はずされるかいかんえるの手錠してM一錠じゃ足りないかしら
ろうそくはともすのなわはとぶものよおやすみド(エス)はねかせてね
あわよくばガードル越えたらしげみへガードレール跨 ...
あの夏を忘れない あの夏を忘れない
あの夏を忘れない あの夏を忘れない
ウラシマタロウ君(28歳)のナツヤスミに終わりはない
何故なら高校3年のナツヤスミからずっと
1 ...
なんとなく分かるさ
それは、たぶん嘘
それならそれで構わない
なんとなく分かっていたさ
それは、多分うそ
何だか酷く疲れてる
その嘘の裏側にある想いが
実るのを願ってみよ ...
鳴かぬなら 翼で示せ ホトトギス
空を睨んで 星を黙らせ
鳴かぬから 翼を広げた ホトトギス
温もり手放し 愛を求めた
鳴かぬけど 月夜に泣いた ホトトギス
かつての遠き 梅の実 想 ...
こんなにも幸せな誕生日は初めてだ
今まで
今日という日まで
生きてて本当に良かった
って思えた
今までだったら嬉しい時に
“今なら死んでも良い”
って ...
アトピーを掻きむしることのほかに
何ができるわけでもない夜
手の甲をがりがりと掻けば
私がこぼれる
私であったものが
はらはらと床に落ちて蓄積する
少し血の滲んだ指に絆創膏を貼って ...
約束は
果たされないことの方が多いから
寂しそうに微笑むんだね
きっと、だれしも
去りぎわに
けれど
約束は
全く果たされないわけではないから
なおさら人は微笑んで ...
沈黙の夏
一緒に溺れてしまいましょう
強く右手左手赤いロープで結って
動けなくなるまで
私たちは夢の中
心優しき人が胸を痛めているように
振る舞うのが詩人らしいと思うの
でも、たまに心優しくない人の
刺々しい言葉に接すると
「あんだあ、おめえみたいなクズ
消えちまいな!」と
いっそうハートフ ...
とにかく頑張る気だった
父を棺に入れる時も
親戚の人達と共に
ぐにゃりと 固定できない父に
白い旅装束を着せて
和尚様の教えに従い
とにかく 無事に弔いたかった
和尚様が 小学に入 ...
とめ、はね、はらい、が
美しく表現できる ペンで
誰にでも 恋文みたいなことを
描いたりする 頭の中は
だいたい
とめ、はね、はらい、だらけの
行動を 起こしたがる
...
<優しいままでいておくれ>
くたばりくたばり仰向けば
変わり者を見る人の群れ
思い出だけで奮い立ち
いいことあるさと言い聞かせ
嘘かほんとか分からぬままに
答えることが求められ
...
天使は近眼
俺がどんな表情をしているか
見えていないのさ
同僚の悪口を言うとき
明日への怯えを口にするとき
どんなに醜い顔をしているか
天使はだまってこちらを見ている
そしてふくろをがさ ...
風の青い薫りが
辺りを包んで
私の髪も揺れていました
それでも
あなたの眼差しは
遠く遠く
あの空の向こう
私のことなど
少しも映らない
シエラ
いつか教えて
レ ...
『鋏』
月が、
夜に噛まれる。
欠けていく姿は
溶けて海となった
残り少ない流氷
その上に、
この足は立つ
諸手は木の柱に括られて
身動きができない。
足 ...
私の人生が終わっていく時
私は私が得る事のできなかった様々の事を思い出すだろう
それはあるいは夏の微風や、春の穏やかな午後
精悍な顔した少女の後ろ髪や冬の枯葉の匂いや
病床 ...
私は私の中の強い欲望を自覚した
私は偽者になりたくない
黒いゴミ袋の偽のカラスがまるでカラスの様に動く
偽者には自分の意思はあるのか
真似には自分の意思はあるが
偽者は誰かに仕立て上げられ
本当 ...
夢の成分が星ひとかけらに相当するとしても
幸せな豊穣には私はもう生きていないかも知れない
と私は手の沈む先の海に密告しなくてはならない
ただ生きているってことは私が海であることだから
まだしも ...
強張る唇
黄色い目
紫色の顔
手を差し出して
その紙をつかみ
そそくさとソコを
後にする
人々の目が光っている
囁き声がザワザワ
床が歪む
まだ殴られた方がいい
痛み ...
夏にさよならを
今年は雨が連なりますね。雷師も人格が変わってきたようです。
と、お天気お姉さんが言っていました。
それはそれで構いません。
カレンダーを丸めたような手紙をバトンにして
...
髪の長い不思議と柔らかい表情を湛えた男は言った
殺したい
初めての感覚だった
スキンヘッドのいつも顔を歪めている男は言った
殺されたい
ある日何の前ぶれもなくそう思った
僕達に共通 ...
心細さを擽る風が
お腹の底を吹いたかと思うと
今朝からは
おびただしい数の赤い蜻蛉が
突然現れたにしては
脅威的な確率の高さで
ペアを組み
次々に風を横ぎっていく
二匹ずつきちんと ...
あの日以来、
君のその瑪瑙色の目を見てから
すべて吸いとられてしまった
この腕にじみついていたものすべてが
洗い流されてしまった
君のその瑪瑙色の目を見てから
ぼくの黒い目 ...
ピキッと入った 切れ目が
縁の切れ目と 呟いて
円形の 筒を 見詰める
堆く 積まれた 其れは
彼方迄 伸び
留まる事を 知らない
トクン トクン
この 心臓を
赤い 血液が
...
確かに君は昔ほど若くない
けれど胸の内に熱くたぎる
血潮忘るるなかれ
失ったものを今考えても仕方ないか
ら
今できることを一つ一つ数え歩こう
遠い昔に想った人は今何処で何処 ...
『腕』 あおい満月
しかくいまちの
しかくいまどから
しかくいそらをみている。
陽炎の向こう側を
車が走る
人々はアクセサリになって
街の腕を滑っていく ...
夏の陽射し
猫の影くっきり
耳をぴーんと立て
猫の影くっきり
二匹の影が重なり合う
世界中の地面や壁に
夏の陽射し
猫の影くっきり
尻尾をぴーんと立て
...
とにかく咽が渇いていた
コンビニに入りお茶を一本だけ買った
友人と呑みに行った帰り
ただ俺は咽が渇いていた
俺の中に一匹の狼がいる
俺の中に一匹の狼がいる
そいつをてなづけるのが俺の仕事
...
オレンジの雲が明日を染めていくきっと明日はもっと良い日に
不要なもの溜め込む度に辛くなる解放の文字が見え隠れする
薔薇の花様々な色咲き誇る見る人の心薔薇園になる
カレンダーの海の景色 ...
散歩
子供は誰かとあるくのが好き
たえずおかぁちゃま
たえずおとうちゃま
おとうちゃまのなかのよい和さんは
かずにいちゃま
抱きつきたいの
走り ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
さそりの星
阿ト理恵
短歌
5*
14/8/19 0:47
夏休みをめぐる葛藤、と笑顔。
猫道
自由詩
3
14/8/19 0:33
それは、たぶん嘘
BOOKEN...
自由詩
0
14/8/19 0:27
鳴かぬなら 翼で示せ ホトトギス
Neutra...
短歌
3
14/8/18 23:39
誕生日
凍月
自由詩
2*
14/8/18 23:34
痒い夜
佐々宝砂
自由詩
9*
14/8/18 23:30
優しいひとへ
千波 一也
自由詩
2
14/8/18 22:56
無題
瑞海
自由詩
4*
14/8/18 22:33
愛に満ちた光
花形新次
自由詩
0
14/8/18 21:55
懐剣
砂木
自由詩
12*
14/8/18 21:21
バッドトリップ
為平 澪
自由詩
6*
14/8/18 20:50
優しいままでいておくれ など二篇
クナリ
自由詩
4*
14/8/18 20:21
近眼天使
やまうちあつ...
自由詩
3
14/8/18 20:14
高原のシエラレオネ
花形新次
自由詩
0
14/8/18 19:50
『鋏』
あおい満月
自由詩
8
14/8/18 19:10
ただ老いて死ぬ事
yamada...
自由詩
2
14/8/18 19:10
偽者
ichiro...
携帯写真+...
5*
14/8/18 18:56
ネアンデルタール人は誰何を強制しなかった
由比良 倖
自由詩
6*
14/8/18 17:58
inside out
opus
自由詩
0
14/8/18 17:00
夏の消印
朝焼彩茜色
自由詩
20*
14/8/18 16:54
以心伝心
陽向
自由詩
1*
14/8/18 16:06
アキアカネ
Lucy
自由詩
18*
14/8/18 15:36
君の目
あおい満月
自由詩
5*
14/8/18 15:29
湖面
藤鈴呼
自由詩
1*
14/8/18 14:38
いまむかし
まきしむ
自由詩
0
14/8/18 14:25
『腕』
あおい満月
自由詩
7*
14/8/18 10:55
夏・陽射し
……とある蛙
自由詩
12*
14/8/18 10:10
狼
渡辺亘
自由詩
5
14/8/18 8:43
オレンジの雲
夏川ゆう
短歌
0
14/8/18 7:17
散歩
月形半分子
自由詩
3
14/8/18 1:00
2217
2218
2219
2220
2221
2222
2223
2224
2225
2226
2227
2228
2229
2230
2231
2232
2233
2234
2235
2236
2237
2238
2239
2240
2241
2242
2243
2244
2245
2246
2247
2248
2249
2250
2251
2252
2253
2254
2255
2256
2257
4.64sec.