私は独りぼっち 家族や友人ましては恋人もいない
私は独りぼっち 仕事を終え家に帰宅し
ただいまと声を掛けるも返事はない
だってそうだ私は独りぼっち
ペットなんかいません
私はいつから独り ...
明日がくるのがこわい
もう何度目かのこんな想い
明日がこわいと感じるひとはどれぐらいいるのだろう
落ち着かせるためにいろいろしてみる
もういっそじっとしてみる
なにをしても時はとまらない ...
早苗月というのに
落日後には過敏症となる
生来のアデノイドと
老後の筋骨のバリケード
その寛解のために
気・ ...
かりんの木の花が
小さなピンク色しているの
ずっと知らなかった
きみは確かに
かりんの木の下にいて
かりんの実が落ちたのを
いつもくわえていた
おもちゃで遊ぶことを知らないき ...
残してきました。
掠れた声も、愛の言葉も。
残してきました。
四肢の細枝も、骨の軽さも。
残してきました。
まだ見ぬ命も、おぼろの瞳も。
残してきました。
独りの寂しさも、傍 ...
黒い心がどかっと居座り
そのゴロゴロが鳴りやまない
ときどきピカッ
続けざまにピカッ
優しくされても
黒い心がどかっと居座り
そのゴロゴロが鳴りやまない
...
君はクラスの中でただ一人
輝く褐色の肌を纏った男の子
幼児部の時は
「お母さんに会いたい」とよく泣いていた
お母さんはさぞかし優しい人なのだろうか?
遠足の日 君のお弁当は
ポテト ...
「ああ」と「うん」の間に生じる
微かな間合いに距離を感じますの。
あなたと私の間にあるのであろう
縮められない距離間を感じますの。
たったの何ミクロンであったって
宇宙の果てから果て ...
ちいさな命が逝きました
なにもできないことが
くやしくて
何度も名前をよびながら
一度も
空をとぶこともなかった
幼い翼を撫でておりました
スポイトからこぼれた水を
君は果たして飲 ...
マグカップの淵に付いた埃
靴下の中に潜り込んだ小石
知らないうちにいなくなった私
さっき考えてたことがわからなくなって
思い出したように詩を書き出して
伝えたいことは何も ...
朝起きたって
同じ場所にいるんだけど
夜を経たせいで
遠くまで来た気がする
今日やれることは
昨日ときっと同じだけなんだろう
それでも
がんばってみようかな
そう思った
私は生き ...
モノクロの映画が、僕の方を、じっと観ていた。
僕の黒い瞳は、、薔薇色の少女の口元だけを観ていた。
こんなにも、楽しそうに、君は笑ってくれてたんだ。まだ、君の、
弾けるような笑顔がそこにあった。
...
森田のダチは、来てはみな拾ってくらしいが、どーしてもお気に入りは、それはあかん!というらしい。そんな森田や。モテんねんな。わかる女にはイチコロや。わかる気はする。俺もこーインテリで手さきコチョコチョい ...
あかん夜な、原稿かいて寝てもうたわ。今出勤中や。なんで、マジ投稿しとんのか俺、トホホやな。
ほんま、今日は暗いうちから出勤して、暗くなってご帰還やご機嫌よう森田くんよー。森田んとこ寝泊まりさいき ...
猫でした
まちがいなくねこだったと思うのですが
定かではありません
幸せだったかもしれませんし
そうじゃあなかったかもしれません
宿無しだったのはたしかです
いまでもたいして変わり ...
時の終わりの草はらに似てだだっ広い
岸にこぞうの形でかしこまっていると
食事をしていかないかと誘われる
ありがたく受けて こぞうが背を伸ばす
ここらでとれたこばんざめの
豪勢で彩り豊かな皿が ...
なんだろな
被災地つらかろに
思って見てたら
こっちも同じ
つらさがあるよ
と思いはじめていた
だから
そこにいたら
あかんよと
いつしか
おしえられる立場 ...
嫁がぬ爪が値札を剥がす
一行詩が長い
雪降る朝に一輪の春
目白鳴くプラスチックの菩薩像
ちょっと個性を出したくて
手紙に一工夫
娘が生まれたときに
内側に折った袋綴じで手紙を書いた
毎年ペーパーナイフでひと綴じだけ切って読んでもらうために
7歳まではお母さんに読んで ...
やまいは 至る所に
色をぱたっぱたっとつけていって
足あとのように
きれいに残っている
雨にぬれて溶けて
しまえばいいのにね
つながり つながっていく私と
切れないきずなを
ゆるしてね
8行6列に並んだひょっとこ
ステージの上に並んだ48人のひょっとこ
あなたは自分が指揮台の上に立っているのに気づく
ひょっとこ達は小さく頭を揺すりながらあなたの指示を待っている
ひょっとこ達は ...
あのね、時流に乗って
頭にワールドつけてもね
AカップはAカップなのよ
DとかEにはならないの
世界的に貧乳なの
ユーアンダースタン?
エレミアのあの嫌そうな顔といったらない
預言とか啓示とか
んもう いらないです
っつーかパス
やだっつってんのに
あ
やめれ!
んもう もう もう もう
...
もしもサムラノゴウチと
オボカタノミコトが逆だったら
サムラノゴウチが割烹着STAPで
オボカタノミコトが女ベートーベンだったら
世間の反応は
今と同じか、否か?
そんなことを考え ...
AV女優は一体何人いるのだろう?
そんなことを考えると夜も眠れない(春日三球)
風俗嬢も合わせると
国民の半数近くを占めるのではないだろうか
それに引き換え
AV男優は大体おんなじ奴がやって ...
立っていた 浅瀬のなかに
立っている 同じところに
立っているだろう 同じ顔して
流れに立つ鳥の名前は
知らない
でもそれが通常アオサギとよばれることは
知っている
彼だか 彼女 ...
ちいさい頃の憧れは、特別な雰囲気で語り合うおとなたち
おいしいご馳走に夢中なふりして盗み見た、心底楽しそうな笑顔
何が楽しいのかは、これっぽっちもわからなかったけど
あれから何度も繰り返す
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
野良人間
リィ
自由詩
1*
14/5/9 22:25
星の夢
朧月
自由詩
1
14/5/9 22:25
錆ついた風見鶏 ①
信天翁
自由詩
1
14/5/9 20:46
かりんの花
小原あき
自由詩
10*
14/5/9 17:16
もう少し待っていて。
一酸化炭素
自由詩
6
14/5/9 15:11
黒い心の雷たち
吉岡ペペロ
自由詩
2
14/5/9 12:33
君に与えられた色
夏美かをる
自由詩
27*
14/5/9 11:43
雷鳴から数十年
ブルース瀬戸...
自由詩
2*
14/5/9 9:15
おとむらい
そらの珊瑚
自由詩
11*
14/5/9 9:14
真夜中の日めくりカレンダー
中村 くらげ
自由詩
2
14/5/9 8:01
あるきだす
朧月
自由詩
4
14/5/9 7:11
笑顔
ハァモニィベ...
自由詩
4*
14/5/9 5:43
森田とか 後編
いつか受信料...
自由詩
1
14/5/9 5:10
森田とか 前編
〃
自由詩
1
14/5/9 5:06
猫でした
梅昆布茶
自由詩
33*
14/5/9 3:39
歓待
春日線香
自由詩
0
14/5/9 3:31
せやな
小川 葉
自由詩
9
14/5/9 1:22
嫁がぬ爪が値札を剥がす
北大路京介
自由詩
1
14/5/9 1:02
一行詩が長い
〃
自由詩
6
14/5/9 1:02
雪降る朝に一輪の春
〃
自由詩
2
14/5/9 1:02
目白鳴くプラスチックの菩薩像
〃
俳句
3
14/5/9 0:47
袋綴じの手紙は白銀比で 折り紙の手紙は正方形で
ichiro...
自由詩
4
14/5/9 0:25
病気
加藤
自由詩
3*
14/5/9 0:06
新たな世界の始まりを告げるのはあなた
六九郎
自由詩
0*
14/5/8 23:58
ワールドカップ
花形新次
自由詩
0
14/5/8 23:49
エレミアは嫌そうにしている
2012
自由詩
0
14/5/8 23:37
神話
花形新次
自由詩
0*
14/5/8 22:58
宇都宮しをん
〃
自由詩
0*
14/5/8 22:04
流れに立つ鳥
草野大悟2
自由詩
1+*
14/5/8 21:32
変身願望
ちと
自由詩
1
14/5/8 21:24
2220
2221
2222
2223
2224
2225
2226
2227
2228
2229
2230
2231
2232
2233
2234
2235
2236
2237
2238
2239
2240
2241
2242
2243
2244
2245
2246
2247
2248
2249
2250
2251
2252
2253
2254
2255
2256
2257
2258
2259
2260
加筆訂正:
僕らの朝が生まれる潅木の近くで
/
りゅうのあくび
[14/5/9 21:28]
遅筆のため推敲
4.1sec.