光 ふたつ
硝子の向こう側の黒
透き通る風
マンションの構造という構造の
窓から
か細い点光が
ゆらゆらと
空へあがる
皆
最後は
孤独ではない
生きる事が
...
いらいらしたら
わすれられる
いらいらしたら
わすれられる
いらいらしたら
つめたくなれる
いらいらしたら
わすれられる
いらいらしたら
わすれら ...
そよとも揺れないすすきの穂が
あたりに白く浮かぶ
とおくを
スローモーションの足どりで
駆けて行く
赤いセーターを着た少女
お腹がみるみる膨らんで
まんまるになったかと思 ...
現代詩雲の下
無風にゆられて見ていたのは
つぼみのまま終わった
赤でした
無音ひびく団地の前
灰色の壁にかきなぐった鳥が
空へ
とんでゆく夢を見た
その後で、
現代詩雲の下
ざーざ ...
黄バミも目立つ
白い Tシャツ
夏の雲は
真っ青に
真っ白が 定番
爽やかさを 得る色なら
ブルー
黄バミが 気になり
どうも 白を まとえない
ウェディン ...
さやかさんがくれた
全裸局部丸出し写真
物凄いオッパイとお尻だから
ありがたいことは
ありがたかったんですが
ご自分でもお分かりのように
顔がイマイチ
いや、イマ五億なので
申し訳ない ...
その犬は吼え続けた
吼えて
吼えて
部屋中を憎しみで埋めていった
玄関チャイム
電話
きっかけはいつも些細な音
しかし犬は
それらの音を逃さない
激しく喰らい付いていく
...
こどもの手をにぎって
「あたたかいね」と言う。
「つめたいね」と言われる。
わたしが「あたたかいな」と感じたら
あなたは「つめたいな」と感じている。
いつもそうやって温度差があり
...
生きる事は死の待ちぼうけ
なんて誰かがいうらしいけれど
せっかく80年ぐらい時間があるのだから
せめてお茶とか
せめてお菓子だとか
用意してにやにやと
いつでも来い ...
羽毛時間に起きて
ひとり
立ったまま金色のコーンスープをのむ
おそるおそる
ほどくように
わたしの一挙一動が
いま「この日、この場所」という名の
プロペラになって
ひかりの塵を ...
『視線』
最近雨ばかり続いて気分的に憂鬱だったが、今日は目の覚める様な青空で天気がいい。少し風はあったが、開け放つ窓から差し込む日差しが眩しく自分は思わず目を細めてしまった。洗濯物も溜まって ...
茜に染まる細いあぜ道を
どこまでも歩いていく
猫じゃらし草一本揺らし
ぽつりと影は長く伸びゆく
赤い赤い彼岸花は
黒いレース縁取られて
いくついくつさようならを
焼き付けまた歩いてい ...
叢でひっそりと
台風が去ったあとの
サファイアブルーの空を
見上げてます
小鳥よ、小鳥
わたしを一緒に連れてって
くちばしが
わたしをついばむ日を
待っています
翼を持たない ...
消えた夏の色はメロンソーダ
あれは遠いとおいむかし日ざかりの庭で
風もなく揺らいだ瞳のなかの碧
バルコニーへ運ばれたグラスを透かして
チェリーの沈んだ泡立つ海へと
白い帆に秋の風をうけて走る ...
ふと違和感を覚えた朝
右足に苦しみが
そうして五日後、
右腕にかなしみが
絡まった
曲が ...
...
夜が陰る闇が歪んで砕け散る猛毒の花死の光産む
猫よりも猫撫でる君可愛くて猫耳つけていなくても好き
孔明の罠と知りつつ秋小鳥
カナヅチの眼が泳いでいる
食べるときだけ動いている
芸術のために死ぬやつを笑って屁がでた
図書カード
フランツ・カフカ
蠅の王
いつもあんたが
...
またあえる
おやすみなさい
おいかける
たいふういっか
にじのそら
おはようひかり
あさのこえ
まもれているか
わからない
まもれているか
しがみつく
あなたのまうえ
そらのし ...
あなたのような人は長生きしてほしい
そう素直な人あってのひねくれ者だから
だから九十四歳は悪くない 悪くない
これでも献花のつもりなんだ
アンパンマンを見たことがなかった
なのにアンパン ...
さやかさんは無理して
ガラスの靴を履いて
ナカトミビルで行われた
晩餐会に出席したものの
予想通り体重に耐えきれず
ガラスの靴は粉々に砕けてしまい
破片が足の裏に食い込んで
血だらけにな ...
暑さ寒さも彼岸まで
現場帰りの皆さんがクーラーをやたらつけなくなって
冷蔵庫の作り置き麦茶もポット一本が減らなくなって
仮決算の季節です
「いいから着とけ、俺もう入んないし。」
太っ ...
例えば
恋人は数ヶ月周期で変わるのに
ずっと同じ色の法被を着続けること
例えば
卒業と加入を何度も繰り返す流れの中で
並ぶ握手の列の先は同じメンバーであること
それでも
その人の ...
繰り返す中に人生が始まり
いつの間にか落ちてしまった・・・。
(何かあるなら・何かするなら・生き残ることが出来るよ・・・・。)
誰かの入れ替わりと
自分とが重なり合う刹那
...
話をするのは
メールをするのは
本音だからと彼女は笑う・・・・。
(話を聞いて。とでも言うように
着信音が鳴った・・・・。)
東口から
西口へ行く前
一分十六 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
祈り
佐藤伊織
自由詩
2
13/10/17 23:06
つめたい月
吉岡ペペロ
自由詩
9
13/10/17 22:02
夕日 (詩人サークル「群青」10月のお題「無」から)
Lucy
自由詩
12*
13/10/17 21:42
現代詩10月
左屋百色
自由詩
16*
13/10/17 21:00
真夏も 過ぎた
藤鈴呼
自由詩
3*
13/10/17 20:27
ごめんね、さやかさん
花形新次
自由詩
1
13/10/17 19:43
犬死にアイリス
和田カマリ
自由詩
7*
13/10/17 18:56
手の温度差
凍湖(とおこ...
自由詩
16*
13/10/17 18:42
上客接待
雨の音
自由詩
8
13/10/17 15:13
いつかうつくしい日のはなしをしよう
平井容子
自由詩
6
13/10/17 15:04
視線
くみ
散文(批評...
2
13/10/17 15:02
茜のあぜ道を
フゥ
自由詩
3*
13/10/17 10:59
じゅずさんご
そらの珊瑚
自由詩
12
13/10/17 10:58
メロンソーダ
atsuch...
自由詩
10*
13/10/17 9:04
一歩ずつ近づくもの
石田とわ
自由詩
11*
13/10/17 3:49
クンニがしたい
TAT
自由詩
1*
13/10/17 2:29
夜が陰る闇が歪んで砕け散る猛毒の花死の光産む
北大路京介
短歌
4
13/10/17 2:06
猫よりも猫撫でる君可愛くて猫耳つけていなくても好き
〃
短歌
6
13/10/17 2:06
孔明の罠と知りつつ秋小鳥
〃
俳句
0
13/10/17 1:57
カナヅチの眼が泳いでいる
〃
自由詩
10
13/10/17 1:55
食べるときだけ動いている
〃
自由詩
1
13/10/17 1:54
芸術のために死ぬやつを笑って屁がでた
〃
自由詩
3
13/10/17 1:54
蝉が五月蝿い夏に
TAT
短歌
2*
13/10/17 1:05
にじのそら
吉岡ペペロ
携帯写真+...
6
13/10/17 0:22
ひねくれ者より献花です
ただのみきや
自由詩
36*
13/10/16 23:48
頑張って、さやかさん
花形新次
自由詩
2
13/10/16 23:48
Tシャツでは すこし寒い
伊織
自由詩
5*
13/10/16 23:44
それでも
〃
自由詩
2*
13/10/16 23:39
死人
梓ゆい
自由詩
1
13/10/16 22:57
ちょっきん・・・・。
〃
自由詩
1
13/10/16 19:29
2431
2432
2433
2434
2435
2436
2437
2438
2439
2440
2441
2442
2443
2444
2445
2446
2447
2448
2449
2450
2451
2452
2453
2454
2455
2456
2457
2458
2459
2460
2461
2462
2463
2464
2465
2466
2467
2468
2469
2470
2471
4.4sec.