一瞬を
その身に
耐えうるだけの一瞬を
凍れる花は
抱き締める
その
抱き締める力に比例して
花の強度は
もろさを
高めて
誰、と決めずに
凍れる花は
誰、 ...
どうしても逢いたい人がいるという君が生まれた街に住む人
食べ物は作る人によって味違う母親の味家庭表す
鉛筆を握りしめ書く作文に両親のこと包み隠さず
クレヨンで描いたような空がある夕焼 ...
奇妙な夢だろうか
<孤独>がネット・オークションに出ていた
存外たくさん出ていたから 驚いた
街に出ればすぐ手に入るだろうに・・・そう思い
電車だって孤独のスシ詰め状態だ・・・そう思い ...
ただ在ってたたずむだけの石っころ風が過ぎてく君の向こうへ
部屋の灯を暗くしてから角砂糖ひとつを澄んだ水に沈める
生き方をそらみたことかと言う人の名前は全部どぶで泳がす
蝋 ...
僕のこと
変なあだ名で呼んだ時
きっともう始まっていた恋
これ食べる?
何の気なしにくれた飴
口の中でなかなか溶けない
寝る前のLINEで送ったおやすみに
少し込めた意 ...
昔はね、そう切り出してそのおんな左手首を朝陽にかざす
夢みたい、少女だったらそう言えるもっと無邪気に無垢な声音で
放っといて、神に誓って言えるのにどうして君は嘘と決めるの
...
お母さんって
優しくて、ふんわりしてて
なんだか甘い匂いがする
うちのお母さんは
いつもくたびれてて
髪のセットもしないまま
仕事に出ては
アルミの粉の匂いがしてた
ささくれと、ア ...
きのうからあしたへ渡る星の道みちびく羊、きょうを忘れて
しじまにてみあげる宙にひかるものシリウスじゃない、あれは心だ
ぐんじょうの絵の具含んだ絵筆なら間に合っている、まぼろしの夜
...
知らないほどに、人は愚かで
知るほどに、人は悪く
けっきょく救われヘンのやなぁ
はぐれた蟻はかわいい
バッタの死骸に群がった蟻は
雑貨屋やすぃーつ店の
おばさんの大群
それぞれに
精巧なセンサが装備され
超高速なCPUが制御している
夢見がちな戯言を ...
午前零時の開幕のベルは
眠りについた歌声を呼び起こした
まっさらで直撃なエコー
それは肉体が要らなくなったせい
5ピースのバンドと
クラッカーのビートに乗りながら
...
午前2時
風にのって同報無線が聞こえてくる
行方不明の方の情報が明かされる
パジャマ姿 86歳のおばあちゃん
念のため外へ出ると
パジャマではとても耐えられない寒さだ
そん ...
うろおぼえの風景の中を
戻って行く
繋いでいく
抜け出したい
と思った時
光が見えた
根毛を伸ばし
水を吸い上げる
双葉を拡げ
光を浴びる
暖かかった
柔らかかった
...
不確かな骨だけを残して
夕暮れの時間は風に流されていった
きみの膝の上に載せられた 白いパナマ帽
それは何の前触れもなく ただそこにあった
それはまるで ...
ワタシから男を引いたのが女なのかな?
それじゃ、ボクから女を引いたのが男か
あぁ、自分がよく解らないから
どう引いていいか解らないわ
それじゃ、キミにボクの女を足したら?
そうか、アナタ ...
ボクは欠けているらしい
そうだとしても
ボクとしては困っていないのに
みんなは困るらしい
欠けていないボクって
実在しないのだから
みんな困らないと思うんだけどな
節分やダルマ燃えたる焚き上げ場
節分や父のカタチの鬼の影
節分はオスカルになる舞妓かな
夢に疲れて夢で寝る
夏の来た部屋に貼れないカイロ
口笛吹いて蛇が出ない
灯りをつける ままの指影
笑われに 風 戸に止まる
はかれる継ぎ目 キラら酔
のぞく帆三日月 黒河蔵海
折鶴といて 折り痕ぬぐう
灯りを消したままの指守り
さむらごうちの言い分
耳が聴こえるとか
聴こえないとか
しつこく追及しますけどね
この際だから
ハッキリ言いますが
一番の問題は
あんたらの目が利かないって
ことじゃないの、ええ? ...
見知らぬ男が一人
バッターボックスに立って
枯れ葉のような色をした 外套のボタンをはずした
上から三番目、ひどくほつれて、取れかかったボタンだ
透き通っ ...
中学生になって
初めてコーヒーを飲んだ
僕はその3時間後から
コーヒーが大好きになった
コクや酸味の味わいや
鼻から抜ける香りを好きになるのは
それから3年程経ってから
コー ...
久しぶりに
君の声を聞いた。
何年ぶりだろう…
君は今も
僕の親友で
真友で心友で
信友だ。
電話から聞こえてくる
君の声は今もあの頃のままで
いつも君と一緒に居た
あの頃 ...
29歳になりました。
20代最後です。
恋愛経験全然ないけど、結婚願望はあるんです。
だから、今年こそ、気持ちよく動こうって決めました。
出会いは、ない。
だから、婚活パーティだとか ...
こんな日は
決まって風が泣く
弔いはもう済ませたというのに
細い通路に
冬という冬が
我もわれもと押し寄せて
ひゅうう ひゅううと
うなるのだ
夢遊病者のように
あの音を ...
珊瑚礁がわらっている
夕方 潮風のかわりに
わたしは、
爪を剥がされた猫と 体毛の薄くなった猫とを
膝のうえに半分ずつ抱いて 雨を受けた、
あなた ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
凍れる花
千波 一也
自由詩
1
14/2/10 9:20
両親
夏川ゆう
短歌
1
14/2/10 8:44
数え切れぬ孤独
ハァモニィベ...
自由詩
3*
14/2/10 4:41
二月十日月曜日未明 (即興五首)
もっぷ
短歌
4*
14/2/10 4:17
予感
徒歩5分
短歌
0
14/2/10 1:33
「知ってるかい」 (即興五首)
もっぷ
短歌
2*
14/2/10 0:59
母さんのうた
岸かの子
自由詩
5*
14/2/10 0:23
二月九日おやすみなさい (即興五首)
もっぷ
短歌
2
14/2/10 0:21
けっきょく
殿上 童
自由詩
11*
14/2/10 0:19
休日の仕事
藤原絵理子
自由詩
3*
14/2/9 23:10
骨を抱く
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
14/2/9 22:59
さまよえる黄昏
ichiro...
自由詩
11*
14/2/9 22:55
モンタージュ
Lucy
自由詩
10*
14/2/9 22:49
白いパナマ帽
草野春心
自由詩
5
14/2/9 22:43
魅力演算
イオン
自由詩
3*
14/2/9 22:13
らしいらしい
〃
自由詩
0*
14/2/9 22:12
節分やダルマ燃えたる焚き上げ場
北大路京介
俳句
1
14/2/9 20:43
節分や父のカタチの鬼の影
〃
俳句
3
14/2/9 20:43
節分はオスカルになる舞妓かな
〃
俳句
1
14/2/9 20:43
夢に疲れて夢で寝る
〃
自由詩
7
14/2/9 20:41
夏の来た部屋に貼れないカイロ
〃
自由詩
1
14/2/9 20:41
口笛吹いて蛇が出ない
〃
自由詩
3*
14/2/9 20:41
くくる 宵
砂木
自由詩
9*
14/2/9 19:40
さむらごうちの言い分
花形新次
自由詩
1*
14/2/9 16:40
バッターボックス
草野春心
自由詩
3
14/2/9 16:19
3時間後のドリップ
ichiro...
自由詩
4+*
14/2/9 15:58
進めーッ(*^▽^*)
清風三日月
自由詩
1
14/2/9 15:24
ありあまる気持ち
はるこ
自由詩
1+*
14/2/9 14:33
もがりぶえ
そらの珊瑚
自由詩
20*
14/2/9 14:01
珊瑚礁
草野春心
自由詩
4
14/2/9 13:03
2379
2380
2381
2382
2383
2384
2385
2386
2387
2388
2389
2390
2391
2392
2393
2394
2395
2396
2397
2398
2399
2400
2401
2402
2403
2404
2405
2406
2407
2408
2409
2410
2411
2412
2413
2414
2415
2416
2417
2418
2419
6.65sec.