うまいこと言おうとして舌を噛む 拾う神がいないことを確認して捨てる 良い句が浮かんで書けないボールペン 耳につけた装飾品の数だけ

傷ついた私がいて、血を見

慣れた過去が過ぎ去れば、

強くなるだろうと信じてい

ました。装飾品が私に代わ

って私を語ろうとし始めた

とき、私 ...
僕がいるということは
何かが無いということ

つまり
僕の肌の色は三原色から
何かが欠けて表せる ようなこと

子供の時から
パレットで色を混ぜて描いていたじゃないか

三原色 ...
もしも
生まれ変わるなら
女子トイレにある
汚物入れになりたい
汚物入れになって
どんなものが
入れられるのか知りたい
たくさん入れられたい

万が一
ちょっとお洒落な飲み屋の
...
親愛なる子どもたち
カレンダーは夏になったというのに
窓の外には雨が降り続いています
ペンを走らせようにもインクがすっかり凍ってしまいました
それでも息を吹きかけ便せんをひっかいては文字を綴り ...
悲しいツラぶら下げて会おう
元気に挨拶は交わさないでいい
会話は特に弾まないでいい
にぎやかなチェーン店で
相槌を打つだけのお前
淡々と伸ばす箸の先に
つまめないのは破れた手紙
スケープ ...
バスタブに浮かんだ暁
電球から飛び出す雄牛
あれはたぶん
大宇宙と小宇宙のあいだ

消えない手錠のあと
囚われグセに泣く恋心
シルクハットが武器になる時代だもの
ダミ声まじりに雑用こな ...
一国の最高指導者が
グラサンで人前に現れるというセンスを
今僕は完全にナシと思えるようになりました
そしてディズニーランドに行こうとして
捕まったあの日をとても恥ずかしく思います

刈り上 ...
神と人間との間に

かつて、どんな盟約があったのだろうか?

アカデミックなものの影に隠れていれば

全ての暴虐は正当性を持つと

人神達はこぞって結論した

昔、神に拝跪した人間 ...
 ディスティニー・ホリックのあたし、遂に夢の仕事をゲットした。飛葉県は膜張にある、デスティニーランド内のホテル、着ぐるみカフェ・ジェフ=ビキーでビビーマウスの中に入っているのは・・・何を隠そうこのあた ... 土曜日の朝
詩の学習会に出かける電車の中
文庫を読んでいたが 文字がぼやけて読みにくい
片目を閉じてあたりをながめ 見付けた左目の異状
会場で雑談中に報告すると
詩友はきつく念を押す
「必 ...
群衆の中を往き交う海猫達の叫びはなおも遠く、
この胸の錆び付いた音叉には共鳴しない。
道端で音楽を奏でる者たちに、路地裏の住人は白けている。
彼は言う。ペインが足りないのだ、と。

人は ...
                131214

ごるじたいってなぁに
ロスマン博士に聞いてみたい僕たち
生きたままのゴルジ体を観察したらどうでしょう
”ゴル ...
ある日ぼくのもとに封書がとどいた
送り主をみると
その日暮らしの友舍

たしかにその日暮らしはしているが
友を募るほど盛大ではないし

あけてみると請求書だ
項目として

笑った時 ...
大切にプールされた心を貯めなさい、消費しなさいと経済
アナリストが言いますが、

嫌です、お断りです、と言うと周りは白目で私を見つめる。

夕方

アビーロードのように横断歩道を堂々と渡 ...
{引用=
あなたは 一滴の雨のしずく


あなたは、今日 それを知らない



雲のうち 母の子宮に命を得、
 社会という 海の器に生まれおちる
 歴史という 時の波にあらわれ、
...
時を待った
声を殺して
あなたの行く手に
何があろうと

雲は流れ
空は晴れた
ぶちまけられた未来に見た


駆け出すための足
欲しがって泣いたこと
あきらめない 止まら ...
うつむき すぎた
頭を軽くして
ゆっくり上げると

青空

今日の空は一段と青い

でも

この青さは
少し
傷にしみる


そんな気持ちを察してくれる
空は

南 ...
(傘の滴を落としながら)
そこから抜け出すためには
入口を探すしかないのですが、
誕生や死という非日常に囲まれて
小さな日常があるのですが、
強い雨の中 物質と観念をつなぐものは
...
【 人生映画館 】

白いスクリーンに
私の人生を映してみれば
どんな映画になるんだろう?

始まりは
ごく平凡な子供時代から
思春期はシャイな少女の
夢見がちな その憧れと日常
...
手首に巻いた 虹の飛行機
何処まで飛ばそうか 考えている

エアポートは 何処

何処にでも 存在するのに 
迷ってしまう

雲隠れした 昴を 探し出すよりも 困難
ウグイスの 香し ...
君の歌声が響き渡る
僕の身体を癒すように

山間の誰一人いない公園で
一緒に歌うラブソング
周りの木々や山々にも届く愛

透き通った歌声が
透き通った現実を生み出す

歌声が周りと ...
手を当て
手を差し伸べる
手をつなぎ
手を
鳥が堕ちた
私が殺った

夢を見てた
君が染みたそこら辺で
小さな声を
聞いた気がする

この手を
握るのは
誰だろう
いつだろう
今だけ欲しいのは
なぜだろう
いつからだ ...
重なる
止めどない時 動かざる物
識別された気持ち

離れ合い それは 動き出す

深い とても深い根底の
真相 心理 いつの間にやら暈した
嘘と嘘の間 あの日に流した理由
私が見て ...
特定秘密保護法が歩く
どかどか歩く
大股に足を上げて歩く
何かまたいだらひっかかった
よろめいて見下ろすと
人間だ
ミズゴケみたいに擦れてつぶれてる

 イ いい? これは、ひ・み・つ ...
生地の中に
爆薬も隠せないこと
そもそも
爆薬を調達出来ないことで
憂鬱になる朝を
「パン職人」は
多分100回は迎え
「パン職人」は
工房で
結局、自分は「世界」に何の影響も与えな ...
おおきな、まるいわのなか
みんな、そっと、ゆすられている。
河原のこいしのように。
ぶつかり合い、こすれあい
ういういしいかどが、削れ
お行儀よく、揃えられたこどもたち。

わ がただし ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
うまいこと言おうとして舌を噛む北大路京介自由詩813/12/15 0:37
拾う神がいないことを確認して捨てる自由詩313/12/15 0:37
良い句が浮かんで書けないボールペン自由詩813/12/15 0:37
「透明な女」宇野康平自由詩113/12/14 23:59
僕がいるということは何かが無いということichiro...自由詩4*13/12/14 23:07
汚物入れになりたい花形新次自由詩313/12/14 22:36
メアリーからの手紙村田 活彦自由詩513/12/14 20:22
しょうが湯は良く効く粉末自由詩313/12/14 19:37
恋路の性yuugao自由詩113/12/14 19:06
親父のサングラス花形新次自由詩313/12/14 19:02
神と暴虐者yamada...自由詩213/12/14 18:53
マウス ワイド シャット和田カマリ自由詩1*13/12/14 18:50
異状であっても病気じゃないイナエ自由詩9*13/12/14 18:48
夜空ヒヤシンス自由詩9*13/12/14 18:13
和包丁鉛焼入疑惑あおば自由詩6*13/12/14 17:46
ひょうたん島移住計画梅昆布茶自由詩23*13/12/14 17:29
「昨日」宇野康平散文(批評...013/12/14 17:14
子どもたちへ月乃助自由詩713/12/14 16:05
愛に似て愛し駒沢優希自由詩513/12/14 14:03
もう傷はしみないよichiro...自由詩7*13/12/14 13:34
冬の四角形空丸ゆらぎ自由詩1413/12/14 12:49
【 人生映画館 】泡沫恋歌自由詩20*13/12/14 9:55
エアポート藤鈴呼自由詩4*13/12/14 9:48
歌声夏川ゆう自由詩413/12/14 8:58
手作業駒沢優希短歌213/12/14 8:05
おとぎ話自由詩413/12/14 8:00
MIX黒ヱ自由詩313/12/14 6:50
政治的に詩を書く3オイタル自由詩1*13/12/14 6:40
ワールドエンブリヲゴースト(無...自由詩4*13/12/14 4:42
そっとゆすり、凍湖(とおこ...自由詩413/12/14 2:39

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加筆訂正:
僕がいるということは何かが無いということ/ichirou[13/12/14 23:13]
一部修正しました。
異状であっても病気じゃない/イナエ[13/12/14 21:54]
終連大幅に変更
異状であっても病気じゃない/イナエ[13/12/14 21:52]
後半大幅に変更
ワールドエンブリヲ/ゴースト(無月野青馬)[13/12/14 21:22]
一部分変えました。
4.03sec.