たどり着かない道を
ゆく足並み
きこえないほど遠くから
きこえないほど遠くへ
確率が宙返りしながら
期待値を歩き
僕たちは
生まれることと
生むことと
死ぬことだけを
しようとして ...
母からの電話
実家の私の部屋を母が掃除していて
「小さな何かの種が机の引き出しに
いっぱい散らばっているけど
捨てていい?」
小さい種?
クレオメだ
「だめだよ。大事な種 ...
よく わからない
人が
街が
景色が
過ぎた時が
よく わからない
あの日の嘘が
私の中で 歌い 踊り
そして笑っている
そんな日常も
それ自体 嘘のよ ...
まっくろな
まっくろな
あおかった
世界中がブルーに染まってた
海になる。
じゅじゅんだ叫びを
置き去りにされた
まっくろが
ころがっていて
浮き沈み
変わっても
...
冬月に独りがたりを秘すべしや
詩を解く学人の声冬の窓
火鉢おく先師がたくと何をきく
風一閃寒を裂きたり逢魔時
雲凍てぬ見果てぬ夢のさめ心地
冬星も久遠 ...
朝霧をわけてさまよふ黒き森
みれんの心花と咲きたり
都めぐる大路にあまた車なめて
君と見しかな百合の聖像
夕さればリラかをりたつ楽堂に
終はらざらましいにしへの曲
...
幾つも 何度も
四季を 詰め込む
くるくる 後ろを
振り向いて いる内に
廻って行く 自分にも
気づかずに
時は 流れて 行くの
一番 大好きな 季節って
人 ...
みなさんどうかよいお年を
今年一年数々のご無礼を働いたことも
どうか水に流してください
わたしとしては
それなりに
誠意を尽くしたつもりです
が
努力が足りない事も
わかっています ...
缶焚火未婚の父となりにけり
雪の日に助けし義足美人局
煤逃げのストリップ小屋曽根崎署
寝てる以外は現実逃避
都合よく星ある
生きて夢の反対
悲しみは
だれにも知られず
降る小雪
夜にかくれて
降る小雪
悲しみは
ひとりピエロになれるまで
降れ小雪
夜にまぎれて
降れ小雪
...
新しい時が迫って来る
寝ても覚めても どんな所にいても
必ずやって来る 小さな頃早く大人になりたくて
時が早く経つ事を祈った
今ではそれが恐い
時が経つほど形を変えて
時が ...
小さなことを、見つけよう・・・・。
ちょっとした幸せだと考え
変化を楽しむように・・・・。
「今日は、いつもより風が弱い・・・・。」
「今日は、いつもより日が当たる・・・・。」 ...
枕の下に包丁を入れて眠るとよい
もしも悪夢を見たのなら
その時はすかりすかりと捌いてしまって
うすい刺し身のようにするとよい
油まみれの水たまりのように光るそれを
やってきた男は食べるだろう ...
いかにも寒そうに
公園の木立が梢の先っちょだけ残して
市職員に伐採された
それは
鴉やキジバの止まり木とするためか
いぃや 春を待つ
霞みがかかる四次元のためだろう
ベンチのかげからは
...
亡き霊とはなんだ!
かつてお前はそこにいた
愛らしい瞳を輝かせ
手を差し出せば
過去と現在の区切りを越えて
まざまざと感知出来うる
「そうだよな、俺もお前も生きてい ...
ところで、
思い出のなかのあなたは春先のキャベツのように
何よりも甘く、温かく、笑い転げている
意識のあやうい外縁を一匹の野良犬が走る
窓の外で雨が降っているのかど ...
だれにも打ち明けず
唯一の理解者たる
机上のかえる達は片付けられ
何に
苦しみ
何に
絶望し
何に
寄り添い
何を
恐れ
何を
求め
旅立つのか
されど
...
帰路に立ち 君の癖を数えて笑む
岐路に立ち 君との別離を思い泣く
時すでに 1000メートル先の孤独
消灯した部屋の
シャンデリアの
何と死に絶えた欲望か
カウントしてみた
日に二リットルが必要らしいが
私は凡そ六リットル以上を飲んでいる
吸収するに湯水では無く
腸から吸収し易い飲料として
カフェ 或いは 茶
尿量はど ...
今となってはもう
誰も私に触れはしない
あの日あの時
彼らの中で
うつむきおののき
ふるえた少女は
もうどこにもいない
それでも確かに感じているのだ
彼らの残した爪痕が
私の ...
ストライクが入らない
言葉の投げ方を、忘れたから
キャッチャーを
キリキリ舞いさせながら
交代を告げる声を、待ち望む
変化球に入れ込みすぎて
指の関節が ...
昔の彼氏に
あたいを捨てたことを
後悔させてやるとばかりに
AカップをJカップに
豊胸した姿を見せに
東京に出てきたものの
「そこじゃないんだよね」と
もっと他に直すとこあんだろ的なこと ...
弱虫の夜明けはまだ来ない
弱虫の夜明けはまだ遠い
優しい話をしておくれ
悲しい話しは運べない
嬉しい話をして欲しい
愛しい人がしておくれ
俺はきっと
いつまでも
弱虫のまま
...
忙しそうに道行く人々
年末の風を全身で浴びている
何かとやることが多い
今年ももうすぐ終わる
やり残したことは特にない
年末の風
強く吹き荒れている
大掃除を促している
終わり ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
眠る愛犬にえさをやる
めー
自由詩
3*
13/12/29 10:57
約束
ichiro...
自由詩
9*
13/12/29 10:53
そんな世界で
健
自由詩
5*
13/12/29 9:12
H2O
榊 慧
自由詩
2
13/12/29 8:56
閃光録
織部桐二郎
俳句
0*
13/12/29 6:37
佳日行
〃
短歌
1*
13/12/29 6:31
くるくる
藤鈴呼
自由詩
3*
13/12/29 0:28
今年はこれでお終いです (詩人サークル「群青」今月のお題「 ...
Lucy
自由詩
15*
13/12/28 23:53
缶焚火未婚の父となりにけり
北大路京介
俳句
3
13/12/28 23:49
雪の日に助けし義足美人局
〃
俳句
0
13/12/28 23:49
煤逃げのストリップ小屋曽根崎署
〃
俳句
0
13/12/28 23:48
寝てる以外は現実逃避
〃
自由詩
1
13/12/28 23:47
都合よく星ある
〃
自由詩
3
13/12/28 23:47
生きて夢の反対
〃
自由詩
2
13/12/28 23:47
夜の小雪
吉岡ペペロ
自由詩
5
13/12/28 23:19
迫る
リィ
自由詩
4
13/12/28 22:19
森の声
梓ゆい
自由詩
1*
13/12/28 21:31
獏
春日線香
自由詩
2
13/12/28 21:11
かの幻が開いてその翳は消えた 六
信天翁
自由詩
1
13/12/28 20:35
亡霊と遊ぶ
ドクダミ五十...
自由詩
3
13/12/28 20:00
エーテル 5
草野春心
自由詩
3
13/12/28 18:24
鎮魂歌
ichiro...
自由詩
5*
13/12/28 15:37
K
蜜
川柳
1
13/12/28 15:11
深夜
白雨
自由詩
2
13/12/28 14:14
水中毒と疑う
ドクダミ五十...
自由詩
0
13/12/28 14:06
爪痕
森川美咲
自由詩
1*
13/12/28 13:09
マウンドにて
まーつん
自由詩
19*
13/12/28 13:08
豊胸物語
花形新次
自由詩
3
13/12/28 12:26
弱虫の夜明け
うみこ
自由詩
4*
13/12/28 10:02
年末の風
夏川ゆう
自由詩
2
13/12/28 9:10
2372
2373
2374
2375
2376
2377
2378
2379
2380
2381
2382
2383
2384
2385
2386
2387
2388
2389
2390
2391
2392
2393
2394
2395
2396
2397
2398
2399
2400
2401
2402
2403
2404
2405
2406
2407
2408
2409
2410
2411
2412
加筆訂正:
八重の優しさ
/
夏美かをる
[13/12/28 18:17]
ラスト一行追加
5.1sec.