入道雲がたかく盛り上がっていた
あの丘の向こうにぼくらの夏がある

縁側にふたりならんでこしかけて西瓜を食べた

僕が種を飛ばすと君はぼくより遠くへとばそうと
おたふくみたいに頬ふくらまし ...
臙脂と茜 間の袂が ひらりひらり
本当の気持ちは金が走る襟の下
黒い帯締めや大きな花が散る白い帯で
殺している

恩師が朗らかに告げる
あなたはいつまでも鶯ね
そうおっしゃってくださるの ...
ポケットのなかで

45分しゃべりつづけた

書類のしたで

45分しゃべりつづけた


せまい湯舟に

ぼくとあなたと

あなたの児と

さんにんでつかって

慌た ...
 月夜の晩に森に迷い込んだ。ブリキでできた木の幹と葉っぱの上を、糸状に光が跳ねていくので、歩くだけで遊んでいる気分になった。
 月のかけらを吊るした糸を、ぶら下げながら歩く男の子と出会った。騒がしく ...
冷えてゆく
皮膚のおく
呼び起こす、感覚
ふれて

無機質な配列と嗜好
渦のなかに留める

すべてのはじまり
螺旋を見上げている
岩手県内某所 事務所

小沢先生 「なに、後援会が三人になった?」
公設第一秘書 「なにぶん、権益が震災復興に集中してしまい…」
小沢先生 「決断の時至れりということだな」
公設第一秘書 「 ...
 
体がうごくとき、心もうごくだろうか?

心がうごくとき、体もうごくだろうか?


あなたに、うごくだろうか?




 
きみがイクときイったときイったいまを感じます、
ひどく硬い音のつるでした、まるで噛んだ噛んだまま、
やみくもな金属のいちぶになってしまいなさい、
ほそくおれて終わりになってしまいなさ ...
it is two things i can understand in the shadow
your arm is on the table
i can image that some ...
 室外機のそばの窓に 白い紙から切り取った星を貼って
 自分が手を伸ばせる範囲を決めている
ホームから離れた電車はたぶん季節を引き裂いて走って
夜という夜を願い事だらけにしながら傾いた
...
奈津登校中
爆発音、ノイズ、戦争の音など入り乱れ鳴っている
小さな塚、中央に石が置いてある。墓のようである

奈津 「むげん まぼろし 平泳ぎ
    今日は朝焼け 胸がくるしい
     ...
何もかもが
刺激的だった
あの頃のわたし

走り出した性欲は
誰にも止められなかった

国語辞典で
スケベな言葉
見つけては
興奮していた
15の春

静まりかえった
午前 ...
軽トラが農地の空地に
放置されて顔だけになっている
車輪は地中に埋まって
後ろの荷台は錆びてもげて
かろうじて面影を残すのみ
緑の雑草や蔦が生い茂り
うす紫色の花がたくさん綺麗に咲いている ...
あたかも
理想主義と現実主義は敵対し
理想主義が劣勢に立っている
という論調の記事を
近頃続けて目にしたが

現実を無視し
頭の中で作り上げた理想を
無理に現実にしようとしても
混乱 ...
パトス

感情

情動

そう

俺のパトス


いや


俺の

この俺のポトフが



グッツグツに煮えたぎっているぜっっ!
とんがりコーンを指にはめて突く スプーンに曲げられている パン屋の店員がかわいい
国民的美少女のような店員

名札には『まさひろ』
男みたいな名前だな
もしかしたら男性なのか。いや、そんなはずはない

他の店員を見たら名札には『さとう』、『 ...
にんにくをラップに包み考へる 丸揚げの大蒜食べて戦場へ 靴を決め選ぶ春服ヘアアイロン 泥を食べ泥に抱かれて遠くまで来たはいいけど曇天の海

ぬかるみに口づけをする三月晦日 とう‐かい とか言う言葉を浮かべ
情熱のゆくえに 墓標を立てて
そうら やいやい はやしたて
心が揺れるのも風のせいにした

だれもたぶん 正しくはなかったね

正しくはなかった
正しくはないけど
正しくないまま
見 ...
むやみに楽天しろって言っているのではない

誤解の無い様に

苦悩もかっこ良いが僕はNO天気な楽天を選ぶ

今日明日死ぬわけじゃなければ楽天してるほうがいい

多分死ぬ時も楽天してるか ...
開花宣言があるなら葉桜宣言だってあってもいいはず

開花宣言だけじゃあ僕はいつまでたっても宣言できないではないか

葉桜だってもとはちょっとは咲いたのだぞって

たまには力んでみたいのだよ ...
三月の初めなのに
例年よりも暖かくて驚いた

テレビのニュースなどで
桜の話題を耳にするようになった
和の心が桜に反応を示す

日本人は桜の魅力に引き寄せられる

桜の歌が多い
日 ...
  春うらら
  くじら雲ながれて
  どこでまた会えるの?
  そらの青ゆれるころ
  その笑顔、忘れそう



  水さらら、
  宵の月ながして
  どこでまた会える ...
君にファーストキスを捧げたあの日から

心臓は高鳴ったまま

君の体温と
君の胸の鼓動だけが身体に残って
忘れられない

君がそっと優しく
ぎこちなく重ねた唇の柔らかさも ...
いやな人にあいにゆく朝

少し曇っている
少し寒くもある

食欲もない気がする
頭が重い気がする

のろのろ ぐずぐず

そんなときあるよね

うん っていってよ

あな ...
エミちゃん
おじいちゃん、最近見ないけれど
病気なの?

ううん、おじいちゃんはね
この間、パパとママがお外に
持って行っちゃったの

も、持って行っちゃった?

うん、おじいちゃ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ぼくらの夏梅昆布茶自由詩11*13/4/1 1:39
振袖の秘密緋月 衣瑠香自由詩3+*13/4/1 1:07
たった幸福吉岡ペペロ自由詩613/4/1 0:42
ブリキの森と紙の古城とウルサい湖畔の魔法木屋 亞万散文(批評...3*13/4/1 0:15
兌換自由詩013/3/31 23:49
政治家劇場 春場所salco散文(批評...3*13/3/31 23:35
うごくだろうか?殿上 童自由詩21*13/3/31 23:20
まだ、ひかり、うけるねことら自由詩413/3/31 22:45
someone's water番田 自由詩113/3/31 22:41
ほら、あのトカゲ起きてきちゃったじゃないカマキリ自由詩513/3/31 22:32
戯曲(習作つづき7)星☆風馬散文(批評...013/3/31 19:31
15の春花形新次自由詩113/3/31 16:48
軽トラ生い茂る灰泥軽茶自由詩10*13/3/31 16:44
眠り羊自由詩013/3/31 16:29
パトス2012自由詩0*13/3/31 14:51
とんがりコーンを指にはめて突く北大路京介自由詩613/3/31 14:50
スプーンに曲げられている自由詩113/3/31 14:50
まさひろ自由詩313/3/31 14:48
にんにくをラップに包み考へる俳句113/3/31 14:46
丸揚げの大蒜食べて戦場へ俳句113/3/31 14:46
靴を決め選ぶ春服ヘアアイロン俳句013/3/31 14:45
はるな短歌213/3/31 13:31
情熱自由詩413/3/31 12:38
楽天主義のすすめ梅昆布茶自由詩513/3/31 12:33
葉桜宣言自由詩413/3/31 12:14
詩 桜が咲く夏川ゆう自由詩013/3/31 11:27
ゆめのわ草野春心自由詩413/3/31 11:18
ファーストキスジュリエット自由詩1*13/3/31 10:24
曇り空朧月自由詩313/3/31 8:28
家族花形新次自由詩113/3/31 6:33

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