歩き疲れた僕たちは
陽だまりのベンチに座って
辺り一面を覆った白詰草が
蜜の香る風に揺れているのを見ていた
君の目はいつの間にか四つ葉を探していて
僕はそのうちに花を ...
秋が過ぎ
必ずソレが来るように
此処にいる意味なんて
君が其処に在る意義なんて
辞めちゃえよ
詰まらないだらけなら
ソレが過ぎ
必ず秋が来るように
意味 ...
つらいことがあったとき
じぶんを切り離して
平気を装い
大人っぽいとされる理想の姿で
元気にふるまってしまう癖
やめたほうがいい
つらいときはつらいって
あまえられる
真実を受け止めな ...
灰色の湖畔に立ち、白い天の彼方から響いてくる子供達の無邪気な声を聴く。
太い筆で描いたような黒い山々の稜線は、物思いに耽る印象画家の傑作だ。
立ち尽くす事しか出来ない自分は、息をひそめ、その光 ...
秋は突然やってきた。
夏の香をそっと窓辺に残して。
港の公園通りにさらさらと降る落葉。
赤茶色の絨毯。過ぎ行く人々。
微かに残る横浜の匂い。
東京には無い匂い。古き時代の匂い。
...
森の小さな狩人はいつも獲物を探してる。
木立に身を潜め、狙うのは人間。
狩人の血族はけっして絶えることがない。
この世に人間が存在する限り。
森の小さな狩人は常に冷静で、その澄んだ瞳は ...
部屋の真ん中にテーブルを置いた
部屋の真ん中のテーブルは僕の机
部屋の真ん中のテーブルは仕事場
部屋の真ん中のテーブルは食卓だ
部屋の真ん中のテーブルは大きい
部屋の真ん ...
ゆくすえは
どこまで見まもることが
できるのだろう
吃音のことで
それほど悩んでいたなんて
知らなかったけれど
親は子の悩みを
まるごと肩代わりすることはできないし
してあげたいけ ...
生まれてからぼくは
姿のあるものに名札をつけてきた
手に触れるものや 目に見えるもの
目に見えない小さなものにも
ぼくの周りの森羅 ...
迎火を囲む明るき家族かな
瑠璃色の夜明けの空や時鳥
悔い残さなきゃあかんやろ
元彼が良いこと言った
ストーカーじゃない あれはFBI
雨が車窓をたたいています
だから明日そちらは雨でしょう
月曜の深い夜のさびしさに
ぼくは子供の頃を思い出します
てるてる坊主ゆれています
灰の心が雨にたたかれています
...
零れる光の碧(みどり)の中を
お散歩するわたしは
待っていない
もう、
不安や警戒とは
距離を置いたのだ
「森林浴の効能」なんて詩
書いたっけ
...
ああいうふうにはもうできないね
春の去り際
白いスカート
透明に固まっていく桜の樹液
陽が沈んでから
夜が訪れるまで
うす青紫に浸された世界
君の眼差しが
ふるえるように未来を ...
誰も ほどかなかった
包んでいる紙は しわができて
セロハンテープも 古くなり
リボンも 色をなくし
誰も ほどかれなかった
空にも風にも 雨にも土にも
できない事
今日 ...
鉄条網の針を越え、
肉体の中へ世界が群がりやってくる
便所の鏡に向かって
拳銃を向けるポーズをとった老人にひっかかり
おれは両手を上げ、
挨拶する。
やりたいことは
できなかったね
ほしいものは
誰もくれなかったね
いい人生だ
こういうので
苦しいのが
当たり前になって
たのしいって
どんなことなのか忘れたよ
そ ...
わたしはピクニックがしたかった
母にきくと
いいよと言った
ためておいたおやつを
バスケットに入れて
母が貸してくれたゴザを持ち
野原に行った
靴を脱いで
ゴザの上に座った
飴を ...
きみが泣いている
まっすぐに前を向いて
瞳に光をたずさえて
きみが泣いている
頬を伝うしずくを
きらきらと輝かせて
きみが泣いている
そんなきみにぼくは
夏に焦がれ ...
湿の音が始まった 毎時 初めたい新鮮に
こだま雨音 サイレンの様に感知する
湿の知らせ
虫の知らせは近寄らない 誰も無言で死んだりしない
そう 信じたい
湿の音が美しく そう ...
夢にやぶれて
行き場を なくした
俺は自分を 見失ってた
そんなとき
おまえが
俺のために
流した 大粒の涙
無駄にはしないって
心に誓った
阿奈留
おまえは か ...
完全なる存在を
夢見ることができるのは
人間だけだから
だからぼくらは自由なんだ
生きている純粋を
感じることのできるのは
人間だけだから
永遠を想ったり
無常を想ったり
そんなこ ...
いつからか雪は振り止む
それでも変わらずに
人々は惚れていた
その美貌と白さに惑わされる…
雪のような姫様。
疑う事を知らない
無垢な心は
嫉妬に駆られた人には眩しすぎて
...
私は孤独を愛する
静けさに 怯えながら
私は世界を愛する
この手で 汚しながら
私は自分を愛する
鏡に 閉じ込めながら
私は友を愛する
その富を 妬みながら
...
{引用=
目をさます
{ルビ灯火=ともしび}に光りをともす
夜の帳をとく
忘れれば 万物の命を病めさせる
部屋に家具ひとつなく
静寂に そこは
音という概念すらありもぜず
...
本当は違うんだよ
そうじゃないんだよ
本音はね?
違うんだよ
その子が君に言ったその言葉は
全然
思いとは違うんだよ
伝えたくても悪者の僕の声
...
以下の方がこの文書を良いと認めました
-大豆
-ウォルス
-詩人F
宇宙人の好物がお好み焼きとは
知りませんでした。
-ドメガザウルス
-レントゲン太郎
私も学生時代に ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
白詰草
中村 くらげ
自由詩
1*
13/5/29 18:30
彼女の旅路
秋助
自由詩
0*
13/5/29 18:20
かなしみのうけとめ方について
はなもとあお
自由詩
3
13/5/29 17:26
音楽
ヒヤシンス
自由詩
4*
13/5/29 15:55
秋
〃
自由詩
2*
13/5/29 15:53
美しき狩人の唄
〃
自由詩
1*
13/5/29 15:50
真丸い相棒・・・
tamami
自由詩
2
13/5/29 15:23
ゆくすえ
そらの珊瑚
自由詩
21*
13/5/29 13:36
消えた名前
イナエ
自由詩
5*
13/5/29 11:42
迎火を囲む明るき家族かな
北大路京介
俳句
4*
13/5/29 11:35
瑠璃色の夜明けの空や時鳥
〃
俳句
2
13/5/29 11:33
悔い残さなきゃあかんやろ
〃
自由詩
3
13/5/29 11:32
元彼が良いこと言った
〃
自由詩
1
13/5/29 11:31
ストーカーじゃない あれはFBI
〃
自由詩
6
13/5/29 11:31
明日そちらは
吉岡ペペロ
自由詩
8
13/5/29 11:22
碧(みどり)
鵜飼千代子
自由詩
14*
13/5/29 1:59
さりぎわ
はるな
自由詩
7
13/5/29 0:50
踏む
砂木
自由詩
10*
13/5/29 0:12
[:object
プテラノドン
自由詩
2
13/5/28 23:55
光あれ
竜門勇気
自由詩
1
13/5/28 23:10
ピクニック (詩人サークル「群青」五月の課題「緑」から)
Lucy
自由詩
17*
13/5/28 21:34
夏のひかり
ゆず
自由詩
1
13/5/28 20:39
湿昇り
朝焼彩茜色
自由詩
5*
13/5/28 20:19
阿奈留
花形新次
自由詩
2
13/5/28 20:13
純粋
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
13/5/28 20:02
白雪姫
owl
自由詩
0
13/5/28 19:48
How To Love
まーつん
自由詩
10*
13/5/28 19:19
月魂—つきしろ—
月乃助
自由詩
12*
13/5/28 17:04
届かないから溜まってく
最都 優
自由詩
0
13/5/28 16:41
現代詩フィクション
左屋百色
自由詩
12*
13/5/28 14:55
2654
2655
2656
2657
2658
2659
2660
2661
2662
2663
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2665
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2667
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2671
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2673
2674
2675
2676
2677
2678
2679
2680
2681
2682
2683
2684
2685
2686
2687
2688
2689
2690
2691
2692
2693
2694
加筆訂正:
ピクニック (詩人サークル「群青」五月の課題「緑」から)
/
Lucy
[13/5/29 0:24]
後半を大幅に修正しました。
6.14sec.