あたたかくなり
さむくなり
三寒四温、
ひたひたと通り過ぎていく
少しずつ少しずつ
軽くなる空気、
匙でもきっとすくい取れないほどの
柔らかさ
季節の帯の端と端を繋げ ...
いつの頃からだろう
周りの景色が
回転するパノラマみたく
勢いよく回っていることに
意識が覚醒して
回転する時間軸の後を
ついていこうとするようになるのは
スピードを落として
落ち着い ...
夏の立駐で
宙づりのア・ウェア
温度といい
風といい
夜
リネンの海で
かわいく葬って
また、次
こそげおちていく
応じている
わたしたち
かそ
かすか
かすがい ...
拝啓
許して下さい
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米が底を突いた
馬鈴薯の
芽が出始めたのが一つ
箱にぽつんとあって
...
天気予報がはずれるのは
なぜなんだろう
不確定要素でもあるんだろうか
だとしたら不確定要素は
どんなメカニズムで現れるんだろう
天気予報ぐらい
わかりそうな気がするんだけど
ぼくより賢 ...
最終下り電車
残業帰りの疲れ
飲食店従業員という化粧
旅行帰りの子供連れの疲れ
デート帰りのいちゃついた欲望
窓を見つめる独り言
酔っ払いの不明な歓喜
忌避すべき酔っ払いの不潔な嘔吐
...
もうずいぶんひとにに押されていきてきたようなきがする
妻や子供にもめいわくをかけた
でもいっぽん筋を通そうと思った
この年で
せめて残りの時間を拡散しない正しいもの ...
連なっている
ひとつひとつは
いびつななりであったとしても
連なることによって
ハルモニアを産んだ
重なり合っている
響き合っている
ひしめき合っている
峰 ...
なぐなみみつめ
なくあほうどり
あほうとひにくる
にんげんのみこころ
ときやほしや
ははなるばしょへとながれた
なゆたのかなしみ
とはことなる
かなしみのゆれ
とあるひひるさ ...
指先だけをひっぱって
ちいさなお花に足とめて
桜の土手をうえに見ながら
ごろごろごろごろ花見する
疲れてきたらストレッチ
ワープしたけりゃHey!タクシー
帽子 ...
消えちゃいたい
消えちゃいたい
融ける雪みたいに
はらはら降る桜のように
誰にも迷惑をかけず
誰も悲しませず
消えてしまいたい
そんな夜もある
だけどわたしは人間で
...
このままじゃ俺死ぬなあ
寿命よりはよ死ぬなあ
どうにもならないことに
頭に血をのぼらせて
頭痛と鼻血に見舞われて
もうつかまえられない
諦めることも出来そうだ
ゆっくりねてな
さむく ...
わからなかった
自分自身を書くことが
絆を
捨てた
遠くに見える街角で
塔にかかる雲の色に触れた
街は
そこに
意味を示すのかわからない
貧しい世界を歩いていく僕
力の抜き加減を調整し 残った力の余韻がナチュラル
コンプレックスを只の生き物の様に生かし
自分の足元を見る 観察の虫眼鏡で光を集める
菜の華の黄色い匂い ナチュラルさがラストノー ...
私たちは死にます。
多くの人は死が近づく老人となったときに
慌てて宗教に駆け込みます。
死刑囚も
癌患者も
みな
その意味で
等しく
とりかえしはつかない
...
弁当に虫が混入霾晦
札束で突く
おねえさんキャラが年下になってしまった
骨壷抱きしめ寝落ちるまで酒飲んで泣いている
雨ニモ灼熱ニモ
寒イ風ニモ地震ニモ揺ラガナイ
ヒトニハ依存セズ
アア、ボクモソウナリタカッタンダア、
ヒトヘノ嫉妬ハソウ受ケ入レ
裏切リニハ同情デ対処シ
...
昼休み、お弁当を開けると
中には凪いだ海があった
これはどうしたことだろう、
と電話をしても妻は出ない
それどころか、
海の中から聞き慣れた着信音がする
海が見たい、と言ってい ...
子供たちの未来のためにって言やあ
許されると思いやがって
てめえが意味もなく長生きしてえだけだろ
(嫁さん妊娠中にフーゾク行ったクセによ)
本当にそう思うんなら
うろちょろ領海侵犯してる
...
何が面白くて
大の男が
キャッチボールなんてやるのだろう
君と僕は
公園の片隅にある鳥篭の中で
黙りこくったまま
ひたすらボールを投げ
ひたすらボールを捕った
君の直球は
...
許さないって
まあ、そんな大げさな話じゃなくて
口の中の充足感?語尾上げる感じで
なんか物足りないのよ
俺って
がっつりいきたい人だから
もう人って言っちゃってんじゃん
淫らなスタイルが花嫁とともに変化するので、ウェディングドレスを選ぶことができるのは一つの学習です。
あなたが好きならば、選ばれるものは誤り方法です。
その図によってそれ自体に適するウェディングドレ ...
匣が匣として閉じられ
いづれ花が華として咲く
あわい希望を閉じ込める
包丁は包丁として布に包む
棘が棘として働くように
強い怒りはやわらかくしまう
箪笥の隅でみつけた ...
からだもこころもつらいとき
ぼくはやさしくなれる人間だ
それがわかった
それだけでもぼくには価値があった
からだもこころもつらいとき
あのひとはがんばってくれていた
...
四つ葉のクローバーはたまにあった
摘んでみると奇形だということが分かった
君もまた奇形だった
五体満足だったが理知の骨がない
幼年の輝く混沌、その奇形
大きな闇に覆われ、大きな光に開かれてい ...
山桜よ
だれが見るかお前を
ここは田畑ではない
だれもお前を見ない
誰の為咲くか
だが山桜
願わずば
我のためだと言ってくれはしまいか
…我も老いたものだ ...
ご存知の方も多かろうが群青は泡沫恋歌さん主催の創作集団である。
メンバーは恋歌さんはじめ空の珊瑚さん木原東子さん為平澪さん十六夜KOKOさん等現フォの女流の粋を集めたまさに梁山泊である。
なかに映 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
花びらの荷づくり
あ。
自由詩
6*
13/3/27 13:13
スピード
寒雪
自由詩
1
13/3/27 12:50
8
平井容子
自由詩
7
13/3/27 12:27
おてがみ
ドクダミ五十...
自由詩
5*
13/3/27 10:29
天気予報
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
13/3/27 10:21
終電 第二便
……とある蛙
自由詩
9*
13/3/27 10:20
流れながら
梅昆布茶
自由詩
17
13/3/27 7:50
文脈
そらの珊瑚
自由詩
17*
13/3/27 7:26
花びらの荷づくり
村上 和
自由詩
4
13/3/27 3:04
お花見
吉岡ペペロ
携帯写真+...
7
13/3/27 0:26
消えちゃいたい
凪 ちひろ
自由詩
9
13/3/27 0:10
つらいよつらい
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
13/3/26 23:49
あの雲
番田
自由詩
3
13/3/26 22:55
自然体の力
朝焼彩茜色
自由詩
7
13/3/26 22:38
おわりなきおわり
佐藤伊織
自由詩
1
13/3/26 22:09
霾晦(よなぐもり)
北大路京介
俳句
3
13/3/26 21:57
札束で突く
〃
自由詩
3
13/3/26 21:56
おねえさんキャラが年下になってしまった
〃
自由詩
3
13/3/26 21:55
骨壷抱きしめ寝落ちるまで酒飲んで泣いている
〃
自由詩
3
13/3/26 21:54
ボクハ強インダ
吉岡ペペロ
自由詩
12
13/3/26 21:37
海弁
たもつ
自由詩
16
13/3/26 21:21
当たって砕けろ
花形新次
自由詩
2
13/3/26 20:43
キャッチボール
nonya
自由詩
16*
13/3/26 19:26
神はサイコロステーキを許さない
花形新次
自由詩
0
13/3/26 18:46
体つきが高い花嫁にピッタリのウエディングドレス
和田カマリ
自由詩
2*
13/3/26 17:54
花びらの荷づくり
るるりら
自由詩
18*
13/3/26 17:39
わかったこと
吉岡ペペロ
自由詩
4
13/3/26 16:46
奇形と世界
葉leaf
自由詩
6
13/3/26 16:18
山桜
田園
自由詩
1
13/3/26 16:02
創作工房「群青」薄紅に染まりし夕暮れ・十六夜KOKO・帰って ...
梅昆布茶
散文(批評...
11*
13/3/26 15:39
2669
2670
2671
2672
2673
2674
2675
2676
2677
2678
2679
2680
2681
2682
2683
2684
2685
2686
2687
2688
2689
2690
2691
2692
2693
2694
2695
2696
2697
2698
2699
2700
2701
2702
2703
2704
2705
2706
2707
2708
2709
加筆訂正:
薄紅いに染まりし夕暮れ
/
石田とわ
[13/3/27 0:04]
すいません、「薄紅」「薄紅い」と何度も変更しています。
或る会話
/
HAL
[13/3/26 17:52]
どうしても言いたいことがあったので、加筆しました。
4.35sec.