ワイシャツにネクタイを猥褻なネクタイと聞き間違えた枯茨
知らない人が記念写真でピース
お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?
お医者様、または弁護士か年収1000万以上のかたはいらっしゃいませんか?
若鮎や三十四歳重婚
しゃぼん玉をつくる作法をだれもが
忘れてしまった時代
みずうみにうかぶ
背泳者と油分の分離されない光景が幾日もつづいていて
土手から飽きもせず眺めている人に
私は丁寧に包装した小石を ...
若鮎や別れし女房思ひ出づ
最高の飛翔の 舞うが如く離れて
息つく間に 触れ合う大地に横たわる
その玉響は あまりにも短かくて
「下がこんなにも近いとは」
美しさをくれた そんな悲しいはずの別れを
わたしたちは度々 ...
川沿いを歩くと
ピクニックによく似ていた
共通の友達がいてよかった、
と話す
命のものと
そうでないものに
毎日は囲まれて
離れていくものにもきっと
誰かが名前をつけて ...
あたしの親は
子供にああだこうだ言うのが
とてもキライで
すごく自由に育てられたのね
だから悪いけど
あたし
無理して
自分を抑えることが
出来ないの
ハッキリ言わせてもらうと
あ ...
詩も好きだがバイクも好き。バイクに乗って遠くに行くと詩が書けそうな気がする。
そんなバイク乗り詩人を集めてみるスレ。
原付スクーターからリッターバイクまで、いまは乗ってないけど昔乗ってた人、将来乗 ...
手をつないでいることも
目をみておはなしすることも
ふたりだからできること
それでもいつかひとつになりたくて
わかりあえないことが怖くて
泣いてみたり怒ってみたりする
...
ひとりになった四角い部屋で
ぽとりと零す細い声
捲り捲れてゆっくりと
唇から剥がれ落ちた
ワンルームの床の上には
足の踏み場もないほどに
彼女の名前が散らかっている
ひと ...
どうしても死ぬと言うなら良いけれど 貸してたCD返しに来てよ
塚、奈津
父全裸、せむし全裸
奈津 「わたしのお父さんは誰ですか?(奈津、自分のパンティーを拾う)お父さんよ。このパンティーをかぶるにふさわしい、わたしのお父さんは誰なのか、おしえてください」 ...
たいていの辛いことや悲しいことは
歳月の力によっていつか笑い話になる
でも時の鑢でも
笑い話にすることができないものは
ほんとうのの辛さであり悲しみなのだ
それは死ぬまで背負い生きて ...
悲しいことは
悲しいままに
悲しんでいい
つらいことは
つらつら思い
つらぬき返す
知らないことを
知らぬふりして
知らしめられる
暗い夜の中で
クラクラ迷い
...
私に残された時間の中で
あと何回君に好きって言えるだろう
限りなく見える時間も
ものすごいスピードで過ぎ去って行くから
私に残された時間の中で
あと何回君を笑顔にできるだ ...
葉桜になっちゃった
なんていわないで
咲いてなくてもね
さくらというなまえの木
ずっとそこにいた
わたしたちをみていた木
すん
と鼻がなった
とおくをみていた
くびをながーく ...
なにものでもないわたしがこの世界に触れるとき、すでにからだは腐りはじめる 。
あなた方の意味のない欲望の為に、吐き出されると同時に無理やり死を宣告させられるのだ 。
それでも小さな遺伝子の ...
つむじから頭を覆うように
根がびっしりと生えている
後悔を繰り返す夢を見ては
少しずつ大きくなっていくので首すじが痛い
いっそのことごっそり
引っこ抜いてしまいたい衝動に駆られるのだけれ ...
ロディアのノートに火をつけて、
火をつけて、
火をつけて、
火がつかない夜は
僕の小指を噛んで食んで一緒に濁流に行こう
「百億個の太陽を君と一緒に抱きしめた。」
「百億個の太陽 ...
埃っぽい倉庫街の一角
赤煉瓦造りの古風な倉庫
その中で熱心に壁の穴を覗く者
それは老人だった
グレーの草臥れたジャケットを着た
老人だった
櫛の通っていない白髪の
老人だった
老人 ...
「かあさん、コンビ二で『レシートいりますか?』って言われたら
なんて答える?」
と中学生の娘が聞く。
「ふつーに『いりません』というかなあ」
と私は答えた。
「えっそうなん。私はどう ...
曖昧な答えで僕を遠ざける恋の駆け引き続く毎日
懐かしい路地を曲がれば駄菓子屋が今も眠らず子供を誘う
故郷を描いた画家のプロフィールダムの底へと沈んだ生家
人は皆スポットライトを浴びて ...
こうも囚われにんげんは
ひとの道よりたいせつな
経道なんかを踏みはずす
ごめんよ尊きかたがたよ
なめるなおいらの人生よ
取るに足らないことなどに
こうも囚わ ...
朝の近くで
鳥はそうそう、何ごともなかったように
空の下 奏でている
わやくちゃになった己こころ
沈めたいともがきつつ
ただ座っている
朝が近づく
やっと明ける不安からのかいほう ...
今週の『サザエさん』は一家で福島に旅行する話だったそうだけれど、具体的にはどんな内容だったのだろう? あいにく私はいま異邦人として暮らしているので日本のテレビを見られない。しかし福島第一原発の原子炉 ...
若手漫画家の登竜門としてCOM並びにガロはぼくらの教科書だった。
その女流の中でも異彩を放っていたのがこのやまだ紫氏と岡田史子氏だったと記憶する。
やまだ紫さんはもともと詩人だった ...
「ねぇ、この本の表紙知らない?」
彼女は読み終えた本をわたしに見せる。
その顔にはどうしてないのかわからない、不思議でならないと
いった表情がありありと浮か ...
風も雲もタバコの煙も全て過去にある
はるか後方で私の影にまとわりついている
確かめることはないけれど
過去の恋にときめくは片足立ちのフラミンゴ
檻の外から見ていると老人に肩 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ワイシャツにネクタイを猥褻なネクタイと聞き間違えた枯茨
北大路京介
自由詩
1
13/4/8 21:23
知らない人が記念写真でピース
〃
自由詩
5
13/4/8 21:22
お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?
〃
自由詩
3
13/4/8 21:22
若鮎や三十四歳重婚
〃
俳句
1+
13/4/8 21:18
フェルミのみた泡は
mizu K
自由詩
5
13/4/8 21:18
若鮎や別れた女房思ひ出づ
北大路京介
俳句
0*
13/4/8 21:17
緑の桜
黒ヱ
自由詩
1*
13/4/8 21:01
毎日は
たもつ
自由詩
6
13/4/8 20:36
不干渉で不感症
花形新次
自由詩
1
13/4/8 19:30
バイク乗りを集めてみるスレ
会議室
13/4/8 18:45
ふたりぼっちでひとりごっこ
中村 くらげ
自由詩
1*
13/4/8 18:35
ひとりぼっちのふたりごっこ
〃
自由詩
1*
13/4/8 18:33
CD
はるな
短歌
3
13/4/8 18:27
戯曲(習作つづき8)
星☆風馬
散文(批評...
0
13/4/8 18:27
時の鑢でも
HAL
自由詩
4*
13/4/8 17:27
何者かに
シホ.N
自由詩
2
13/4/8 17:24
限りない幸せ
ジュリエット
自由詩
0
13/4/8 16:51
葉桜
朧月
自由詩
2
13/4/8 16:27
世界一短い物語
アラガイs
自由詩
2+*
13/4/8 14:44
後悔の木
灰泥軽茶
自由詩
7*
13/4/8 14:38
君
榊 慧
自由詩
4
13/4/8 11:12
壁の穴
……とある蛙
自由詩
11*
13/4/8 10:09
『あっ』というクッションに似たもの
そらの珊瑚
散文(批評...
7
13/4/8 9:39
駄菓子屋
夏川ゆう
短歌
1
13/4/8 9:05
取るに足らないことなどに
吉岡ペペロ
自由詩
2
13/4/8 7:41
朝の近く
唐草フウ
自由詩
14*
13/4/8 5:25
漏出する汚染水のなかの『サザエさん』
動坂昇
散文(批評...
3
13/4/8 3:34
トリビュートやまだ紫 性悪猫
梅昆布茶
散文(批評...
9
13/4/8 2:37
彼と彼女の本棚
石田とわ
散文(批評...
11*
13/4/8 2:16
解離
佐々井
自由詩
1
13/4/8 0:11
2638
2639
2640
2641
2642
2643
2644
2645
2646
2647
2648
2649
2650
2651
2652
2653
2654
2655
2656
2657
2658
2659
2660
2661
2662
2663
2664
2665
2666
2667
2668
2669
2670
2671
2672
2673
2674
2675
2676
2677
2678
加筆訂正:
彼と彼女の無口な食卓
/
石田とわ
[13/4/8 2:19]
題名変更
3.86sec.