今日の頭の中のカオス(混乱) 群青課題詩「準」
1
わたしたちは
準備万端整えて
すべてはその刻へ
父や弟や息子が
先に行った道
その入り口を
何とかうまく通り過ぎ ...
みずのうえを あるかないか
あるかないか さくらのはなびら
あるかないか おがわに あめんぼ
あるかないか かわぞこに 波紋をゆらす
ゆらさないか あかん ...
凍土の独白 そのあとさき
訪れる安寧の息づかいは
無色 無音の
不可視の原野に
手放しで放り出された
あっけない夕暮れなのかも知れません
色の無い花びらの
おどる薄暮の
ながれ ...
今夜もまた誰かの悲しみが裂けてしまった
梟の眼が光る孤独の森
冬の尖った爪が人の夢を引っ掻く
日が昇れば
何も聞こえなかったように
白い雪の舞い
光が冬の仮面となり舞踏会
...
小さな恐竜が噛みつきそうな顔で
こっちをじっと見ている。
つぶしてみろ、ガオー。
大きくはないけれど
小さくはないのは価値があるから。
その恐竜を倒せばお金がもらえる。
コツコツと1匹づつ ...
はらはらと降り注ぐ花びらの中
おさげ髪をなびかせて
少女は桜並木を駆けて行く
誰に会うために急いでいるのか
息を弾ませながら
少女は桜並木を駆けて行く
君のその澄んだ瞳の奥に
誰 ...
ご飯つくったり
一緒にいるじかんを大切にしたり
ぼくは殺されている
淋しいだけで死んでゆける
いつか見限ってやる
緑の風のなか
みんな死んじまえ
なみだが ...
ほら、この前、君が
「私の詩を読んでみて」って僕にノートを貸してくれただろう?
それでね、さっき読んでみたんだけどね
とても酷い出来だったから、驚いたよ
だって、だってね
読み終わっても ...
)
(
傾けた看板のカタカナを眺めては〜サヨナラ
〜サヨナラ
の窓越しに映る満開の桜
真っ直ぐな雨が葉先を濡らし
)花びらはめまいに揺れた
(
*芯のない
薄く塗り重ねた散り紙のキ ...
睫毛の触れる距離
吐息の生温さを頬で感じても
あなたの真意は解らない
愛という影を作らぬものの
答えを求めようと
弄るように寄り添おうとも
熱の篭った毛 ...
壁の奥の壁の壁の壁の壁の壁の壁
きっとこの世がなにもなくなっても満たされることはないだろう
きっといたみで身も心も消し去ってしまっても失うことはないだろう
きっと毒を歌い溢れ足掻いても死ぬことはないだろう
夢を 愛を知ったこの ...
わかりあうことはできない
あなたの心臓とわたしの心臓は
ちがうかたちをしているから
そのことばに
わたしのからだはどんと押され
がけっぷちへとどんどん近づいてゆく
話にならない、とあな ...
あっちにとっちら
こっちにとっちら
あてもないのにとっちらとっちら
お金もないのにとっちらけ
何かに期待して
誰かに出会うつまづきダイビング
ころがるこころが
...
中学時代休み時間に
座布団を手に巻いてボクシングの真似事をして遊んでいた
遊びとはいえけっこう幼い意地をかけて遊んでいたが
伊藤くんにはどうやっても勝てなかった
陸上部で細身で動体視力 ...
安らぎを
承認を
魔法の杖を
こころの通い合いを
ぼくを
うまくゆく全てを
貴方に差し上げたい
なんのために?
(ガリガリ君の)
あなたの孤独に
( ...
一生かかっても
君のことを知り尽くせないなら
なるべくたくさんの君を知るために
二人で世界の誰よりも長生きしよう
しわくちゃの
おじいちゃんとおばあちゃんになっても
手 ...
物語を
知っているだろうか
・
おしゃべりなオオカミは言う
優しいでも強いでもなく
ボクはいいオオカミになりたい
その口元には
羊の肉片がついている
夕方に起きだして
い ...
everything is not clear
someone are watching mountains
and he read many books
black line was er ...
約束の上
汚い復興、羊の数をかぞえて。
積み重ねた崩れ落ちた
滲んだくらいのダイヤモンド
なかんづく相対死するほどの
黒い洋傘と英霊は時雨になった
憧れてた世界は現実的に生きて ...
つぎの約束をしよう
どんなに小さなことでもいい
それで明日が約束されるわけでも
約束が約束されるわけでもないけれど
つぎの約束をしよう
約束は絶対ではなくて
約束を ...
悩み多きは誰か
悩んでいるというよりも
考え続けているとした方が
幾分か楽になる
楽になることは罪でもないのだ
少し開放して
予測不可能な未来を
覗こうじゃないか
においってさ
これ食ったら
ヤバイんじゃないかって
判断するために
非常に大事なわけっすよ
変なにおいしたら
食うの止めとこうと
なるでしょ
だから
ドリアンとか
鮒ずしとか
食 ...
ボタンがとれたシャツやズボンがある
もう何年もそのままほったらかし
衣替えの季節になると
そういえばといって結局ほったらかし
ただ今日はなんだかムズムズして
針に糸を通す
ボタンをつけ ...
雨になんて
うたれたっていいのに
逃げている 背中丸めて
桜だけが
受けとめている
雨滴
弱虫だね
私たちみんな
それをよいことにして
よりそうきっかけにして
雨滴 ...
ショッピングセンターの駐車場でカレーパンと牛乳でお昼を済ました
なかなか家に帰れない
僕の家って本当は彼処じゃ無いんじゃあないのかなんてねときおり思うんだ
誰も待ってないし読まない新 ...
よわいという
ところにきみとわたしの真実という
嘘っぽい現実が
隠されているので探してみてください。
という手紙を
ゆうべの食卓できみに差し出した
手が
春だというのにつめたくて ...
泣きたい時は水面に揺られて
私という器に水を張る
たっぷりと注いで染み込ませて
体中が潤い続けるようにする
泣き叫ぶ声が私を呼んだら
ひしゃくで水をすくって
たっぷりと捧げよう ...
私 夢を見て
ほんとうに夢の中の夢で
強いあの子が
ふるえていた
レストランのウィンドウ越しに見える殺風景
横浜根岸の崖の上
そこから見下ろす港の様子
コンテナ船が往き来して、
その陸揚げ作業がのぞき見られる
行き交う大型コンテナトラック
夥しい数のコン ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
今日の頭の中のカオス(混乱)
木原東子
自由詩
10*
13/4/3 16:57
あるかないか
るるりら
自由詩
21*
13/4/3 16:26
風を編む。
佐東
自由詩
3*
13/4/3 15:54
冬の爪痕
乱太郎
自由詩
23*
13/4/3 13:55
ぐるぐる労働
み
自由詩
4
13/4/3 13:42
少女は桜並木を
未有花
自由詩
15*
13/4/3 8:56
緑の風のなか
吉岡ペペロ
自由詩
5
13/4/3 7:21
さっき君の詩を読んでみたけど、とても酷かったよ。
北橋勇輝
自由詩
2*
13/4/3 6:34
桜雨
アラガイs
自由詩
3*
13/4/3 4:45
睫毛
中村 くらげ
自由詩
1+*
13/4/3 3:49
はぐ
十二支蝶
自由詩
1
13/4/3 2:27
選死
〃
自由詩
1
13/4/3 2:23
距離
ロクエヒロア...
自由詩
2
13/4/3 1:54
とっちらかる
灰泥軽茶
自由詩
6*
13/4/3 0:44
ボクサー
梅昆布茶
自由詩
11
13/4/3 0:37
なんのために?
吉岡ペペロ
自由詩
5
13/4/2 23:28
しわくちゃ
ジュリエット
自由詩
1
13/4/2 23:23
ブリキの森と紙の古城とウルサい湖畔の魔法
村上 和
自由詩
3
13/4/2 23:20
everything is memory
番田
自由詩
0
13/4/2 23:12
雪降る音は遠い
榊 慧
自由詩
3
13/4/2 21:14
「つぎの約束をしよう」
ベンジャミン
自由詩
10*
13/4/2 21:11
悩み
田園
自由詩
4
13/4/2 19:37
ドリアン好き
花形新次
自由詩
0
13/4/2 19:21
ボタンをつける
灰泥軽茶
自由詩
15*
13/4/2 18:14
笑う雨滴
朧月
自由詩
4
13/4/2 17:02
からっぽの家には
梅昆布茶
自由詩
16*
13/4/2 16:49
よわいという
かんな
自由詩
7*
13/4/2 15:23
泣くという事
田園
自由詩
5*
13/4/2 15:19
私 夢を見て
〃
自由詩
2
13/4/2 14:04
山手ドルフィン
……とある蛙
自由詩
7*
13/4/2 12:38
2662
2663
2664
2665
2666
2667
2668
2669
2670
2671
2672
2673
2674
2675
2676
2677
2678
2679
2680
2681
2682
2683
2684
2685
2686
2687
2688
2689
2690
2691
2692
2693
2694
2695
2696
2697
2698
2699
2700
2701
2702
加筆訂正:
白髪を染める
/
夏美かをる
[13/4/3 6:17]
3連目 良からぬ→許せぬ
4.59sec.