見上げた
遠い青は
海のものなのか
空のものなのか
わからない
そもそも
ここは海なのか
それさえも
忘れてしまった
浮上する
どこを
目指して
まとわ ...
片想いしてるあの娘の眼が好きだ恋の願いよずっと叶うな
祝日は丸い氷でウイスキー飲む父の絵は直線ばかり
二次元の彼にフラれて五月闇
昨日埋めたタイムカプセル掘り出している
揉める乳房がない
エレベーターがある城なら行く
ぐれいぷふるうつは
少し苦くて
少しあまい
目にしみるのは
ルビーの涙かな
ぐれいぷふるうつは
ひとりでたべるには多すぎる
わけあいたい苦さです
あなたに似ています
ルビ ...
君に問おうか。
今夜食べたいものを。
明日目覚めた時に聞きたい音を。
明後日休日に観たい景色を。
どうということもなく、
なんということもなく、
ただ君のことを識る為だけに
...
屋根のない小舟で
雨に濡れながら
ここももうすぐ海になるね
もうどこにもないと思ってた
彼の品
母の実家の玄関先
クリスマスにシアトルで買った
背の高いコーヒーカップ
牡丹のような芍薬
もう帰らんといけんのんね?
破竹を煮たから持 ...
雨に唄わず
水たまりを飛ばず
街灯と踊らず
ただ目を開けて
この雨を見る
怠惰 諦念 虚無 倦怠
水を湛えた光の粒の中には
世界の全てが内包されている
...
森の奥から届いた一葉の招待状
どうぞ自由な服装でお越しください。
おみやげはいりません。
おかねもいりません。
ハンコもいりません。
名刺もいりません。
た ...
海の前で生命について考える
そこには、揺れる欲望の波がある
水の中から這いあがる命よ
自然からはじまり自然をおさめよ
砂にまみれて
つくり出された意味を問え
...
ひどく風の ある日
ひとの顔ほどもある木の葉が
ぬいんぬいんと おおきく
円を えがいたり
突然 すさまじい勢いで 遠くに
流れてゆきます
空は ごろごろと 唸っています
ひと ...
ふるさとのゆめ
ゆうべ夢みた
山奥の
ああ、あのころは
あのころは
ちちははも
住んでた
故郷の家
みんなはしゃいで
窓のそと
何かうれしく
車で走る
水辺の草も
...
大人は凪いでしまって
虹が七色に見えなくなって
子供は泣いてしまって
虹の始まりを知らなくなって
脱ぐかといったら脱がない
深夜の湿度を保った風に揺られながら
海辺をきみと歩く
曖昧なことを
ことばで表現したがらないので
わたしの質問はいつも夜の闇に消えていく
星々だけ ...
きょうさびしいとか言ってごめんね
ごめんな
もう言わないからあんしんしてな
わかるから悲しかった
そらなのにありがとう
きょうさびしいとか言ってごめんね
ご ...
使い古されたこたつテーブルにCDや本を平積みにして、それらのもたらす光彩に自然な無関心で向き合い、もはや暑苦しいだけで役目を終えたこたつ布団のひそかな熱に足を包んで、私はいつもの部屋にいつもの姿で座っ ...
泳ぐ人々の
夢で見られた
歌の練習をした廃屋に
きみの写真が飾ってある
と言ってくれたっけ
でもそうやって
憧れているわけにもいかない
細かな雨をまとった電車は
地面の下に
郊外を滑 ...
梅雨の雨に打たれても
冷水のごとく頭を冷やしてくれるでもなく
ただじっとりと皮膚細胞の表面を融解させていくだけなので
五月雨には稀塩酸が溶けている。
猫は命が九つあるというが
命を七つく ...
夜中、雨音で目が覚める
キッチンテーブルで煙草を一本吸う
暗闇にたちのぼる煙に
一匹の黒い魚が遡ていく
勇ましいその魚影は
たぶんマラッカ海峡で
海賊たちと渡り合い
インド洋に出て行くの ...
浅い眠りから覚めて
声を聞いた
ようやく橋を渡りきったんだ
そしてあなたが待っていた
片手には宝石を
もう片手には駐車券を
その瞳にはあふれんばかりの
頑なな愛をたずさえて
溶 ...
薄明かりの中
手を取り合う
ゴツゴツした手
細い指をした手
淡い影が
カーペットに写る
影が一つになり
カーペットの影は
揺れながら
高みにのぼる
白んだ空を迎えるまで
...
厳密なる言葉は鋭く深く真実を抉っていきます
しかし鋭ければ鋭いほど
真実の的中率は下がっていきます
曖昧なる言葉は広く優しく真実を包み込みます
しかし優しければ優しいほど
真実を覆い隠し ...
どうぞ、おきにめすまま、とおりすぎてください。
ふたこぶラクダには好かれたく、ありません。
砂漠をすらすらあるいて、Oasisをみつけたら、カプチーノをひとつ注文しましょう。
棒はいっぽん。
...
ゆらゆらと
洗面器に貯めたぬるま湯
三日間
布団で眠る事が出来なかった髪の毛を洗う…。。
(普通が何なのか、解らない日々…。。)
ゆら・ゆら・ゆらり・ゆら・ゆらり…。
...
ほどよく生きる 風にまかせて
古木のように悠然と大地に根を深くはりめぐらせて生きれたら
若木のようにしなやかにすっくりと空をめがけて伸びれたら
どんなに素敵なことだろう
でもいまの自分のう ...
ともだちが予言してた、エリちゃんは爪が割れたらAV女優なるんだよって、それ、ほんとうだった。
教室でエリちゃんの爪が割れてほんのすこし血がにじんだ、エリちゃんは痛くないですよって顔をして ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
天辺
伊織
自由詩
4*
13/6/13 21:25
片想いしてるあの娘の眼が好きだ恋の願いよずっと叶うな
北大路京介
短歌
4
13/6/13 21:08
祝日は丸い氷でウイスキー飲む父の絵は直線ばかり
〃
短歌
4
13/6/13 21:08
二次元の彼にフラれて五月闇
〃
俳句
1
13/6/13 21:07
昨日埋めたタイムカプセル掘り出している
〃
自由詩
9
13/6/13 21:05
揉める乳房がない
〃
自由詩
1
13/6/13 21:05
エレベーターがある城なら行く
〃
自由詩
4
13/6/13 21:05
ルビーフルーツ
朧月
自由詩
4
13/6/13 20:50
君に
三月雨
自由詩
2*
13/6/13 20:11
salt
mizuno...
自由詩
1
13/6/13 16:37
first starbucks store
〃
自由詩
1
13/6/13 16:28
【雨に唄わず】
つむじまがり
自由詩
5*
13/6/13 14:30
【お茶会】
〃
自由詩
3*
13/6/13 13:22
潮
はなもとあお
自由詩
2
13/6/13 13:04
me
るるりら
自由詩
10*
13/6/13 12:52
ふるさとのゆめ
生田 稔
自由詩
10
13/6/13 11:04
ロスト・レインボウ
秋助
自由詩
1*
13/6/13 10:28
海が知っていること
かんな
自由詩
6*
13/6/13 10:19
きのう
吉岡ペペロ
自由詩
3
13/6/13 7:32
血縁
葉leaf
自由詩
6
13/6/13 5:09
黒猫
春日線香
自由詩
3
13/6/13 4:50
わたしは猫になりたい。
凍湖
自由詩
5*
13/6/13 3:53
孤独
青園ルカ
自由詩
26
13/6/13 3:27
二十歳
アオゾラ誤爆
自由詩
7*
13/6/13 2:01
二人のための夜
小川麻由美
自由詩
2*
13/6/13 1:53
言葉の泉
かわぐちひろ
自由詩
2
13/6/13 1:09
へそ曲がり角の電信柱から角がみえ隠れしていますが
阿ト理恵
自由詩
8*
13/6/13 0:47
おバケ
梓ゆい
自由詩
3*
13/6/13 0:33
ほどよく立ち枯れる
梅昆布茶
自由詩
11
13/6/13 0:16
エリちゃんの六月
ざらざらざら...
自由詩
11*
13/6/12 23:48
2635
2636
2637
2638
2639
2640
2641
2642
2643
2644
2645
2646
2647
2648
2649
2650
2651
2652
2653
2654
2655
2656
2657
2658
2659
2660
2661
2662
2663
2664
2665
2666
2667
2668
2669
2670
2671
2672
2673
2674
2675
5.1sec.