小学校から、
モンシロチョウの観察をするので
イチゴパック2つ
持ってきてくださいと
お手紙が来た
イチゴを頻繁に買う地域なのか
百均で飼育ケースを買った方が安くな ...
人は簡単に死ぬけれど 物は簡単に壊れるけれど
星は簡単にガスになって散り散りになるけれど
木も山も河も海も 時の長さに逆らって 存在できないけれど
けれど けれど けれど
...
気まぐれな君が残してくれた
これが私のたからもの
だってね、思い出いっぱいで
抱きしめたらぐっすり眠れる
ほんのり香る君の残り香に
たまに泣いてしまうけれど
君が側 ...
ここはもう戻れない金平糖の国
甘さを装って溶けることのない呪詛
が降り積もり降り積もり見た目ばかりは
綺麗だろう有り難かろうときょうも恩を売っている
色とりどりに騙されたふりをして
住人 ...
身なりを整えて
スックと立つ背に 問いかける
実なのか 花なのか 茎なのか 葉なのか 枝なのか
もしかしたら 根じゃあ 無いのか
土壌深く 埋め込まれた 存在だ などと
どうか 決 ...
青田には君をモデルにした案山子それのとなりに私の案山子
石橋を叩いて渡る性格の裏をかかれて罠にはまった
熱唱したいタイミングで店員が入ってきた
となりから聴こえてきた歌を唄う
"かわにし"か"かさい"かわからないまま帰る
突然の家庭訪問黒日傘
あなたの夢へ羽ばたく翼になりましょう
白くも無く
黒くも無く
灰色の汚れた翼で良ければ
喜んで差し上げましょう
振り向かないで
きっと罪悪など存在しないのだから
前を向いて笑って欲し ...
もやもやの空気の中をいく宇宙船からミサイルがこぼれた
てきとうなお椀にいれて水を注ぐ
机の上に置いて、こわいものをもてあそぶ
たとえばこのひっかかりに指を差して
底から上手に抜 ...
130517
4畳半神秘体験
なにそれ
冗談じゃありません
今すぐ帰らせてもらえませんかと言ったって
この長い行列の人達を放置しておいて帰れるもん ...
ひとりにひとつ星があれば
遠慮なく願い事ができる
かなわなかったと怒ることができる
なまえをかこう
しるしをつけよう
星には手が届かないから
だから
私は木がすきなんだ
空 ...
私、どうして結婚するのかしら
5年付き合った
それは極々、至極フツーの流れ
誰も疑いすらしない、いたって当たり前のことなの
もうすぐ妻になる
きっと心の持ちよう
今より妻になっ ...
生まれ変わったら
水虫になりたい
ジュクジュクの
しつこい
水虫になりたい
水虫になって
貴女の
薬指と小指の
間に潜んで
貴女のことを
感じていたい
貴女の匂いを
嗅いで
...
海藻の匂いが漂い
干し蛸がぶら下がる漁村の道を
おとめは エシエシ笑いながら歩く
焦げ茶色に焼けたうなじを
苦い潮風が打つ
塩をまぶしたような髪をほつらせ
おとめは よだれを拭きながら ...
或る深夜観たいものがある訣でもないのにTVを点けた
想わず眼を見張ったそこには見慣れた歩行器を必死に
掴もうとするいつかのぼくがいた
もちろんそれはぼくではなかった
ぼくと同じ脳梗塞で倒れ ...
歩く速度
プラスマイナス
悪意と敵意
バランス
欠けて割って
世界は心のままに
救難信号
置いてけぼりにしたのは――
ちがうよ
べつにデートってわけじゃ
ぜんぜんそんなのじゃないし
楽譜を買いにいくだけだし
二人で
キュラキュラキュラ キュラキュラキュラ
(洋子)
合 ...
アナログ時計の夕日が沈む頃
わたしにSOSが届く
しなやかな息継ぎが人人を魅了する
そんなクロールに憧れるだけの
泳げない魚は歎いて、ついに
陸に出て腹をみせて
跳ねて転がってそして
...
「ぼくはなんで泣いてるんだろう」
蛙のルルは、そう鳴きました。
夜空に星が見えました。
星からの光線がとてもまぶしくて、ルルは目をしばたたかせました。
「ぼくはなんで目をしばたたかせてるん ...
そとはいつくしまれている
陽光は燦燦と花へ草へ
木木はそよぎ梢には小鳥
されどわたしはなみだする
薫風はきっと平等に
いきものの気持ちを運び
かなえることのできる場所へと
いざなって ...
花びらの縁に
ほのかに薄紅を帯びた
白い野茨で
五月の少年の情景を縁取る
スフィンクスのように座る 両手で胸に秘密を暖める
手っ手ないない
そのポーズは誰でもする 人と思っている飼い猫だろうが
自由を選択した逞しい野良子だろうが
手っ手ないない
...
ひとはね
かんたんにじさつできないこころとからだをもって
うまれてきているもんなんだよ
いませんろにとびこもうとするきみ
いまだんがいのしたのうみにおちようとするきみ
いまこうそうびるか ...
朝の日差し
五月のみどり
住宅街の影に
風の通る道
爽やかが腕をなでる
いっしょに歩きたくて
きみを待っている僕
朝の日差し
五月のみどり
住宅街の影に
風の通る道
小さな
ぼくなら
海の近くから
人ごみにでては 浮かれた音楽を聴いたり
アメリカ映画ばかり
まるで
大人の挨拶のようにきみが呼ぶから
ぼくはきたけれど
いつにない星 ...
町境のしじまの軒先で
酒盛りをやっているというので
おともなく
どんなもんじゃといってみると
みな斬られて死んでいた
付近の田んぼから蛙の声がする
ひとばんじゅう
ただししじ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
モンシロチョウの観察
鵜飼千代子
自由詩
11*
13/5/18 3:57
始発
山崎 風雅
自由詩
2*
13/5/18 1:14
枕
sakura...
自由詩
0
13/5/18 0:45
金平糖
もっぷ
自由詩
3
13/5/17 23:47
甘くない
藤鈴呼
自由詩
2*
13/5/17 23:31
青田には君をモデルにした案山子それのとなりに私の案山子
北大路京介
短歌
4
13/5/17 22:23
石橋を叩いて渡る性格の裏をかかれて罠にはまった
〃
短歌
0
13/5/17 22:23
熱唱したいタイミングで店員が入ってきた
〃
自由詩
8
13/5/17 22:21
となりから聴こえてきた歌を唄う
〃
自由詩
3
13/5/17 22:21
"かわにし"か"かさい&quo ...
〃
自由詩
0
13/5/17 22:21
突然の家庭訪問黒日傘
〃
俳句
1
13/5/17 22:20
献身
owl
自由詩
0
13/5/17 21:44
砂雨
カマキリ
自由詩
3
13/5/17 21:27
鏡のなかの鏡—迷宮
あおば
自由詩
6*
13/5/17 21:20
星の木
朧月
自由詩
8
13/5/17 20:52
結婚
石川きようこ
自由詩
3
13/5/17 20:10
水虫になりたい
花形新次
自由詩
6
13/5/17 20:05
おとめ
壮佑
自由詩
14*
13/5/17 19:32
頑張れオッサン!
HAL
自由詩
8*
13/5/17 19:00
星の行先
秋助
自由詩
0
13/5/17 18:39
パパが戦車でやってくる
平瀬たかのり
自由詩
5*
13/5/17 17:09
間違えたかった魚
もっぷ
自由詩
6
13/5/17 14:04
さよならルル
吉岡ペペロ
自由詩
3*
13/5/17 13:13
日日
もっぷ
自由詩
1
13/5/17 13:07
水彩小曲
塔野夏子
自由詩
2*
13/5/17 12:36
手っ手ないない
朝焼彩茜色
自由詩
9
13/5/17 11:51
こころとからだ
HAL
自由詩
4*
13/5/17 11:39
五月のみどり
吉岡ペペロ
携帯写真+...
0
13/5/17 10:05
砂の好きな海
乾 加津也
自由詩
16*
13/5/17 1:47
午前二時に牛歩
mizu K
自由詩
5*
13/5/17 1:23
2667
2668
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2674
2675
2676
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2678
2679
2680
2681
2682
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2684
2685
2686
2687
2688
2689
2690
2691
2692
2693
2694
2695
2696
2697
2698
2699
2700
2701
2702
2703
2704
2705
2706
2707
4.56sec.