安らかに
ねむるように
鳥が死んでいる
いい夢見てそうに
目をとじている
思い浮かべていよう
死んだら喜ぶひとのことを
思い浮かべていよう
死んだら ...
葉山のCafeに入り
マンダリンオレンジジュースを頼んだ。
瓶に貼られたシールの表示は
「Prodotto in Italia」
おそらくはイタリアの地方の果樹園で
名も無い農夫に採られ ...
■蝶の羽■
蝶の羽みたいですね
音も立てずに、そばにいてくれて、
触れなければ 美しいだけの
触れたなら 砕けてしまう。
■おちこみ■
君が落ち込むのを見ても僕は落ち込 ...
時計の一秒ごと刻む音が心臓と共鳴する
進んでいるのは過去の堆積
動いていない僕の胴体を切り刻む
未来は音を編んでくれるだろうか
帰納法を後ろ盾に布団を被り
証明書のない契約に親指を赤 ...
鳥でなければ見たことのないはずの景色を
夢で見た
子どもの頃なら
空を慕った記憶はある
宇宙からの信号は
生まれた日から
届いていたのに
地表に張り付いたまま
私の未来は区切ら ...
私はパンが好きではなかった
だから
パンを作り始めた
おいしいものがたくさんあるよ、と
言いたかった
うれしいことが
たのしいことが
おいしいものが
たくさんあるよ、と
...
ねえねえ ほんの数時間
目を離しただけだったんだよ
いつも見慣れた帰り道が 帰り道が
まるで油で揚げる前のコロッケみたいだよ
これは地球が牙をむく季節 白い牙を
きっと家では揚げたてのコロッ ...
心空なり
空蝉は
言葉忘れて
ことば吐く
家は遠くに
あるけれど
我が身をおける
術はなく
故に
心空なり
空蝉は
言葉忘れて
ことば吐く
くやしさを抱いて眠る夜には
カモミールとロックンロール
ジミー・ペイジ
今日は悲しい一日だった
私の代わりに泣いておくれ
せめて夢の中で
天国へ連れてっておくれ
騙されていた
笑われていた
知らないうちに
犯罪者よばわりされていた
言い訳しようとも思わなかった
でも
あたしは幸せ
お金では買えないものがあるから
あなたよりは ...
嘘をついた少女の
大きな大きな麦藁帽
忍びよる
祈りの歴史
みどりいろ
見える
みどりいろのうみが
あかい藻屑にからまって
風呂の底へ沈んでゆくのが見える
電気を消したら
ひかって見える
風呂でウォ ...
最後に見るものは
あなたのくるぶしがいい
美しくて
すべらかな
まるで 葉っぱみたいね
朝露に濡れた肌に
もう一度 くちづけをさせて
愛情深く揺れて
あの ...
横柄な態度で死ぬ死ぬ詐欺
犯罪者ばかりのネット社会
死ぬ気なんてありゃしなければ
死ぬ気になったって死にゃしない
自分を守る為に
誰かを傷つけて救われて
吐き出す言葉 ...
僕には彼女がいなかった
今日電車で
後ろに立っている女の人の鼓動を感じた
僕の背中で
そんな短い瞬間が少しだけうれしい
こんな寒い冬なのだから
この間は
ある人のコンサートで ...
のに
はいらない
誰のせいに
何のせいに
したって
自分の道は
自分独り
せっかく
もいらない
誰に期待
何を期待
したって
彼らの道も
それぞれ
...
生きる理由を探していたら歳を食った
疑問符にこだわっていたら嘘に取り巻かれた
嵐のような風が吹く12月をあてどなく彷徨い
街の外れにたどり着いたら張り詰めた空だけがあっ ...
フレンチキスは私にはつまらない
といった女はショートカット。
偽造した表彰状を玄関にいっぱい飾り誰も来ぬ家
テーブルに相合い傘を彫りました結ばれることないふたりの名
卵酒ブラックジャックのマグカップ
負けるまで帰れない
手を抜いてオシャレになった
フラグが立って何も起こらない
土管のうえに猫がととのっている
紋白蝶はさえずりのように風にふくらんで
もはや言葉の色はしていない
捨て去られた、黒い缶コーヒー
夕空に向けて屹立してい ...
私たちの希望は
まだ生きている
サンクチュアリを奪われはしたが
私たちの希望は
野蛮人の意味を調べて
退行する人たちと同じように
まだ低いところに橋のようにかかっている
突然目の焦点 ...
景色のいい喫茶店
口に出したわけでもないのに
何かを察した店主が
店前の電柱は
この景観のために
地中に沈めたのだと言った
それを受け
機嫌の陰りを見せる私の話し相手
そんなこんな ...
灰色の草原にぽつりと置かれた
恐ろしくて触れることさえできない
黒黒とした檻
その中に私
外に広がる世界を見る
色のない草
音のない風
しらじらとした地平線
憧れのない自由
...
我が家のロシアリクガメの名は
ウサギ
ウサギはカメ
なのでウサギは跳ねません
ウサギはカメ
なのでウサギは怯えません
ウサギはカメ
なのでウサギは泣きません
ウ ...
吾輩はコネである
実力はない
コネだけで
人間どこまで通用するか
それが吾輩の生きるテーマである
おまえ、偉そうに
何を言っとんじゃ!
デヘヘ
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
安らかに
吉岡ペペロ
自由詩
1
13/12/13 20:08
旅人ノ声
服部 剛
自由詩
4
13/12/13 20:08
蝶の羽
クナリ
自由詩
4*
13/12/13 19:51
音
乱太郎
自由詩
14*
13/12/13 16:31
鳥でなければ
Lucy
自由詩
19*
13/12/13 11:11
happy world
駒沢優希
自由詩
5
13/12/13 10:16
冬が来たよ
Neutra...
自由詩
7
13/12/13 8:31
心空なり
ichiro...
自由詩
7*
13/12/13 6:11
六畳間の一人暮らし三年目
ニワコ
自由詩
1*
13/12/13 4:22
ともだち
岸かの子
自由詩
0
13/12/13 1:48
曙
乾 加津也
自由詩
13*
13/12/13 1:39
みどりいろ
白雨
自由詩
1
13/12/13 1:18
プラタナス
霙小町
自由詩
2
13/12/13 1:13
ネット社会
自転車に乗れ...
自由詩
1
13/12/13 0:53
男と女
番田
自由詩
1
13/12/13 0:43
いらないもの
森川美咲
自由詩
2*
13/12/13 0:28
ストレンジャー・ザン・サイレンス
ホロウ・シカ...
自由詩
8*
13/12/12 23:56
「ショートカット」
宇野康平
短歌
2
13/12/12 23:53
偽造した表彰状を玄関にいっぱい飾り誰も来ぬ家
北大路京介
短歌
7
13/12/12 23:27
テーブルに相合い傘を彫りました結ばれることないふたりの名
〃
短歌
2
13/12/12 23:27
卵酒ブラックジャックのマグカップ
〃
俳句
6
13/12/12 23:26
負けるまで帰れない
〃
自由詩
8
13/12/12 23:26
手を抜いてオシャレになった
〃
自由詩
8
13/12/12 23:26
フラグが立って何も起こらない
〃
自由詩
1
13/12/12 23:25
鉈
草野春心
自由詩
5
13/12/12 22:46
時雨虹(しぐれにじ)
草野大悟2
自由詩
1*
13/12/12 22:35
沈んだ電柱
yuugao
自由詩
1*
13/12/12 21:41
辛い記憶
クナリ
自由詩
5*
13/12/12 21:20
ウサギはカメ
ichiro...
自由詩
4*
13/12/12 20:43
吾輩はコネである
花形新次
自由詩
10
13/12/12 20:39
2371
2372
2373
2374
2375
2376
2377
2378
2379
2380
2381
2382
2383
2384
2385
2386
2387
2388
2389
2390
2391
2392
2393
2394
2395
2396
2397
2398
2399
2400
2401
2402
2403
2404
2405
2406
2407
2408
2409
2410
2411
4.45sec.