あたたかくなり
さむくなり
三寒四温、
ひたひたと通り過ぎていく


少しずつ少しずつ
軽くなる空気、
匙でもきっとすくい取れないほどの
柔らかさ


季節の帯の端と端を繋げ ...
いつの頃からだろう
周りの景色が
回転するパノラマみたく
勢いよく回っていることに
意識が覚醒して
回転する時間軸の後を
ついていこうとするようになるのは
スピードを落として
落ち着い ...
夏の立駐で
宙づりのア・ウェア

温度といい
風といい

リネンの海で
かわいく葬って
また、次
こそげおちていく
応じている
わたしたち

かそ
かすか
かすがい ...
 
  拝啓

 許して下さい

{画像=130326113024.jpg}


 米が底を突いた

 馬鈴薯の

 芽が出始めたのが一つ

 箱にぽつんとあって

  ...
天気予報がはずれるのは

なぜなんだろう

不確定要素でもあるんだろうか

だとしたら不確定要素は

どんなメカニズムで現れるんだろう

天気予報ぐらい

わかりそうな気がするんだけど


ぼくより賢 ...
最終下り電車
残業帰りの疲れ
飲食店従業員という化粧
旅行帰りの子供連れの疲れ
デート帰りのいちゃついた欲望
窓を見つめる独り言
酔っ払いの不明な歓喜
忌避すべき酔っ払いの不潔な嘔吐
...
もうずいぶんひとにに押されていきてきたようなきがする

妻や子供にもめいわくをかけた

でもいっぽん筋を通そうと思った

この年で


せめて残りの時間を拡散しない正しいもの ...
  連なっている
 ひとつひとつは
いびつななりであったとしても
 連なることによって
  ハルモニアを産んだ

   重なり合っている
  響き合っている
 ひしめき合っている
峰 ...
なぐなみみつめ
なくあほうどり
あほうとひにくる
にんげんのみこころ

ときやほしや
ははなるばしょへとながれた
なゆたのかなしみ
とはことなる
かなしみのゆれ

とあるひひるさ ...
指先だけをひっぱって

ちいさなお花に足とめて

桜の土手をうえに見ながら

ごろごろごろごろ花見する


疲れてきたらストレッチ

ワープしたけりゃHey!タクシー

帽子 ...
消えちゃいたい
消えちゃいたい

融ける雪みたいに
はらはら降る桜のように

誰にも迷惑をかけず
誰も悲しませず
消えてしまいたい

そんな夜もある

だけどわたしは人間で
...
このままじゃ俺死ぬなあ

寿命よりはよ死ぬなあ

どうにもならないことに

頭に血をのぼらせて

頭痛と鼻血に見舞われて

もうつかまえられない

諦めることも出来そうだ


ゆっくりねてな

さむく ...
わからなかった
自分自身を書くことが
絆を
捨てた
遠くに見える街角で
塔にかかる雲の色に触れた
街は
そこに
意味を示すのかわからない
貧しい世界を歩いていく僕
力の抜き加減を調整し 残った力の余韻がナチュラル

コンプレックスを只の生き物の様に生かし
 
 自分の足元を見る 観察の虫眼鏡で光を集める

菜の華の黄色い匂い ナチュラルさがラストノー ...
私たちは死にます。
多くの人は死が近づく老人となったときに
慌てて宗教に駆け込みます。
死刑囚も
癌患者も
みな

その意味で
等しく




とりかえしはつかない
...
弁当に虫が混入霾晦 札束で突く おねえさんキャラが年下になってしまった 骨壷抱きしめ寝落ちるまで酒飲んで泣いている 雨ニモ灼熱ニモ

寒イ風ニモ地震ニモ揺ラガナイ

ヒトニハ依存セズ

アア、ボクモソウナリタカッタンダア、

ヒトヘノ嫉妬ハソウ受ケ入レ

裏切リニハ同情デ対処シ

...
 
 
昼休み、お弁当を開けると
中には凪いだ海があった
これはどうしたことだろう、
と電話をしても妻は出ない
それどころか、
海の中から聞き慣れた着信音がする
海が見たい、と言ってい ...
子供たちの未来のためにって言やあ
許されると思いやがって
てめえが意味もなく長生きしてえだけだろ
(嫁さん妊娠中にフーゾク行ったクセによ)
本当にそう思うんなら
うろちょろ領海侵犯してる
...
何が面白くて
大の男が
キャッチボールなんてやるのだろう

君と僕は
公園の片隅にある鳥篭の中で
黙りこくったまま
ひたすらボールを投げ
ひたすらボールを捕った

君の直球は
...
許さないって
まあ、そんな大げさな話じゃなくて
口の中の充足感?語尾上げる感じで
なんか物足りないのよ
俺って
がっつりいきたい人だから

もう人って言っちゃってんじゃん
淫らなスタイルが花嫁とともに変化するので、ウェディングドレスを選ぶことができるのは一つの学習です。
あなたが好きならば、選ばれるものは誤り方法です。
その図によってそれ自体に適するウェディングドレ ...
匣が匣として閉じられ
いづれ花が華として咲く
あわい希望を閉じ込める

包丁は包丁として布に包む
棘が棘として働くように
強い怒りはやわらかくしまう

箪笥の隅でみつけた ...
からだもこころもつらいとき

ぼくはやさしくなれる人間だ

それがわかった

それだけでもぼくには価値があった

からだもこころもつらいとき

あのひとはがんばってくれていた

...
四つ葉のクローバーはたまにあった
摘んでみると奇形だということが分かった
君もまた奇形だった
五体満足だったが理知の骨がない
幼年の輝く混沌、その奇形
大きな闇に覆われ、大きな光に開かれてい ...
山桜よ
だれが見るかお前を
ここは田畑ではない
だれもお前を見ない

誰の為咲くか

だが山桜
願わずば

我のためだと言ってくれはしまいか
…我も老いたものだ ...
ご存知の方も多かろうが群青は泡沫恋歌さん主催の創作集団である。
メンバーは恋歌さんはじめ空の珊瑚さん木原東子さん為平澪さん十六夜KOKOさん等現フォの女流の粋を集めたまさに梁山泊である。
なかに映 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
花びらの荷づくりあ。自由詩6*13/3/27 13:13
スピード寒雪自由詩113/3/27 12:50
8平井容子自由詩713/3/27 12:27
おてがみドクダミ五十...自由詩5*13/3/27 10:29
天気予報吉岡ペペロ携帯写真+...213/3/27 10:21
終電 第二便……とある蛙自由詩9*13/3/27 10:20
流れながら梅昆布茶自由詩1713/3/27 7:50
文脈そらの珊瑚自由詩17*13/3/27 7:26
花びらの荷づくり村上 和自由詩413/3/27 3:04
お花見吉岡ペペロ携帯写真+...713/3/27 0:26
消えちゃいたい凪 ちひろ自由詩913/3/27 0:10
つらいよつらい吉岡ペペロ携帯写真+...113/3/26 23:49
あの雲番田 自由詩313/3/26 22:55
自然体の力朝焼彩茜色自由詩713/3/26 22:38
おわりなきおわり佐藤伊織自由詩113/3/26 22:09
霾晦(よなぐもり)北大路京介俳句313/3/26 21:57
札束で突く自由詩313/3/26 21:56
おねえさんキャラが年下になってしまった自由詩313/3/26 21:55
骨壷抱きしめ寝落ちるまで酒飲んで泣いている自由詩313/3/26 21:54
ボクハ強インダ吉岡ペペロ自由詩1213/3/26 21:37
海弁たもつ自由詩1613/3/26 21:21
当たって砕けろ花形新次自由詩213/3/26 20:43
キャッチボールnonya自由詩16*13/3/26 19:26
神はサイコロステーキを許さない花形新次自由詩013/3/26 18:46
体つきが高い花嫁にピッタリのウエディングドレス和田カマリ自由詩2*13/3/26 17:54
花びらの荷づくりるるりら自由詩18*13/3/26 17:39
わかったこと吉岡ペペロ自由詩413/3/26 16:46
奇形と世界葉leaf自由詩613/3/26 16:18
山桜田園自由詩113/3/26 16:02
創作工房「群青」薄紅に染まりし夕暮れ・十六夜KOKO・帰って ...梅昆布茶散文(批評...11*13/3/26 15:39

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加筆訂正:
薄紅いに染まりし夕暮れ/石田とわ[13/3/27 0:04]
すいません、「薄紅」「薄紅い」と何度も変更しています。
或る会話/HAL[13/3/26 17:52]
どうしても言いたいことがあったので、加筆しました。
4.35sec.