乾杯のグラスで押したリセットのボタンが炎を消していきます テポドンの飛ぶ下水菜シャッキシャキ 撮られてホラー 疫病神が青ざめている 物心まだついていない この町の冬は、お世辞にも美しいとは言えない。


低い空は、一日中厚く険しい雲に覆い尽くされ、

県道沿いに積もった雪は、自動車の排気ガスで茶色がかっている。

人気のない、高齢者ばかり ...
捨てられた。

捨てられた。

死を膨らませた後姿。

残飯を明日食う空白の集。

昇る陽、落ちる陽を眼に焼き。

捨てられた。

捨てられた。

飢えを吐いて飲み込む後姿 ...
 これを喫煙して何十年になるか也

 禁煙しょうなどとただの一度も

 常に側にあった

 辛い時

 悲しい時

 女房の不倫の発覚の時でさえ

 肉欲とカネが俺の精神を蝕む ...
知ってるよ
あなたが

口の端を 歪めて
哂った こと

ちょっと 
小馬鹿にした風な 
テイストで

褒めているような
貶め方が
得意なのね

どんなに ステ ...
喉に巻きついた嘘の鎖
     ぶちまけて掻き消した眼差し
  厭うべきものはなく
       ただ、最後まで待てぬことばかり
     燃える羽毛の檻の中で
           ...
あゝ薔薇が咲きました
昨日までは蕾であったのに

馬鹿だね 何もこんな寒い日を
選んで咲くことないのに

小学校から知っている息子の友達は自衛隊に入隊するといいます
有事の際には戦うので ...
まだ眠ってる街を起こさないように
始発がでるまで少し歩こう
回送表示のタクシーが一台
スローモーションのように通り過ぎる

ながい夢を見ていた気がする
きみの唇はひび割れてしまった

...
パン祭り 春の季語にはなりませんかね? 北大路京介さん 「目覚めたら降っていたよ」
しんしんと あなたの声が遠いゼリーは甘い
一見汚い泥であっても
視野を狭くしていくと
そこには
純水や二酸化硅素の結晶がキラキラしている
時にはレア・メタルのような高付加価値物質もある

でも僕の視野では
地面にある泥にしか ...
私が死ぬ時

あなたは側にいない

あなたが死ぬ時

私は側にいない


あなたが一人の時

私は大勢の仲間と

実に楽しそうにしているかもしれない

そして ...
「私達の望むものは」強烈な主張と、ジャギーなエレキ。
バック・エンドに堕さない。ハッピーなエンドじゃない。
「いまあるふしあわせにとどまってはならない」
「いまあるしあわせに」
そう、詩人とし ...
あれ!
あれよ!
あれよあれよ!
あの光って見えるものよ!!

あれは川よ!
あれは月よ!
あれは粒子よ!

それら全てよ!!

あれ!
あれよ!
あれよあれよ!
あの滞っ ...
何も見えない
駅からの帰り道
通りかかる度に
気になっていた表紙
砂利にまみれた
拾った 雑誌
色々な物が通り過ぎた
過ぎていった
色々な時間が
遠くを走る 電車の音や
色々な ...
色のない海に 白い天邪鬼たちが踊る
何も聞こえないのに 貴女の鼓動だけ
今日も空は見えず 水の中
裸で孤独を感じている
何処へ向かうのか 宛先も分からずに
コウノトリに咥えられ カゴの中で揺 ...
ゆきうさぎ 跳ねた

あの子がいっしょうけんめい
まっかな実に負けない
まっかなほっぺで
冷たいおててをこすりこすり
夢中でつくったの

はやい夕暮れのうす闇に
ゆきうさぎ 跳ね ...
真夜中の交差点 二人で歩いたこの道は
昔と変わらず 人が流れる
ため息混じりに揺れる火の粉
顔を伏せれば 光は見えない
隣には誰もいない
丘をのぼってまたひとりになったならそこには
すがすがしい空気の夕暮れが凛としてあるのだ

街の喧騒が遠くでささやくように聞こえても
揺るがずにきちんとたたずんでいるものに逢いたかった

自 ...
両親が出会う前は互いにただの他人同士で
結婚しても他人のままで
その両親から生まれた自分も
他人なのかなぁ?
続・同じ空の下

同窓会の賑やかな声を 握ったケータイ越しに
聞きながら 一人辿るいつもの帰り道
「元気か?」「仕事はどう?」 代わる代わる尋ねる仲間の声
一声聞いただけで 今でもす ...
第一印象が大事なのよ
理屈で乗り越えたなんて言っても
後で失望すんのが落ちなの

どう見ても怪しいだろ
さむらごうちの
ひげごうち
ぱいぽぱいぽ
ぱいぽのしゅーりんがん
しゅーりんが ...
信じていたのに
さびしいよ
そんなことしないと思ってた

いや
そうじゃない

そんなことするんなら
正直に言って欲しかった

でもわかるよ
正直に言えなかったのは
僕に対する ...
じいちゃんが逝った朝
病室にばあちゃんの姿がない
窓の外は風にあおられた雪

あたしは瞳孔を確認して
お決まりのせりふを吐く
息子の白髪頭が傾く

「独りになったら
都会に行かん ...
宇多田ヒカルで思い出す

25年くらいまえ

学生のバーテンダーがいました

アルバイトでした

常連の女の子がいました

その娘はマスターと付き合っていたのかも知れません

...
おでん でんでん ほら おでん

だいこんいっぽん すてきな しろだ

いわしのつみれも うろこのぎんに

あぶらげ ゆがいて もちとぎんなん

にんじんは はるをきたいの うめににせ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
乾杯のグラスで押したリセットのボタンが炎を消していきます北大路京介短歌114/2/7 18:13
テポドンの飛ぶ下水菜シャッキシャキ俳句114/2/7 18:12
撮られてホラー自由詩214/2/7 18:11
疫病神が青ざめている自由詩514/2/7 18:11
物心まだついていない自由詩814/2/7 18:10
冬の町Utatan...自由詩114/2/7 16:38
「捨てられた」宇野康平自由詩214/2/7 16:13
ゴールデンバットドクダミ五十...自由詩314/2/7 15:58
知ってるよ藤鈴呼自由詩2*14/2/7 12:15
ペルセポネの悲しみハァモニィベ...自由詩2*14/2/7 11:07
君死にたまふことなかれそらの珊瑚自由詩14+*14/2/7 9:29
ひかりのまち村田 活彦自由詩1*14/2/7 9:14
今年もシール集めますそらの珊瑚短歌4+*14/2/7 8:33
白銀の朝あかりんこ短歌214/2/7 8:04
僕の視野ichiro...自由詩5*14/2/7 7:52
『私』と『あなた』yamada...自由詩314/2/7 5:54
岡林とハッピーエンドドクダミ五十...自由詩114/2/7 3:10
いちあくのすなマチネ自由詩014/2/7 1:57
消えた詩番田 自由詩214/2/7 0:58
色欲自由詩014/2/7 0:22
ゆきうさぎ藤原絵理子自由詩5*14/2/6 23:55
紅は美しく咲く自由詩214/2/6 23:29
丘をのぼる梅昆布茶自由詩2014/2/6 23:27
独り言3リィ自由詩3*14/2/6 23:16
続・同じ空の下itukam...自由詩2*14/2/6 22:17
名前が長い花形新次自由詩2*14/2/6 22:02
表切りichiro...自由詩3*14/2/6 21:33
小雪舞う朝藤原絵理子自由詩8*14/2/6 21:30
春の近い夏に通う吉岡ペペロ自由詩214/2/6 20:51
おでんドクダミ五十...自由詩514/2/6 19:32

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加筆訂正:
雪祭り/Lucy[14/2/6 21:16]
ヌンチャクさんからのご助言をとりいれて、タイトルを、「面影」から、「雪祭り」に変更しました。貴重なアドバイスをありがとうございます。
4.66sec.