言葉によって救われない夢なら

それは一体、何のための夢か

言葉によって癒されない人生なら

それでも「詩人」と呼べるのか

笑いたければ笑え、努力しているとい ...
陽が落ちて分針がぐるぐると何回もまわって
やっと眠ることが出来る
いまわたしはその時間を待っている
意識の死ぬ時間を待っている

癌の再発を繰り返して最後にはすっかりと憔悴して
父は死んだ ...
きのう爪を切った
生きていることを感じながら丁寧に切った
今朝、前髪が目にうるさい
しっかりと目覚めてから切ろうかなと思う

1ミリか2ミリで全然違ってくることは知っている
前髪を切ったら ...
誕生日幾つになっても照れ臭い毎瞬続く成長の道

陽だまりは君の微笑む顔のよう心と体元気にさせる

昨夜観た夢の続きを追いかける宇宙の果てに何があるのか

確実に一歩一歩と進む日々近道も良い ...
使いまわしの朝がきて
わたしは 座って
大きなクッキーを食べている

たぶんまた
生きてゆかなくてはならない

あなたなしの朝
あなたなしの世界
チョコレートなしの
大きくてし ...
とくとく音がする

エナジーがみなぎっている



ぽつぽつ音がする

雨が降っているのだ



季節の入り口を出たり入ったり

目が覚めたら夏だった

目が覚 ...
昨日買った文庫本
電車内で 読んでたら
意外なくらい するすると進む目。
逸るのではなく ただするすると。
奇妙な感じ。

そうだ!
デジャヴだ!
前にも読んだ。
ひとから借りて。
...
 儚く脆い 夢の形

 空の上に凪がれる銀河に浮いたり 沈んだりして


 その世界で

 最も 最も 弱かった生き物 だった 
 
  僕もきみも 彼も あいつも


  ...
過去を歩くだけの日々
音も虚しく
その意味は何もないようだった
それともそれは確かなのか
今日アマゾンで発注したものが届いても
夜にはアクビがやってくるだけ
子供の背中を見た時みたいに ...
埋められないもの
菫の青
肩に触れる風
新しい靴底で感じる地面の硬さ
夜にはずっと
夜の歌を
花には静かな
生きることがまだ
残されていた
目をとじれば ただの暗闇
では なかった…!

目蓋のうら
そこは みずうみ。
湖面に さまざま浮かぶものあり
しぃんと なにひとつ浮かんでこない 凪ぎの日があり
あらしがきて 大荒れの ...

たしか、月という名だった。
名前とはたいていの場合
生まれた後付けられるのだろうが、
それは生まれる前から月として
ただ、そこに在ったのだと思う。



結婚式に参列している。 ...
兆しばかりが高まっていく五月の

春という付箋を貼り付けておくには

些か暴力的な日差しを肌に感じているとき

わたしの柔い細胞がじりじりと焦げて

駄目になってる気がして

薄ら ...

帰り道の田んぼ
二週間遅れで水が引かれてる
昨日まではいなかった蛙
賑やかな音に
夏の風
ようやく
生返った。
走る

駆ける

着陸する

離陸する

泣いている

企んでいる

叫ぶ

弾んでいる

揺れながら


不安

不穏

思春





...
夏至に生まれた子だけがよく匂った
しかたないから埋めてしまおう
(いや、いや)
なにか途方もない労働のまえやあとにある
くらいほうへつんのめるようなあの気配
わたしと
へその緒でつなが ...
眠るまえと
眠ったあとの
あいだ
同じ宇宙を
よだれが流れていった
新緑が万緑へとかわろうとしている

あの幽霊のような柔らかさが消えつつある


また来年

ぼくは新緑に会えるだろう

地球が滅亡しないかぎり

ぼくが絶望しないかぎり

ぼくは万緑にも会えるのだ

...
素直になってもなにもいいことがない
だって
大人になるって意地をはることだもの

ほしくても いらないとか
いらなくても ありがとうとか
顔色をかえずにいえなきゃならない

夜になると ...
 きょう、小学生のとき
 はじめて好きになった同級生と出会った
 
 いつものように
 タイムカードを押した後でも
 とりあえず売り場の前を
 いったりきたりしている、そんなとき
 彼女 ...
 トキエは泣いている。薄暗い納戸の奥の、
紅い鏡掛を開いた鏡台の前に座り、泣きなが
ら化粧をしている。「おかあちゃん」幼い私
はトキエに纏わり付いて、その名を呼び続け
ている。戸外から蜜柑 ...
赤信号が、青になる{ルビ瞬間=とき} 
気づいたら右足はアクセルを、踏み 
車は、動き出していた 

まっさらな明日へ至る 
まっすぐな道を走る時 
ハンドルを持つ 
私の脳は、{ルビ空 ...
誰かを大切に思う時 
心の家に住まう 
何者かの気配を感ずる 






 
え?って思っても 
ちょっと自分のエゴをずらして、さ 
ちょっと相手に合わせてみりゃあ 
案外、うまくいくもんだ 
飲んだからって
空中浮遊出来るわけ
じゃないですし
あんたの前世が
分かる訳でもないですが
確かに
不規則発言はしますし
飲んだ後
風呂に入って
湯船に浸かりながら
お湯ゴクンとし ...
こんな時だって
勝手に物語は生まれる

だけど、
誰かが笑ってくれるから

もういいや。って、
諦めて紡ぐことにした
入り日の乱れる
西の山

空と地との
あいだがら

とかし合って
遠い線

刻一刻と
変わる色

日と星まわる
自然の理


身をまかせること
捨てる自我
...
陽炎の中溶けて 掬われることない
雪の中溶けて どこの道も傳えない
雨の中滴っている ただ
わたしと云う流体

てんてんてん、の信号に
折り重なる人の影 声の風向き
その間左右へ ...
無傷のままで生きていけるほどこの世はやさしくはない 昨日は変えられない
だけど引きずる必要はどこにもない
悲劇は朝日と共に終わっていることに
気づいていないだけ

昨日は昨日のまま
でも今日は昨日じゃない
未来を変えるのは今だけど
今を ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
はじめての詩yamada...自由詩113/5/24 9:33
SOSの代わりにもっぷ自由詩313/5/24 9:10
爪を切る自由詩913/5/24 8:56
誕生日夏川ゆう短歌313/5/24 8:53
クッキーはるな自由詩313/5/24 8:22
部屋自由詩313/5/24 3:09
青い表紙の本凍湖自由詩7*13/5/24 1:52
儚い夢山崎 風雅自由詩213/5/24 1:48
ガードレールの横番田 自由詩113/5/24 1:29
夜の歌春日線香自由詩513/5/24 1:00
目をとじれば凍湖自由詩3*13/5/24 0:52
月の力を信じている村上 和自由詩213/5/24 0:42
五月とトカレフ一尾自由詩413/5/24 0:39
水田くろねこ自由詩413/5/23 23:50
悲しみの疾走吉岡ペペロ自由詩113/5/23 23:21
strings平井容子自由詩813/5/23 22:53
いねむり美砂自由詩713/5/23 22:30
万緑へ吉岡ペペロ携帯写真+...413/5/23 21:54
沐浴朧月自由詩313/5/23 21:34
後厄純情労働歌平瀬たかのり自由詩12*13/5/23 21:09
記憶壮佑自由詩25*13/5/23 20:37
空 服部 剛自由詩613/5/23 20:23
霊の家 自由詩313/5/23 20:16
はーもにー 自由詩213/5/23 20:10
朝から紹興酒こと花形新次自由詩013/5/23 19:22
光の生まれる日秋助自由詩013/5/23 18:51
夕暮れシホ.N自由詩3*13/5/23 17:27
わたしという流体唐草フウ自由詩15*13/5/23 16:44
だれであろうとHAL自由詩2*13/5/23 14:27
変わる使井 土生自由詩113/5/23 13:52

Home 戻る 最新へ 次へ
2660 2661 2662 2663 2664 2665 2666 2667 2668 2669 2670 2671 2672 2673 2674 2675 2676 2677 2678 2679 2680 2681 2682 2683 2684 2685 2686 2687 2688 2689 2690 2691 2692 2693 2694 2695 2696 2697 2698 2699 2700 
4.62sec.