トリックオワトリートに万札握らせて帰らしている
愛をして愛をして愛を下準備
切れ落ちた主語が見る夢
派手目なモザイクの色は何色?
断定しにくい近未来だからといって
そこまで自由じゃないかもしれないぞ
色気の無いフィギュアヘッドと
ダンスが命の演歌歌手
量産一歩 ...
凍てつく月夜
頬伝う涙の骸
砂地に寝(しん)取り
家想う
明日も狂気と正気の狭間
緊迫した状況下
けれどヒューマン
満月の下
目を見開き鳥が鳴く
わずらわしい一連の
手続きをおえて
様々な動物の墓をまわってあるいた
羊のねむる
鹿のねむる
もはやけもののにおいの
消えている
かれらの繊維の
ゆれている ...
今日の仕事(3)
朝ちょっと気分が悪い
出かける前に
目をつぶって
十分ほどイメージ・トレーニング
お客で少し混む
今日は曇り
ボランティアーは三人
コーヒーを注文する人多い
...
いろいろあって
はてをみて
まばたく ゆめに
なみだして
しらぬ せかいで
すってみて
うその かがみに
よってみて
とかいの とりを
おってみて
すっかりあきも
ふかまって
...
すっとぶ
酒
甦る
ぶんしょ
中断する
テレビジョン
持て余す
プロポーズ
生まれつきの性癖で
そのすべてを忘れて灰にする
数千人の自殺者
それらにしがみつく
とっておき症の
...
無表情なコンクリートは
四角く空を切り取っている。
八階建ての建物の中庭から
見上げた景色は
井戸の底から見上げたようだ。
空は透明感が増し
心の無駄な黒い部分を吸い取ってくれる
そんな ...
新しい家が建つ
白い壁の真新しい
まだ誰のにおいも
染み付いていない
新しい家が建つ
そこに小鳥が住むとして
わたしは祝いに何を贈るだろう
わたしは熱い熱い珈琲を飲む
冷えた体 ...
ただの壁だと思っていた面に
白い花が
ちらほらと咲き始めた
家と道
内と外
隣人と自分
向こうとこちら
静けさと騒音
過ぎ去った時間とやってくる時間
何かと何かを隔てるための境目 ...
「高く 飛んでいる 者よ」
その息を耐え 焔の先に何を見たか
翔んで行く音 携え 心に想う花
結びの先 拓けて行く道 渡る舟の上
ここからでは見えないものを 眺める二つ眼差し
飛 ...
真夜中にまぎれて忍び込む虫どもが頭蓋をくり貫いて脳膜を啜り上げる、夜に棲む奴等にはこの上なく美味なのさ、俺がそこにしまいこんでいるものの湿度は…ずるる、ずるると、小さな身体で懸命に奴等は啜 ...
詩を書こうとするときに躊躇することがあるのはなぜだろう。スラスラと筆が進む人は希なのかも知れない。一瞬自分が何をしているのかわからなくなる。そんな時にどうしたらいいのか自分がわからなくなるのはなぜ ...
わたしが歳をとる
髪は白く
乾いた肌には
無数の皺
あなたが歳をとる
...
夢の中に突然現れた君は、まるで僕の古くからの親友のようだった。
君はピアノの前に座り、こんな曲が出来たんだ、と僕に教えてくれた。
僕は君の口ずさむその曲にいつしかハミングしていた。
それはな ...
長い夢から覚めた後の
そこから動いてはいけない心
何もしてはいけないと
ただただそこにたたずむ心
いつか何もかもを
消し去りそうなものへの
あこがれと恐怖から
...
女の股に両の手を挟んで暖をとる冬
今月で
31歳になってしまう
あれ、この前30になったばかりじゃなかったっけ
あれ、この前忘年会したばかりじゃなかったっけ
なにやってたんだろう この一年 なにやってたんだろう ...
二本脚の椅子を作りました
自分を信用できない人が
自分を信用できるようになるために
この椅子に腰掛ける人は自分の足を使わないと
座ることができません
二本の椅子の脚と
自分の二本の ...
きこえてくるのは拳(こぶし)
吹き抜けるかぜだ
三人で掴んだ世界の頂点だ
親父は独善的に漫画の世界のテクニックを教えた
それしか知らない親父の悲しさを
俺たち兄弟は世界に出て初めて気付く ...
土の香を望むあなたも弱くて
手を離して生きていけない
首を引っ込めて沿っていく苦しげな叫び
凍りそうな空の下で磔にされた猫
星たちと月は文句なしに美しい
家族を従えて残酷なのは神様
残 ...
わたしにお母さんが居たら
うんと甘える
まず確かめてえっと
うんと甘える
夢じゃないよね
お母さんが居たら
お母さん!
って呼んでみたい
そしてなぁに薫ちゃんって
わたしの顔を
...
よわかあないよ
ぼろぼろだよ
ぼろぼろになれるくらい
おれまだげんきだよ
つらくてかなしくて
そんなじぶんがまた
つらくてかなしくて
きゅうにつばが
...
それが彼らの云う正気ならば
私は優雅な狂気を纏って踊りつづけよう
それが彼らの云う現実ならば
私は優雅な夢に包まれて眠りつづけよう
考えない葦の
川岸に
シグナルが、シグナルに寄りそって果てている
/
敵意がないことが
わかる
横隔膜のへん
まず、そのようにして針をふるわせる
さびついた小 ...
累々と積み上げられた本の中から
のぞく黒い眼 踊りだし
蟲のように 這いまわる
文字を追うゆび
むしゃむしゃと 妖しく
漢字を アルファベトを
食べまわり
くしゃみをする
すると、
...
散る紅葉昨日も明日も水曜日
純白になれず散りゆく紅葉かな
明け方の雑な会議や散る紅葉
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
トリックオワトリートに万札握らせて帰らしている
北大路京介
自由詩
1
13/12/4 19:05
愛をして愛をして愛を下準備
〃
自由詩
2
13/12/4 19:05
心の方眼紙
yuugao
自由詩
1
13/12/4 17:30
浜田知明の絵から
ぱんころ
自由詩
2
13/12/4 16:55
市役所裏
遙洋
自由詩
5*
13/12/4 16:37
今日の仕事(3)
生田 稔
自由詩
1
13/12/4 15:12
そのひまでのこと
白雨
自由詩
1
13/12/4 12:43
記憶
〃
自由詩
1*
13/12/4 12:39
ただ、それだけで。
たまごボーロ
自由詩
2
13/12/4 11:25
新しい家が建つ
小原あき
自由詩
8*
13/12/4 11:07
垣根
そらの珊瑚
自由詩
19*
13/12/4 8:42
雅情
黒ヱ
自由詩
2
13/12/4 3:57
おいでよ、虫食いの予感 (かしゃ、かしゃ、ずるる)
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
13/12/4 1:51
ある日記
番田
散文(批評...
3*
13/12/4 1:09
未来に微笑みを
石田とわ
自由詩
21*
13/12/4 0:06
真っ白な夢
ヒヤシンス
自由詩
8*
13/12/4 0:03
ひとつ 離れて
木立 悟
自由詩
5
13/12/3 23:50
「肉の冬」
宇野康平
短歌
2
13/12/3 23:15
反省文
2012
自由詩
2*
13/12/3 23:14
自分を信用しないと座れない椅子
ichiro...
自由詩
7*
13/12/3 22:32
拳(こぶし)
草野大悟2
自由詩
2*
13/12/3 22:19
猫の張り付けられた棒
黒髪
自由詩
2*
13/12/3 20:49
シチュー
もっぷ
自由詩
10
13/12/3 20:38
つらくてかなしくて
吉岡ペペロ
自由詩
8
13/12/3 20:36
優雅なる反逆
塔野夏子
自由詩
5*
13/12/3 20:05
滞留のスケッチ
岩下こずえ
自由詩
5
13/12/3 19:54
書斎
白雨
自由詩
2
13/12/3 18:33
散る紅葉昨日も明日も水曜日
北大路京介
俳句
1
13/12/3 18:12
純白になれず散りゆく紅葉かな
〃
俳句
2
13/12/3 18:12
明け方の雑な会議や散る紅葉
〃
俳句
4
13/12/3 18:12
2381
2382
2383
2384
2385
2386
2387
2388
2389
2390
2391
2392
2393
2394
2395
2396
2397
2398
2399
2400
2401
2402
2403
2404
2405
2406
2407
2408
2409
2410
2411
2412
2413
2414
2415
2416
2417
2418
2419
2420
2421
4.13sec.