お墓を枕のかわりに
蚊柱はおしくなかった
墓参り卒塔婆を逆さにしてきた
立ち尽くしていると5時の鐘
後ろ髪を引くのは君か
理性と狂気
意思決定において
必要な情報
正しい目標は何か
それぞれの個人において
モデルは、ない
システムは
自らが自らのかがみとなり
うつし出されたものを
自らで ...
高き空は青く
地平線に近付くにつれ乳白色に
そして我が周りでは何故か透明
自由に 何も無く
僅かな影だけを引き連れて
今この時間
肉体を失った 魂だけで
人工物に憑依して
家を ...
時が経てば あの娘もきっと
汚れた女に なるんだろう
純真な心は 嘲笑われて
濁った泥に 溺れてゆく
またひとり、消えてゆく
正しいものは 潰される
すへては酔いの 醒める前 ...
秘密にしておいたほうが 良い
だれにも明らかな回答は 無い
アーガイルチェックに 奇跡の鍵があるのだ
世界の全てが斜めになる角度に 虹が現れるように
千羽鶴を折るなら
菱 ...
順調に河をくだっていたはずだが
気がつけばこの船は
豪華絢爛な泥船で
狸顔したチワワ数匹
キャンキャン喚きながら
不安定な船の中で走り回り
客の老若男女たち
口々 ...
{引用=
御控えなすって
御控えなすって くださいませ
さっそく御控えくださり ありがとさんで ございます
軒下三寸 液晶一面 借り受けまして
失礼さんに ございます ...
ふかく沈み込んでゆくものひとつ
こころにあった
過不足のない生き方がしたかっただけなのだが
きもち押さえこまれてしまう
沈殿するものは多々あるがちょっぴり異議をとなえてみる
朝の空気にそ ...
つばめの親は
とぼうとする子供を助けない
少し離れた場所で
おとうさん
おかあさんはとまっている
何事か話しながら
たまに外へいく
こどもはうんしょとのりだして
どたばたと ...
電線には 雀
絶対に 会話している風な笑顔で
闇をも すり抜けた
鴉は 怖くない
そもそも 黒い存在を 忌み嫌う理由が
分からないのです、と
溜息を 吐きながら
嘘の ...
見失った目的を嘆いても始まらないのに笑えない茜色の雲ってさみしいし
見誤った人生を後悔すればまた諦めきれない陽が昇るってつらいけど
そんなことはないと慰めてくれるひとも必ず居ることを忘れない ...
信号を渡る時
音楽もなく思いついた言葉
色彩の間をはね回る人間たちのシルエット
恋愛は駆け引きなのか
しかし誰もが心の底では純粋でありたいから
一夜限りの朝を過ごすのだろう
僕も衝動に ...
「ガチで」と言うのは
玄関先で
火打石を打ち鳴らす音に似ている。
大事な事をかくして
二番目の事をやりはじめた
それからは すべてが言い訳になった
熱がない。
みぞおちのうえ辺りを、すぅすぅと風が通り
だいじな「おくそこ」が冷えきってる。
熱がなく
あまりに冷えているので
ぼくは永久凍土で冬眠にはいってしまう。
一千万年あとに ...
ひとひのあいだ
にはうたかたのひび
うたかたの中庭にはたかいさが
さかいめがえがいたえがたいゑ
ひらがなのなかには、♪らがうたい
ゑのなかには
し(たた)る
あ(まだ)れ
う(たた)ね
ふ(た ...
にくぶくろに
あなたの肉体が
つまっている
やぶけたら大変
飛びたすのは
肉だけじゃない
骨やら血やら内臓やら
手に負えないほどの貴重さを
複雑な構造の中 ...
そこにはもう
これ以上いることができなかった
からだもこころも
いることができなかった
ひとの幸せ願いたいのに
自由はどこにもないようだった
だからこの殺伐へ
...
汚れも美も同じようなものだ
どっちも果てまでイッちまってる
だから僕は両方好きだな
結局最後に無になる身では
自分の中の矛盾に苦しむ人たちは
両方いいものだって気づかないんだな
どっち ...
古時計の長針みたいな君の睫毛
まばたきをする度、刻まれる時間が脳裏に浮かぶ
今日も本当に言いたいことは何も言えない
そのまま時間は我が侭に流れて
もうお別れの時間なの
夕日のストロボ ...
とても古くて大きな樹木
人がすっぽり入れるほどの
祠があり神様を祀っている
樹木に近づくと
その清らかさに心を打たれ
身体を樹木の中へと入れると
ひんやりと冷たいけれど
太陽の光が染 ...
1本(3.6g)当たり19kcal
内容量 20本(2本×10袋)
の
過半数が胃の中
現在、22時16分
ああ!
美しいものは
遠い所にいる時
一番美しく見えるみたいだ
飛ぶなら飛んでいって
だけども 線路なら
ホーム下に潜り込めば
誰にも見られずにキスできるよ?
なんて、
大丈夫。
あなたを閉じ込める権利なんかないし
闇をこじらせるつも ...
三秒前に、
物干し竿にハンガーをかけたわたしにもどりたくって
もう一度 かけてみた
そしたら六秒前ハンガーをかけたわたしが恋しくって、恋しくって
もう一度かけようとして やっぱりやめた
...
図書館やツタヤで借りて読んだ本です。ネタバレあります。
『RDG レッドデータガール 1〜6』荻原規子 著
アニメ化されているので読んでみました。面白かったけど、色々少女マンガぽかった。今どき ...
{引用=―M・T君に―}
「てんぎゅうをとりにいこう」
きみがそう言った夏休みに
ぼくらは残忍なハンターになる
もくもくと青空に湧く入道雲
稚魚の群れが回遊する島の海を
ぼくら ...
高層階のCafeで
いちめんの窓に広がる
扇の街を
ぼんやりと眺めていた
煙突から
ひとすじの煙が昇っている
灰色の煙はしゅるしゅる
空の青へ
吸われるのを見て ...
ながい土手を
むこうは鉄橋
むこうはビル
風が吹きつける
風に飛ばされる
両腕を羽にして
ぼくは鳥になる
あなたも鳥になる
おーい
こっちこーい
...
「愛してる」
そう呟いてしまったのは私の弱さ
「忘れて」
そう言ってしまったのは私の強さ
叶わないと知っていたのに
思わずこぼれてしまった
届かないとわかっていたのに
堪えきれず伝え ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
墓参り
トキハ スス...
俳句
0
13/5/9 15:10
理性と狂気
はなもとあお
自由詩
3
13/5/9 13:55
静かに燃え尽きる場所
狩心
自由詩
2*
13/5/9 13:11
孤独
莉音
自由詩
1*
13/5/9 12:39
符号階段の謎
るるりら
自由詩
7*
13/5/9 11:05
酔い泥船
……とある蛙
自由詩
8*
13/5/9 10:20
詩人口上
月乃助
自由詩
12
13/5/9 9:42
おとしもの
梅昆布茶
自由詩
5
13/5/9 8:38
春の儀式
朧月
自由詩
6
13/5/9 8:28
ちゅんちゅく
藤鈴呼
自由詩
5*
13/5/9 8:23
月と哭け
アラガイs
自由詩
7*
13/5/9 5:32
生き逃げる
番田
自由詩
4
13/5/9 0:58
「ガチで」と言うのは
凍湖
自由詩
4
13/5/9 0:38
大事なこと
佐藤伊織
自由詩
2
13/5/9 0:36
ここはカフェのソファ。ミルクティーを飲みながら
凍湖
自由詩
2
13/5/9 0:30
Oasis
阿ト理恵
携帯写真+...
10*
13/5/8 23:57
にくぶくろ
まーつん
自由詩
4
13/5/8 23:46
からだもこころも
吉岡ペペロ
自由詩
1
13/5/8 23:34
矛盾の双子
杉原詠二(黒...
自由詩
2*
13/5/8 23:27
ストロボ
ボトルシップ
自由詩
1
13/5/8 23:22
樹木の奏で
灰泥軽茶
自由詩
5*
13/5/8 22:45
エリーゼのために
伊織
自由詩
3*
13/5/8 22:17
届かない
まーつん
自由詩
4
13/5/8 22:03
ポイント
伊織
自由詩
2*
13/5/8 21:55
ハンガーをかけたわたしにもどりたくって
御飯できた代
自由詩
4
13/5/8 21:37
最近読んだ本
ふるる
散文(批評...
4*
13/5/8 21:26
天牛と島の少年
壮佑
自由詩
28*
13/5/8 21:00
煙突と空
服部 剛
自由詩
4
13/5/8 21:00
ながい土手
吉岡ペペロ
自由詩
2
13/5/8 20:59
愛の言葉
文字綴り屋 ...
自由詩
0
13/5/8 20:56
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2696
2697
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4.83sec.