きりきりなせんで
いまだかつてなかったまを
そろそろ開封しよう

悪、くさい、世、だね

だからそれを見つめるし
だからそれにそっぽむく

イライラするんだ
ひたすらに
もうこれ ...
通り雨癒えぬる傷に滲みゆき
ひとり自刃を夢に見ており

雷鳴に桜の木下血あざやか
散りゆく花の無垢を汚して

黒髪を手首に絡めさようなら
声も届かぬ夜の淵へと

怨み抱きナイフを隠す ...
雨打つ夜陰、
ただ寂し
他者を求め
他者現れず、

 苦し 、

孤独と云うモンスターと対峙し
絶望の自分に絶望仕切りて

あゝまた自意識目醒め壊れた
あの悪夢の根源悪の
三歳 ...
十代の頃

ドラマで見たもどり橋と

一条戻橋は全く違うものだった

私が見てみたいと言ったから

連れてきてくれたけれど

逢魔ヶ刻  

短い夕立ちの後

蒸し暑さ ...
木曜の朝に
悲しみの啜り泣きが
罪を重荷として聴こえ出すから
赤い髪の女が
コーヒーとシリアルを摂って
元気に一日に立ち向かう

そして立っている

天才の言葉を信じた無 ...
 
うまく書けなくてもいいのだ
カッコ悪くても痛々しくても
そのときの気もちを書いた言葉には
ふしぎなやさしさがある

詩のせかいはだれでも入っていける
きみの書いた詩を だれか ...
誰もいない部屋に
裸電球がひとつ
乾いた涙の跡を
浅い運命みたいに
照らしている

蜃気楼のように
遠い記憶が
葉書の裏で
うんざりした傷を
また呼び起こす

机に残った
赤 ...
「テールランプの面影」

水色の夜に
日本の伝統が
テールランプみたいに滲んでいた
長い髪の女が
コーヒーショップの窓に
寂しさを映している

三島の声が聞こえる
文化を守ることは ...
苦痛から解放されている時間に

異者が居る、
私のなか
自らを思考する
異者ガ居る 、

苦痛に繋縛され始める折に識る
(影の様な声が次第にはっきり響き入り出し)

 私の中で宇宙 ...
自称詩人が過ぎてしまったのは確かです
誰も自称詩人に関心などないし
自称詩人がどこで野垂れ死のうと
どうでもいいのです
従って自称詩人殲滅を目論んでいる
私の活動もとうのむかしに過ぎてしまっ ...
品質保証の仕事なので
新製品の落下衝撃試験をしていたら
人間も開発された時に
神様はこんな評価試験を
したのだろうかと思った

アダムとイブは
崖から落とされても象とぶつかっても
きっ ...
死なないしと言ってたあなたは死んでしまった
いとも簡単に
だからそれが勝手に自分の中の禁句のようになる
そんなふうに
無意識に入り込んだ他者のルールと
自分で作ったルールで
がんじがらめに ...
涙と涙が
出会い
海となった
私たちの胸に
ひとすじの魚群



涙の墓に
ほほ笑みを
供えて
手を合わせる
いのちの



どの道
終わることが出来る
いのち ...
たとえば与謝野晶子の歌など。
──どうもごつい。骨太の大きなごつい手
で書かれたようにみえる。「女性の恋愛や
情熱を率直に表現したことで当時の文壇に
衝撃を与えた」(wiki)のは事実かもしれ ...
今日からヒトをやめます
朝起き、トイレに
ハミガキ、食を摂る

昼は弁当を食み
少しの休憩の後
午後に備える

夕には職終えて
帰り支度
沈黙のラッシュアワー

フロに夕飯 ...
詩の門はいつも開かれている
ただ入ってゆけばよい
そしてただ詩を書けばよい
たとえ命を失っても
詩は墓標のように残るだろう

誰かが書いた詩を読むこともできる
知らない世界観を旅して
...
いつまでも
想い出にならない夏

痛くもなく
ただ痺れていただけの夏


ぽとり


昨日の端から
呆気なく零れ落ちたわたしは
黒い服を着せられ

どこかが
痛いような顔 ...
 大洋の波は疲れを休めに
 小さな湾へ入る
 湾を取りまいた山々が厳しく空を区切り
 空は益々、高く逃れ
 大洋の波を冷たく見下ろす

   ⭐︎

 姿を取りえない青春の彫像を打ち立 ...
 掴み切れていない一瞬

 逃している瞬間は数えきれない

 躊躇してしまう

 怖気ずく弱さ

 踏み込んだ先を思い浮かべてしまうからだ

 恥をかくこと恐れづに

 そ ...
深夜2時歩道橋からみるライト


死にそうで死なない夢か満月よ


破れたら繕えば良い恋なんて


ただ夜が明けない夜が長すぎる


タイトルは《夜の悲愴》じゃ重すぎる ...
○「宇宙のかなたへ」
毎日世界中からさまざまな情報が
脳へ送り込まれてくる
脳の中は処理しきれない情報で大洪水状態!
自分のことは宇宙のかなたへ
最も近くて最も遠い存在になった
あたしって ...
 化粧水を浸したコットンパフで
 やさしく押さえる目元や頬に
 いつのまにか
 またシミがひろがっている

 ささくれ立つ気持ちの
 燃えのこる夜
 シーリングライトで照らされる
...
極めて善良に詩を書いていただけで
この言われようだ
どう思われますか

なぜこんなに
ヘイトを稼いでしまうのか

刺身を海苔に巻き手巻き寿司
勝利者の味がするね
こういうところか
...
気遣っていたつもりが
気遣われていたり
助けたつもりが
助けられていたり

この文が
傲慢に見えたら悪いが
自分なりの善意を絞りつくした結果だった
そこで逆に人の優しさを貰った

...
終わりから眼差し
送り送られ
行き交わす合図
斜光、優しく
この地に散らばる
無数の屍照らし

すべてもう終わったこと
終わりからまた始める
始めからまた生まれ出る迄、
また再び終 ...
宗教にあまり関心も興味もないし、それこそ
現代においては宗教なんてもはや政治と同じような
ものになってしまったのじゃないかとすら感じるの
で宗教について語るのは「七面倒臭い」のですが、
若い頃 ...
夏は苛烈な
陽が焼く黒目を
砂漠みたいな
街に埋もれる


砂のドームの中に生き埋められたみたい


雷が鳴るから
すこし部屋を暗くしたんだ
酔っ払って真夜中
砂のドー ...
玄関の蚊取り線香{ルビ超=ちょう}ジャンボ

夏バテやパソコンスマホカメラ{ルビ皆=みな}

ご近所さん忘るる程や{ルビ冷房裡=れいぼうり}

担当の{ルビ漢=をとこ}真白き腕の夏

...
夏は哀しみの季節
万物共生の大地故に
涙が溢れて止まないのです
一生を懸けて鳴く
蝉の声はこんなにも静かなのです
 とほかみさまの祝詞が間違っていました。とほかみさまの祝詞は「とほかみえみたまえ。」のみで,祓ったり、清めたり、さき映え給う、のは別の神様のお役目だということが、わかりました、もし間違って唱えた人がい ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
スーパーよもい林 理仁自由詩325/7/5 21:57
AI短歌vol107花形新次短歌025/7/5 21:15
詩想、無限反復・ざぁざぁ サァ!!ひだかたけし自由詩7*25/7/5 21:15
もどり橋花野誉自由詩9*25/7/5 20:43
「逢いたい」秋葉竹自由詩225/7/5 20:26
手慰みの言葉足立らどみ自由詩7*25/7/5 19:59
AI自称詩vol28花形新次自由詩025/7/5 19:54
AI自称詩vol3.4自由詩025/7/5 19:45
詩想、永遠なる無限・触れていたい夢幻*ひだかたけし自由詩525/7/5 19:29
AI自称詩vol-0.5花形新次自由詩125/7/5 19:27
落下衝撃試験イオン自由詩1*25/7/5 18:59
気ままsonano自由詩225/7/5 18:37
※五行歌 四首「ひとすじの魚群」こしごえ自由詩4*25/7/5 14:47
与謝野晶子が怖い室町 礼散文(批評...325/7/5 14:27
ヒトやめます多賀良ヒカル自由詩125/7/5 13:52
Gate自由詩6*25/7/5 13:36
想い出にならない夏夏井椋也自由詩15*25/7/5 12:46
海辺リリー自由詩10*25/7/5 12:12
タイミング佐白光自由詩2*25/7/5 10:17
ヘッドライト秋葉竹自由詩225/7/5 8:16
独り言7.5zenyam...自由詩1*25/7/5 7:46
素顔リリー自由詩10*25/7/5 7:05
ノーファウルりゅうさん自由詩4*25/7/5 5:02
感謝sonano自由詩425/7/4 20:52
廻るカルマ、一日の残光にひだかたけし自由詩6*25/7/4 19:20
イエスイ エス イエス室町 礼散文(批評...325/7/4 18:41
砂のドームドーム秋葉竹自由詩325/7/4 16:49
無人の夏けいこ俳句4*25/7/4 16:40
五行歌渡辺亘自由詩325/7/4 15:29
クレクレ星人の独り言「おわび」88ジム・プリマ...散文(批評...1*25/7/4 13:24

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