色変えぬ松や官僚的答え
騎馬戦で娘背負うや万年青の実
七人の家族団欒星月夜
太陽のバカ手が焦げた
若気のいたりを老いても続ける
高い敷居で突く
私の脳裡は「無」の世界にいる
ただ何も思考せず「無」の扉を
自動通過して中に入って行った
時の過ぎるのを待っているのか
時の来るのを待っているのかと
思考する気力さえ無力に変えた
...
たくまずして誰かの憎しみをかってしまう
ほどこうにほどけない結び目
ただそれが君だっただけだ
おそらく罪状はかぎりなく
妥当な理由もあればやや不適切なものまでさまざま
あえてぬれぎぬとは ...
前のワゴン車が35回目のブレーキを踏んだ
そのうちの24回は自分を守るために踏んで
残りは、修理費と野良犬のために踏んだ
「ア・イ・シ・テ・ル」のサインなら7回分だ
愛するよりも死んだり殺した ...
『秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる 』
確かこの歌を見かけたのはいつだっただろうか?確か高校生の時に古典の授業の時に副教材か何かに載ってたやつと思ったが、秋が来るという意 ...
131012
メタボ検査をします
看護師が
恭しい手つきで巻き尺を取りだし
臍の周囲を丁寧に計測した
見るからにやせっぽちなのに
なぜ計るのだの野暮なセリフ ...
私は虹になりたい
こちらとむこうをつなぐ
あの人とこの人をつなぐ
男と女をつなぐ
ゲイとストレートをつなぐ
この国とあの国をつなぐ
二次元と三次元を ...
猫っぽいものが
あなたっぽい暗がりへすり寄って
休日っぽい一日になった
下腹あたりに
あなたっぽくて
わたしっぽいものを抱えながら
とりあえずいまは
手足がとても熱い
古くなったり新しくなったり
その繰り返しの街は生きている
街が歌い出せば
爽やかな風が吹き始めて
人々の足取りが軽い
季節が変われば
歌も新しくなり耳に溶け込み
季節の変化を実感 ...
海辺の小さな町は
人がすれ違うだけの
狭い路地しかない
何か食べ物の匂い
古い畳の匂い
苔の匂い
それから年を経た人間の匂い
灰色の板塀越しに
苦い烏瓜の実が生り
この庭に人はい ...
知らない町に来て
知らない人達に囲まれ
毎日頑張ってるんだ
まだまだ半人前の僕は
叱られることがほとんどで
褒められることは少ないよ
でもね遠く離れた街から
君の活躍の便りが届き
...
朝早くに
古臭い詩をわたしは書いた
潮水に濡れた岩間を縫って這うように歩く
数匹の蟹の節足のことなどを
カーテンのあちら側で降っている雨が
薄笑い ...
サラサラと嘲りながら
指の隙間から
零れ落ちていったのは
砂で出来ているのを
忘れかけていた
いくつもの季節と朝焼け
パタパタと蔑みながら
手のひらから
飛び立っていったのは
...
You were sitting on the floor
(its clean and white color)
holding the anonymous book to ...
ブスひとりにつき
3億円を徴収するという
ブス税法案が
国会を通過する見通しとなった
国会周辺では
これに反対するブスが
「あたし達はブスじゃありませんー
失礼しちゃうわね!
...
時間に意味があるのなら
僕の存在に意味はない
君が一つの音楽を聞くなら
君は一つの風景を思い出すだろう
・・・それはいつの日にか見た月の明るい夜の事だ
まるで ...
部屋の中君と二人で雨の音寄り添いながら朝を迎える
虹を見て君が呟くこの虹は幸せの色全部あげたい
本当の彼の心は純粋今の内面素直じゃない
絶対に言わないけれど運転をしてる横顔何度もチラ ...
夏をたたむ
両手でしわをのばし
ていねいに
色濃い影をおとした夏も
洗濯され、たたまれると
頼りないほど薄っぺらだ
...
多くが 寂しい
それとも
それについて 迷っているのは
予期しない 悲しさなのか
こごえるような 朝を迎える
北海道の
町外れの ホテルで
朝焼けだけが 美しい
コ ...
不要になった
60歳以上の老人を
一人捨てるごとに
30円を徴収するという
姥捨て税法案が
国会を通過する見通しとなった
国会周辺では
これはあまりに安過ぎると
反対する60歳以上の老 ...
左手の中で牛が眠っている
さっきまで右膝のあたりにいたのに
もう一頭の牛は鎖骨のあたりで草を食み
けれどもまもなく体を地に横たえるころだろう
テレビで昔の映画をやっ ...
スクランブル交差点で
信号を待っていた
私は愚かだ
そんな哀しい想いに
縛られていた
Fly high―
しかし私は翔んでやる
赤信号の向こうの
青空に誓っていた
高く
高く高く高 ...
自称詩人が
詩投稿サイトに
自称詩を一編投稿する度に
5億円を徴収するという
自称詩人税法案が
国会を通過する見通しとなった
国会周辺では
これに反対する自称詩人が
自称詩の路上朗読会 ...
ひとつの恋愛が始まると
いくつかの虫歯が
できてしまう
歯医者に行くのを
忘れてしまうこともあるけれども
夜中に眠る前に
歯磨きもせずに
お互いの話をすることに
夢中になってしまっ ...
秋祭卒論の手を止めにけり
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
色変えぬ松や官僚的答え
北大路京介
俳句
6
13/10/12 21:29
騎馬戦で娘背負うや万年青の実
〃
俳句
1
13/10/12 21:29
七人の家族団欒星月夜
〃
俳句
3
13/10/12 21:29
太陽のバカ手が焦げた
〃
自由詩
2
13/10/12 21:02
若気のいたりを老いても続ける
〃
自由詩
11
13/10/12 21:02
高い敷居で突く
〃
自由詩
1
13/10/12 21:02
「無」・・・
tamami
自由詩
4
13/10/12 20:13
結び目
梅昆布茶
自由詩
16
13/10/12 20:09
断片的帰路
ストーリーテ...
自由詩
2
13/10/12 20:06
季節外れ
くみ
散文(批評...
1
13/10/12 20:02
波打際の人魚のために
あおば
自由詩
4*
13/10/12 19:42
「虹の人」
ともりん
自由詩
2*
13/10/12 16:44
休日
はるな
自由詩
4
13/10/12 14:51
街の歌
夏川ゆう
自由詩
2
13/10/12 14:43
路地
まんぼう2
自由詩
3
13/10/12 13:28
青空に♪
清風三日月
自由詩
2
13/10/12 12:15
古臭い詩
草野春心
自由詩
10*
13/10/12 10:42
無力
nonya
自由詩
20*
13/10/12 10:19
September blooms
草野春心
自由詩
1*
13/10/12 10:10
ブス税
花形新次
自由詩
2
13/10/12 9:38
『償い』
yamada...
自由詩
1
13/10/12 4:18
ふたりだけの内緒話
くみ
短歌
2
13/10/12 2:39
ながい夏
石田とわ
自由詩
21*
13/10/12 0:47
旅の果て
番田
自由詩
4
13/10/12 0:47
姥捨て税
花形新次
自由詩
1
13/10/12 0:40
牛
草野春心
自由詩
3
13/10/11 23:54
Fly high
渡辺亘
自由詩
1
13/10/11 23:22
自称詩人税
花形新次
自由詩
6
13/10/11 22:21
虫歯と恋愛の関係
りゅうのあく...
自由詩
11*
13/10/11 20:54
秋祭卒論の手を止めにけり
北大路京介
俳句
2
13/10/11 20:41
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2470
2471
2472
2473
2474
2475
2476
加筆訂正:
蜜色の眠り
/
石田とわ
[13/10/11 23:19]
1首目訂正
4.36sec.