ぶれた背景と
ぼやけた輪郭
笑うのならば笑いなさい
ただし、
カメラワークを笑いなさい
わたしじゃなくて
カメラワークだけを笑いなさい
...
とりあえず訳の分からん動物はしっかり加熱して食べようね
愛やら哀や食傷小町
茄子を揉み揉む{ルビ外法=げほう}のスアシ
アブラ{ルビ帷子=かたびら}文系ソバカス
{ルビ瞬=しばた}くひゃっこの黒蜜{ルビ空=から}して
{ルビ琴=きん}やら{ルビ ...
国境の無い
空が続くように
皆で祈った
平和な世界
預けた体に
運命という
名前が付いたから
信じる事しか
許されなくて
何と戦って
...
早く
早く早く
私のメーターの
ほんの少し先を
あなたが走っている
私は
追いかけるだけでいい
あなたの息づかい
乱暴な試み
私は
任せるだけでいい
私ののどが
低 ...
一週間前にがなりたてるように鳴いていた、蝉の死骸を見つけた。
こいつは実は長生きなんだ、騙されないぞ、と僕は思った。
この世は、騙される事が多すぎる。
ずっと彼氏は作らないと言っていた、大好きだ ...
蒸し暑い曇天にカミナリがときどき光っている
だいぶたってから音が聞こえる
町並みが湿っている
湿っている
悲しい気持ちが詰まってくる
戦争と疫病を向こう側に見ながら
...
ビッグバンの
それ以前には何が在ったの?
宇宙が膨張している
その先には何が在るの?
それは
時間と空間に対する無知による
愚問である
と 彼は言った
別にどうでもいいけど
誰もいない
風がいつも吹いている
そして 風が そうおもうときに
寂しく肩を 通り抜ける
そして ページをめくる
いつも 誰もいないから 本を読んでいる
僕がそこにいる
薄 ...
仕事から帰って
社長と上手くいってないような気がして
幻聴にすべてを奪われるような気がして
水をたくさん飲んだ
がぶり がぶり
ありがたい ありがたいと
唱えるように
...
月曜日の朝
朝 、()の中に月を入れるの
まるでポケットに詩集を入れるみたいにね
いつだったか 、重いポケットが
心を軽くしてくれたことがなかったかしら
え ...
初秋
波打ち際 生まれたての姿のような
素肌を海がさらしている
その波打ち際を
インク瓶に入れて持ち帰りたいけれど
海に波打ち際がなくなったなら
空となんにも変 ...
友達いないんだというのがあなたの口癖
それはただの気分の問題だけど
その言葉でもって友達を減らしているのは事実だ
「無神経」という文字をある日せんせいが黒板に大きく書いた
お前のこ ...
今寝転んでいる布団で
眠るように死にたい
出来れば
最高級羽毛布団にして
床の傍らに
「愛する人」なんかつけちゃって
夢十夜の第一夜みたいに
ロマンチックに死にた ...
僕がもしも男なら
私がもしも女なら
君に抱き締めて欲しかった
そして殺して欲しいんだ
もしも私が億万長者なら、ね
殺し屋を雇って殺してもらうの
とびきり腕の良い人を雇って……
...
鳴き止むなまだ鳴き止むな法師蝉
ブルースにのせた哲学法師蝉
ぴりぴりと痺れる左脳法師蝉
咳き込みながらモーツァルトの子守唄
巫女のバイトしてご利益がない
もう家族には戻れない夜のハイウェイ
ワシは、国家を動かしている輩どもの腐った根性が気にくわんのじゃ。
あたしだってそう、ほんと馬鹿にしてるわ、あたしたち一般市民を。
ぼく、そんなこと思わない、高級官僚だって、代議士先生だって、 ...
二人称だった、ぼくは今日。涼しく朝には吹いた。それを感じた。風を。歩いて、まだわからない。なんのために?思うとそうだ。風を。猫はまだあそこで寝てる。ソーダ、記憶。島の。歩いて鉄条網、看板を、ぼくはわか ...
黒目がちな瞳
潤った唇
ピンク色の頬
きめ細やかな肌
さらさらの髪
形の綺麗な胸
真っ白な日傘をさし
晴天の空を仰ぐ
真っ白なワンピースが
風に揺れる
こちらを見て
...
盆
死を垣間見る
生に敏感になる
盆
ぼん
わたしのいぬはしんだんです
あいしていたんですほんとうです
なのにあのこはにゅうがんで
ひとすじにょうをこぼしてしに ...
軽業師。
曲芸の始まり。くるくると観客席を回すのだ。いや、回っているのは軽業師以外の全てだろう。逆回転!これは逆回転だ!。そういった類の句を叫び出すと蓄音機とみなされ退屈なテント外へ放逐されてしま ...
透明の 傘に落ち行く 雨粒に 音符を描く 夕立の中
雨上がり 水面の空 バラバラに ぱしゃぱしゃ踊る 青い雨靴
『そのまんこで僕を犯して』
僕には何もないから
一日中テレビを見ている
昨日も明後日もまたきっと
来ないさだから僕の家に来て
僕を犯してくれたら生きた心地が
するさもっともっともっ ...
昨日
テレビで大戦のことを
特集していたので
それをチラ見した私は
あんな悲惨な歴史を
繰り返してはならないという思いにかられ
試しに反戦詩を書いてみましたが
いまいちどうでもいい感じが ...
冷たい水をあげましょう
嫌な記号が消えますように
何もないこの星で
唯一の宝物
冷たい水をあげましょう
昔の歌を歌えるように
君を単なるいきものに
戻すのが僕の夢
虫た ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
カメラワークを笑いなさい
千波 一也
自由詩
2
14/8/17 11:15
パンデミック短歌2
花形新次
短歌
2
14/8/17 11:12
食傷小町
ただのみきや
自由詩
18*
14/8/17 10:38
8月15日
ミナト螢
自由詩
2
14/8/17 9:15
アローン・アゲイン
uminek...
自由詩
9*
14/8/17 6:47
はーどぼいるど
田園
自由詩
6*
14/8/17 5:02
湿っている
吉岡ペペロ
自由詩
5
14/8/17 1:26
愚問
浩一
自由詩
2
14/8/17 1:14
漂流物
番田
自由詩
4
14/8/17 1:06
無題
田園
自由詩
4
14/8/17 0:52
月曜日の朝
月形半分子
自由詩
1
14/8/17 0:36
初秋
〃
自由詩
2
14/8/17 0:35
憂うつな子ども
ユッカ
自由詩
3
14/8/17 0:24
出来れば
瑞海
自由詩
8*
14/8/17 0:01
歪んだ“もしも”
凍月
自由詩
7*
14/8/16 23:49
鳴き止むなまだ鳴き止むな法師蝉
北大路京介
俳句
3
14/8/16 23:41
ブルースにのせた哲学法師蝉
〃
俳句
1
14/8/16 23:40
ぴりぴりと痺れる左脳法師蝉
〃
俳句
1
14/8/16 23:40
咳き込みながらモーツァルトの子守唄
〃
自由詩
3
14/8/16 23:39
巫女のバイトしてご利益がない
〃
自由詩
13
14/8/16 23:39
もう家族には戻れない夜のハイウェイ
〃
自由詩
2
14/8/16 23:39
紅蓮の旗
草野大悟2
散文(批評...
2*
14/8/16 22:09
11
きるぷ
自由詩
3
14/8/16 21:58
blind snap
opus
自由詩
0
14/8/16 21:49
盆
田園
自由詩
4
14/8/16 21:20
うたげのうた
なけま、たへ...
自由詩
2
14/8/16 19:46
夕立の後
ミツバチ
短歌
0
14/8/16 18:26
そのマンコで僕を犯して
まきしむ
自由詩
1+
14/8/16 17:56
祈り
花形新次
自由詩
1
14/8/16 17:51
冷たい水
やまうちあつ...
自由詩
2
14/8/16 16:34
2162
2163
2164
2165
2166
2167
2168
2169
2170
2171
2172
2173
2174
2175
2176
2177
2178
2179
2180
2181
2182
2183
2184
2185
2186
2187
2188
2189
2190
2191
2192
2193
2194
2195
2196
2197
2198
2199
2200
2201
2202
3.64sec.