まだ天国にはいきたくない
油断が私を空へと打ち上げる
真っ直ぐ飛んで行く体
その姿から私は花火と名付けられた
とはいえ致命的な飛翔は数えるほどしかない
一度目
生まれ落ちた瞬間
...
廊下に立っています。
正座をしています。
坊主にしています。
説教をされています。
牢屋に入っています。
反省しています。
それでも、やはりやりたいのですが、どうで ...
表現というものの一端に
はじめて気がついたとき
唐突に悟った
あぁ
自分の中は空っぽだ
……良かった
自分という容れ物が
ちゃんとあることに気がついたのだ
借り ...
分かってしまった気持ちを伝えると
もはや説明になってしまう
説明はどうにも無機質で
想いに反して気持ちは伝わらない
全て分かってしまったのなら
新たな気持ちをさがせばいい
...
休日のメガロポリスの朝
天空にぐっとくい込むように
コンクリート製の棘として
何本もの電柱が太陽の眩しさに突き刺さろうかと
悲しく立ち尽くしている
アパートの小さなテレビの天気予報は先月にな ...
閉じられた瞼は
眼球にやさしくかけられたさらし布
或いは
フリンジのついた遮光性の高い暗幕
時折
なにかに呼応して
波打つように
揺れる
ベビーカーのハンドルに止まったちょうち ...
彼の小説には
火事や焚火や花火など火がよく出てくる
彼と銭湯に行った。ここも火に関係あるね
女神にはまだ遠い番台のおばさんが笑っている
そっくりだね。そっくりすぎてウソ臭い
手配書に似るのは ...
風のことづてに
こころ惑わされ
こんなにそれが
痛いならいっそ
野に揺れるまま
いつかは朽ちる
名前なんか無い
花になりたいと
ヒトの世と違い
名前で争わない
ただのあおい花
咲 ...
先ずは医者に行きなさい
そして強めの薬をもらいなさい
ダメなら手術しなさい
話は
それからです
では、歌いましょう
大きな股間の
タマの蔭から
(大きな股間の
タマの蔭から) ...
今日 明日 明後日
今日 明日 明後日
明確な目標に向かって
今日の終わりに印をつけて
それはなんという希望なのでしょう。
ただ闇雲に日々を過ごして
目標の無い未来に進 ...
眠りたい欲求
眠りたくない欲求
そのせめぎ合いの繰り返し
仮に人間に「価値」を見出そうとしたら
起きている間しか
見てくれないのだろうか?
寝ている間の人間の「価値 ...
空と土地がある
荒れた土くれと錆びた鉄屑、
瓦礫が風に耐えている
影の大部分を失って
陽光があふれかえる
容赦ない時間が過ぎていく
この土地は眠り続けている
満天の ...
きみが目にした穴は
それは見事な大きさと深さで
真っ黒でいて 純白なのだろう
自暴自棄から身を引けずとも
どこへも転がらない夢を信じている
ことも忘れ 忘れては迷い
...
やあ
また晴れました
からからと すっきり青く
晴れました
やあ
やあとさけんだ
もうそれしか
やることが残ってなかったから
別に迷いはなかった
ただ た ...
濡れて花 あざやかに
なびく風 匂い立つ
雨そそぎ しめやかに
夏を待つ 水無月の
その色は 深く濃く
ひかりの雨 纏う ...
汚れた手は
綺麗になるだろうか
泥だけ
色が染み込んだ心は
落ちるだろうか
漆黒
青い箱に入れた
小さな100円玉が
波打つ
モノクロな世界から飛ばした
1つの想い(カ ...
きれいごとばかり言ってられない
ときには口さがない人のことを思ってしまう
ああ、きっとと思い詰めたりもして
肩が凝ってお薬や湿布ではどうしようもなくなる
火の無いところにも煙は立つことをみ ...
わけがわからなくなったら
焦らないこと
騒がないこと
何度でもやり直せること
俺は車を走らせ栗東でおりた
毎度のことだが一号線が渋滞していたのでわき道へ出ると
無数の飛び出しぼうれいが ...
信長の生まれ変わりを名乗る者本能寺前8時集合
波音に優しく溶ける君の声熱い想いを月が照らした
夕飯の前にお花に水をやり聴いていただく今日の出来事
顕微鏡で神を覗く二匹見つかった
薔薇が月を包み新しい星になる
歌詞の意味知らずに聖歌隊は唄う
多孔質の美しさが祇園精舎の鐘の声とともにさも永久不変なものと対峙するように
赤い舌を震わせ懸命に【au】の発音を試みては痛々しい失敗を繰り返した
だがそれは抗不安薬による副作用に違いなかった
...
モーニングコールを聞く、私はホテルにいることに気づく、そして時刻も同じ理解であるように。
フェードアウトのロックが身に染みる。言葉と再開の時刻。
時と読んだほうがよほど詩的であるように、青は蒼に代 ...
あなたのコーヒーカップの上で湯気が揺らめく
今ある時が過ぎゆくのを平静な気分でじっと見つめてる
何もかもから離れない気持ちを大切にしたい
気づいていなかっただけ
誰もが心を抱えているのを
つ ...
職場をいちばん最後に出て
終電間際の電車を降りて
昨日と明日のあわいを歩いていた
街道沿い
歩道の隅
長い手足をきゅっと折り畳んで
体育座りでそこに居たんだ
白い ...
ガイアに斜陽族の住み家が・・・・
と言うと気障だが
猫背になった半生
その古ぼけた廊下のかなた
老化の狼火が見えはじめた
あたかも妖精の弄火のように
...
人生というものは本来
純粋なものなのか
という素朴な問いに対して
年上の彼の立場としては
人生はかなりのものが不純物で
出来ているという話をしていたはずだった
ここに座って
潤してい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
バンジージャンプを1階から
木屋 亞万
自由詩
5*
13/6/8 14:24
芸術からの逃避
松元奉久
自由詩
2
13/6/8 14:14
空壺
かわぐちひろ
自由詩
6*
13/6/8 12:52
気持ち
〃
自由詩
1*
13/6/8 12:44
初夏
りゅうのあく...
自由詩
10*
13/6/8 12:35
おさらい
そらの珊瑚
自由詩
26*
13/6/8 11:11
初夏の話
とつき
自由詩
3+
13/6/8 9:51
風のことづてに
もっぷ
自由詩
5
13/6/8 9:23
ロビー&トミー
花形新次
自由詩
0
13/6/8 8:46
カレンダー
owl
自由詩
1
13/6/8 7:48
仮に人間に「価値」を見出そうとしたら
小川麻由美
自由詩
4*
13/6/8 5:17
土地
jin
自由詩
3
13/6/8 3:22
おせんたく
marica...
自由詩
0
13/6/8 1:05
while True:
2012
自由詩
2
13/6/8 0:15
しめやかに
石田とわ
自由詩
19*
13/6/8 0:14
小さな光
ムウ
自由詩
3
13/6/7 23:53
血の花の咲くとき
もっぷ
自由詩
3
13/6/7 23:46
獺祭
石川湯里
自由詩
2
13/6/7 23:40
信長の生まれ変わりを名乗る者本能寺前8時集合
北大路京介
短歌
7
13/6/7 23:33
波音に優しく溶ける君の声熱い想いを月が照らした
〃
短歌
4
13/6/7 23:33
夕飯の前にお花に水をやり聴いていただく今日の出来事
〃
短歌
5
13/6/7 23:31
顕微鏡で神を覗く2匹見つかった
〃
自由詩
5
13/6/7 23:30
薔薇が月を包み新しい星になる
〃
自由詩
6
13/6/7 23:29
歌詞の意味知らずに聖歌隊は唄う
〃
自由詩
3
13/6/7 23:29
擬音のごとく
atsuch...
自由詩
5*
13/6/7 23:15
Holy diver
松元奉久
自由詩
0
13/6/7 22:58
静かにコーヒーを
杉原詠二(黒...
自由詩
6*
13/6/7 22:38
猫を拾う
伊織
自由詩
5*
13/6/7 22:25
密雲の燐光
信天翁
自由詩
4
13/6/7 22:13
或るコーヒーテーブルの傍らで
りゅうのあく...
自由詩
7*
13/6/7 22:10
2642
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2665
2666
2667
2668
2669
2670
2671
2672
2673
2674
2675
2676
2677
2678
2679
2680
2681
2682
加筆訂正:
或るコーヒーテーブルの傍らで
/
りゅうのあくび
[13/6/7 23:30]
遅筆により推敲、改題
4.06sec.