真っ赤な闇に2分間切り裂く風が吹けば
愛しさは多重構造の鬱屈を砕き
白銀の刃よろしくブリリアントな願望で穿っていく
苦しみを包んで生き延びた花束があった

小さな街の小さな出来事 ...
白い海 と 青い空
そっと触れて夢

波紋ができて
音が聞こえる

鳥の羽ばたきが
白い海から飛び出して

ざわつく空の
揺めきはイルカのよう

時は過ぎて
海には黒が 空に ...
駅のホーム
立ち食いそば屋で
かき揚げそばをすすりながら
おにぎりをほおばる

小学生の高学年
夏休みなどに入ると
私はひとりで新幹線に四時間ほど乗り
田舎に帰省していた
とても酔う ...
くゆらす紫煙の
リアリティが止まらない
最新のAndroidが
端正な顔立ちで時報
失くした腕時計が
魔法になるはずだった
見つけてしまったから
秒針のリズムが愛おしくて
生きてい ...
四月を前にして
雪を振れば風もふく
何かをごまかして生きるのは
つらいけど らくだった
夏までには
ダメになっちまおう
決意みたいな確信みたいな
淋しい独り言を路傍の草が聴いている

...
この街に
とどまれば 色々な
この街の 誰かなんだと 理解する 君も 僕も
荒れ狂う矛盾の中を歩く 透明な 風を受けながら


やがて 語ろうとする 自分の言葉も忘れ
それを忘れさせ ...
きゅうりの存在感ってば 凄いんだゾ!
昔は 何だか 味気もないし
どっちかって言うと 彩豊かな
トマトの方が サラダの主役!

な〜んてコト 思ったって ひ・み・つ☆
だって だって
お ...
      浴衣をあわせ夏祭り
      太鼓の撥がみつからない
      山車の担ぎ手きまらない
      祭りはまだか、もうすぐか
      あなたが来るまで始まら ...
あひるは腰かけていた
石のおいろはみどりいろ
あひるはそこへ腰かけて
誰かが来るのを待っていた
誰かが喋り声を出すのを
じっと待っていた
しんしろの太陽は黙っていた

これらの人を知っ ...
誰だ?
マオたんが
なんとなく
首相に似てるって
言ったのは?
マオたんは
どこぞの
金メダリストと違って
何度見ても
ハッキリ特徴が
掴めないみたいな顔じゃ
ないんだかんねーだ ...
ねぇ聞いて 私の声に 返る音 踏み込まないで ただ傍に居て



ペアグラス 割れた欠片に描けた "スキ" もう戻らないと知ってるけどね
届かないんだって知ったときは、怖かったよ。
それに、驚いたし。
僕自身もこれから何をしていいのか、分からなかった。
恥ずかしいね、自分のことを喋るのは。
けど、そういう時代、いつまでも続いてい ...
苦しいときに祈るちから

それがまだあるぼくは

まだまだ大丈夫だろう

苦しいときに祈るちから

それがまだあるうちは

まだまだぼくは大丈夫だ


DNAのように

他者と融和してやろう

愛の実 ...
銀紙をくしゃくしゃに丸めたあとで
拡げたみたい
海面で瞬く無数のさざ波が
煩い

雲から
スポットライトが注ぐ
見えるはずないステージが
現れ

翳む
ぼやける
ぶれる
沈み ...
クルマの傷を
なぞるだけで消す
なんて眉唾だ
スマートペンが聞いて呆れるぜ
真のスマートペンとは
腹や頬をくろーく塗って
影のようにして
スッキリ、スマートに見せる
このペンのことを言 ...
ぼくは純粋すぎた

ぼくのせなかは煤けていた

ぼくは考えていた

ぼくはつき動かされていた


太陽のまわりに

わっかが出来ていた

信じるがいいよ

そんな力の声がした


ぼくは純粋すぎた

...
  俺のテレキャスターは
  どんな女よりも
  艶っぽく喘ぐ

  だから
  要らないんだ
  柔らかくて暖かい
  夜の女の 肢体なんて

  俺のテレキャスターは
  どん ...
考えると苦しくなる

胸も頭も指先も

だから考えるのをやめる

病気でタバコをやめるみたいに


それは体力と

心の頑丈さの問題か

愛とか嫌いとかではない

朝から ...
君がステキな景色見る時には隣にいたい 一方通行の恋 逆走している 愛別離苦のたましいよ

この世に生まれしその日から

いのち湧き立つさきを探して

物真似ばかり繰り返す


会社を強くしたい

息子たちを人物にしたい

霊能者になりたい
...
こうしているあいだに彼女は彼と思い出を作っていってる 雪を割るつかなくていい嘘をつく ブログ炎上119にダイヤル回しヘルプミー 暖かくなって来たけれど
冬のコートはそのままで
中は何も着ないという方法を用いて
対応しつつ
JKの待つバス停で
春を満喫しようかと思っている

お嬢さん達
ちょっといい?
デハーッ ...
しんどいんや
と いう君のまっすぐな心も
曲がることを覚える
慣れない乱暴な言葉に

正直にバカがつくと
まるで加害者
どうしていけないの
おもったことを言うのが

梅が咲き
こ ...
春うらら梅香る城散歩猫

昼寝猫はなさき薫る梅一輪

黒猫が丸く膨らむ春うらら

黒猫や背に梅の香を漂わせ

花が一気に咲いて
それが一気に枯れるのはもう嫌だね

真夜中に鳴く鶏がいてもいいじゃない
朝!?と暗闇に目覚めてもいいじゃないか
いつか自分でもわからずにセットした目覚まし時計が
...
飼い犬にまたがって
腹情死したおじいの
畳に書いた鼻血の
ダイイングメッセージ

「こしがもたんきに。」

キャインキュアイン
キャインキュアイン
あな恥ずかしや
膣痙攣で外れない ...
君と同じ空を見上げたかったのだ

お雛様みたいに仲良くちんまりと並んでいるんだよ

桃の花だって咲いているし重箱には煮物バスケットにはサンドイッチ

おまけにスパークリングワインなんぞも冷 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
生き延びた花束よしたか自由詩2*13/3/19 2:56
夢現の霞み夜恋自由詩013/3/19 2:30
駅のホームと立ち食いそば屋灰泥軽茶自由詩18*13/3/19 1:58
寝るための思案 6自由詩013/3/19 1:32
銀の筒、真鍮の壁、珪素の靴竜門勇気自由詩113/3/19 1:08
幸せと名付けられた街で番田 自由詩313/3/19 0:43
かぼちゃくん藤鈴呼自由詩4*13/3/19 0:07
赤い金魚と水風船石田とわ自由詩12*13/3/19 0:07
みどりが丘でsalco自由詩16*13/3/18 23:43
マオたん花形新次自由詩113/3/18 23:25
ふたつふたりしんとよみ短歌113/3/18 22:01
圏外北橋勇輝自由詩1*13/3/18 21:54
苦しいときに祈るちから吉岡ペペロ携帯写真+...513/3/18 21:50
凪ぎLucy自由詩19*13/3/18 21:48
リアルスマートペン花形新次自由詩113/3/18 21:37
力の声吉岡ペペロ携帯写真+...113/3/18 21:37
ギター弾きの想い人まーつん自由詩12*13/3/18 21:30
朝から鼻血がとまらない吉岡ペペロ自由詩713/3/18 21:27
君がステキな景色見る時には隣にいたい北大路京介自由詩513/3/18 21:15
一方通行の恋 逆走している自由詩613/3/18 21:15
愛別離苦のたましいよ吉岡ペペロ自由詩113/3/18 21:14
こうしているあいだに彼女は彼と思い出を作っていってる北大路京介自由詩413/3/18 21:14
雪を割る俳句313/3/18 21:12
119【都々逸】伝統定型各...113/3/18 21:12
オッサンに春は来ない花形新次自由詩113/3/18 20:47
風の花咲く日朧月自由詩413/3/18 20:41
猫しだい……とある蛙俳句8*13/3/18 20:21
真夜中に鳴く鶏よしたか自由詩2*13/3/18 19:46
ジジ黒サンボ和田カマリ自由詩5*13/3/18 18:30
君と同じ色梅昆布茶自由詩18*13/3/18 17:33

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