その昔
俺は 宇宙の中を飛び回っていた。
織り姫に懸想して、彦星から追われもし、
白鳥の首根っこも押さえもしたし、
ペテルギュウスのおならも嗅いだ。
オリオンの楯を盗んだり
カシオペアの辺 ...
きょうという日に
きょうという火が
ともされる
約束したわけでもないのに
東の空に

明るく
温かい
平等な
きょうが
どこから生まれてくるのか
ボクは
みつけた
旅の途中で ...
蹄を雲にかける

群れ離れた

媚びた羊
君という物語の1ページ目の男を消して俺で埋めたい 正解は芦田愛菜だよ初氷 初氷新宿駅に向かう足 ひこうき雲で借金の催促 全部まちがえておんぼろ車がたがた走る 自宅警備員が留守のあいだ 5歳の野原に
少年をひとり
おきざりにしてきた

今も夢に見る
あれは

世界の果てまで
走って行くはずだった真昼

やけるような緑と
汗と言う名の夏が
身体にべったりはりつい ...
安全ピンが指に刺さりました
血も出ています
原因は私の不注意です

勉強になりました
安全ピンが安全じゃないことから
考察される
物品の名称 機能 リスクの関係

そして
景品 ...
なぜ
道があるのだろう

 移動するために

なぜ
移動するのだろう

 何かを求めて
 あるいは
 何かから逃れるために

なぜ
何かを求めたり
何かから逃れるのだろう
...
くたびれた体で
僕はどこにいくことができるのだろうと思う 夕暮れ
僕のアイフォンの中から
今日も聞こえる音楽は家入レオだった


もうこんな歌 すでに
聴く歳ではないのだが 聴いてい ...
おんなのこはみんな
はねがついているようなきがして

いちごやさくらんぼなんかなくても
いつだってうたっていられた

うちゅうではいきができない
ふくなしじゃ
わたしたち
ぼうはつし ...
  風は南へいった
  月の光は道にころがり、
  小石にぶつかって止まった
  肩まであった長い髪をきって
  聖なるひとのように きみはわらう
  二人して ベランダの手すりに体 ...
まっすぐいったらぶつかるね
でもうまく泳げることがいいことなのかな

ぶつかって泣く君のそばにいる
こたえを知らない私は
できるだけそっと歩いた
二人の部屋を
渇いた湖底を
掠め
渦巻き
通過していく
そんな
低温の吹雪を

窓には無数のひび割れに似た
しばれ模様が張り付いて
空気中の水分は
耳にも
皮膚にも
触れない
喉も乾かして ...
散歩の時は
富士山が見える路地を探す

なんとなく
富士山にいつでも見られたい
気分で

今日は
いつもの しらす街道

生しらすは とてもおいしい

富士山はしらすを見ている

しらす達はすでに絶命 ...
試練というものを神様が私に与えてくださったのだとしたら

私は何としても最後まで笑顔を絶やさずに生きていかねばならぬ

最大の試練はとっくに乗り越えたと思っていたのだが

それでもまだ試練 ...
1度目
剃髪する、というので付添うよと
しんみり待ち合わせ場所に行く
やっほー、とすでにつるつるの頭で現れやがり腹がよじれる
じゃあスキー行こうよ、とそのまま強引に長距離バスへ押し込まれる
...
わたし、汚物入れという表現が
許せないんです
だって・・・好きなんだもん
大好きなんだもん!
わたしにとっては
宝箱なんだもん

自分のお気に入りのお洋服を
汚物呼ばわりされたらどう思 ...
 


最後の晩餐を食べ終えて
テーブルにスプーンを置くと
窓の向こうから
雪の音が聴こえてきました

冬が来たのですね
向かいあっていた老人が微笑むと
春は来ないのですね
隣に ...
通訳したつもりはない
オバマのスピーチに合わせて
踊ってたんだって
言い張ればよかったのに
そう!パラパラだ、パラパラ!

大体オバマが
適当に話していても
俺分からんしな
小学一年生の頃の僕は
何を考えていたのかもう分からない
不安だったろう、それは分かる
今もそうだ、変われない部分だと思う
なんでロボットを作ったんだろう、
それが一番分からない
精密と技術 ...
映画の友情出演ってなんなんだろう

照明助手の友人じゃあないだろう

監督とか主役の友人なんだろう

ほぼ無償で出てるんだろうか

だから友情出演って呼ばれてるんだろうか


そ ...
あの空に降ったのは
雪だったか、雨だったか
それはもう遠い昔のこと

だれかと手を繋いで
河川敷で空を見ていた
ただ何となく見ているだけで
そこに鳥はいなかっ ...
騒音の大通りを横切る度、頭痛がし
いつも「アノ」声が聞こえる

オオオオオオオオオオオオオオ

オオオオオオオオオオオオオオ

オオオオオオオオオオオオオオ

いつも低い、低い、男の ...
あれが空教えられずに知っていた赤子の頃から迷うことなく


六歳が翼の折れた雀ひとっつ手のなかで死なせ向き合った冬


そこまでは坂をのぼってゆくんですいまのこの日も胎児の日にも


...
消え去った過去に、流れ去った世に、幼子の瞳に映るモノは。 ここは夢?

夢ならば出来るだけ好きな場所にいきたい。
好きな人に会いたい。好きなことしたい。
なぜか、冷たい、冷たい身体を労りながら、
ゴクリ、と唾を飲み込むと同時に場面が変
わる。
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
スペースキャプテン2……とある蛙自由詩14*13/12/18 10:49
猫のさがしものそらの珊瑚自由詩2113/12/18 10:39
「羊」宇野康平短歌213/12/18 10:03
君という物語の1ページ目の男を消して俺で埋めたい北大路京介短歌913/12/18 10:02
正解は芦田愛菜だよ初氷俳句113/12/18 10:01
初氷新宿駅に向かう足俳句213/12/18 10:01
ひこうき雲で借金の催促自由詩813/12/18 9:58
全部まちがえておんぼろ車がたがた走る自由詩213/12/18 9:58
自宅警備員が留守のあいだ自由詩113/12/18 9:58
in the Summer駒沢優希自由詩12*13/12/18 7:08
安全ピンが指に刺さりましたichiro...自由詩15*13/12/18 6:44
自由詩3*13/12/18 5:34
アイフォンを手にしながら番田 自由詩113/12/18 2:05
与えられた13分ミゼット自由詩3*13/12/17 23:49
風は南へ草野春心自由詩213/12/17 23:25
囲いの中朧月自由詩213/12/17 23:02
Lucy自由詩21*13/12/17 22:50
しらす目線で富士山を見るichiro...携帯写真+...5*13/12/17 22:48
試練を生きてこそ道は開ける桜 歩美自由詩3*13/12/17 21:51
3度目の付添いだが今回はスキーとは関係無かった。mizu K自由詩9*13/12/17 20:27
2013最後の主張花形新次自由詩113/12/17 19:51
最後の晩餐自転車に乗れ...自由詩313/12/17 19:48
通訳花形新次自由詩113/12/17 19:24
第五元素のArtificial・Intelligenceなけま、たへ...自由詩1*13/12/17 19:10
友情出演吉岡ペペロ自由詩113/12/17 18:10
イノセント中山 マキ自由詩113/12/17 17:58
「血と路」宇野康平自由詩013/12/17 16:57
雑詠2013冬 (五首)もっぷ短歌513/12/17 16:28
「幻を想う」宇野康平短歌113/12/17 16:18
「異様に低く、白い天井」散文(批評...013/12/17 16:09

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加筆訂正:
/Lucy[13/12/17 22:56]
一連目3行削除しました
4.73sec.