私は部屋を作った
始めた頃の記憶さえ霞むほど
長い長い時間をかけて
がらんとした真っ白い部屋

いろんな場所に出かけて
美しいと思った光だけを集めたら
真夏の南中した太陽の光に似た
真 ...
  なにか、やわらかい言葉を
  あなたには いったほうがよかったのだが



  木枯らしが身を刺す日
  かたむいたなんらかの光
  洞のなかの熊に似たあやうさが
  あな ...
  わたしの胸のなかは
  春がくると、空の色とおなじになる
  うぐいすも桜もないこの町を
  がたのきた軽自動車で駆けてくあなた



  風のそよぎが耳にうたう
  鋏を ...
小声で頼んだ並みのマグロが
おおくきなって店中を駆け回る
こちらの身が小さくなるとき
届けられた笑顔 
心ばかりのサービスを 
言葉で返る寿司職人
すべすべの掌が握って
板に乗った寿司の ...
ほぼ等間隔に置かれた
不安のハードル
倒さないようにしながら
生真面目に歩く

決して抜け出せない
ループの回廊
天気はいつも晴れのち曇り
ところにより雨

ほぼ等間隔に現れる ...
図書館でさむらごうちの本破る彼が目指すはロンドンかパリ 生理日に無理矢理入れて血だらけにこれがホントのアンネ・フランク ■街灯の下■
ずっとそこにいたのですか
ずっと一人でいたのですか

私は何度
あなたを通り過ぎてきたのですか。





■氷■
私の中には氷があって
子供のころからずっと ...
足の下の土の地面は
昔とちがって歩きやすい。
水はけもよくてジョギングに適した土が
使われているそうだ。

それでも 私の足は覚えている。
ジャリジャリの小石の入ったデコボコ道
塗れて指 ...
ゆっくりと とお 数える声が 
聞こえた

い〜ち に〜い さ〜ん し〜
昔 聞いたような 声だ

やさしそうな 女性の声
きっと 今の わたくしよりも
随分と 年下の
...
1.
きみはTシャツを着ている
Tシャツの下に素肌がある
素肌の下に血管と神経とリンパがある
きみはTシャツが似合う

きみのTシャツに顔をうずめる
今日いちにちの日差しの匂いがする
...
104歳の詩人、まど・みちおさんが老衰で亡くなられた。
そんな歳まで詩人のままだったなんて、すごいことだ。
追悼の意味もこめて、すこしだけまどさんの時を巻き戻させてもらいたい。
巻き戻しても、ま ...
初潮を迎えた
うら若き乙女が
いきなりのハプニングに
パニックに陥り
とりあえず読んでいた本のページを破って
股間にあてがった
それ以来彼女は
生理になると
図書館に足を運び
あの時 ...
旅の朝 味付け海苔の 栞かな


本開き 細工美し 光る海


家族旅 娘のしおり 待ち焦がれ 


好きだけど ちょっとツンデレ 本の紐


貼りすぎて 何だかわからぬ 赤付 ...
ぼくのからだには
女神が住む

臍のわずかに下に
寝殿がある

からだから力を抜くと
女神が目覚める

からだが力んでいると
女神は寝てしまう

動きだす時にぼくは
力む癖が ...
街を歩くと背中ばかりだという
マッチ売りの少女が死んでいる通りを過ぎ
崩壊したまま放置された幸福の王子の像の前で待ち合わせしてる
みにくいアヒルの子のように{ルビ悄気=しょげ}てるお前が{ルビ愛 ...
   雪が降りしきる 雪が降りしきる

      雪が降りしきる 雪が降りしきる

おれを除いて 皆の上にだけ 降りしきる

なんで こんなに 寒いのだ



     雪が降り ...
きみの声

たかい ときも ひくい ときも
優しい ときも 障るときも
劈(つんざ)いたりもするが、
にんげんとしての意味は何?
どうぶつとしての情動はわかる

ああ、優しい声、可愛い ...
まどみちおさんの訃報に泣いている場合じゃない!ので、。ちょっぴり、あわい思いでなんかをですね。恥ずかしながら書いてしまうことにしました。
たぶん1996年頃です。フォンレター送りました。まどさんへ。 ...
だから どうしろと言うのよ
だから どうしたいと言いたいのよ

わかってる
わかってる
嫌というほどわかってる

喉まで出かかった言葉を
どれほど苦く感じながら
再び飲み下しているの ...
ためらいがちな 瞳が 遠目をみる
ためらいがちな 言葉が 喉をつく
ためらいながら 歩く 道のりで
ためらう 心の 訳を 問う
ためらいを 振りほどこうとするが
ためらいながら 今日も 家路 ...
子供の頃 叶えたい夢があった
いつかなれると信じて

時が経ち 子供と呼ばれなくなった頃
まだ子供の時の夢見続けた
大人になれないまま

もう叶える事は出来ないのに
今でもずっと見続け ...
死語の道徳を囀る一羽の小鳥が
超高層ビルからヒラリと飛んだ
喪失した記憶 飛び方を思い出すための荒療治
ところが思い出したのは
自分が本当は魚だったということ
《しまった早まった! 》
だ ...
しびれるように今日は
明日を失い
昨日を失い
昼夜を失った

羊の目をもつ鳥が落ち
布を裂く音が縦に響き
誰かは誰かを失った

ぎりぎりの分別に
長くのばした爪を引っ掛けて
...
道ばたに
若いビジネスマンが
うずくまっている

心配して声をかけると
苦しそうな顔をして
ほとんど象になりかけていた

大丈夫です
と、忙しそうに立ち上がり
がんばっ ...
投稿は基本的にその時点での巻頭詩を保存したいと思った人が自由に投稿するのがよいと思います。現時点のものでない場合は、できれば日付を書いていただけると、よいと思います(つまり過去の保存したものでもウェル ... 上手に人を騙せるようになったら
嘘をつくのは止めようと思う
(佐村小路実篤)

一見意味深げだが
冷静に考えると何だか
サッパリ分からない
そんな言葉をつなぎあわせれば
いいんじゃない ...
べつのことを考えながら
言うときのセリフは
「きみだけを愛してるよ」

このあいだ
そのセリフを口にしたとき
電話のむこうにあやしい気配

サファイアのピアス
あなたは気付かない
...
 「古池や蛙飛び込む水の音」には「山吹や蛙飛び込む水の音」というものがあって、いやいやそれは門下の誰々が云々で、みたいな話がありつつも、これが推敲の道筋みたいなものなんですよね、蛙飛ンだるだったやつも ...   開き箪笥の蝶番がこわれたの

そう言えば10年前にもこわれたな
  
  今度は違う蝶番

貧しかった頃に買った
安価な開き箪笥の蝶番は
僕たち家族の生活を
ささやかながら支えて ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
穏やかな日山部 佳自由詩614/3/1 16:38
悔い草野春心自由詩314/3/1 16:20
わたしの胸のなかは自由詩314/3/1 15:01
回転寿司イナエ自由詩12*14/3/1 14:55
ループnonya自由詩17*14/3/1 13:13
さむらごうち短歌1花形新次短歌014/3/1 11:51
アンネ短歌1短歌014/3/1 11:28
街灯の下 など六篇クナリ自由詩5*14/3/1 11:24
この足は覚えているbookof...自由詩4*14/3/1 10:01
とお数えたら何が見える藤鈴呼自由詩2*14/3/1 8:56
Tシャツのこと村田 活彦自由詩3*14/3/1 8:28
涙の虹yo-yo自由詩6*14/3/1 8:05
アンネの日花形新次自由詩1+14/3/1 7:26
しおりichiro...俳句3*14/3/1 7:10
からだの中に女神がいる殿岡秀秋自由詩414/3/1 6:03
もうひとつの童話ハァモニィベ...自由詩5*14/3/1 5:46
雪と雨とぬくもり自由詩014/3/1 5:41
自由詩0*14/3/1 5:39
どんなにわたしがまどさんをすきかかくことにしたぞう(泣笑)阿ト理恵散文(批評...15*14/3/1 1:46
無題文字綴り屋 ...自由詩014/3/1 0:33
ためらい佐白光自由詩014/3/1 0:08
叶えたかったものはリィ自由詩0*14/2/28 23:09
歴史の礫ただのみきや自由詩14+*14/2/28 23:04
分別はるな自由詩614/2/28 22:54
象さん小川 葉自由詩714/2/28 22:53
巻頭詩保存スレ会議室14/2/28 22:39
アドバイス花形新次自由詩114/2/28 22:39
What you said藤原絵理子自由詩1*14/2/28 22:33
川柳が好きだから俳句を読んでいる(10、西川徹郎のこと)黒川排除 (...散文(批評...014/2/28 22:24
蝶番ichiro...自由詩10*14/2/28 22:16

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