のっぺりした凶兆から
鋭く光る悪徳の芽がはえて
ぐずぐずと焦燥する心が
追いかけられ、追い越されてゆく
それは思い過ごしではない
爆発のあとの予感は
幻滅の炎のおぞましい黄色のむこう
ず ...
{引用=過去の寄せ集めですが、明日からのために}
手の振りかた
{引用=賛成多数で
人として当たり前のことが
ぼやけてく
白い手袋を振るみなさん
頑張ってください
...
枕がぬれる
大地に染みこむ
たくさん食べてたくさん寝て
泣いたりしてるだけだから
信じるとは
傷つく準備を完了させているということ
信じるとは
傷ついても ...
ここにはなにもない
抗う声も ふりみだすてのひらもない
あるのはただ
うちを向いた優しい横顔だけになってしまった
ここには もうなにもない
あなたの黒々とした ...
ああ!
あたまのさきから刺激する月光が痛い!
天上から地のそこへまで貫通する
シルクの呼び鈴
するりするりと、するりするりと
腐ったミルクの滴りが
アスファルトへ静かに窪むよ
夜なかのし ...
?
金曜日。今日を始発とするが、ハナキンは混雑する。いつでも降りていいはずだが、それは途中下車でしかない。各駅の手招き、誘惑。何とか踏ん張って、居場所を確保。荒川を越えれば、車内は美しくなる。水面に ...
仕事場のドアを開けると
早く来て掃除をしている筈の君がいない
代わりに卵がひとつ床に転がっていた
とうとう君は卵になってしまったのか
私には何も言ってくれなかった
淡いピンク色を ...
ポコチンの平常時の大きさを
物差しで計ろうとするが
ちょっとでも触れると
反応して大きくなってしまうので
どうやっても正確には計れない
この発見により
人間の知の限界が示されたと言われ ...
空が雲を指導している
雲は雲で空を無視している
海が船を可愛がっている
船は船で海に甘えている
丘が木々に恋している
木々は木々で丘を愛している
過疎化した町が設けた
こころづ ...
特別なことはなんにもできないし特別じゃないこともできない
アイドルの娘がくれた肩たたき券をヤフオクで売る父親
絶叫をしてるつもりで感嘆符チラシの裏に書き続けてる
解脱してのけ者にされている
本当の君は君じゃない
咳をしてもひとりじゃない
従順に起動することができる身体
の
あなたは
雰囲気でもつれさせられるようになる
賞賛はゆったりと送信されます
♪女性に特有の唇の柔軟のように
胸の膨潤
温和に
急速に
瞬間まで ...
背中から魂にかけて
羽が生える
手帳を破り捨ててコーヒーを沸かす
電卓であがりを計算し
海中で月の大気を求めた
カレンダーも
孤独もない
あるのはもちろん
言葉にならない雰囲気 ...
不思議ね、
悲しいことは平等なのに
嬉しいことは不平等
優劣が避けられない
年齢を重ねても
自然と大人にもなれないし
誰にも優しくなれないの
ただ道を歩いているだ ...
この折り紙を広げたら
思い出がひとつ
消えていく
ここは
思い出の小部屋
一日の最後に訪れて
折り紙を一つ置いていく
その日、私が
過ごした時間が
一つの ...
駐車場の一角
水面を撫でた風を受け
首を伸ばすと
視界が開けた眼下に湖
列島の海岸線から遙か遠く
ぽつんと置かれた水たまり
湖岸にぽつりと楓の木
秋の風に朱くなり
ここには敗者 ...
コートのポケットに
どんぐりが三つ
入っている
きのうの夕ぐれ
近所の公園でひろった
小さなどんぐりたち
てのひらの上で
ころころ転がしてみたり
両手で温めてみたりする
...
気を遣わせたくなくて
消えてしまいたくなる
でも出会ってしまったことを
消せるはずもないから
結局今日も
笑顔を貼りつけて
そこにいることしかできず
そんなだからまた
あなたの ...
君は遠くを見つめていたね
それは私には届かない光
君は更に遠くを見つめたね
それは私には届かない空
君の行く先は更に遠くだね
それは私には届かない都
君をいつまでもいつまでも見 ...
信じること
それは
輝く労作業
今日も君に祈りを送るよ
それが私にできる
精一杯の
作業だ
ありがとう
祈らさせてくれて
ありがとう
健康であれ
無事故であれ
幸福 ...
理解できないものはノイズ
それは タダの鳴き声
それは 皆無だと
そう弾き出す答えは
言葉として認めない
偏った定義が
創造を飼い殺しにする
読み耽っている僕の
まだ読み終わらない本の頁に
済まないと君は手刀を切る
割り込んだ手が
即席の栞に真似て
君の何気なさに
僕は 今日も
軽く峰を飛び越えた
古い人よ
あなたの残してきた足跡が
時間の湖に一つずつ落ちる音がして
僕はそこに誰にも使われなかった時計の針を見る
新しい村に深く棲み付きながら
あなたの姿は目に見える姿とは別の姿だ ...
要するに、の辺りで
くすっとしてしまう 瞬間
何だかんだと 周囲の状況を
こと細かく 説明しようとして
寧ろ その方が 親切だと
信じて 挑むのだけれども
結局 何を言いたか ...
雨が降ってるはずだ 君は言ってた
君はたしか 雨の日が好きだから
ここはこんなに広いけど 君は消えた
君はたしか 雨の日が好きだから
貝の中で生まれた ...
知らない国へ治療にいった
ぼくはムリョクだった
行動もことばも信頼もミライも
どうしてあなたに与えられなかった
コップは満杯なんだろう
おおきなコップが必要だった
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
時代のレース
白雨
自由詩
1
13/12/7 0:23
夕焼けより、夜明けに
AB(なかほ...
自由詩
4
13/12/6 23:51
泣いたりしてるだけだから
吉岡ペペロ
自由詩
3
13/12/6 23:42
エンデの亀
フユナ
自由詩
2*
13/12/6 22:47
真夜中の底
白雨
自由詩
1*
13/12/6 22:42
Seven Ways of Looking at a Tra ...
中川達矢
自由詩
1
13/12/6 21:32
普通の空
壮佑
自由詩
36*
13/12/6 20:50
不確定性器原理
花形新次
自由詩
1
13/12/6 20:36
かの幻が開いてその影は消えた②
信天翁
自由詩
3
13/12/6 20:30
特別なことはなんにもできないし特別じゃないこともできない
北大路京介
短歌
2
13/12/6 19:34
アイドルの娘がくれた肩たたき券をヤフオクで売る父親
〃
短歌
2
13/12/6 19:34
絶叫をしてるつもりで感嘆符チラシの裏に書き続けてる
〃
短歌
1
13/12/6 19:34
解脱してのけ者にされている
〃
自由詩
4
13/12/6 19:32
本当の君は君じゃない
〃
自由詩
4
13/12/6 19:32
咳をしてもひとりじゃない
〃
自由詩
4
13/12/6 19:32
愉快に過ごす(あなた)
和田カマリ
自由詩
1*
13/12/6 18:14
サウザンハーベスト
コバーン
自由詩
5
13/12/6 17:07
だからタンゴを踊りましょう
中山 マキ
自由詩
2
13/12/6 16:53
日々、折り紙
まーつん
自由詩
9*
13/12/6 15:56
諏訪
……とある蛙
自由詩
7*
13/12/6 15:45
【 どんぐり 】
泡沫恋歌
自由詩
22*
13/12/6 14:21
テーブル越しの
森川美咲
自由詩
3*
13/12/6 14:01
空
渡辺亘
自由詩
1
13/12/6 13:22
祈り
〃
自由詩
1
13/12/6 13:07
言葉は人間だけのもではない
subaru...
自由詩
7*
13/12/6 12:12
本を置いて・・・
〃
自由詩
8*
13/12/6 12:12
古い人
葉leaf
自由詩
6
13/12/6 11:38
燻る木
藤鈴呼
自由詩
3*
13/12/6 10:45
3号ちゃん
散布すべき薬...
自由詩
1
13/12/6 10:12
おおきなコップ
吉岡ペペロ
自由詩
5
13/12/6 4:15
2378
2379
2380
2381
2382
2383
2384
2385
2386
2387
2388
2389
2390
2391
2392
2393
2394
2395
2396
2397
2398
2399
2400
2401
2402
2403
2404
2405
2406
2407
2408
2409
2410
2411
2412
2413
2414
2415
2416
2417
2418
3.93sec.