細めて冷笑しながらこう続けた。「ま、自由の概念が日本人に理解できるかどうかはわからないけれども」 ぼくは微笑みつつ答えた。「少なくともぼくはよく知 ...
晴れた眼差し
明るい歯並び
踵の擦り減った靴が喜んでいる
コンビニまでの三百歩の散歩
晴れた声色
明るい口答え
言葉はうっすらとシュガーコートされて
許容範囲が拳二つぶん広がる
...
友達と
呼んでもいいの
もう一度
理想のひとと
契りを結ぶ
どんだけ
しょーもない書き込みに
対しても
ネットイケメンの私たち五人が
暖かく、きめ細やかに、素早く
レスポンス致します
きっと
あなたにも満足頂けるはずです
ネットホストク ...
傘が二つ並ぶ
遠く電車の走っていく
鐘の鳴るように何度も息を吐く
夜を追跡する まぶたを閉じる
ライオンが花の匂いを嗅ぐ食べる
美術館で尾形光琳の下絵に出合う ...
何もない
そう思っているのか
何もない 箱の中身は 言い繕った言葉で光る
ありえない おとの波は
耳に揺られて なにもない
すみません
もうしわけない
ごめんなさい
お腹のなかで ...
どれだけ平坦に
見えるにしたって
そこを行く人しか
見えないでこぼこ
景色に気を捕られ
段差に躓き
段差に気を捕られ
余裕をなくして
何が大切なのか
見失いそうになる
...
みんなが難しい事を言っている
時々、僕はそう思うんだ
そんな時でも お星様は回っているし
太陽も月もせっせと動いている
足を止めて、口ばかり動かしているのは
きっと、人間 ...
先天の、
/腕を牽く。勾配をくだる白日。
現像されたばかりの陰翳、育つ造花。
水禍。渦を巻くあかるい幽霊たちの麓にて、
孵らずにはいられないあまたの埋火、
...
やあ、
俺だ、俺だよ
最近は元気でやってるか?
あの頃から
なんにも変わってないよ
津波で沢山人が死んだし
あの頃も
沢山人が死んだしね
...
寝ない子がくまちゃんを寝かしつけている
よくしゃべる男優がキライ
フェルマータがまばたきした
夜の空気を攪拌しているといつの間にか故郷
の畦道を歩いている。圧倒的な闇と降りしき
る星空が僕を包んでいる。この故郷は何処だ
。東京で生まれ埼玉で育ったけれどこんな闇
もこんな星空も知らない。 ...
ひとは
あるものにも
ないものにも
こだわってしまうね
しぬためにいきるのか
なんて
考えそうになる夜 うっかりと
一番上の層を
ながれながら
探している半身
ほか ...
殺人罪はない
あなたは
日頃から
夫の余りの早さに
不満を持っていた
いいえ
その日も
夫は十分な前戯もないまま
挿入し、三擦りもしないうちに
さっさと自分だけイってしまった
あなたが
...
カートの忌エフェクター入りミニアンプ
清明や白鷺城の天守閣
いろんなことあるよ
いろんなこと過ぎていくよ
だいじょうぶ
手をつないでいこう
みんな
のぼっていくね
空には
酸素がいっぱいなんだって
誰かいってた
くらげはね
水にとけ ...
近所の定食屋がなくなっていた
火曜日に定休日で水曜日につぶれていた
またひとつ思い出のストックを増やして
カウンター席からの、
大きめなテレビがあった風景をかりかりと刻み始める
いつ ...
朗らかに歌う若者よ
老獪な政治家に林檎をあげて
私は泣き続け
ここまで至り
そして気づいた事といえば
人生とは全く遊びであるという事だった
私の苦しみも誰かの喜び
私の ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
アクア・ポップ
ロクエヒロア...
自由詩
1
13/4/6 18:09
あおいほのお
田園
自由詩
3*
13/4/6 17:36
ひそやかな恋
ゆず
自由詩
2
13/4/6 15:45
春のススキ
Lucy
自由詩
16*
13/4/6 14:42
るるりらイズム
そらの珊瑚
自由詩
16*
13/4/6 14:00
どりーむ
砂木
自由詩
16*
13/4/6 13:24
キュウリの輪切り
藤鈴呼
自由詩
2*
13/4/6 12:30
自転車
勇者
自由詩
0
13/4/6 11:17
異邦人日記から
動坂昇
散文(批評...
0
13/4/6 11:09
清明 (せいめい)
nonya
自由詩
16*
13/4/6 11:01
題「友達と呼んでもいいの」
ジム・プリマ...
短歌
0
13/4/6 8:15
ネットホスト
花形新次
自由詩
0
13/4/6 7:00
同じ事をなかなか二度とうまく出来ない
ヨルノテガム
自由詩
5
13/4/6 6:33
_
十二支蝶
自由詩
2
13/4/6 4:42
でこぼこ道
カルメンオジ...
自由詩
2
13/4/6 4:38
トカゲの目標
yamada...
自由詩
1
13/4/6 3:07
albus
紅月
自由詩
2
13/4/6 2:06
ヒカリ
佐藤伊織
自由詩
1*
13/4/6 1:56
寝ない子がくまちゃんを寝かしつけている
北大路京介
自由詩
18
13/4/6 0:30
よくしゃべる男優がキライ
〃
自由詩
2
13/4/6 0:30
フェルマータがまばたきした
〃
自由詩
3
13/4/6 0:30
(夜の空気を攪拌していると)
kauzak
自由詩
4*
13/4/5 23:47
探索
朧月
自由詩
5
13/4/5 23:08
戦場に
HAL
自由詩
7*
13/4/5 23:00
鈍器法廷
花形新次
自由詩
1
13/4/5 21:52
カートの忌エフェクター入りミニアンプ
北大路京介
俳句
1
13/4/5 21:10
清明や白鷺城の天守閣
〃
俳句
0
13/4/5 21:10
海月
佐野権太
自由詩
5
13/4/5 19:56
猫の徒手空拳
カマキリ
自由詩
2
13/4/5 19:18
生死とて
田園
自由詩
3*
13/4/5 19:14
2641
2642
2643
2644
2645
2646
2647
2648
2649
2650
2651
2652
2653
2654
2655
2656
2657
2658
2659
2660
2661
2662
2663
2664
2665
2666
2667
2668
2669
2670
2671
2672
2673
2674
2675
2676
2677
2678
2679
2680
2681
4.11sec.