訳の分からない上司に
訳の分からない仕事を頼まれ
クソつまらない一日を過ごし
手取り15万程度のはした金を
貰うぐらいなら
自慢の巨乳が萎びる前に
一花咲かせようと思うのは
間違いどころ ...
うつくしいことばがのみこめない
ぼくらはもうほんものじゃなくなったというのに
まだわらえないでいる

とうめいなゆびがぼくにささったことをきみはしらない
ぱらぱらとふるあめ、このまま ...
戦士は傷ついていた

胸に深い傷を負っていた

傷口から溢れる透明の血には

誰ひとり気づかなかった

時が経ち

傷は癒えたかのようだった

時々傷跡の奥深くがじりじりと痛む ...
色の薄いピンクした煙が空を漂っている
この場所は、世界の屋根の下にある火葬場だ
おどろくべきことに、神さまは面倒を見ないという
薄汚れたビル群が、異邦の地を区分けしている
言い訳と嘘がごちゃま ...
比喩ではない 武器を用いて空想を人に押し付け 許された者


罰を受ける幸福をポロスに説いたソクラテス読む初等教育


くぐもった大音量の泣き声が置き去りにした 犬のおまわりさん
...
心に元気がなければ
身体のバランスが悪くなる
何か上手くいかない感じがする

瑞々しい心で過ごせたら
光を帯びた日常が広がっていく

乾燥しきった心では
潤った創造が出来なくなる
...
誰でもない者たちへ
焼け落ちたこの町で
青ざめた面もちで
永遠の夜を知れ


ガラクタのような知恵
散りばめたこの町で
溜め込んだ悪い血で
眠れない夜を知れ


──その命 ...
今 私の中心に私はいない
好きだった男に 中心を持っていかれて
棄てられたから

私は スーパーのゴミ箱や
彼とはぐれた バス停に
私の真ん中が 落ちていないか探し歩いた
寂 ...
駅に向かう坂の途中に咲いている朝顔に人形の首がぶらさがっている。天気は訪れる時期を間違え続け、今日も橙に人々の肉を染め上げている。鉛なのか鋼なのか定かではないが、いつでも重い金属が鼻孔の奥 ... 〈幸せそれとも不幸せ〉
辺りが闇に包まれるとそこに尊い神具があったとしても何も見えなくなる。
僕の眼の前には幸福が大きく広がっているが残念ながら僕の時間はいつでも夜。
星明りひとつない真の闇だか ...
去る日──
 虚空は躁病となって
  ルビーの文月が真夏日となった

風と光と雨と土は
 ぺんぺん草だけを増長させた
  趣きの貧相なおらが裏庭一面に

あゝ 網戸をすりぬけて匂ってく ...
太れ!
太れ!
太れ!
太れ!
太れ!
この病は皆痩せてから死ぬ
ダイエットなんか糞食らえだ
病院食なんか糞食らえだ
だから太れ!
太れ!
太れ!
太れ!
太ってくれ!
『いつの日か魚になってあの人に食べられることそれが夢です』



海草が足に絡まり動けない傷付け合った二人の代償

唇は奪うものだと知った時魚の情事を悲しく思う

つま ...
ヒィ.ヒィ・ヒィ
と短い喘ぎ声をあげると
まだ僅かに動く前足を震わせながら
今はもう土塊と化した後肢を引き摺り
必死に転げるように小屋から這い出て来る
排せつ物を小屋でしないという
犬本来 ...
波打ち際で花束のような人

野にある姿は幻だったの

手の内を隠して

笑いかけるだけ

振り向いたら負けと言いながら

波に呑まれて魚と愛し合った

夕立の前に
...
あれはたぶん、あの世とこの世の境だったんだろう。






夕暮れに染まったけだるい空気の中。
全身が鉛のように重く
言葉を発するのも困難だった。

私は高い高い塀に囲まれ ...
いつから

奥歯を噛み締める癖が

ついたんだろう。


こんなにも

自由なのに。
「太郎」と呼ばれるのは
 小学生 ケンカ仲間の幼なじみ

「太郎君」と呼ばれるのは
 小学生 片思いだった 同級生

「山田」と呼ばれるのは
 中学生 柔道部での ライバル

「山田 ...
エスキモービッグなトリュフに
エクレアモンキーパンチ フル回転

だってせ ユニークなナンバー聴いても
心落ち着かないクールダウン目前

それゆえピーチもコーラも
ルードリッヒ級に ノー ...
くそくだらない人の恋路を
特急列車が踏み潰す
お腹の減りすぎた少女の頭から
おかしなアンテナが伸びている
食欲と性欲の区別もつかず
リンリンリリンと手の中が鳴る
ウッドベースでも良いけれど ...
先ほどから父はまぶたの裏であたたかな土地を掘り返している。鉄橋から反転した母の肖像を火にくべたという。この夏僕は父の生え際に種火がかじりついたままで朝食を平行落下していますゆえ。掘り返した土地は祖 ... ショートにしているけど
そんなに似ていない
美人でないところが
共通点と言えば共通点
要はパッケージを
上手いこと修正して
一回勝負に持ち込むってこと


(剛力彩香詩集「会って2秒 ...
一滴の砂

流れ落ちる時間

反転する世界

ある前提による永遠



合わせ鏡の三角が

忘れ去られた

その時に

死は突然に

あるいは必然的に
...
ドアの後ろに

ドアの後ろから
工場の駆動音が聞こえた
ドアの後ろを
醜い生き物が這う
美しいものは這わない
それが決まり
音で分かる
綺麗な音は綺麗なものから
濁った音は ...
言葉には出来ない想い 
失ってしまうのが怖いからじゃないよ 
伝わらないのが嫌だからじゃないよ 
変わってしまうから 
時は止められないから 
あなたをもっと欲しくなって 
あなたをもっと ...
竹馬で川を渡りて登校す 竹馬やパンドラの箱を覗きけり 竹馬や空の高さを測りけり 長雨が続いたあと、街は三日ほど好天に恵まれた。一昔前のように、誰かの車のエンジンが雨にやられたという話もないものだから、修理屋の親父は手持ちのポンコツのラジオをつけては、そのヘタレたスピーカーの音 ... 背中合わせで愛は死にました
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
剛力彩香「正直ベース」花形新次自由詩014/7/5 16:40
プラスチック・プリズムゆうと自由詩3*14/7/5 16:39
さようなら、戦士ちと自由詩114/7/5 16:21
わたしはどこで生きればいいの杉原詠二(黒...自由詩6+*14/7/5 16:16
手遅れと言われても深水遊脚短歌2*14/7/5 15:10
瑞々しい心夏川ゆう自由詩214/7/5 13:56
オーブのテーマ(プロパガンダ)はしごだか自由詩114/7/5 12:39
私の中心為平 澪自由詩314/7/5 12:07
幸福不信葉leaf自由詩114/7/5 11:04
人へ自由詩114/7/5 8:41
残された時空信天翁自由詩414/7/5 8:35
太ってくれ!……とある蛙自由詩11*14/7/5 6:15
海に沈む永乃ゆち短歌3*14/7/5 4:43
死ぬまでアンドリュウ自由詩214/7/5 4:38
ある日魚になった彼女永乃ゆち自由詩6*14/7/5 3:54
自由詩2*14/7/5 3:39
自由詩3*14/7/5 1:28
同窓会佐白光自由詩114/7/5 0:47
スモールスモーキン佐和自由詩114/7/5 0:23
呪ってんじゃねぇ、光にあふれろクローバー自由詩7*14/7/5 0:14
ブリッジタウンズー自由詩3+*14/7/4 23:35
剛力彩香「AV女優」花形新次自由詩014/7/4 23:13
ある物体凍月自由詩1*14/7/4 22:33
ドアの後ろ自由詩1*14/7/4 22:18
告白文字綴り屋 ...自由詩014/7/4 21:51
竹馬で川を渡りて登校す北大路京介俳句714/7/4 21:40
竹馬やパンドラの箱を覗きけり俳句114/7/4 21:40
竹馬や空の高さを測りけり俳句314/7/4 21:40
梅雨晴間月形半分子自由詩514/7/4 21:39
背中合わせで愛は死にました北大路京介自由詩414/7/4 21:37

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