眠りは死の子ども
一日一日
気づかないうちに大きくなって
やがてぼくと等身大になると
目覚めることがなくなるのだろう

いつその日が来るかわからない
いつそうなってもいいという
準 ...
うつ病のひょっとこ
暗い目
マジ過ぎて笑える

面白い顔で
沈鬱な表情
文句なく笑える

「笑っちゃいけない」
お行儀いい人は言うけど
笑えちゃうんだからしかたない

偽善 ...
きのう
確かに
雨が降っていた
雨の音が聞こえた
眼の奥のほう

爪を切ったから
すきまかぜ
爪先から入ってくる

おかげで冷たい匂いがする
偽物の血と混ざって•&# ...
夕陽のあたる湊町
古い煉瓦の倉庫街
漂うあの歌 あの旋律は
港の悲しいエレジーで
昔の俺(おい)らの子守歌

港近くの襤褸アパートで
親父も知らずに育った俺(おい)ら
酒場の女のお袋は ...
        コツコツとくつおとがする
          メトロノームのように
       たぶんハイヒールなのだろう
        スタスタとくつおとがする
           び ...
夢をみなくとも   軽谷佑子さん
http://hibariryouri.web.fc2.com/11/karuya.htm

4行が5つ小さく並んで、どこにも本当の意味での終止形がない(文法で ...
うんうん と 頷きながら 
運は残ると呟いて 

くるくると こよりをつくり 
てるてるぼうずを ぶらさげる 

アヤツが降臨せぬやふに 
後輪ならし 願い続ける


ハックション ...
 洋酒に囲まれ 馴染みの客にその日のお酒を出す まだ来てくれるだけでも嬉しくて 好きなもの嫌いなもの こだわりと痛点 あれこれ自然に入ってきて その日のお酒というのも 彼が欲したものと私が差し出したも ... 夜明け前のキッチンで炒める玉葱は

ケチャップと混ざり合い

キャベツのざく切りは

鍋の中でくたくたになりながら

春の蝶になる・・・・。

白い米粒が

フライパンに投入さ ...
洩れる
わたしのすきまから
   わたしが
      洩れる
   淡い光のように
      君へと
         洩れる
      ここからも
         あそこから ...
目の前を金魚が横切った早く水草を植えねば死んでしまう 大根をすりながら、君が笑う・・・・。

好物の蕎麦を茹でて

かつおだしのつゆを、ほんの少し味見をして

君が笑う・・・・。

「冷やしは、二玉いける!。」

ざるの上に海苔を散ら ...
草や木の輝く霜や鳥鳴けり 葉牡丹や学費のために売りし家 冗談と気づかないまま冬深む カップラーメンにミネラルウォーター入れるのか 玄関にやたらシーサーがある ゴメンで済む社会にして警察をなくします 蜜りんご食べる時
白雪姫気取って気付く

やべぇ 王子様いねぇ……
遠くにある、かすかな記憶を掘り起こし

これが何か?何なのか?が見えず

苦しむ日々を受け入れた・・・・。

その一方で

毎日が透明になり

都庁の上から、空へと消える夢を見る・ ...
寄り添えば正露丸のにおいがする 朝の更衣室で聞く いつもの足音
彼の足音だど すぐにわかるけど
飛び出したい 気持ちおさえて
恋しい気分に 浸っている
私の気持を おさえているのは
彼の左手 薬指の リング
気がつかなけ ...
彼氏のポコチンが
全然迫力なくて
つまらないったら
ありゃしないので
別れちゃおうかなとも
思ったんだけど
顔がタイプだし
優しいから
ここは自慢の万能細胞を注射して
ビッコッにしち ...
相手に想いを伝えようと 言葉を書き
声に出したり 体を使って伝えられるけど
なぜか言葉が見つからなく 声も出せなくて
何をしたらいいか わからなくなる
心の中では伝えたい事が決まっているのに
...
本当に生まれたままの姿か?
色素沈着は致し方ないのか?
不満は残るが
猛反対に合いながらも
やっとのことで
ツルツルにしてもらったので
これで我慢します
さあ、もっと近くで
見せて下さ ...
消耗品リストを
作成しました
エクセルで

ボールペン
メモ帳
コピー用紙
ホチキスの針

ふと
私は手を止めて

愛は
消耗品ですか

ボールペンも
コピー用紙も
...
乾いた大地であなたは泣いて
泣きつかれて少し歩いて
また泣いて
夜が来れば凍え
朝が来れば脅えた
でもね
乾いた大地に
花を咲かせたのは
あなたの流した沢山の涙
あなたの花はとても優 ...
白樺並木をぬけ
丘を登りきったところにある古びた洋館

いつも裏手にある通学路を通っていたものだから
僕はただ
丘のてっぺんにかろうじて見えるその館の
二階窓を仰ぎながら
色々と想像 ...
そんなに
目を点にして
俺を見つめるなよ

普段父親らしいことしてあげらないけど
週末はできるだけ帰るから

だから
あんまり俺を見つめると
鼻をひん曲げて
目隠しするぞ
まっている
K帯の着メロが鳴るのを
まっていたくない

TVをつけて見てるふりして
CDをかけて聴いてるふりして
お湯をわかしてお茶をいれたり
ベランダの花に水をやったり

まっ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
眠りは死の子どもである殿岡秀秋自由詩914/2/1 19:59
ひょっとこ藤原絵理子自由詩4*14/2/1 19:03
シズクにて自由詩5*14/2/1 19:02
挽歌……とある蛙自由詩9*14/2/1 17:07
白いサウンド信天翁自由詩214/2/1 15:19
絶語の果て渡邉建志散文(批評...314/2/1 14:56
こより藤鈴呼自由詩014/2/1 14:44
没落深水遊脚自由詩2*14/2/1 13:06
白色梓ゆい自由詩014/2/1 11:47
洩れる塔野夏子自由詩2*14/2/1 11:45
渇望あかりんこ短歌114/2/1 11:33
恋人梓ゆい自由詩314/2/1 11:26
草や木の輝く霜や鳥鳴けり北大路京介俳句314/2/1 11:18
葉牡丹や学費のために売りし家俳句214/2/1 11:17
冗談と気づかないまま冬深む俳句2*14/2/1 11:16
カップラーメンにミネラルウォーター入れるのか自由詩414/2/1 11:15
玄関にやたらシーサーがある自由詩4*14/2/1 11:14
ゴメンで済む社会にして警察をなくします自由詩614/2/1 11:14
まあ小人もいませんけれどもあかりんこ短歌5*14/2/1 11:13
妖怪梓ゆい自由詩114/2/1 11:06
寄り添えば正露丸のにおいがする四角い丸川柳514/2/1 9:44
恋しい気持の気分佐白光自由詩014/2/1 9:19
美人研究者の野望花形新次自由詩014/2/1 9:02
『 』リィ自由詩2*14/2/1 7:10
パイパン花形新次自由詩014/2/1 6:54
消耗品uminek...自由詩11*14/2/1 1:18
花とあなたこいち自由詩014/2/1 0:27
新説浦島太郎keigo自由詩1*14/2/1 0:13
そんなに見つめるなよichiro...携帯写真+...15*14/1/31 23:06
Waiting for...藤原絵理子自由詩2*14/1/31 22:59

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加筆訂正:
没落/深水遊脚[14/2/1 18:18]
第一連 今日のお酒→その日のお酒
4.77sec.