彼女は自殺者の顔を石で叩き潰していた。手が付けられない程の怒りようだった。僕としてはおろおろするしかなかった。僕は自殺者の親友だった。彼は言っていた。「僕は全ての為に生きたいんだ。他の全ての命、誰かの ...
僕らは社会の文体を学んで成長してきた
はたまた親の文体に反撥しながらも生きるために
それを受け入れて
今度は自分自身のフォーマットに縛られながら
それとの葛藤にちょっと疲れているのかもしれ ...
坂道を 上ることには 意味はない 上る自分に 意味がある
フィヒャアー
フィヒャアー
ぼく泣いちゃうもん
ママにだっこじゃなきゃ泣いちゃうもん
フィヒャアー
ぼく泣いちゃうもん
電気を消したら泣いちゃうもん
でも眠い時は暗くしてほし ...
道路に飛べない鴉がいた 危うく轢きそうになった
大人という者は 大人という冠を被ったガキだ
もう短い命だろう この鴉はそんな大人たちよりも
余程 命を懸けて生きている
……
...
悩みとも
言えぬ心に
恥ずかしさ
抵抗すれば
力湧き出る
あら哀し
透明よ 貴方の色は 永遠だ
リラの花ブラスバンドのチューニング
二回目の結婚前夜ライラック
三人で撮りたる写真ライラック
投げキッスして逃げ去る足にドクター中松のバネの靴
帰りたくない林檎に砂糖ふっている
おでこにおでこくっつけてジェリービーンズの雨降る
朝もやに煙る街中を
人影が通り過ぎる
一晩稼いで
これから逃走するところ
昨夜あの娘は
盗まれた
二本の指で滴って
絡み付き
トランプの散らばった
部屋の ...
フィンランドは美しい国だとおもうんだ
でもそれは僕の中のイメージだけの話だ
ネットやテレビやらで、流し読みした薄いイメージだけの
だいたいは総取得時間15分にも満たない
印象だけで
僕の ...
蝉といえばハルゼミ。ぼくは春の東北の山を訪ねるまで、こんな恐ろしい蝉の音があることを知らなかった‥
頂きにとどく高さのモミやミズナラの梢から、一里四方の谷を震撼させていた。その虫は親指ほどの大きさも ...
清々しい朝の光に芝の緑が艶やかに萌える。
美しい旋律は時代の背景となり、
脈々と流れ、
粘りを含んだ人々の呼吸の中で発展する。
季節の花々が咲き乱れる様は
まるで人間の感情のようだ。 ...
寒天越しに見える景色に
そこには何も無いんじゃないかって
手掛かりの色に目を細める
並ぶつもりで
並んでいるのではないし
何億光年も離れた小さな星の住人が
語り伝えた
神話など知らぬ
集まって
輝いているように見えても
それぞれ
果てしなく遠い
線でつな ...
それってクセなの?
来週も同じことしたらちょっとだけ許さないから
認める 認める
認めるじゃないの 認める
みとめるじゃないの したためる
舌に溜めた 戯言が
ゆっくりと 浮遊して
ふわり
飛んで行ったような 気がしたけれど
黄色くて ...
いるわけがない
いつもの夕飯時のはずが
食卓に投げ出される、突拍子もない弟の主張
あの丘で恐竜を見た
家族みんなの一笑、からかいに
きみはひとり意地を張りつづける
うっすらとほの暗く ...
あなたは悪くないよ
本当は、誰かにそう言って欲しいのに
私はずっと自分を責め続けている
自分が悪いと
自分を卑下し、貶めるのは
簡単だけれど
貶める度に身体は傷つき
心は摩耗する
...
霞みゆく視界を薙ぎ払って私の手に触れたのはあなたなんでしょう。
どれだけの犠牲を払って私は此処に居るの。
どれだけの悲しみや怒りを私は打ち消してまで。
それでも此処に居る事に何の疑問も抱かずに。 ...
涙を語るのは
あの流れに立つアオサギの得意とするところだ
ながれてゆく
今を
捉えようと
日がな一日立ち尽くす彼は、彼女は
ここに生き場所を求めているかもしれない
あなた、や、わたし。
...
きみの炎は
燃えていますか
なにを
失くして
燃えていますか
きみの炎は
燃やしていますか
だれの痛みを
燃やしていますか
だれの寒さを
燃やしています ...
蝉時雨が
それほど新しくない記憶を
影縫いするものだから
そのまま置き去りにもできず
立ち止まる
吹き出す汗
ハンカチを忘れたことに気づく
いつもそうだった
肝心な時に何かが欠 ...
真昼の烈光は
漂白剤のように
景色も
僕の影も
脳も
真っ白にしていく
何もない
真昼なり
はい、あなたの症状は?
えっと、えーっと、えっと…
言葉にしようとするならば
片っ端から消えていく
うーん、ではどうして欲しいですか?
えっと、えーっと、えっと… ...
私の妻は
赤毛のアンマニアなものですから
朝ドラの「美奈子とまん」
もちろん主役は小向
を毎日欠かさず見ています
そのまま後番組にも
雪崩れ込んで
ワキ汗で女を上げたウドーと
イノッチ ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
蠍の火
dopp
散文(批評...
0
14/7/31 17:19
おでん屋
梅昆布茶
自由詩
21+
14/7/31 16:26
自分自身
陽向
短歌
2+*
14/7/31 15:33
フィヒャアー
朝焼彩茜色
自由詩
17*
14/7/31 15:21
鴉
陽向
自由詩
8*
14/7/31 15:17
あら哀し
〃
短歌
0*
14/7/31 14:39
透明よ
〃
俳句
1*
14/7/31 14:30
リラの花ブラスバンドのチューニング
北大路京介
俳句
5
14/7/31 11:47
二回目の結婚前夜ライラック
〃
俳句
2
14/7/31 11:47
三人で撮りたる写真ライラック
〃
俳句
2
14/7/31 11:47
投げキッスして逃げ去る足にドクター中松のバネの靴
〃
自由詩
7
14/7/31 11:45
帰りたくない林檎に砂糖ふっている
〃
自由詩
2
14/7/31 11:45
おでこにおでこくっつけてジェリービーンズの雨降る
〃
自由詩
4
14/7/31 11:45
ぬすびと
やまうちあつ...
自由詩
5
14/7/31 9:07
白鳥の湖
コスモス千葉
自由詩
2
14/7/31 1:41
夏の蟲
Giton
自由詩
3*
14/7/31 0:17
道
ヒヤシンス
自由詩
11*
14/7/30 23:24
捉える
Kunisa...
自由詩
0
14/7/30 23:22
プレセペM44
Lucy
自由詩
18*
14/7/30 23:19
言い訳するときにヘンなステップ踏むのやめてくれよ
カマキリ
自由詩
5
14/7/30 22:54
ハイヒール
藤鈴呼
自由詩
1*
14/7/30 22:34
丘の恐竜
乾 加津也
自由詩
12*
14/7/30 22:12
悪くないよ
猫の耳
自由詩
3
14/7/30 22:00
memoires
三上あず
自由詩
1
14/7/30 21:59
凍える
草野大悟2
自由詩
1*
14/7/30 21:47
罪なき人へ
千波 一也
自由詩
2
14/7/30 21:30
蝉時雨
nonya
自由詩
25*
14/7/30 20:35
真昼なり
ichiro...
携帯写真+...
16*
14/7/30 20:25
処方箋
凍月
自由詩
2*
14/7/30 20:22
イノッチを大切にする教育
花形新次
自由詩
0
14/7/30 19:46
2211
2212
2213
2214
2215
2216
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2247
2248
2249
2250
2251
加筆訂正:
【 昼寝日和 】
/
泡沫恋歌
[14/7/31 13:26]
4連3行目を改訂しました。
5.35sec.