薄明かりの中
手を取り合う
ゴツゴツした手
細い指をした手
淡い影が
カーペットに写る
影が一つになり
カーペットの影は
揺れながら
高みにのぼる
白んだ空を迎えるまで
...
厳密なる言葉は鋭く深く真実を抉っていきます
しかし鋭ければ鋭いほど
真実の的中率は下がっていきます
曖昧なる言葉は広く優しく真実を包み込みます
しかし優しければ優しいほど
真実を覆い隠し ...
どうぞ、おきにめすまま、とおりすぎてください。
ふたこぶラクダには好かれたく、ありません。
砂漠をすらすらあるいて、Oasisをみつけたら、カプチーノをひとつ注文しましょう。
棒はいっぽん。
...
ゆらゆらと
洗面器に貯めたぬるま湯
三日間
布団で眠る事が出来なかった髪の毛を洗う…。。
(普通が何なのか、解らない日々…。。)
ゆら・ゆら・ゆらり・ゆら・ゆらり…。
...
ほどよく生きる 風にまかせて
古木のように悠然と大地に根を深くはりめぐらせて生きれたら
若木のようにしなやかにすっくりと空をめがけて伸びれたら
どんなに素敵なことだろう
でもいまの自分のう ...
ともだちが予言してた、エリちゃんは爪が割れたらAV女優なるんだよって、それ、ほんとうだった。
教室でエリちゃんの爪が割れてほんのすこし血がにじんだ、エリちゃんは痛くないですよって顔をして ...
ほんとうに必要なとき
声
そんなことあるのかな
声ひとつ
さいしょから
いつでも覚悟していた
それくらい
練習のつもりで
声欲しくて
きょうさ ...
ラララァ〜ララララル〜ラララルララァ〜ララ〜
真っ赤な太陽が地上から立ち去ろうとしている。すべての風景は陽炎に揺らめき、無数のラクダのシルエットが地平線をゆっくりと移動している。乾いた風が砂 ...
バーカウンターで一人呑んでいると
ひとつ空席を挟んで 右隣のサラリーマン風の男が言った。
「どうせ俺は会社の、一つの歯車に過ぎないからさ」と。
おいおい、冗談じゃない ...
のろわれたように
あらがいがたいねむりのむこうに
しょうじょがすなはまのすなのうえにすわり
くるぶしのかたさを確認するように
くつしたをぬぎ
くつしたのともぐいが心配ね
立ちあがってぱっぱ ...
水曜日のネコは
三日の過去と
三日の未来を従えて
アンニュイを転がしながら
モヒートを舐めている
三日の過去が未来となり
三日の未来が過去となることを
モヒートは気まぐれに教えてくれ ...
woo...
candy gun 拾った 甘いかおり
candy gun 落し物さ 誰かがきっと
candy gun おもちゃよりもきっと
candy gun おもちゃよりもずっと ...
赤い青い透明な そんなうみうしの声
ハローとは鳴かず それでも挨拶を交わす
やあ 調子どう 小さな貝殻とか
やあ 気分いいね さっきから さっきから
君はなにを見てるのかな ……
君 ...
幸せになりたい
くやしいときそうおもう
幸せの定義なんて
知ってて知らない
言葉にならできるとはおもうけど
私のそのときの幸せってきっと
言葉になれるものじゃあないんだ
言葉 ...
3ブロック先にある小屋の中で
きれいな天使たち ささやいてた
イマジンが大事らしい 笑ってる
俺はいらないね 自殺したい
カーラジオ聞きながら 焦燥
カーラジオ聞きながら ハンドルを ...
自分の死期を悟ったのか
男達は
走り始める
夜のアスファルト
一歩
一歩
重い脂肪を背負って
軋む骨格筋
あえぐ肺胞
追いつかない心拍
青ざめる前頭葉
なぜ彼は走るの ...
狩りは かかとで 踏んでから
継ぎ足す糸屑 齢にかけて
後の視 留守居に 枯草つむ風
狩りは 掛かりに 放らして
かりは かかとで ふみえ みち
あさのは ゆめのき なきわ こるいし ...
朝を告げる
鳥たちは
探してもまだどこにもいない
深い暗がりのなかを
どれぐらい永いのかもわからない
道のりを歩いてゆく
雨でもなく雪でもなく晴でもなく
どこにいるのかもわからずに
...
狂った世界に 独り。
誰もいないのだと この数年思って
生きてきたのだけれども
調子の悪いラヂオから
「 ・・だ・・か・・ いま・・・・か・・ 」
と音声のような ...
7時をすぎてもまだ明るい
その明るさは青色の明るさ
西のほうだけ白んでる
青色は綺麗によごされて
やがて藍色の夜になる
会えなくたってまだ好きだ
その好きと好きとの奥の奥
西のほう ...
鍋に水を張り 火をかける。
沸騰するまでの間に とりあえず死んでみる。
グログロと煮立った鍋に 指を一本
千切って 落とし 再び1時間。
その間にリビングのTV ...
美しく生まれてきたがばっかりに君のまわりは狂ってばかり
錦鯉南海ホークスのキャップ
赤以外の色を吸収して緋鯉
間奏まで唄うのか
明日のラッキーパーソンも僕です
似た名前のマンションが並んでいる
頭が痛いの、
成長痛だと
ごまかした。
悪夢がどんな形になって
飛んでいくのかを
見てた。
誰かの涙のように
なぜか理由もなく
寂しくなって
小雨は降っている
街灯の光りが
点かないうちに
晴れであれば
まだ夕陽の落ちた
跡がかすかに
残っているはずで
少し曇りか ...
さよなら、夜。
深い青の温度。
さよなら、町。
深い霧の色。
さよなら、寂寥。
深い深い夢の後で。
僕はゆっくりと泳いで抜け出す。
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
二人のための夜
小川麻由美
自由詩
2*
13/6/13 1:53
言葉の泉
かわぐちひろ
自由詩
2
13/6/13 1:09
へそ曲がり角の電信柱から角がみえ隠れしていますが
阿ト理恵
自由詩
8*
13/6/13 0:47
おバケ
梓ゆい
自由詩
3*
13/6/13 0:33
ほどよく立ち枯れる
梅昆布茶
自由詩
11
13/6/13 0:16
エリちゃんの六月
ざらざらざら...
自由詩
11*
13/6/12 23:48
必要なとき
吉岡ペペロ
自由詩
4
13/6/12 23:34
蜃気楼にて乾杯
済谷川蛍
散文(批評...
0
13/6/12 23:20
歯車とコレクター。
元親 ミッド
自由詩
10
13/6/12 23:10
銀河
とつき
自由詩
4
13/6/12 23:01
水曜日のネコ
草野大悟
自由詩
4
13/6/12 22:51
candy gun
黒田人柱
自由詩
1
13/6/12 22:50
umiushi
〃
自由詩
2
13/6/12 22:49
11本目の指
朧月
自由詩
4
13/6/12 22:48
天使たち
黒田人柱
自由詩
0
13/6/12 22:42
ランランラン
六九郎
自由詩
3
13/6/12 22:39
運命
砂木
自由詩
11*
13/6/12 22:24
足あとⅢ—夢の中で—
りゅうのあく...
自由詩
1*
13/6/12 21:46
狂った世界に 独りの男。
元親 ミッド
自由詩
1
13/6/12 21:23
7時をすぎても
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
13/6/12 21:04
空焚きの鍋.
元親 ミッド
自由詩
3
13/6/12 21:01
美しく生まれてきたがばっかりに君のまわりは狂ってばかり
北大路京介
短歌
5
13/6/12 20:54
錦鯉南海ホークスのキャップ
〃
俳句
1
13/6/12 20:53
赤以外の色を吸収して緋鯉
〃
俳句
1
13/6/12 20:53
間奏まで唄うのか
〃
自由詩
7
13/6/12 20:52
明日のラッキーパーソンも僕です
〃
自由詩
1
13/6/12 20:52
似た名前のマンションが並んでいる
〃
自由詩
2
13/6/12 20:52
悪夢
小鳥
自由詩
1
13/6/12 20:33
足あとⅡ—十字路を曲がってから—
りゅうのあく...
自由詩
2*
13/6/12 20:12
告げるさよなら
三月雨
自由詩
2*
13/6/12 19:46
2636
2637
2638
2639
2640
2641
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2650
2651
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2653
2654
2655
2656
2657
2658
2659
2660
2661
2662
2663
2664
2665
2666
2667
2668
2669
2670
2671
2672
2673
2674
2675
2676
4.65sec.