黒い霧が晴れると
激しいのどの渇きに気づく
連なる衝撃をベースに
通学路が揺れる
安物のスニーカーは脳に響く
学生帽に埋まったタクシーが追い越していく
ブルジョアか?
建物までの ...
十畳ワンルームのアパートに
台所と風呂場の蛇口をひねり清流をつくろう。

そこへバイガモを活けてヤマナシを浸したら、
クラムボンがやって来るかもしれない。


「クラムボンはわらったよ。 ...
ビリビリっとくる電気が恐ろしくて
車に猫パンチを食らしてドアを開ける君
最近君の猫が死んだばかりだから
のり移っちゃったのかと思っていると
レジ袋から覗いている
ちくわに、かまぼこ、かつ ...
そら、
は、あおく、
青いと、わたしたちがそう錯覚、
する、けふ、は、
やさしい、暴力に浸され、
事後の、咬傷から、首都圏が溢れ、
ています、」


(ここにはまだだれも認識からはぐ ...
故郷エルエロトピアに残してきた
ワタシの幼い恋人は
処女膜が身体の奥深くにあって
ワタシの短小では
破ることが出来なかった
アナタが悪い訳じゃないわ
と申し訳無さそうな
ワタシの幼い恋人 ...
かみさまと仏さまの違いもわからずに伸ばした手は
それでもゆるやかに受け止められた

だから
ひとは
祈るのか

子どもが灯した線香の
煙とにおいが鼻をつく

嗚呼
死すれば
みな仏

それならば生き ...
星の根を聞いて空がゆっくりと微睡む
失われた時間が戻ることはないけれど
星の種がスクリーンに根を張っていく
切り刻むのは現象として見える結果で
無味無臭の意思を配置していくにすぎない
手を鳴 ...
その会が開かれたのは 誰も知らない下町の
赤提灯の中だった

自己紹介よりも先に 大皿に盛りつけられた
大量の鮮魚の切り身や貝の盛り合わせが
次々と 運ばれてきた
私たちはその魚たちが ど ...
バスの隣の席で 私の名をしきりに呼ぶ男がいる
私には 知らない隣の人
しかも 違う名前で呼ぶから 
私を呼んでるとは思えない

隣の男が手を握ってくれるのは
私が寂しそうだからというが
...
白い肯定が深々と降り
望まれるすべての生き物は
眠りにつく
それ以外の生き物は死んだり
眠る以外の方法で時を過ごしたりする
たとえばジェンガとか
眠らない生き物は
ソファで映画を見た ...
溶け出す想いは
とうに浮かんで
殴られたような
三分間。

なあなあになりがちな
言葉を見つけた。
間違っちゃいないさ。
簡単ではないだけだ。

撹拌されたよな頭のなか、
流れ ...
陰鬱な曇り空から
思い出したように降る雨
その降り方に苛立つ
10月のパリには、苛立つ憂鬱

どぼぼぼ…
不景気な音を立てて
バトビュスが橋をくぐる
やかましい東洋人の観光客を満載して ...
血管を流れる血のように
岩を滑る垂水が
ぼくの中に流れていたころ
ときどき 桃が流れ着く岸辺で
老女が野菜を洗い米をとぎ
男の子が笹船に乗って
都の方へ出かけて行った

川の畔の小さな ...
ワタシが錦糸町議会で
アナルセックスの重要性について
発言しておりましたところ
一部の議員から
「おまえ痔だろ!」とか
「膀胱炎に気をつけろ!」とか
品性下劣な野次が
飛ばされましたが
...
実力がうえの者たちに善戦しても

勝てなかったら

何をやってるんだということになる

戦うということはそういうことなんだ


俺はいま戦っているか?

俺はいま戦っているか?
...
本当になりたい自分

本当につくりたい将来

本当にやりたいこと

全てはっきりと
目の前にあったなら

全て鮮明に
浮かび上がったなら

こんなに私は
迷ったりしないだろう ...
「おおついにアルブウが完成したぞ!」
「博士おめでとうございます、ついに血中アルコール濃度を瞬時にゼロにする薬が出来たのですね」
「おおそうだ この薬でもう酒酔い運転の心配はなくなるし 閑古鳥が鳴 ...
ごく普通のおばさんです

暮らしぶりは平凡ですが
お小遣いを稼ぐために
少々 仕事もやっておりまして
それを理由に家事は手抜している
ズボラな主婦でございます

趣味はスーパー銭湯とグ ...
おやすみのキスして君と眠る日がくるまで送るおやすみメール 送り合うおやすみメール夢でまた今日のデートの続きをしよう 優先座席で女の胸もむ高校生をジッと見つめて何も詠めずに下車 オセロの角に売約済の札 小さな娘が子を産む赤いパセリ あくまのマジック
ぬりつぶす
だれがだれで
ぼくはだれで
きみがだれかも
わからない
あくまのマジック
ぬりつぶす
かおとか
てとか
からだのうつくしいところはどこ
うそだら ...
きみはだれ?
Who are you(フーアーユウ)
ぼくはしらない

きみはだれ?
Who are you(フーアーユウ)
かすかな希望
さわぐ緑

すこしの雨が降って
街が ...
あなたはいつも正直過ぎて
間違いのないことを
間違いのないまま言うので
わたしの言葉は丸呑みにされる

逃げ場を失うわたしは戦うこともせず
弟が可愛がっているハムスターみた ...
彼とワールドカップを観に行って
ブラジルで喧嘩して別れたミーナが
変な人形を持ってやってきた

なに、その変な人形?
おみやげ。なんか呪術的なやつでね、
あいつのこと呪ってやろうと思って買 ...
さくら花、いつか出会いを繰り返し君のひとみにこぼれるバラッド


花弁に触れてひかりは遠ざかるこのひとひらに惑うこころを


新緑の夜の涙になきぬれてまどろむ夢に風は滴る


いつか ...
わたしは冗談を述べるつもりなどサラサラない。現代詩を文字表記で捉えるときに念頭に置かなければならないことがある。
それは生の血を重油に入れ換えるかの如くに機体であらねばならないと云うことだ。 ...
天井を見ている
小さな丸い大きな目を開けて
右手は暗号を司る 特徴のある握り拳
海ぶどうのハーモニカのような 足の指
口は ホーホーと開いている

天井を見ている
見渡せる限り 見ている ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
走れ!寝坊助游月 昭自由詩0*14/6/25 13:49
机上の入水城山裕子自由詩114/6/25 13:25
游月 昭自由詩014/6/25 2:14
apotheosis紅月自由詩114/6/25 0:04
カルロス・ドス・メデス「遠い処女」花形新次自由詩014/6/25 0:03
嗚呼瑠音携帯写真+...014/6/24 23:43
小宇宙から流れくるクローバー自由詩2*14/6/24 23:33
赤提灯の音為平 澪自由詩314/6/24 23:11
幻の人自由詩414/6/24 22:59
冬の眠りクローバー自由詩2*14/6/24 22:56
情動なロックでてんがねこ自由詩014/6/24 22:36
パリの指輪山部 佳自由詩114/6/24 22:18
ボクの中を谷川が流れていた頃イナエ自由詩15*14/6/24 21:35
カルロス・ドス・メデス「セクハラ野次」花形新次自由詩014/6/24 21:32
俺はいま戦っているか?吉岡ペペロ自由詩614/6/24 21:16
最終目標ください。無花果自由詩214/6/24 20:52
アルブウアンドリュウ散文(批評...114/6/24 20:25
【 おばさんの呟き 】泡沫恋歌自由詩14*14/6/24 20:16
おやすみのキスして君と眠る日がくるまで送るおやすみメール北大路京介短歌614/6/24 18:21
送り合うおやすみメール夢でまた今日のデートの続きをしよう短歌014/6/24 18:21
優先座席で女の胸もむ高校生をジッと見つめて何も詠めずに下車自由詩114/6/24 18:20
オセロの角に売約済の札自由詩214/6/24 18:19
小さな娘が子を産む赤いパセリ自由詩114/6/24 18:19
あくまのマジックゆうと自由詩114/6/24 18:02
& you自由詩214/6/24 17:56
この大海原で黄昏るわたしを中山 マキ自由詩214/6/24 17:46
空、青かった? すっごい青かった!!mizuno...自由詩314/6/24 15:58
バラッド石瀬琳々短歌3*14/6/24 13:56
現代詩概論 その壱アラガイs自由詩5*14/6/24 12:22
天井とお空朝焼彩茜色自由詩18*14/6/24 11:54

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加筆訂正:
【 おばさんの呟き 】/泡沫恋歌[14/6/25 11:45]
一部文章の並びを変更しました。
4.25sec.