ゆらゆら、何色の海を漂う
ゆらゆら、藍色を漂う
大きな鮫たちに囲まれている
彼らはくるくる旋回する
ぼくの周りを
ぼくも彼らの輪にはいる
意味なんてないのさ
たまにこ ...
あらゆる存在から独立した
わたしのたましいが
社会とよばれる
もやもやしたかたまりを抜けるあいだ
わたし自身は
ずっとこの部屋で
ゆかの埃などをかぞえていました
それはほんとうに ...
その日のことは忘れない
一瞬の沈黙の痕
スローモーションのような動きで
逃げ惑う人々
サバイバルナイフ片手にそれを追い回す悪意
全ての音は止まっている
無音の中の惨劇は
それを取り巻く大 ...
公園や道路の
悪戯っ子向けに描かれた看板
金網を越えたり
飛び出したりしている少年
それを見るとぼくを思い出すという
こどもっぽいことを気にしていたから
だから ...
都会の空だって
空というからには
晴れの日もあれば
曇りの日もあって
それは、それで
当たり前で
取り立てて肯定する必要も
ましてや嘆く必要も
無いんだけれど
強いて言えば
...
白いペンキで家具を塗ろう
もとに戻れと家具を塗ろう
ちょっぴり淋しかったから
白いペンキでもとに戻そう
引き出しは開けていた
引き出しが口のなかみたいだ
歯を食 ...
踊る時君の目を見て踊りたい魅力を全て目に焼き付ける
山間の道を長距離バスが行く人は疎らで廃止が決まる
突風で倒れた看板淋しそう元いた場所に戻りたいのか
ギター弾き音色が外へ流れゆく街 ...
何気ない言葉が、私の胸の奥深くを抉る。
“痛い”なんて言葉一つで片付けられる様なものじゃなくて、
苦しみ耐える時間だけが ...
130325
風呂あがりに見た夢に
三日麻疹の味がする
戦時グル詩を呑まされた
麒麟の缶詰
オットセイの団扇
ヤナギカゲも飲み干して
英雄のように足を踏み ...
青いなかを ひたすら歩くのは
本当に疲れるな
自分の中に出来た高い嘘をみあげるのは
なにを書けばいい
乾いた夢も 湿った胸も ただの一度も振り返らない
綺麗な顔が後を追ってくるから
...
青いなかを ひたすら歩くのは
本当に疲れるな
自分の中に出来た高い嘘をみあげるのは
なにを書けばいい
乾いた夢も 湿った胸も ただの一度も振り返らない
綺麗な顔が後を追ってくるから
...
会う度に
この想いを吐き出せたらと
考えている
会う度に
幼子を抱いた君を困らせてはならないと
戒めている
たぶん
君に会う度に感じる
この身勝手な応酬を
続けているかぎ ...
無口なソファのうえで
すみれの刺繍が眠っている
追憶の傍を 離れぬように
発話されない希望の群れが
いたる視線の向こう
ありふれた角度の曲がり道で
あなたの到着を
待っていればいいの ...
虹色の鱗を降らせるように
両手いっぱいの朝が帰還した
残雪の厚化粧を落とし忘れた山の稜線
ゆたかな崖の丸みを隔てて
磐井の流れが
怒号のように冬の重荷を河口へと吐き出す
薄氷は大地を鮮明に ...
20分後の街を歩く
誰と
そして歩く
一人で
何故に
そして
数える
何を
数を
その長さを
測る
何で
昨日までと同じ道を
曇り空に
歩いていた
そして ...
財布に入れておいた大吉が
雨でしわしわ
そろそろ結びにいかなきゃな
あれからいいこと起ったかな
今年は幸先よく大吉を引いたのだが
そばで女の子が大大吉を引いて
まじでぇ〜
と騒い ...
筏を組み上げて
稲穂の海へと浮かべる
あなたの両眼にはいつも
息をのむほど静かな炎が灯っている
風が吹いて黄金の波が揺れる
考えていたことを忘れてしまう
...
きみの親指と
ひとさし指の間を
一羽の兎が往復している
冬の夜がするどい針金を張る
白い煙がきみから蕩け
それからあわ立ち、
草原を{ルビ艶 ...
あかん日もある
そんな日もある
けど、そやない日もある
友達と歩く
桜の中は
寂しい気持ちで満ちていた
彼女は優しい女の子だったから
僕と 最後までいてくれて
裸の言葉を残していく
君の鼻が赤かったのは 花粉のせいだったのか
それとも 悔 ...
今朝、ガラスの森で
色のない林檎に一目惚れした
強く握ると
割れてしまいそうで
やさしくそっと まわしてもいだ
足元の落ち葉を しゃら しゃり
確かめるように踏みながら
...
出張が多いからこの時期
さくらでタイムスリップしているような気になる
八分咲きのつぎのひは二分咲き
散りかけのつぎのひはまだつぼみ
光より速く移動している訳でもないのに
...
ミルクティーに羽虫が浮いて
弱々しく回転するあなたを
私は忌々しく思ったし
終わりを迎えたあなたに
ほんの小さな哀れみもうまれた
八割飲まずに諦めて
シンクに流しに行く 夜中
...
二階だてのバスに乗ってははしゃいだり僕らの春は滅茶苦茶みたい
遠くには秩父連山赤城山筑波山まで微笑んでいる春
圏央道ところどころがつながってまるで僕と君みたい
灯台のもと暗くても踏み分ける
日輪のプロミネンスのように生きたい
健やかにただそれだけを願いつつ
きみ知るや孤独の果ての青空を
人が眠っている
僕の夢の中で
たぶん僕は眠っている
その人の夢の中で
無人の乳母車を押しながら
桜並木の下を歩く人がいる
置き去りにされた赤ん坊が
何も無い春に泣いて ...
簡単だけど
おいしいものをつくる
みんなでたべる
わいわいとたべる
おいしいね
そういうから 君が
おいしいとかんじる
おなかがいっぱいになって
これがしあわせなんだとおも ...
円空さんの木彫りの仏像を観にいったのに
円空展よりさきに常設展をまわってしまった
千年以上まえに作られた仏像が何体も置かれていた
微笑する仏像が発する古代と洗練の息吹に
ぼくは合掌せずにはおれ ...
せりなずな はくべら すずな、、、、あとなんだっけ、
新作はみずみずしいミントのフレーバーです 、
あきらめたガムのために 、
(すこしひえた夜だった)
ちぢこまってしまいそうなきみの街か ...
締め付けばっか気にしてるヘッドフォン
電波とんでんぜ凄かろう、さぁ見てくれよ
今日もポップな古参煩いこの歌でお前のあたまを殴ってくれるさ
歌詞がいいんだよね、なんて、後ろ歩きがださすぎる
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
浮漂
くめ
自由詩
2
13/3/25 16:58
ゆかの埃
はるな
自由詩
6
13/3/25 16:45
祭りの前
……とある蛙
自由詩
10*
13/3/25 16:00
立派な大人
吉岡ペペロ
自由詩
1
13/3/25 15:23
タマネギ
花形新次
自由詩
2
13/3/25 15:13
もとに戻そう
吉岡ペペロ
自由詩
0
13/3/25 13:50
踊る
夏川ゆう
短歌
1
13/3/25 9:44
私の...
世江
自由詩
4*
13/3/25 8:54
ゆめ
あおば
自由詩
4*
13/3/25 8:33
_
十二支蝶
自由詩
0
13/3/25 4:43
〃
〃
自由詩
0
13/3/25 4:43
〃
李伍 翔
自由詩
0*
13/3/25 3:38
無声
風呂奴
自由詩
1
13/3/25 3:06
いつかの冬
〃
自由詩
2
13/3/25 2:41
数える
ねなぎ
自由詩
2
13/3/25 1:27
おみくじ
灰泥軽茶
自由詩
3*
13/3/25 0:50
筏
草野春心
自由詩
5
13/3/25 0:08
指と兎
〃
自由詩
5
13/3/24 23:39
けど
殿上 童
自由詩
21*
13/3/24 23:20
入学
番田
自由詩
2
13/3/24 23:04
ガラスの森
Seia
自由詩
1
13/3/24 22:55
さくらタイムスリップ
吉岡ペペロ
自由詩
3
13/3/24 22:54
開花宣言
Seia
自由詩
2
13/3/24 22:54
お馬鹿な春
梅昆布茶
短歌
4
13/3/24 22:49
あおぞら
〃
俳句
1
13/3/24 22:39
春に見る夢
たもつ
自由詩
4
13/3/24 21:08
おいしいしあわせ
朧月
自由詩
5
13/3/24 19:59
円空さんより太郎さん
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
13/3/24 19:34
ななくさ、風と春巻
さわ田マヨネ
自由詩
4
13/3/24 19:02
だって歌ってそういう、遊び
しんとよみ
自由詩
2
13/3/24 18:42
2654
2655
2656
2657
2658
2659
2660
2661
2662
2663
2664
2665
2666
2667
2668
2669
2670
2671
2672
2673
2674
2675
2676
2677
2678
2679
2680
2681
2682
2683
2684
2685
2686
2687
2688
2689
2690
2691
2692
2693
2694
加筆訂正:
ツタンカーメン展と娘
/
夏美かをる
[13/3/25 3:08]
縦書きに変更 その他ちょこちょこ変更
3.78sec.