遠くから
なにかが落ちてくる

私はしらない星

火の玉になって
破片を生み出しながら

大気を巻き
海を蒸発させ
山々を裂き

星を光に変える

私はしらない空間

...
有事に無力感しか抱けず
悔し涙を流すのは嫌

「馬鹿」上等
むしろ馬鹿でいい
常日頃から小さな力を蓄える

OBが次々と狼煙(のろし)をあげる

戦争は反対
生きる人の ...
 
割れたガラスを見て永遠なんてないわと思うわたし


そんなんあたりまえやけ!

と、けとばしてみる




 
ブダとペストがひとつになって
ブダペストだったり
トリニダード島とトバコ島で
トリニダードトバコだったりするわけですから
市町村合併ブームのときに
佐村市と河内市が一緒になって
佐村河内市 ...
アナウンスが流れる

線路内に鹿が入り込んだため
列車は3分遅れて隣の駅を発車しました


その鹿はどうなったのだろう

寒いホームに
誰もが無言で
同じ方向をむいて並んでいる
...
つがいのように呼び合い
カッコウの雛を育てるような
愛のあふれるふたりであったなら

隠されることも
明らかにされることも
受けいれられたのに

ああ、知ってしまったことに
おどろい ...
タクシーがつかまらない

ちょうどいいバスあるかも知れない

病院坂のからくり峠

蝉鳴く頃会えるかな

俺が弱ってしまったら会えなくなる

強くなきゃ会えなくなる


自転 ...
星の夜には
投網を打って
散らばった小さな傷を
呼び戻そう

触れ合えば侵しあう
優しい温もりも
潮のように沁みて
刻んだり
刻まれたりしながら
私たちは生きてる

甘く心を鈍 ...
信頼できると
信頼するとは
 違う

信頼できる は
リスクがないとか
メリットがあるに近い

信頼する は
互いに共存し
助け合うことに近い


貴兄は信頼できる方だ

...
えー、今から一次選考を始めます

はい、才能ないです
はい、才能ないです
はい、才能ないです
うーん、才能ないです
えーと、これは病気ですね
あっ、これも病気です
病気は、まとめてとっ ...
野太い声が
きれいな顔の整った唇から出ていた。
好きじゃなかったので
特に気に留めもしなかった。
ただ名前だけはちょっとイケてた。

死か、生か。

踊るのもあたしは好きじゃなくて
...
伊栖摩への道?
あそこは友だちがいるから行ったことはあるけど。
地元民に聞くのがいちばんよ。
地元で聞いたらルートがややこしすぎたって?
ややこしいルートが正解なの。
近道しようとするとかえ ...
優しいね けれどあなたも男なら 私に「好きよ」と言わせてごらん 古い曲が流れている。
詩人がそれを聞いていた。


何の疑問もなくカラオケを唄える人は羨ましい
そう思いながら、

友人に連れられて入った、古びたカラオケ♪スナックで、
水割りを片 ...
君の笑顔が僕を救ってくれる。
君の笑顔は僕を幸せにする。
君の笑顔につられて僕も笑顔になる。
今までは独りきりだったのに。

君は不思議な力を持っている。
君はありのままなのだろうけれ ...
 夫と2人で ひさしぶりの動物園
 夫は動物を見る
 私は夫を見る

 子ウサギを見る夫の目が温かく緩む
 その目をわたしは見た

 クジャクを見る夫の目がその眩さに大きく深くなるのも
...
 訴え


長い 経緯(いきさつ)と、大きな 苦しさが
短かくて 僅かな 言葉で へたくそに証言される

なんとか伝えたかと その全身のため息を
白々と狡賢い反証が 簡単に打ち消す

...
あたらしいまちをあるく
わたしはすこしこうふんして
ここで、だれにであうだろう
どんなことがおこるだろう
そんなことをおもいながらあるく


わたしはあたらしいコートをきて
かわをおよ ...
ロンドンのテイト、ターナー集めたる光りあふれるそこの静寂


金色の始点黄色のその前の白探してるターナーの絵に


輝ける光りのなかにわたし在り照らしてくれるターナーの色


誕生の ...
デジカメを急いだ父の意を知らずそれでものこる写真一枚


みたことをみてないことにできないと彼の三月に雀の無邪気


きょうもまた陽光のなく日は閉じて窓の捨て子のままの冬の日


気 ...
信濃路で会った川の名出てこない夜にふと聴くリバーサイドホテル


千曲川どうして君は太いのか訊ねそびれて帰路急いだ日


窓破りダイブしたいなこんな夜なぜか古い人の音聴いてる


夜 ...
プロフィール用紙に本音書かないでウケそうなこと控えめに書く 孤独から逃げようとしてお見合いのパーティーへ行くひとり浮いてる 春満月4回転のジャンプかな もうすぐが長い 妊婦の多い病院で父が死ぬ夢 自分に愛想笑い 音は雪に食べられてしまい
部屋は
かえって生きものの息づかいでみちている

台所の戸棚のなかで
じゃがいもの芽が伸びてゆく
張りつめた胸の皮膚のしたを
薄くなった血がめぐっている

...
キラっと光るしゃぼん玉 
空高く飛んでいく

掴めそうで掴めなくて
触りたいけど触れなくて

透明な七色に光ったしゃぼん玉に
やっと 触れることができたのに
どうして?
パチンって消 ...
風呂に入るために湯を足しました。

昨夜、散々湯船の中で遊んで
ピンク色に汚れた湯なんだけれど、
ボクは構わず入ります。

みんなにソワソワ言われたけれど、
ボクが脳天までどっぷり浸 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
想像mizuno...自由詩214/2/16 20:20
ありがとう鵜飼千代子自由詩12*14/2/16 19:19
けとばしてみる殿上 童自由詩11*14/2/16 18:34
合併花形新次自由詩1*14/2/16 17:47
鹿Lucy自由詩26*14/2/16 16:22
秘密いぬぐす自由詩2*14/2/16 16:22
タクシーがつかまらない吉岡ペペロ自由詩514/2/16 13:30
夜と朝aida自由詩4*14/2/16 10:40
信頼醸成装置ichiro...自由詩5*14/2/16 10:00
詩人オーディション花形新次自由詩414/2/16 9:46
ParaParaInferno佐々宝砂自由詩4+*14/2/16 8:55
ここ、通れます自由詩214/2/16 8:52
少年の日の夢Neutra...短歌314/2/16 7:56
残された傷の意味ハァモニィベ...自由詩1+14/2/16 5:37
真夜中のラブレターヒヤシンス自由詩5*14/2/16 5:34
ハァモニィベ...自由詩3*14/2/16 5:33
訴え自由詩2+*14/2/16 5:30
あたらしいまちkawa自由詩314/2/16 3:31
テイト、ターナー (五首)+1もっぷ短歌1*14/2/16 2:34
小鳥問われず (五首)短歌2*14/2/16 2:26
千曲川/ケータイの夜 (五首)短歌114/2/16 2:18
プロフィール用紙に本音書かないでウケそうなこと控えめに書く北大路京介短歌314/2/16 0:46
孤独から逃げようとしてお見合いのパーティーへ行くひとり浮いて ...短歌114/2/16 0:46
春満月4回転のジャンプかな俳句214/2/16 0:45
もうすぐが長い自由詩514/2/16 0:44
妊婦の多い病院で父が死ぬ夢自由詩114/2/16 0:44
自分に愛想笑い自由詩414/2/16 0:44
じゃがいもはるな自由詩12+14/2/15 23:34
しゃぼん玉葉月桜子自由詩2+14/2/15 22:55
黄色い帽子 nao自由詩3+*14/2/15 22:26

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