握手会に誰も来ない 生卵ぐちゃぐちゃにして生きろ生きろカレーライス 体温計がなく温度計を脇にはさんでいる闇 むもくてきな独り言
ついに剥奪された虹
爪にかりかり 梅干
関与 火の鳥 カン

かまざりし 草々庫
ライオン折り紙 河
身持ち崩すちりとり
月 落としても 朝
私の重みで、凹んでいる
タイヤの椅子のブランコが
ぎっしり…ぎしり…と{ルビ軋=きし}んで、ゆれる

軋んで、ゆれていくほどに
ぷらたなすの樹は、詩いだす
ざわつく若葉も、踊りだす

...
頭体、重たく 何かがのしかかる

電気が消える

液晶の白さと楽器や声の重なりが
暗闇を割いて
体と頭を中から包む


だれか泣いてる人がいるように
だれかが居るようにだれか ...
dankon al sinjor' reprezentanto
permesinta al mi nun pri kanto
en plej bela lingvo laborita
jen p ...
冷たい海の中を、
ふわふわと漂うクラゲの
その美しさに魅かれる

誰にでも愛される
そんな存在でも無く、
ただ、
生きる為の術ではあっても

そのふわふわとした
透明で自由な浮遊感 ...
てっきり
魔法の越中ふんどしで
飛んで行ったと思っていた
おじいちゃん
実は猛烈な強さの台風に向かって
「わしはわしの家族を
お前から守ってみせる!」
と叫びながら突っ込んで行ったのを
...
量販店でメモリカードを買ったついでに
あれこれ眺めていると
昔、夜店でよく見た透明な電球が
仰々しく棚に陣取って光っていた

こんなもんが、今頃なんで?
棚の売り文句を見ると
これが、省 ...
君はこういうの苦手?
俺はそんなのあきらめていないからどうでもいいし怒れる
君は「できない子」君は「この世で一番できない子」
自分の名前もいえない子
明日どんぐりではがきに
ぐるぐる文字みた ...
星の残像をまぶたで凝視する無力すぎて聞こえない鮮明な色
古ぼけた皮膚のままスキなだけ歌を歌って夜が沈む
昨日の終わりのこないままで
指のすきから産まれおちる五線譜
もっとふかく溺れたいのもっと ...
極めて具体的な意味で関係ないから軽く死ぬ
「わたしは今日もずっとこれからもしあわせでした、です」
いつまでも泡の数を数えて
地平線は線ではない真っ白だからそれはたぶん光だ
沈んで生まれなかった ...
あなたの手にする
てるみーという不思議な棒は
香の煙をもくもく漂わせ
熱を地肌に{ルビ擦=こす}りつつ
体の痛みを和らげます

私の妻が
顔をしかめた腰痛も
止まらなかった咳さえも
...
真夜中のスーパーマーケット
わたしたち、二人逃げこみました
逃亡者なのです
追われているのです
月に、星に、夜に
ここにいれば彼らの姿は見えないので
安心して手をつなぐことが出来ます
最 ...
What awaits man after death?
When a man dies, what awaits him? The Bible says、“There is an outcom ...
幼い頃から
鼻血を出したことがない。
だが、街灯が消えて
露が凝縮して
霧がコンクリートから浮かぶ時に
(寒い朝に
ある目に見えない神の息)
頭が空になった感じ
鉄の匂いと

を ...
絨毯は毛を食べる。受け止め、取り込み、嚥下して、同化する。
それは、吸引力が変わらない奴だろうが、円筒形のころころ転がす奴だろうが、発達した猿の末端器官だろうが、まるで届かない身体の奥底に溜め込まれ ...
そして
我々は排水管に流れ込む汚水の様なものだ
何もかもごちゃ混ぜにして
蓋の隙間から暗闇に落ちてゆく

落ちてゆく落ちてゆく
次から次と落ちてゆく

あんたにも私にも
何の意味も価 ...
雨が降ったあとだけ
わたしは
この世に生まれます

黒い空から
産み落とされたというのに
見上げれば
 ――おもいわずらうことなど最初からなかったように
 ――おもいわずらうことは誰で ...
それにしても
グレード4という言葉には
激痛が走る

君は笑いながら言った
「俺の詩も書いて欲しいな」

本気か冗談かなんて
わからないけれども
君の気持ちがわかるなんて
そんな事 ...
「嫌いじゃない」と「好き」の違いは何のなのか 多分、もう全て知っていると思うので

それで、僕は

しゃべりません

語る事は一切、ありません だから

僕のかわりに「饒舌」が

僕について精一杯

語ってくれ ...
ずっと居たのよ
気付かなかったでしょう
あたしはここにいるのよ

あなたがあなたのやり方で生きるのならば
伸ばした手にあたしはキスしてあげるよ
再び太陽が照るときに
あたしはここにいなく ...
太陽が見えない
月も星も輝かない
この地上は暗く濡れたまま
夜が明ける

夏の黒富士に残雪の傷
目前の山肌は湯気立ち霊気を放つ
この血は静かに震え
夜が明けた

この命が熱り立 ...
魔法にかけて
引きずり落とせよ
耳が鳴る
いつも

光で、炎で
愛されないなら
にどと眼などみるな
呪って
執着を
くれないなら



なぞって
おねがい ...
.
隣の部屋とのあいだの四角い窓に
また指人形の顔がのぞく
あいつはなにか言いたいことがあると
こうやって人形に言わせる
けさはコナンがメガネごしにこっちを睨んでいる
セーラームーンでない ...
台風が近づいている。
ここのところ運よく逸れているだけに最大級の力を持つとは怖い
甚大な被害とは、不安定な人間にとって死を意味するようなものだから。
しかもワールドカップの準決勝が ...
たいていは
朝靄の中
大きな
丸い眼を潤ませ
こちらを見て
もぐもぐと
やっている
口元を
見ているうち
どろっと
草地の上に
灰の色をした
肉塊がひとつ
なんとも
温 ...
三面鏡が浴びたのは女の末期

ティッシュが火ぶくれ

肌に青いミミズの這い回る

鉛の紅の差しかけに


口から毒のあぶくのあふれだす

はりつめ尽きる瞬間に

女は子午線を ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
握手会に誰も来ない北大路京介自由詩014/7/8 22:00
生卵ぐちゃぐちゃにして生きろ生きろカレーライス自由詩214/7/8 22:00
体温計がなく温度計を脇にはさんでいる闇自由詩314/7/8 22:00
ひるまない わ砂木自由詩6*14/7/8 21:57
ぷらたなすの樹  服部 剛自由詩514/7/8 21:24
暗さのひび割れうさぎのシナ...自由詩214/7/8 21:15
サテュロイに捧げるソネット Soneto dedic^ita ...Giton伝統定型各...0*14/7/8 21:10
ふわふわ猫の耳自由詩114/7/8 20:48
台風になったおじいちゃん花形新次自由詩214/7/8 20:48
電球山部 佳自由詩114/7/8 20:47
青いポストに空腹が詰まってるから無理矢理押し込んでモリマサ公自由詩314/7/8 20:47
我々はやさしー自由詩414/7/8 20:45
今日はいっぱい泣いちゃったな自由詩314/7/8 20:44
不思議な棒服部 剛自由詩414/7/8 20:34
真夜中のスーパーマーケットサトウチカ自由詩414/7/8 19:08
What awaits man after death?生田 稔散文(批評...114/7/8 19:06
鼻血アンドリュー...自由詩514/7/8 18:47
大魔術帝国DAICHI自由詩114/7/8 18:28
そしてアンドリュウ自由詩2*14/7/8 18:14
水たまりのひとりごと 【詩サークル群青 六月の課題『水』への ...そらの珊瑚自由詩14*14/7/8 15:36
連れて行かないと約束して誰か小川麻由美自由詩5*14/7/8 13:38
教えて文字綴り屋 ...自由詩114/7/8 8:56
金融庁yamada...自由詩114/7/8 8:32
あたしはここにいる澤田ともさと自由詩314/7/8 5:38
この命が熱り立つichiro...自由詩7*14/7/8 5:21
燃える欲求itsuki自由詩014/7/8 5:12
ぶっつけ未詩1Giton自由詩2*14/7/8 5:03
最大級な台風がやってくるアラガイs自由詩9*14/7/8 4:33
天地無用自由詩4*14/7/8 2:43
怪談月形半分子自由詩214/7/8 2:32

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加筆訂正:
貝殻の記憶/小川麻由美[14/7/8 11:03]
訂正と加筆しました。
3.95sec.