達者でありましょうね、きっと
必ずや笑んでおいででしょうね
喜びようの一つ一つを隔てなく
過ちようの一つ一つさえ隔てなく
見届けてくださった、あなたですもの
わたしがなにを望 ...
ここは一体、何処だ?
冷たい
暗い
分からない
不明な場所
僕は一体、何処にある?
僕の場所とは一体何処だ?
人の心は何処にあ ...
思い出す帰還
巡る回廊
取り戻す意思
何か有るから
廻る回路
彷徨った路地
僅かに掠る空
何も無いけど
実はハウリングで
さよなら
乾杯カビの生えた氷
刺青のキティちゃんが泣いている
おでこに半額シール貼った女が四畳半の部屋にぎっしり
葉牡丹の渦の紫深海魚
渦を巻く葉牡丹仮面舞踏会
葉牡丹や朗読したる李白の詩
自分がどこまでやれるのかなんて
そんな小さな事は忘れましょう
例えば空より高い所にある宇宙は毎日誰にも
気づかれずに大きく広がっていく
だから自分も知らない間に
大きくなってゆくのだから
...
私の書いたものにはパターンがある。大きく分けると次のようになる。
①エロ、②フェチ、③じいさんイジメ、④ブスイジメ、⑤デブイジメ。
&# ...
ここで死ぬのは危険です。
コンクリートの塀に添って
浅く掘られた排水路には
緑色の水が
日照りの夏も
凍てつく冬も淀んでいて
水中に浮遊するべき
ボウフラ・ゾウリムシの類いも
泥中にたむろするミミズの姿も ...
もぬけの殻の四郎は小さな山の頂に立った
6年前美智子と交わした約束
「3年後のこの日に もしまだ好きだったらここで会おう」
美智子は涙をいっぱい浮かべながら細い頤を振って何度もうなずいた
その ...
破滅へ向かうバスの窓は覆われている
バスは奈落へ向かって疾走する
車内では半裸の乗客たちが
飽きることなく痴態を繰り広げる
恍惚の表情を浮かべ重なり合う肉体ひしめく叫喚
内耳から滴り ...
精神は境界に達する時、全ては粉々に、あらゆる事象が無
になってゆく。間違いだけが瑞々しく犯され、あらぬ嘘と
信じがたい嘆き、あなたにだけは苦労をかけぬ、と在りし
日の祈りはこ ...
おまえの好む女
つやつやの肌が綺麗なブス
潰れた鼻の
先
ふちどる茶色い眉毛
ほうぼうに散る一つに結った
髪の毛
一重まぶた
小さな黒目がぶつりと光る
歯のきいろい
どうしようもな ...
空を飛ぶ夢。
空を飛ぶ夢。
空を飛ぶ夢。
最近よく見る。
海に潜る夢。
海に潜る夢。
海に潜る夢。
最近よく見る。
その輪郭と微笑み。
その輪郭と微笑み。 ...
それにしても
不覚ではないのか
何か
流氷に
頭をぶつけでもしたのか
凍りついたままで
千年も気絶していたとは
僕も長い人生で何度か
頭をぶつけては
気を失いそうになったけれど
ま ...
世の中うたが多すぎて
とても選ぶことなんてできない
本当に歌いたいうたたったひとつ
世の中うたが多すぎて
いつか忘れてしまった
本当に歌いたいうたたったひとつ
むかしむかし、だ ...
北川透がいっている、詩的レトリックの本質は違反である
それを引用的に言えば
僕は、現代詩の本質は、日常的な言葉への違反であると思っています。
(そうではないと思っている方も多くいると思いま ...
【水だ】
空が、しだいにコーラルブルーに
かすむ
骨だけになって、鯨は
今日も尾頭付き
水族館の いっかいから
二階にかけて
...
花を照らす灯が消えて
風がひとしきり吹いたあと
花は土を
濡らすように照らし出す
幾何学の家
同心円の小さな灯り
地の風が雷雲を追い
やがて窓は静かになり
...
どうしてかあなたと飲んだマッコリが苦かったから好きだと言った
抱きあってころげまわったあいいろのセーター毛玉だらけくやしい
365分の1の日に見せつけるため、浴衣を買った
はじまりは ...
1番線、ドアが閉まります。ご注意ください。
5番線、電車が参ります。 ご準備ください。
14番線、窓が開きます。ご用意ください。
23番線、天井が倒れます。ご安心ください。
7番線、特急が通過 ...
小籠りくすぐりあっているのが
お仕事に影響するのは、はた迷惑ですね
「嫁の躾しろよ」という話になる
小籠りくすぐりあっているのが
生活を後ろ楯るのはいいですね
仕事は進む ...
行く先はここだ
男が寄越す手紙は
宛名が無い
遠き地への旅路
ある犬がアルペジオを踏んで海の記憶のなかで眠る
鉄面皮から温かい血が飛び上がり赤く染まった両手を見る
小さな白痴のように路地裏で踊る
手から砂がこぼれ落ちる時を見ている
祈りと ...
庭にゆりの花を植えると病人が絶えない
そう教えてくれたのはあなただった。
家長がほいほい死んでしまうから、とも言ってた。
そして笑いながら、赤黒い球根を掘り返した。
秘密を知られている ...
いつか空が墜ちる時
地球が融けたようなこの地上で
僕は誰に祈るのだろう
空が迫り来る
黒い黒い裂け目が増える
不自然な黒がウイルスか何かのように巣喰う
空は海の青を映してい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
さらわれて、ゆく
千波 一也
自由詩
4
14/7/9 22:22
不明な場所
凍月
自由詩
1*
14/7/9 22:18
フィードバック
水素
自由詩
0
14/7/9 22:17
乾杯カビの生えた氷
北大路京介
自由詩
3
14/7/9 22:15
刺青のキティちゃんが泣いている
〃
自由詩
3
14/7/9 22:15
おでこに半額シール貼った女が四畳半の部屋にぎっしり
〃
自由詩
9
14/7/9 22:15
葉牡丹の渦の紫深海魚
〃
俳句
1
14/7/9 22:14
渦を巻く葉牡丹仮面舞踏会
〃
俳句
1
14/7/9 22:14
葉牡丹や朗読したる李白の詩
〃
俳句
0
14/7/9 22:14
ゆっくり
リィ
自由詩
1*
14/7/9 22:00
私と性行為
花形新次
散文(批評...
2
14/7/9 19:56
いらぬ Caution
Giton
自由詩
3*
14/7/9 19:21
オセンエキ あるは 過去に作られるべき詩
イナエ
自由詩
10*
14/7/9 19:11
約束
アンドリュウ
散文(批評...
1
14/7/9 18:12
1千億光年の孤独
〃
自由詩
2+
14/7/9 18:05
酒場の狂人
青土よし
自由詩
2
14/7/9 16:37
マリヤ、ヴィナス、あるいは蛙
〃
自由詩
0*
14/7/9 16:07
空を飛び、海に潜り、夢に耽る。
komase...
自由詩
0
14/7/9 14:22
葉書 鯨
まんぼう2
自由詩
3
14/7/9 12:49
歌いたいうた
はしごだか
自由詩
1
14/7/9 12:35
詩の試みー知りすぎている貧しさの中で mixi日記より 20 ...
前田ふむふむ
散文(批評...
3*
14/7/9 10:27
【水】引き潮
るるりら
自由詩
22*
14/7/9 8:22
ひとつ 降夜
木立 悟
自由詩
6
14/7/9 7:26
百合短歌2
凍湖
短歌
2+*
14/7/9 4:22
1番線、ドアが閉まります。ご注意ください。
アンドリュー...
自由詩
29
14/7/9 3:51
みはるかす
鵜飼千代子
自由詩
12*
14/7/9 3:21
レター
水素
自由詩
1*
14/7/9 0:45
書かれたもの
nia
自由詩
4
14/7/9 0:06
ゆりの花、いちじくの実
犬大好き
自由詩
6*
14/7/8 23:36
柔らかい杞憂
凍月
自由詩
2*
14/7/8 23:36
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3.72sec.