〈孤独の光〉
人は多くの孤独を抱えているほど豊かな人間だ。
仕事に就いて人と沢山情報交換していると孤独は消えてしまったかのように思える。
だがそのときいよいよ光を増してくる孤独の数の分だけ人は人 ...
私の名前を呼んでください。
「お嬢さん」や、「お姉さん」、あるいは「バイト」なんかじゃなくて。
私の名前を呼んでください。
父の名や、母の名、あるいは恋人の名前なんかでもなくて。
私の名前 ...
詩のしくみについて
まず、詩と、死のちがいについて。
息苦しくなる。妙に胸が痛くなる。そうして間もなく心肺停止状態に陥り死ぬ。理由はさほど問題ではない。心不全ということで一切が丸く収まる。保険 ...
私は関西人だけど
納豆が大好きです!
けれど頑固な関西人の旦那は
決して納豆を口にしない
蛸を食べる日本人を見る
欧米人の眼
豚を食べる民族を見る
イスラム教徒の眼
彼にとって ...
山小屋の夜は何もすることがない
六時にたらふく晩飯を食ってしまえば
後は二時間ほど酒を飲み
談笑するくらいしかやることがない
山小屋の消灯時間は八時のところがほとんどだ
しかし、酒を飲むにも ...
飛ぶ
ということを手放して
風を作る
ということを手に入れた
君は無口なプロペラ
人間が涼む
猫が涼む
テーブルの上のうすい紙切れを
宙へ舞い上げる
いたづら
わたしに見え ...
きみは
いつ
死んだっていい
わたしは
いつでも
きみが死んだことを
悲しんだり
怒ったり
理由や原因を
あれこれ考えたり
自分や誰かを責めたり
する準備を
ずっとしているから ...
ああ、喉が渇いた
湯呑みに水を汲んでこよ
蛇口を捻ると
冷えきった真冬の水が
遠くから来た旅人のように
トングラトングラ
と流れ出し
トングラト ...
現代詩フォーラムのみなさん、おはようございます。
ときには↑こういうテーマで書いてみようかと思いましてw
詩を理解する才能と、詩を創る才能は別だと思う。もちろん双方兼備の人はいる。
私は ...
僕の椅子に知らない子が座っている
白いワンピース
コントラストに擬態して
あぁ、もう、
高いのだから気をつけて
構わず回る君
くるくると
いつの間に紅い服
ここに来るときには
後ろをよく見て
誰も来ないことをたしかめてから
歩み出さねばならない
観光客がぞろぞろついて来たら
どんな碑を見ることになるか
おわかりか?
道しるべはあえて分かりにくく
してい ...
カタカナは生きているみたい
ノンビリと誰にも束縛されずに
トコロカマワズ寝てしまう
スヤスヤスヤ
朝になれば何処かでサンポしている
ポツポツポツ
何だか楽しそうなヒ ...
一つを
たった一つのミスの為に
1は試作となりました
生物の
セントラルドグマの中の
転写を間違えたが為に
命が潰えたように……
DNAの構造とエッシャー
ドリーと ...
キレイゴトはいらないから
刺激的な言葉で掻き立てて
その魔性の声で狂わせて
ジャンキーになるほど挑発的な詞(コトバ)で、
僕を興奮させてよ?
何度も繰り返されるPVに
頭を ...
街の喧騒に負けないように
大きな声で叫びつづけた
まわりが大急ぎで進んで行くから
似合わない早足で歩きつづけた
聞き流してきた やさしいささやき
見過ごしてきた かわいい野の花
...
人間、最後にものを言うのは学歴よ
学歴なくても成功してるなんて
ダメよ、ダメ、ダメ
肩に力入りすぎなの
自分だけならいいのよ
でもね、そういうのに限って
周りを巻き込むの
余裕がないのよ ...
塔
街に
高い塔
塔がある
塔の中に
階段があ
る長い長
い螺旋階
段が塔と
一緒に伸
びていた
...
吊り輪にぶらさがってる
隣の女の子を
虫ピンでとめた
面影がみている瞬間
終電だけにゆるされた
いちばん夜の街
帰れないうつくしさ
ノイズみたいに走る車窓
ひそやかにリアルをのりつぐ ...
奇数行 長谷川忍
偶数行 鵜飼千代子
時々は嬉しいこともあって
蛇の目に注ぎのぼる酒を見遣ると
それでお酒を呑む
波立つおもてにやがて 習ったよう ...
当たり外れあるさ
そう思ったのは午後九時ランドマークで
ここも地球と呼ばれていた
いつもの八割
空き家になると、大体どこも同じようだけど
最後はみんな変わった例のあいつらに
上を向いて歩こうと
永六輔が詩を書いていた頃
人はみんな、ひとりぼっちだった
今も、自分がたったひとりぼっちだと知る者が、見上げるのは空だ
ひとりぼっちよ、空は青いか、 ...
ボニー&クライド
昨日僕達は
5時間だけ
ボニー&クライドになれた
「詩にして」って
ボニーが言ったから
僕達のこの特別な時間のことを詩にしているけどさ
本当に分かり合えるのは
ボニー ...
美しいもののすべてに
騙されてしまいたい
と 思ってしまうほどに
世界はそれほど綺麗じゃない
けれど
あなたをめぐる血液が どうしても薔薇みたいに見えるので
その生身の肌だけで いつも華や ...
天使は川辺にて体操座り
しょぼくれた顔をして
目には涙を浮かべている
どうしたの?
と聞くと一息に
天国へは階段で行くべきなのに
どうして私は船頭の格好をさせられているの?
六文銭とか言 ...
風が流れる
静かに
静かに
時をのせて
積み重ねてきた歴史
生きてきた証が
そこにあるから
ひとは
ひとに
やさしくなれるのだと
包み込む自然が
微 ...
達者でありましょうね、きっと
必ずや笑んでおいででしょうね
喜びようの一つ一つを隔てなく
過ちようの一つ一つさえ隔てなく
見届けてくださった、あなたですもの
わたしがなにを望 ...
ここは一体、何処だ?
冷たい
暗い
分からない
不明な場所
僕は一体、何処にある?
僕の場所とは一体何処だ?
人の心は何処にあ ...
思い出す帰還
巡る回廊
取り戻す意思
何か有るから
廻る回路
彷徨った路地
僅かに掠る空
何も無いけど
実はハウリングで
さよなら
乾杯カビの生えた氷
刺青のキティちゃんが泣いている
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
人へ
葉leaf
自由詩
2
14/7/10 16:39
私の名前を
凍湖
自由詩
4*
14/7/10 15:48
詩のしくみについて
たま
散文(批評...
11*
14/7/10 15:05
【 納豆 】
泡沫恋歌
自由詩
17*
14/7/10 12:23
山小屋の夜
蒲生万寿
自由詩
0*
14/7/10 11:47
やさしいプロペラ
そらの珊瑚
自由詩
28*
14/7/10 11:29
いきれ
イシダユーリ
自由詩
6
14/7/10 10:58
トングラトングラ
月形半分子
自由詩
3
14/7/10 5:47
ぼくはなぜここにいるか
Giton
散文(批評...
1*
14/7/10 3:09
僕の椅子
水素
自由詩
3*
14/7/10 2:04
森の中の詩碑
Giton
携帯写真+...
2*
14/7/10 0:14
カタカナカナ
灰泥軽茶
自由詩
7
14/7/10 0:05
試作
凍月
自由詩
1*
14/7/9 23:57
歌姫計画中毒者
詩月
自由詩
0*
14/7/9 23:54
風に吹かれて
藤原絵理子
自由詩
8
14/7/9 23:53
学歴
花形新次
自由詩
1
14/7/9 23:45
螺旋階段 1
凍月
自由詩
8*
14/7/9 23:41
瞬間
モリマサ公
自由詩
4
14/7/9 23:39
交錯詩 「お酒」 長谷川忍 鵜飼千代子
鵜飼千代子
自由詩
16*
14/7/9 23:25
子午線
水素
自由詩
1*
14/7/9 23:13
金環日蝕
月形半分子
自由詩
3
14/7/9 23:04
グロリアス・デイ⇔プレゼント・タイム
ゴースト(無...
自由詩
4*
14/7/9 22:49
スーパーナチュラル
ユッカ
自由詩
3
14/7/9 22:45
天使は川辺にて
クローバー
自由詩
1*
14/7/9 22:44
「 ひととして 」
椎名
自由詩
2*
14/7/9 22:32
さらわれて、ゆく
千波 一也
自由詩
4
14/7/9 22:22
不明な場所
凍月
自由詩
1*
14/7/9 22:18
フィードバック
水素
自由詩
0
14/7/9 22:17
乾杯カビの生えた氷
北大路京介
自由詩
3
14/7/9 22:15
刺青のキティちゃんが泣いている
〃
自由詩
3
14/7/9 22:15
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2231
2232
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2234
2235
2236
2237
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2239
2240
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2244
9.54sec.