春うらら梅香る城散歩猫

昼寝猫はなさき薫る梅一輪

黒猫が丸く膨らむ春うらら

黒猫や背に梅の香を漂わせ

花が一気に咲いて
それが一気に枯れるのはもう嫌だね

真夜中に鳴く鶏がいてもいいじゃない
朝!?と暗闇に目覚めてもいいじゃないか
いつか自分でもわからずにセットした目覚まし時計が
...
飼い犬にまたがって
腹情死したおじいの
畳に書いた鼻血の
ダイイングメッセージ

「こしがもたんきに。」

キャインキュアイン
キャインキュアイン
あな恥ずかしや
膣痙攣で外れない ...
君と同じ空を見上げたかったのだ

お雛様みたいに仲良くちんまりと並んでいるんだよ

桃の花だって咲いているし重箱には煮物バスケットにはサンドイッチ

おまけにスパークリングワインなんぞも冷 ...
目蓋は開かず
絶たれる
眼光

静寂の重さに
つぶされる


過剰な匂い
混乱する
鼻孔

とろける毒が
浸潤する


痛み痒み
おおわれる
触感

...
子供のころは有名な人になりたかった 。

サッカー選手になりたかった 。

ストリッパーでもよかった 。

ひと殺しでもよかった 。

バスの運転手にはなりたくなかった 。 ...
らーめん食べにいきたいっていうから、
らーめん食べにいきたくないって返したら
全力の平手で顔ひっぱたかれた、気がした。
ううわ、い、いたい痛いいたいじゃん。すごいなこいつおおばかか。気ですけど。 ...
 うわぁ コーヒー流れてってるよ
 おぉ 心臓ってあんなにドクドク動くんだ
 あれが肺で あれが胃か 肋骨って頑丈そうだな
 理科室の人体模型のとおりになってるよ

 ちぇ 油断して ...
燃え盛る炎を前に
書き連ねたノートを
次々と
呼吸している炎の口目掛けて
無愛想に放り投げて
咀嚼されて
短い時間のうちに
爛れてモザイクみたいな
灰に変わってしまって
木の棒で ...
わたしたちは
いつだって
傘のかなしみを知らないのです
雨は水のふりをしているけれど
あれは
悪魔なのです
今は悪魔であるけれど
もとは穢れなき天使だったのです

傘は特別製の防御服 ...
きみとぼくとで重ね続けた

吐き出した息に
夢に
過去に

ゆるゆると
融けて消えていくのを

茫然の向こう側から黙って見ていた

まるで最初から嘘だったみたいに

音の高さ ...
あなたのそんなところがうんざりするのよ
最近きみが言うのはそればっかりだ
【最初はそこが大好きだと言ったじゃないか】

だって あなたはいつもだれにでもやさしい
でもぼくが大切にしているのは ...
たまたま、の 羅列が
楽しい方角ばかりに 転がるならば 幸せ

たとえ 哀しい方向に やや 動いていても
帳尻あわせが 上手くいけば やっぱり 幸せ

もしかして 幸せの上に ふ が つい ...
 戦場は何も
 幾万の観衆が見守るフィールドばかりじゃ
 ないだろう、そうだろう
 日常こそが不規則なはずみを
 くりかえしているのなら
 叫べばいいと思うのだ、俺、俺、俺

...
よく光るパワーストーンが何か言うその何かとは幸せの言葉

冷え切った頬を温め赤くなるあなたの大きな手が愛を示す

他の星から来ている生命体地球を守り成長させる

満月が重そうに見え気 ...
ドングリをひとつ見つけて
友達のポケットにいれた
そいつがあるとき
ポケットからドングリを見つけて
不思議がるだろうから

人のいない午後の住宅街って
人それぞれって微笑んでおい ...
最終列車が息を吐く

車内には人が結構たくさん乗っているけれど
皆疲れて茫然としており
身体半分が無機質な物体になりかけ
車内の音を吸い込んでいくので
奇妙な静けさが漂っている

発車 ...
雪解けの時を待った
土を食べたくて

小さなシャベル片手に
まっすぐ真白い粉塊の一点めがけ


(吸い込まれる) 

くらいに感じてくれたらいいな

そんな気持ちの柔らかさで
...
鳥の腿肉が宙に浮いたままで歩いてるパンプスめがけて
時速455で垂直落下する縦糸のみグラフ
骨盤を露出した骸骨の群群をいくつもの過去という風が
泥舟の中に置かれたそぶりで追いかける
が、ゼンマ ...
二人で風に乗って自転車でずっと
道をたどってどこに行こうというのでもなく
香水の香りがよくって
お前の髪がちょうど目の前で舞っている
僕らどこにでもいけるさ
僕らなんだってなれるさ
自転車 ...
同じ繰り返しの手なんて効かない
奴らはまいど新たな策略をねってるぜ
俺がこの世界を歩くためには
もっとタフにならなけりゃ
さってはやってくる物事を全部新しい気持ちで
心臓の鼓動を数えながら受 ...
【 そのあとがある 】


「ソ」の次は 音叉の「ラ」の音が 来るよ
    さあ チューニングしようぜ

空を超えよう
    人間 ...
 
 
 
手を伸ばす
先に
ほどかれていく放物線の
空 いくつも数え切れないほど
通り過ぎるものがあった
今夜
聴いた
天球の音楽

八時間先を東へ回るきみの


こ ...
20世紀の作家たちの夢見た近未来は、私たちのもとにそのまま訪れることはなかった。あの夢と今この現実は大きく隔たっていて、おそらくこれからも近づきはしない。それでも確かに私たちは、ある意味ではあの作家た ... 布団カバーを変えるのは

とても煩わしい

かどっこを充分に見定めても

結局何度かやり直す

世の中煩わしいことばかりだよなと

誰かのせいにしたところで

布団カバーは素直 ...
 朝まだきのコロッセオ
 だれもいない

 
 女どもの嬌声
 男どもがいさかう声
 埋まっていく
 目の群れ、口の群れ、鼻の群れ、耳の群れ
 埋めつくされていく
 手 ...
さみしいときはふてねする

イライラするときは 不機嫌でいる

気分がいいときは 自分を甘やかす

大人になって
いいことなんかあるはずない
そうおもっていたけれど

囲いを自分で ...
横風注意の標識に
風は横から吹くものだと
文句をつける
つまらない人間に
注意しろということ
横槍注意
小学生男子は
マウンテンバイクを欲しがる
舗装していない道
オフロードを走ることができる自転車だ
舗装された人生を歩んでいるから
険しい道を進めるものに憧れる

しかし
社会人男子は
...
 
限りなく明日に近づけば

今になる

だから、僕らは夢をみるの




 
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
猫しだい……とある蛙俳句8*13/3/18 20:21
真夜中に鳴く鶏よしたか自由詩2*13/3/18 19:46
ジジ黒サンボ和田カマリ自由詩5*13/3/18 18:30
君と同じ色梅昆布茶自由詩18*13/3/18 17:33
六根シホ.N自由詩413/3/18 17:16
無題アラガイs自由詩2*13/3/18 16:15
曇ってて風が強い日の暴力未満ちゃん自由詩8*13/3/18 15:04
スケルトンお父さん平瀬たかのり自由詩113/3/18 14:50
変化寒雪自由詩113/3/18 12:47
カサノ カナシミそらの珊瑚自由詩19*13/3/18 12:20
らららMélodi...自由詩113/3/18 11:28
本心HAL自由詩7*13/3/18 11:08
いちばん しあわせ藤鈴呼自由詩1*13/3/18 11:01
War Cry平瀬たかのり自由詩013/3/18 9:20
パワーストーン夏川ゆう短歌113/3/18 8:46
あっちむいてドングリよしたか自由詩2*13/3/18 1:58
発車までしばらくお待ち下さい灰泥軽茶自由詩5*13/3/18 1:41
ハヤブサ芦沢 恵自由詩22*13/3/18 1:11
絶滅危惧主あとインドラ自由詩113/3/18 0:56
自転車に乗った天使黒髪自由詩2*13/3/18 0:50
希望の手自由詩3*13/3/18 0:32
【さくらの ゆくえ その一 開花編 】三編のオムニバスるるりら自由詩8*13/3/18 0:11
鳥たちはいつも永遠へ向いて鳴く動坂昇自由詩513/3/18 0:00
現実へ散文(批評...013/3/17 23:55
布団カバーにおもう灰泥軽茶自由詩5*13/3/17 22:57
パンクラチオン平瀬たかのり自由詩213/3/17 22:29
小発見朧月自由詩213/3/17 22:23
横風注意イオン自由詩2*13/3/17 22:04
オフロード男子自由詩2*13/3/17 22:03
僕らの明日殿上 童自由詩22*13/3/17 21:56

Home 戻る 最新へ 次へ
2662 2663 2664 2665 2666 2667 2668 2669 2670 2671 2672 2673 2674 2675 2676 2677 2678 2679 2680 2681 2682 2683 2684 2685 2686 2687 2688 2689 2690 2691 2692 2693 2694 2695 2696 2697 2698 2699 2700 2701 2702 
3.77sec.