○「人生100年時代」
生きているというよりも
生かされているという感じだ
何種類もの薬を飲みながら
入退院を繰り返している
長生きは
家族やお国のためにならんと思っても
お迎えが来るま ...
緑のバラを、想った
深緑の森や林の木々のなか
目立たない色で
保護色で
きっと
生命を長引かせるために
子々孫々繁栄させるために
種として生き延びるための
色として
生き ...
その場所は
晩秋でかなり寒かったのだが
蚊がブンブンと勢い良く飛び回り
木槿が満開で
{ルビ秋桜=コスモス}も乱れ咲いていた
ロストワールドに紛れ込んだみたい
その不思議な空間で流 ...
夢にずっと浸っていたかって
眠ると夢に行けるから眠りたい
運が良ければ前来た光景へもう一度行ける
そう願って、
日中ずっと
また、早く行きたいと
思っていて
目の前の事なんてどうでも ...
文章は、大衆の反応や歴史的評価によって解釈が左右される。
単に読者に与える印象や感情だけでなく、扱うテーマや問題が現実で取り上げられたり、社会や文化に予想をはるかに超えたインパクトを与えたりする ...
これこれ、ここをこうして、治らない
工夫して、工夫くふくふ、もうダメだ
傲慢か自虐か二択、分裂病
探します。だれを、アナタを大混乱
僕落ちて倫理の立つ瀬のないものを
九月末にカメムシ防除の消毒をしてもらうのだが、あいかわらず彼らはその予防線を突破し室内に入り込むのである。しかし、彼ら自体の悪臭と薬物の作用でほとんどの単体は家屋に侵入後絶命、若しくは瀕死の状態で仰 ...
冷蔵庫のフリーザーのところにある
あの白いプラスチックでできた
板チョコレートをくり抜いたような形をした容器に
お茶を入れて凍らせて
それをふつうの氷のようにコップに入れて
そこに冷たい ...
ことばは不思議だ
受け止められかたによって
深く傷ついたり
深く響いたりする
ことばは不思議だ
人によって
鋭いナイフともなり
時にはこころの拠り所にもなる
滔々と流れる川の水 ...
磨かれた廊下に深海魚たちがゆらり
ゆらゆらとゆっくり泳ぐ
深い眠りに就いているのか
夢をみているのかわからない
天気予報では明日は雷雨
深海魚には予報も関係なくて
廊下をゆらゆらと泳いでる ...
台所の窓のところに
蜘蛛の巣がかかっていた。
蝉の死骸がぶら下がっている
何日か観察してたら
蝉が半分くらいになって、
ポトリと下に落ちていた。
あくる日、それもなくなっていた
たぶんネ ...
きみの言葉が僕のひかり
きみの声音が僕の音楽
きみの眼差しが僕にほほえみを与える
きみの愛しさが 僕の詩になる
小さな引き出しがたくさんあり
ひとつひとつ開けてみると
よく知ってるものが入っている
探しているものはそのどれでもない
どこへしまったのだっけ
そもそもしまったのかどうかも怪しい
引き出し ...
なんせすべてが朽ちてしまうのに、(――手をあげて。)柔らかいまばたきが 非情な拍手を熾していた。とぷんとくれた凪に、過ぎた谷間の火蓋も日当たりは欲、痩せた風もなく、あらゆる臭い そして、揃えた色もなく ...
白銀の輝き無数
漆黒から浮き立ち
魂のそれぞれの
深い懊悩を携え
不規則に円周辿り巡り
打ち叩きながら息し生き
この夜を前に佇む静かさに
意識視界の深き処に
自らの在るを創造ス ...
ゆりかごは揺れて、
赤ん坊は空に行ったんだよ。
ゆりかごは揺れて、
母親は涙を流した。
父親は、出稼ぎで都会へと出向いていた。
ゆりかごは揺れて、
亡き子はいずこに?
そして今、あの世で ...
新入生歓迎会の後、新しい生徒のクラス編成が発表さ
れ、わたしは小説部門の初等クラスに入ることになっ
た。
初等クラスのメンバーは30人ほどだったのではない
かと記憶している。もちろん全員初対面 ...
デブだから 眼中にないと気づかずに あなただけを視ている彼女
口癖は 「太っている{ルビ女=こ}は好きじゃない」 けれど彼女に優しいあなた
筒井筒 夫もいるけど恋もしたい 詰まらぬ日常 彩 ...
柔らかな衣のような波間が私をとらえ
夢をさらってゆく
それは束の間の安息
絶え間ない静粛の音
安らかに眠る赤子の笑顔のように
嵐のない幻を視る私の過去
腹水が溜まって
入退院を繰り返してためぐちゃん
北方派五分楽団の
解散さよならコンサートにも
参加できなかったから
五日前に会いに行って
初めてご両親とも会えたのに
今朝早く亡くなり ...
(番外編41―15-2)ノーナスノジュリンチタイガサバクカスル
タケダテツヤノハハガドナル
ドナルドトランプモマクドデロウドウシテイル
ナノニオマエハアサカラクマショウチュウノンデ
...
○「いよいよ11月」
今月は いい 月にしたいなあ!
今年は正月からいいことなかったから
○「夫婦円満のコツ」
なんでも俺のせいにしていたら
ワイフは落ち着くようだ
○「幸せ」
...
あたしんちの横断歩道では
いつも
ナオミが
間違った文法で
ごろごろ寝っころがっています。
まわりでは
あたしたちのことを
レズだとか
イモだとか
好き言ってます。 ...
この街の住人は
みな個性の固まりを持っていて
手のひらをこじ開ければ
様々な結晶が握られている
世間では狂気に満ちた街だという
ただ
それを人に見られるのが恥ずかしいのか
面倒なの ...
アップルパイを食べて、眠ってしまおう。
アップルパイ? 飲み物には何を?
それはもちろん、アップルティーで。
いますぐ君に電話して
「逢いたい」って伝えたい
連絡すら途絶えた糸
辿ればきっと君に辿り着くから
君と仲良く酒を酌み交わし
たわいのない話をして君と心通わした夜
もしまた巡り逢えるなら僕は ...
冬の気配を感じて
こないだ香った
金木犀を懐かしむ
何か答えた気もするけど
香りとともに消えて
それで
それから
...
ちん毛に白髪が混じるとき
私も老いたと涙ぐむ
ちん毛に白髪が混じるとき
妻に笑われ激怒する
ちん毛に白髪が混じるとき
抜いてなるかと我慢する
ちん毛に白髪が混じるとき
あの娘 ...
急激に季節が変わった
狂ったように暴食した
食べ過ぎ警報発令
ゲップ ゲップ
胃酸が大量に滲出
食道を遡上しようとする
油断できない
ゲップ ゲップ
喉元に上がってきたものを
慌てて ...
この秋の思ひ出かぞへ指を折る
「さようなら」秋の蝶への一行詩
ランドセル並び小さな秋の恋
冬近しあの野良猫も見なくなり
秋寒しゆで卵の火弱くして
秋蝶のふと見失ふ行方かな ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
独り言11.2
ホカチャン
自由詩
1*
24/11/2 10:17
夢のなかの風景
秋葉竹
自由詩
2
24/11/2 9:26
時の止まった場所
りつ
自由詩
6*
24/11/2 9:01
夢枕
這 いずる
自由詩
5+*
24/11/2 7:58
読解の妥当性について
おまる
散文(批評...
3*
24/11/2 7:34
どなたかの声
りゅうさん
川柳
2*
24/11/2 6:41
越冬
山人
散文(批評...
6+*
24/11/2 5:40
アイスコーヒー。
田中宏輔
自由詩
10*
24/11/2 1:32
言霊
栗栖真理亜
自由詩
4
24/11/1 22:16
繭
レタス
自由詩
15*
24/11/1 21:33
The Morning of the Neon Demon
おまる
自由詩
6*
24/11/1 19:43
僕のMUSE
りつ
自由詩
3*
24/11/1 19:37
meta
海
自由詩
7*
24/11/1 18:48
ノイズになりたい
あらい
自由詩
2*
24/11/1 18:12
意識の己。◯ノイズリダクション
ひだかたけし
自由詩
4*
24/11/1 17:58
ゆりかごは揺れて
朧月夜
自由詩
4+*
24/11/1 16:57
大阪文学学校の思ひ出 ─続・大阪文学学校体験記─
室町 礼
散文(批評...
5*
24/11/1 16:29
ティータイム
りつ
短歌
3*
24/11/1 14:10
幻を視ていた
栗栖真理亜
自由詩
0
24/11/1 12:49
対象喪失体験を乗り越える為に
板谷みきょう
自由詩
2*
24/11/1 11:14
(531―15-2)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
0
24/11/1 10:26
独り言11.1
ホカチャン
自由詩
1*
24/11/1 10:13
点の、ゴボゴボ。
田中宏輔
自由詩
12+*
24/11/1 8:51
この街は
レタス
自由詩
6*
24/10/31 21:51
アップルパイ
朧月夜
自由詩
2*
24/10/31 21:34
君を想う
栗栖真理亜
自由詩
0
24/10/31 19:49
めも
うし
自由詩
3
24/10/31 19:30
ちん毛に白髪が混じるとき
花形新次
自由詩
1
24/10/31 19:08
季節のせい
海
自由詩
6*
24/10/31 18:52
ぼくに似た誰かに
森田拓也
俳句
11*
24/10/31 18:48
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
0.41sec.