彼女は20歳

オンラインカレッジを受講して

フランス文学が好み

彼女は言った

「ここには友達は居ないの」

街から出たことはたった二回

そこは景色だけが取り柄のような ...
進む道を 阻むのは 看板では無く
目の前に 見えぬ 釘なのかも 知れない

描かれた 矢印も 信じられないで 立ち竦む瞳に
ぴょこん と 他人を喰ったやふな 真鍮の兎が 映る

銀では無い ...
砂漠の中の一粒の砂だろうか
田園の中の一粒の稲穂だろうか
僕はある物を探している
神様が君を作り替えたものを

君の魂はどんな形を成しているのか
それは生きているものなのか
それとも ...
ちいさなちいさなわたしだけど
ここでわらっていることしかできないけど

あなたにあげたい
かけがえのないえがお
ほんのすこしのやさしさ

あげられるものなど
なにもないこと
わかって ...
「ただいま」


彼と彼女が帰ってきた。
そう今日は待ちに待った退院の日。
昨日わたしは家中を片づけ、彼女に頼まれた買い物をすべて済ませた。
それは一日がかりの作業だった。
...
涙がとまらないよ

どれだけこの世が淋しいところか知ってるよ

それをみんなに気づかれように

ふたりでありがとうって言葉見つけ出したよ

いっつもごめんな


幸福は状態じゃな ...
あなたのせい
と、言わないのは やさしさ
と、じぶんのおへそに
言い聞かせていた
けれど
これは プライド。
わたしがわたしでわたしの重みに耐えるため。

**

日付が変わる直前 ...
湿り気を帯びた水曜日の午後
回し忘れた回覧板の中で
『実りある都市計画~その概要』のパンフレットが
気まずい折り目をちらつかせながら
遅々として進まない事業の行く末を気に病んでいる

テー ...
雨編む朝は天邪鬼
いま忌む意味を遺書にして
嘘に倦んでは海に埋め
えにし選べず益を得ず
恩は怨へと惜しみなく

春は華やか白知の波乱
昼の日中に日照りの蛭か
古き深井戸腐の吹き溜ま ...
飛ぶだけが飛行機じゃない八重桜 春コミケあんぱんの餡でちゃったよ 朝寝して父にあんぱん喰われたの 寝言聞いて欲しい みんなの三連休はオレの三連勤 母子手帳で突く i wrote many things. maybe they were happy things for everyone. but i looked it by alone. i did not ...   ひかえめな大きさの
  山の中腹に建つ小屋で
  ハリネズミと時を共にする
  ところどころに開いた隙間から
  緑色に澄んだ風がしのびこんでくる
  ひどく惨めな小屋
  私 ...
ちいさなころ
そだたなかった
相互理解のうえに
築かれる
友情という名の
つながりを
恋するあなたがいない場所でも
ひとりで
作っていけるように
なりたいと思う

足りない
足 ...
極めて毒性の高い
虎インフルエンザが
インドの山奥で修行中に
虎に襲われて
大ケガをした
元レインボーマンの
松島とも夫さんから
検出されたと
厚生労働省が発表しました
インドの山奥 ...
食欲の操作感はすこぶる悪い
体を甘やかしちゃいないのに
君は俺がやつれたと言う


不揃いな髭は口を揃えて
どう生きるかを考えなさいと言う
イメージで完結した影を眺めていた
黙り込んで ...
若ぶっても
オッサンだからね
つい最近まで
初音ミクって
知らなくてさ
元なんやらのアイドルだと
ばっかり思ってたんだけど
そうじゃないんだって?
ばーちょるな世界の話なんだってな
菜の花の咲く
野の道よ
橋の高みより
見る魚影


名の無き者の
乗る風よ
端の深みへと
身の射影


空気はたたずみ
見渡すかぎり
のっぺらぼう


勇気は ...
いじわるしないで
気づいてるんでしょ

あたしだって気づいてるよ
君がちらちらこっち見てることぐらい

ねえねえわかって

「どうした?」なんて聞かないで

袖をつかん ...
昔々の記憶辿りに いくつもの合格印を押された 自分自身に

振り返れば 優しい向かい風が顔を触る 
振り返れば 眩しい流れ星の中を泳ぐ

肯定の印の背骨をしゃんと伸ばす 見渡す見渡せない全て ...
二十六時の幻想協奏曲
メールの着信音はアフリカのサバンナ
飛行する
     (ここは何処でもない
      北極点から南十字星への瞬間移動)

       *

明日は三十四億年 ...
1.

朝と
朝を灯す鳥たちと
団欒
指さきで契約する
(チチチ(チチ
(チ



2.

だらん と
のびた舌
その先にある
春のかたちにくりぬかれた
水平線

...
目をつむれば
かたちは動く
ふちどりに触れる
濁音の息


風から風へ
羽と脚
枝のなかの重力
踏むごとに星の曇


やまない雨をなだめながら
手のひらと ...
遠い海の平原で

誰かが眠っていようと

俺の心は目覚めている

世界の起床に合わせて

クジラが潮を吹く時

俺の魂は凪いでいる

この大海の前に全てを供出した

その見 ...
【 桜の散った街を往く 】

立ち止まるしかない 踏切では
たちどころに 遮断機がおりて
多くの人の思いが 通り過ぎる

伝えようとした言葉が
伝えられないときは
立ち止ま ...
陽気なバカと陰気なバカが
いるとして
俺には銃があるとすれば
どちらを撃ち殺すかというと
迷った振りをしたあげく
バカというバカを
片っ端から
撃ち殺して
スッキリしたら
ニンジンベ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
彼女は20歳俺の中の変態自由詩013/4/18 15:23
ワタクシはマーメイド藤鈴呼自由詩2*13/4/18 9:21
エロゲーを捨てられた一 二自由詩313/4/18 9:18
「 散り逝く前に 」椎名自由詩213/4/18 7:08
彼と彼女の日常石田とわ散文(批評...4*13/4/18 1:08
幸福吉岡ペペロ自由詩513/4/18 0:39
魚に凍湖自由詩413/4/18 0:28
at the zoo佐東自由詩4*13/4/17 23:57
戯言/口元のゆがみただのみきや自由詩21*13/4/17 23:46
飛ぶだけが飛行機じゃない八重桜北大路京介俳句413/4/17 23:45
春コミケあんぱんの餡でちゃったよ俳句013/4/17 23:45
朝寝して父にあんぱん喰われたの俳句013/4/17 23:44
寝言聞いて欲しい自由詩513/4/17 23:36
みんなの三連休はオレの三連勤自由詩413/4/17 23:36
母子手帳で突く自由詩813/4/17 23:36
blue sky番田 自由詩113/4/17 23:33
ハリネズミ草野春心自由詩313/4/17 23:06
ちいさなわたしへはなもとあお自由詩3*13/4/17 22:01
虎インフルエンザ花形新次自由詩013/4/17 21:01
献立村正自由詩013/4/17 20:36
ミクに恋したろう花形新次自由詩013/4/17 19:45
名の無き者シホ.N自由詩313/4/17 17:20
知らんぷりジュリエット自由詩013/4/17 16:59
過去も未来もこの世もあの世も・・・・・・・・・・・朝焼彩茜色自由詩4*13/4/17 16:43
乱太郎自由詩13*13/4/17 14:45
朝のすきまにはさまっていたクリアファイル佐東自由詩3*13/4/17 11:56
暮れと水木立 悟自由詩613/4/17 11:04
冥王星からyamada...自由詩113/4/17 8:35
【さくらの ゆくえ  その二 桜陰編】 三篇るるりら自由詩22*13/4/17 7:51
野菜ジュース花形新次自由詩013/4/17 6:49

Home 戻る 最新へ 次へ
2647 2648 2649 2650 2651 2652 2653 2654 2655 2656 2657 2658 2659 2660 2661 2662 2663 2664 2665 2666 2667 2668 2669 2670 2671 2672 2673 2674 2675 2676 2677 2678 2679 2680 2681 2682 2683 2684 2685 2686 2687 
6.71sec.