わたしのひたり水は
いつでも透明、
きんたろうあめのように

だ・と・よ
きみが初めて憶えた言葉は『イタイ』だった
そしてきみが立っちしたのは病院の廊下だった
またきみは0歳・1歳・2歳の3回も川崎病にかかるという
日本タイ記録保持者になってくれた

きみは憶えて ...
男が狭い部屋の中を行ったり来たりしている

足踏みの真下の階に住む主婦は
その音のうるささに顔をしかめていて
いつ天井に向けてスリッパを投げつけてやろうか
さっきからずーっと考えていた

...
 全力である
 住職全力による夏のお勤めである
 
 兄弟走り回るドタバタドタギャハハハハッ
 住職気にしない全力にて
 ナムアミダブツナンマイダナマイダー
 ナナナナナマイダー
 
...
 
晴れた日にうたう歌がある

雨の日ににうたう歌がある

僕には、歌がある



 
 
 
道路の真ん中に
枕が落ちていた
枕が変わると眠れない、
という性質でもないので
すっかり寝てしまった

車に轢かれる夢を見て
目が覚めると
胸の上あたりに
ミニカーが置い ...
RT @Ichiro_Meigen: お客さんが少ないから、モチベーションを落としてしまう? それは、まちがいです。自分たちであげていかなければならない ─ イチロー

イチローも、言 ...
意識の地中に
閉じ込められた想いは
言葉になることも許されず
凍てついた時間の底で
膝を抱え込んでいた

想い出したように吹く
溜息によく似た風を頼りに
出口を探したこともあったが ...
RT @copy_writter: 私に詳しい人がたくさんいると、そこは地元になる。 (タウンワーク/岩崎亜矢)

私は、秋田で生まれ育って、高校卒業後、仙台で二十年暮らし、再び秋田に ...
昨日から ハエさんが 居るんだよねぇ〜
の セリフに

ハエなんかに 
サンなんて 
付けなくって 
イイよ!!

思わず 叫んで しまったのは
昨日から 追いかけっこを しているか ...
生命とはなんだろう。

父母を―私がまだ光だったころ―なんとなく選び、
生まれてからする「一つのテーマ」を神様からもらって、
おぎゃーと生まれてくる。涙。

年は残酷な程に大急ぎで ...
ぼくは
ちいさなてのひらで
ちいさな熱を
にぎって
突っ立っていた。

そしてぼくがそのドアを開けたら
そこにはちいさな少年がいた

ぼくよりももっともっと熱い熱を
あふれさせた少 ...
君たちは,
選ばれ,選ばれ,選ばれた
すでに,もう充分に
選ばれたじゃないか

忘れたのかい?
生まれる前のことを
そして
その,愛くるしい不快とも
長いつきあいだね。
この間観た映画の
タイトルなんだっけ
ほらっ、スピルバーグ監督で
トム・クルーズ主演のさ
ドイツ人が宇宙人と手を組んで
悪いことすんのを
子供とロボットと一緒に
過去に行って
恐竜連れ ...
 全句集のストックが無くなったのでここで一旦区切りとするが、最後は本当につい最近買った古家榧夫のことを書こうと思う。この名前に出会ったのも全句集(内容的には俳句集成だが)に出会ったのも、何度か書いてき ...  あの熊ゴローは
 いんちき機関車の煙突に
 しばりつけてきてやったんだ
 見てこいよ
 あいつ今ごろ泣きわめきながら
 ぐるぐる回ってるぜきっと

 犬も虎もこてんぱんさ
 象なんて ...
 男と女の俳句は違う。それは性差別的な意味でなく違う。性別というよりは生殖器別に違うのであろう、細かく言えば男が女のフリをすることも女が男のフリをすることも可能であり、またそれに対抗して俳句の世界は中 ... 分かってる。







どうせ、
明日はくるんでしょ?

















分かってる。




...
有機体に満ち溢れているのに
荒涼とした味を覚える
過剰な砂浜
砕けた白波は強風のしわざ
風が存在を知らしめるかのように
砂が無数の線となり砂浜を埋め尽くす

自分の意志で砂浜に立っている ...
こんなとき、声をかけてくれた、あの人が亡くなったと知る。
どれだけ支えられたか分からないのに、わたしは、そのお返しもできないまま、ただ、立ち尽くす。
もう一度話せたら、どんなにいいか。
時は戻ら ...
かたくなに
かたくなで
かたくなな
かたくなよりも
かたくなを
かたくなと

する
陸に上がることなど望んでいなかった
沖から寄せる波に乗せられたのだ
いつになったら戻れるのか
オットセイだったら良かったのに
だが人の助けが無くては水の上でも
自由には動けない
ましてや陸 ...
手のひらに汲んで夢見る春時雨


言葉なく静かに澄み咲く猫柳


片隅にちいさく仰ぐいぬふぐり
「ほら 中に何もつまってないって、 よ。」





ほら 中に何もつまってないって、 よ。


チョコボールのくちばし

今日も黄色、
昨日も黄色だった

くちばしのつ ...
4人のおっさん
日曜の朝のクリーニング店に並ぶ
1週間分の洗い物をバッグに詰めて
ちょっと気まずい顔して行列
頭ハゲ散らかして行列

4人のおっさん
日曜の朝のスーパーで買い物
無精ヒ ...
ひとつの鏡
三つの姿
耳の真上を
すぎてゆく花


つなわたりの月
心に削られ
かけらは降り
夜は
夜ではないかのように


水を昇り 黒は暴れ
さらに高く ...
晴れた日 銀の洗濯棒は陽射しに熱され
光を宿し 立ち尽くしている
光を受けない所は 銀棒のまま
横にかけられた 渡し棒とまかれた鎖を支える

重しにはめこまれ 土の上に立つ洗濯棒
洗濯物が ...
すずたん でも すずちゃん でもなく すずこサン
そう呼ばれる時には 必ず 何か有る

だから
朝っぱらから 真面目なトーンで
呼ばないでえ 下さいよぉ

なんて 言う暇も無く 返事をし ...
孤独と隣り合わせの自由

愛と背中合わせの孤独

無数の愛と自由と孤独が春の風に舞う

窓から望む 菜の花畑は 春霞

重ねた手の温もりは幾つかの時のかけらを記憶の襞から呼び覚まして
...
大切に使ってた
真っ白な皿を割ってしまった
その日夜ふけに
目を閉じて
ぼくの視界を埋め尽くす
たくさんのシャボン玉を真似た
永遠をつかもうと
子供の頃好きだった
虫取り網を持ち出して ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
わたしのひたり水マシュー=ハ...自由詩113/3/10 22:01
いま世界はHAL自由詩6*13/3/10 22:00
青空赤青黄自由詩3*13/3/10 21:49
全力住職平瀬たかのり自由詩3*13/3/10 21:41
歌がある殿上 童自由詩27*13/3/10 21:24
桜前線たもつ自由詩913/3/10 20:48
スターの言葉小川 葉散文(批評...2*13/3/10 20:46
啓蟄 (けいちつ)nonya自由詩20*13/3/10 20:45
地元小川 葉散文(批評...313/3/10 20:25
ハエさん藤鈴呼自由詩4*13/3/10 20:15
生命、田園自由詩4*13/3/10 19:44
できごとうんち自由詩2*13/3/10 19:12
選抜による不快エミール・ツ...自由詩213/3/10 19:00
自爆例花形新次自由詩113/3/10 18:42
川柳が好きだから俳句を読んでいる(8、古家榧夫のこと)黒川排除 (...散文(批評...013/3/10 18:40
浦安ボニー&クライド平瀬たかのり自由詩113/3/10 18:17
川柳が好きだから俳句を読んでいる(7、津沢マサ子のこと)黒川排除 (...散文(批評...013/3/10 18:08
明日も世江自由詩1*13/3/10 17:55
過剰な砂浜小川麻由美自由詩6*13/3/10 15:46
黙祷はなもとあお散文(批評...213/3/10 15:10
ほらふきopus自由詩213/3/10 14:40
陸に上がった船イナエ自由詩12*13/3/10 14:21
2013.2.25.朝はなもとあお俳句213/3/10 13:20
ほら 中に何もつまってないって、 よ。赤青黄自由詩1*13/3/10 12:38
2013年3月10日午前10時過ぎのサニーでは六九郎自由詩013/3/10 11:15
ひかり ゆくえ木立 悟自由詩413/3/10 10:37
銀の棒砂木自由詩14*13/3/10 10:20
よばれかた藤鈴呼自由詩4*13/3/10 9:51
ほりでぃ いん まい るーむ梅昆布茶自由詩16+13/3/10 9:49
シャボン玉寒雪自由詩613/3/10 9:40

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