このまま埋まりたい
地中の奥の奥の奥まで
落ちて落ちて落ちて
そのまま羽根が生えるのをまって
それからゆっくりゆっくり地上にでて
時間が立ってしまったみたこと ...
その憤りは私が引き受ける、と靴が言った。
ただ恋を占うために
花弁を毟られた花だって
きっと種を抱(いだ)いてみたかった、にちがいない
なんて思う
のは、身勝手!
わたしは花じゃないので
花の ...
昨日が終わり
君はパイプオルガンの鍵盤のように
その時代を弾いてるんだね
でもさ
四角いプールが水をこぼすほどの
雨が降らない
だから、あたし聴いてるよ
カート・コバーンみたいに打ち抜け ...
舟を漕ぐ。
昏い水面。
舳先の灯りに、身をよじるさざ波。
ぐっと櫂を引くと、私とおなじ力で、圧し帰してくる
水の確かな、手応え。
立ちこめるミルクの霧を透かしても
目指す岸辺がどこ ...
130610
普段着のまま尻端折る
本のページの隅を折る
この次に出会ったときには
もっとイケメンになっているはずだ
...
こんにちは、皆さん。
今日は「選択」の話をしよう。
みなさんは、僕がいつもこのタートルネックにジーンズ姿なのは知ってるよね。
それを見て、まさか皆さんは僕が服を買う金が無いだとか、没個性な男だと ...
不可思議な街の中を歩いていた。不可思議という意味、それ自体のことを考えながら。いくつもの角を曲がりながら歩いた。カラオケの、もう料金を値上げしていた看板。結婚した友達からは、あいまいな内容のメール ...
青い雨が降る惑星で
ディーラーの投げる裏表のないコイン
表に賭け、表だと告げる
なあ、あんたなら
この星が買えるまで稼げるぜ
女たちが歌う
誰も外を見ようとしない
...
さようなら
どこかでだれかが
そういって
じぶんのかげに
てをふっていた
顔も知らない
データだけの
“知り合い”
孤独じゃない
――フリをしていた
ずっと
ずっと
隣で笑ってくれる
人など
いませんでした ...
這ってでも掴みに行こう この星の自転をいつか全てこの手に
勝利への道はどれほど短くとも サンディエゴからニューヨークまで
釈迦牟尼の手のひらでない非情なる土地でもバレエ・ダンサーであれ
...
ゴリゴリと命を削り生きてみる
飛び散るのは、魂の欠片
それが言葉だろ、詩だろ
私は頑固です
そして、
純情です
あなたは私を噛み切ります
私はあなたの言葉を噛み砕きます
あなたの熱情が私を殺します
私はあなたを殺します
あなたが生きているのは、
私の情け ...
心此処に非ずだった僕は
いつも遠くを見てばかり
遠くて近い未来を探して
近くて実はとても遠すぎ
心此処に非ずだった私は
いつも未来を夢見ていた
いつかは夢が叶うと信じ
時はい ...
季節の企みはいつも残酷で
美しい踊り子達が咲き競う
真夏の舞台に素裸で引き出され
お前も踊れと囃されている
毒で相手をとり殺す化け物と
囃されている
あるいは
冬枯れて朽ちた安穏と
...
冷蔵庫から
冷えた頭蓋骨をとりだすとき
ふしぎにこころは温かかった
聞いたおぼえのある歌、
見たおぼえのある映画、
読んだおぼえのある物語、
それらがいっせいに再生され
頭蓋骨を割っ ...
白いときは過ぎて
テーブルのうえに飾られた造花
死んだ動物の肉と
赤い靴下
カレンダーのしるしが
ぴらぴらと減っていく
みんな行ってしまった
ほそい煙草が
長方形のまま燃えつきてゆ ...
さようなら、もう二度と会わない
それがふたりの歴史だけど
終わった物語のつづきを
独りつむぎはじめる夜がある
行き場のない言葉、
知られることのない感情
ランプの下にならべて、もて ...
生きている
だからそうして息してる
息してる
だからこうして生きている
幼い頃から海が大好きだった。
道産子なので北の大地も僕の遊び場だったが函館という港街に長く住んだ。
洋風の風が吹くこの街で潮の香りが好きだった。
朝市のような活気に満ちあふれた世界はとても心 ...
笛吹きケットルが壊れて
笛吹かずケットルになってしまった
笛を吹かない笛吹きケットルは使い難くて仕様がない
ケットルを買い変えようと思った矢先のこと
突然 笛吹かずケットルが言った
...
しょくぶつえんで待ってるねってトモヒロくんにメールしてから、リップクリームをいじくって遊んでた、半透明の、わたしこんなことばかりしてる、ゼリー状の、誰にも真似されたくなくて、真似しちゃったりぼんのむす ...
{引用=
到来は 雨月の{ルビ小夜時雨=さよしぐれ}
遠くに{ルビ鳴神=なるかみ}もあらぶるよう
昔は今 豊葦原の中つ国、その奥山に御霊がたずねる湯屋がございます
姫垣のむこう ...
白いおまもりのはいったふうとうのふうを
ひとつひとつほどいていったひろさの中で
ひだり目は茶色みぎ目は薄緑のわかくさ色の
スカートの正座の少女の音読はささやきのさざなみの
ひざがしらからはじま ...
錆び付きもよい、と金を払う。
あたかも世界を描いている。
見ている人は見ているけれど、額が学とは限らずに、リズムが言葉の旋律となる。
夜空に染みゆく、夜空の詩には、ザアザア流れる ...
あなたの首もとにぶらさがる銀の鎖
使いがってのよさそうな長い舌
うるおしたい
うるおしたい
月の柔い灯り……
嗚呼、
小石の影。
...
死にたくないのは痛そうだから?
痛くなかったら死ぬの?
痛くても生きたいの?
からだもこころも
ぜんぶ弁慶の泣き所
だからけんかしないんだ
だから生きてゆけるんだ
...
■提供はおっぱい同盟です。
■スレの目的としては、
1.おっぱい詩の唾棄(=投稿)、またはその宣伝とか。
2.そのアーカイヴズとして。※
3.おっぱいへの熱い想いの披瀝。詭弁、熱弁。
...
何にも手につかない昼下がり
いたずらに伸びた髪をくくって
裸の目には世界は曖昧にしか見えない
外から支配する微熱が
指先から内側へ忍び込んで
たまらなく逃げ出したくなるから
足元で丸くなる ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
このまま埋まりたい
最都 優
自由詩
0
13/6/10 6:05
_
もっぷ
自由詩
5
13/6/10 3:49
ツツジの蜜
凍湖
自由詩
1+*
13/6/10 3:22
69
青園ルカ
自由詩
5
13/6/10 3:03
舟を漕ぐ
凍湖
自由詩
5*
13/6/10 2:49
ベイベー、都市化しないで
あおば
自由詩
7*
13/6/10 1:48
今日は「選択」の話をしよう。
六九郎
自由詩
1
13/6/10 1:36
家にいた方が良い
番田
散文(批評...
1+
13/6/10 0:44
heads or tales
mizuno...
自由詩
3
13/6/10 0:36
ゆうぐれ
青井
短歌
4
13/6/10 0:18
涙は枯れて
莉音
自由詩
2
13/6/10 0:14
誰も知らない大陸
水瀬游
短歌
2
13/6/9 23:50
それが
殿上 童
自由詩
21*
13/6/9 23:39
最後の言葉
opus
自由詩
3*
13/6/9 23:12
足元を見よ・・・
tamami
自由詩
2
13/6/9 23:12
夾竹桃 ~夏が来るたびに~
西天 龍
自由詩
5
13/6/9 22:42
冷えた頭蓋骨
はるな
自由詩
4
13/6/9 22:26
赤い靴下
〃
自由詩
3
13/6/9 22:22
つむぐ
jin
自由詩
1
13/6/9 22:21
リバー
秋助
自由詩
2*
13/6/9 21:04
海と風と僕のねじれたこころ
梅昆布茶
散文(批評...
9
13/6/9 20:54
笛吹きケットル
ただのみきや
自由詩
21*
13/6/9 19:46
17さいの夏の日はやっぱ無味だよねわらい
ざらざらざら...
自由詩
10*
13/6/9 19:19
湯屋
月乃助
自由詩
7
13/6/9 18:58
白い夏庭
とつき
自由詩
6
13/6/9 18:14
錆びがついている
松元奉久
自由詩
0
13/6/9 17:01
使い勝手のいい舌
草野春心
自由詩
2
13/6/9 16:42
日傘をさして
吉岡ペペロ
自由詩
6
13/6/9 16:27
おっぱい
会議室
13/6/9 16:08
からから
Mélodi...
自由詩
8
13/6/9 13:53
2640
2641
2642
2643
2644
2645
2646
2647
2648
2649
2650
2651
2652
2653
2654
2655
2656
2657
2658
2659
2660
2661
2662
2663
2664
2665
2666
2667
2668
2669
2670
2671
2672
2673
2674
2675
2676
2677
2678
2679
2680
加筆訂正:
笛吹きケットル
/
ただのみきや
[13/6/9 20:07]
何か所か直しました
4.77sec.