-億年の海の声
-いのちの呼応
-太古から永劫
-時の流れ
-海はぐくみ
-叫ぶわたくし
-応える海
-声のなか
-しばし睡らん
干鮭や 師走迎ふる 北の宿
狐が 弱い狐がいました
狐が狼の来ていない山に訪れました
狐は兎達に「俺は狼だ」と吹き込みました
兎達は震え上がり信じ切りました
兎達はされるがままに食い散らかされました
兎達はある日集団で ...
七色のエイの大群が押し寄せて来る
電話で話す友人は興奮気味
たしなめる私をよそに 友達は話続ける
エイの名前は ハーレーダヴィッドソン
七色のエイの大群が押し寄せてくる
電話で ...
ノマドは、ふだん牧畜や狩猟の手段であるものを、機会に応じて戦闘の機動力にいきなり転用して、領土の境界を侵犯していくかと思うとまた何事もなかったかのように牧畜や狩猟を営み始める存在なのであって、そのあ ...
泣いた顔
輪郭伝う雨、
濡れた路
振り返る君に
幸多かれ
夜はごうごう
手足はしろく
わたしを売って
あなたを買おう
頭のないロボットが
あざやかなシュートを放つ
鍛えぬかれた一秒が
光ることなく埋葬された
水色のカーテン
隙間から揺れる朝の光
私のまぶたを刺激する
偽善ばかりの色
ねぇ、せんせい
受動的に生きていたら
いつのまにかつまらない人に
なってしま ...
立ち止まる 私の中に
暮れていく 背中の中に
それは広がる
そっと広がる
枯れて枯れない樹木のように
許されないあの嘘のように
追いかけてきて
そっと広がる
見上げたのは
...
ダメダメだけど
駄目なりに
ダメ人生にて
駄文を連ねる
ウンウンうなって
運悪くとも
ウンとうなずき
運命を負う
生きながらえて
流れて
名が付き
生きなおそ ...
辿り着いた池のほとり
意思を持たない右手から
水面に投げ出された小石
水の中に溶け込んでいくよ
等間隔に水の輪が
口を大きく広げて
幾重にも時の許す限り
連なっては消えていくよ
なんと ...
あなたの瞳に映る私の姿
どのように映っているのかな?
心の中の想いの波があなたを追いかける
今日は
残りの人生
始まりの日
最後の流れ星、最初の朝
西の空の向こう側へと 最後の流れ星が
ついに沈んで消えていった
一体どれくらいの 願いの強さがあれば
見えないあの空の向こう側へと
たどり着くことが 許される ...
1.現代詩をめぐる状況
現代詩の読者は減っている。団塊の世代のある詩人と話したとき、「私の若い頃は詩が若者たちの普通の話題に上がってきたが、いまはそんなことはないだろう。」と話していた。現代詩 ...
柚子1つだけの
ゆず風呂
ぽかん
蛙がいっぴき、
きみの眼のなかで凍え死んでいる
その皮膚は潤いというものをうしなっている
そんなことお構いなしにきみは蕎麦を食べている
分厚いダッフルコートのボタン ...
どうやら
ネズミ達が
うちの工場に来ているらしい
斜向かいの廃工場が取り壊され
行き場を失ったんだろうか
当然のように仕掛けられる
数百個の粘着シートやトラップ
そして殺鼠剤
...
寝る前に愛していると言う声は起こさないよう小さな声で
アイドルの水着写真を見るたびに君がゴメンと謝って夏
歳時記に君の名前を書き込んで松尾芭蕉を越えるのも恋
カリントウむしゃむしゃしながら寝入る脳内サンバカーニバル
手旗信号でプレゼンテーション
飛行機雲のSOSでハイジャックされていることが分かった
立ち寄る事はないカイセリという街をバスは通りすぎる。
窓から見える暗闇の景色は僕に観光地カッパドキアへの期待と、僕の胸はなぜ痛くなるのだろう、という今までの自分の闇、漆黒のトルコの平原の闇を僕に感じ ...
夢の隙間から、その日
僥倖のような光が差しこんでいた
雨と埃の匂いを嗅ぎながら私たちは抱きしめあった
目を閉じたまま、腕がしびれてしまうまで……
その日、私は女だっ ...
うんと小さいころは
好きだったのに
暗闇が怖くなったのは
いつだったのか
眠ると
二度と目が覚めないような
気がして
死ぬという事を考えると
恐ろしくて
毎晩 泣いていた ...
両親は隠さず何でも話す
両親は隠し事が嫌いだと話した
それを見て育った僕等
家族と一つになって育つ
家族みんなで乗り越えてきた問題
素直に意見を出し合って
更に良い家族になろう ...
あんた
あたしのこと
みんなに言いふらしたんでしょ
あいつ皮かぶりで早漏だって
あたしあんたを信じてたのに
あんたの満足気な表情は
全部嘘だったの?
今月ピンチだからって
渡した五万円 ...
猫だけを置いて
家人が出かけてしまうと
猫は人になると飼い主は言う
電話が鳴る
猫は眠っている
電話が鳴っている
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
La mer
織部桐二郎
自由詩
2
13/12/21 22:22
無題
gorses...
俳句
0*
13/12/21 22:06
死に神
なけま、たへ...
自由詩
1
13/12/21 20:58
七色のエイ
小川麻由美
自由詩
4*
13/12/21 20:18
ノマドワーカー?
動坂昇
散文(批評...
1
13/12/21 19:52
「雨と輪郭」
宇野康平
短歌
1
13/12/21 19:05
テレビ
はるな
自由詩
9
13/12/21 17:51
朝食
自転車に乗れ...
自由詩
4
13/12/21 17:22
侵食する、それ
健
自由詩
9*
13/12/21 16:59
名
シホ.N
自由詩
2
13/12/21 16:46
波紋
寒雪
自由詩
1
13/12/21 16:16
想いの波
夏川ゆう
自由詩
2
13/12/21 15:44
朝目覚めたら。
駒沢優希
短歌
3
13/12/21 15:35
最後の流れ星、最初の朝
itukam...
自由詩
2*
13/12/21 15:20
詩を救うための音楽——榎本櫻湖『増殖する眼球にまたがって』
葉leaf
散文(批評...
7+
13/12/21 15:04
ゆず風呂
駒沢優希
俳句
2
13/12/21 12:53
蕎麦屋
草野春心
自由詩
2
13/12/21 11:50
今度生まれ変わるとき 僕はネズミになるから
ichiro...
自由詩
6*
13/12/21 11:38
寝る前に愛していると言う声は起こさないよう小さな声で
北大路京介
短歌
8*
13/12/21 11:34
アイドルの水着写真を見るたびに君がゴメンと謝って夏
〃
短歌
4
13/12/21 11:34
歳時記に君の名前を書き込んで松尾芭蕉を越えるのも恋
〃
短歌
3
13/12/21 11:34
カリントウむしゃむしゃしながら寝入る脳内サンバカーニバル
〃
自由詩
4
13/12/21 11:33
手旗信号でプレゼンテーション
〃
自由詩
2
13/12/21 11:33
飛行機雲のSOSでハイジャックされていることが分かった
〃
自由詩
5
13/12/21 11:32
カッパドキア行きの深夜バス
ガンジー
自由詩
1
13/12/21 10:22
僥倖
草野春心
自由詩
1
13/12/21 10:17
暗闇。
駒沢優希
自由詩
3
13/12/21 9:24
家族
夏川ゆう
自由詩
0
13/12/21 8:43
マイナスの青春
花形新次
自由詩
0
13/12/21 7:29
猫と電話
イナエ
自由詩
20*
13/12/21 5:50
2378
2379
2380
2381
2382
2383
2384
2385
2386
2387
2388
2389
2390
2391
2392
2393
2394
2395
2396
2397
2398
2399
2400
2401
2402
2403
2404
2405
2406
2407
2408
2409
2410
2411
2412
2413
2414
2415
2416
2417
2418
加筆訂正:
バジル
/
umineko
[13/12/21 15:31]
ちょっとだけ
4.7sec.