命令には従う
自分の気持ちは地蔵に預け
斬るべきものを斬り
証拠の首を狩る
仕えることしか知らない
狭い世界の中で
死なないように
家を守ることだけ考えた
返り血を浴びては
...
「僕には語るほどの人生は、ありませんでした。
パソコン、CD、映像、テレビ、ゲーム、勉強、読書。人生のほとんどを頭の中の遊びで過ごしてきました。人生のほとんどの欲望は、妄想で済ませられるものです。そ ...
唱名を行う時
ひとりの声に二人重なり
二人の声に
多くの声が重なっていくのが好きでした
男女混声の唱名は
本当に、とても美しく
空気を貫いて真っ直ぐに
宇宙にまで届いているという確信 ...
(番外編41―7)事が醒める 今日の古典 徒然草
大きなる柑子の木の、枝もたわわになりたるが
まわりきびしく囲いたりしこそ、しこしこと醒めて、、、
兼好さん、これぐらいはこれしきの事 何 ...
台風が近づいている
コップにもオスとメスがあるのだと
あたなは言った
見分け方も教わったのに
難しくて理解できないうちに
あなたはこの話に
すっかり飽きてしまった
風が強まる
...
片足に秋の小蝶の影淋し
野良猫の影のか細く冬隣
基次郎レモンをひとつ置く書棚
さつま芋ご飯をつまむ{ルビ新=さら}の{ルビ箸=はし}
金柑を中心に秘めお饅頭
ふた口で終は ...
短句より慣れひたしんだ長句かな
銀河の動脈
船曵 秀隆
Ⅰ
天空博覧会に入れなかった帰り道
河原で一冊の詩集を拾った
筆が
私の中で身を起こしはじめた
宇宙に向かって枝を伸ばしはじめた
...
泉の里は、吾咲くところにて
常に帰りし、水面かな
人は皆、依るところありて
野に咲く花とても 光り輝かん
嗚呼、天皇陛下 嗚呼、天皇陛下
天皇陛下万歳! 万歳 万歳
夢の続きはいつ、 ...
氷山の心臓に居るような凍てつきと遮断を感じていた、外気温は決してそんなに低くはなかったが…おそらくは俺の問題なのだろう、完全にシャッタードされていた、それはある意味で俺が望んだことだったのかもしれ ...
リンボな夜だと
影がささやく
僕は
だからどうか
と雲をつかむような気分で
続く言葉を書く
美味しいものを食べよう
飲みすぎない程度に飲もう
文明の ...
神さまって、
やっぱりいる気がする
私の罪が許されないとか
神社にお参りにいったときなんかじゃなくて
神さまって、
やっぱりいる気がする
じぶんのことじゃなくて
頑張っ ...
主題詩「Little Wonder」 ひだかたけし
銀の粒子の
無数無限躍る、
街並み突き抜け
伸び広がり奥まり
奥の億迄にいつしか、
いつの間にか途と為り
鳴り響き ...
ふた口に消ゆる小遣ひモンブラン
こほろぎや僕はキュウリにマヨネーズ
{ルビ蜻蛉=とんばう}は{ルビ牧場=まきば}{ルビ蜻蛉=あきつ}は牧歌的
手を離し団栗拾ふ園児かな
男性をも ...
秋雨に濡れ
さやか赤々と
はぐれ泣く子を
眼差す曼珠沙華 、
今の此の世のあからさまの一端
図らずも見てしまい
居場所無くし泣き続ける子の
その恐怖と絶望を知ればこそ
...
幼い私は母に手を引かれ
美容院に入った
髪を切るのは私ではなく母
私は椅子に座って退屈した
置いてある雑誌は
私にはまだ意味がわからなかった
美容師は母に頻りに話しかけている
母の顔がの ...
おめでとう!
きみの願いはどうやら叶いそうです
わたしを自殺においやってまで
欲しくて欲しくてたまらなかったものが
手に入るかもしれません
おめでとう!
きみはもうすぐ勝利者です
...
最初から律がきらいだった。
最初から律を憎んでいた。
あなたはようやく本音を吐いた
清々しい納得でいっぱいだ
今日は何て佳い日だろう!
これで、未来永劫あなたは私への憎しみでつながれ ...
あたたかい紅茶のなかで
みのむしが
みのを手放しておよいでいくのを
追いかけることもせずに
ながめていた
満月の映る淵で
きみは大人になることだろう
何者かになりたかった
何か ...
ストローに残る
赤い口紅を見て
恋だと思った
消え方を知らない
炎のように燃えて
傷跡みたいな印を
痛々しく刻むから
扉を閉めたんだ
心のいちばん深い場所で
息をしていると
...
(番外編41―6)今日の短歌
我なさばとくとなすべきを 老い母の霰降る植えて日を
大根引きたまう
(失明傷痍軍人歌集 山崎 正平)
11月ごろ冷たい用水路で大根を洗う母の面 ...
精神科医は患者の話聞くだけで病気を判断して
薬まで処方する
精神病は心の病いではなく 脳の病いであると
脳内の物質が減少したり疎外されたりして起こる病気であると
患者の話のどの部分を聞いた ...
瞑想
やっぱり心地よさなんだなぁ
動画サイトで
科学的な瞑想の姿勢を観て思った
最近しょぼくれていた
瞑想に壁を感じていた
道を捜していた
悩んでいた
まぁ、暇人なのだ ...
どんどん凍りゆく、街の中
人々は羊となりて
どんどん凍りゆく、街の中
夢の中を泳ぎ疲れ
どんどん凍りゆく、街の中
俺たちは、旅の途中
どんどん凍りゆく、街の中
寒さに震え、明日を思う
...
ホロウ・シカエルボク氏の「喪失というものにかたちがあるとしたら」を読ませていただいて。
カフカについて詳しくなく……カフカとカミュは、ダリに拒否反応を示したのと同じように、なぜか受け付けなか ...
十年前、なお思いだすと、古い教室の、とびらのむこう、鳥のなき声がかなしげにちくちくと鳴いている。
手でつかまえたすずめ、元気よく教室の窓のそとへ、飛びゆく。
なお、
わたしがかなしげな目で、先生 ...
そよいでいるそよいでいる
涼風にそよいでいる
ゆったりとゆっくりと
のびのび伸びゆき
声が言葉が
内面の細やかな
発露を求め現し
言の葉の種を蒔いた
宙の宇宙に焦がれながら
みずみず ...
中学1年の時
クラスの新聞係になって
毎月クラスの新聞を書いて
掲示板に貼っていた
新聞には毎回タイトルをつけていて
10月の新聞を書いた時
季節を表すつもりで
栗とリス
というタイト ...
いつからだろう
積み上がっていく喜びが
積み上がってしまう寂しさに
変わったのは
こころもとない
ケイケンとジッセキの上から
辺りを俯瞰できる大人なんて
いるのだろうか
今 ...
ねぇ、
覚えてる?
あたなが朝早い仕事に付いたときのこと。
朝早く起きて、あなたのお弁当のおにぎりのために
御飯を炊いた
あなたが早炊きを嫌うから
いつも1時間早起きして米を研ぎ
炊 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
侍
海
自由詩
8*
24/10/24 18:35
自称詩人の彼方に
鏡文志
自由詩
4*
24/10/24 16:36
祈り
りつ
自由詩
5*
24/10/24 13:18
(531―7)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
2
24/10/24 9:31
台風
たもつ
自由詩
5
24/10/24 7:31
夢泥棒
森田拓也
俳句
8*
24/10/24 5:09
技
足立らどみ
川柳
3*
24/10/24 3:36
銀河の動脈
船曳秀隆
自由詩
3
24/10/24 3:06
天皇陛下万歳
鏡文志
自由詩
3*
24/10/24 2:21
Shattered
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
24/10/23 22:13
めも
うし
自由詩
1
24/10/23 21:42
溺れた蟻《改》
秋葉竹
自由詩
4
24/10/23 21:23
ひだかたけしさんの詩「Little Wonder」を主題とす ...
森田拓也
自由詩
3*
24/10/23 19:50
言語オンチ
〃
俳句
6*
24/10/23 19:09
暮れる秋の眼差し*
ひだかたけし
自由詩
5*
24/10/23 18:59
お待たせ
海
自由詩
4*
24/10/23 18:39
Congratulation!
りつ
自由詩
2*
24/10/23 18:16
佳き日
〃
自由詩
3*
24/10/23 11:15
寂寥
そらの珊瑚
自由詩
9*
24/10/23 11:09
恋
ミナト 螢
自由詩
6*
24/10/23 11:09
(531―6)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/10/23 9:27
もう福袋の予約始まってたよ、買わないけど
涙(ルイ)
自由詩
2*
24/10/23 8:13
瞑想
田中教平/K...
自由詩
1
24/10/23 6:01
「氷河期時代」(Crash 「London Calling」 ...
鏡文志
自由詩
3*
24/10/23 2:44
ホロウ・シカエルボク氏「喪失というものにかたちがあるとしたら ...
朧月夜
散文(批評...
4*
24/10/22 22:41
あのひのくもり
陽向(2躯-...
自由詩
6*
24/10/22 21:12
還る言葉
ひだかたけし
自由詩
4*
24/10/22 18:55
甘酸っぱい思い出
海
自由詩
6*
24/10/22 18:47
誕生日
夏井椋也
自由詩
12*
24/10/22 15:08
追憶
りつ
自由詩
6*
24/10/22 14:41
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
加筆訂正:
祈り
/
りつ
[24/10/24 14:56]
一行加筆しました。
0.42sec.