ひとり
またひとり
命を消した
シャボン玉のように
まだ子供だよ
多くの人が気付かぬ裏で
屍が積み重なっていく
話を聞いてくれる人がいたら
問題を解決してくれる人がいたら
い ...
色づき色あせて
歌うように踊るように
散る 桜の葉
どの葉も負けじと
秋風に身をまかせ
散って 散りつもる
もうすぐ雪が降る
降って 降って
降りつもる
こどもらの歓声も
臨終 ...
じとじと 窓は雨に濡れ
ぽたぽた 心に刺さる音
ばらばら 身もほどけ
ぼつぼつ 考えても
しとしと 時も音なく
ざあざあ 涙ちびるけど
びちびち 空も私も一つ
...
ロンドンをゆく君もきっと冬帽子
弾く君は窓辺が似合うカプチーノ
一年をメットをとって飲み干す缶コーヒー
まずお風呂会う技は缶チューハイわかってる
冬至から冬至への道また生きる
...
そらの水槽を
ゆっくりと魚たちが滑空してゆく
僕たちの教室は
まるでへばりついた岩影みたい
どこにも行けない窮屈さで
ぶつかり合う金魚たち
尾鰭や背鰭がひらひら
揺れ惑う
こころだけ狂 ...
オバQでちょっと7つ
豪徳寺で降りる
目的地は世田谷の『ボロ市』だったあの頃
最初はあの人と同じオバQだったから
豪徳寺で待ち合わせて小さな電車に乗って
世田谷の『ボロ市』へ ...
全ての果ての全ての果てを
物凄い速度で追い越し
光の街路を遡り
取り囲む風のチューニング
避けようもなく吸い込まれつつ
意識の奥の奥に自ら敢えて入り込む
★
いつしか此処 ...
そこに子供の姿はなく
大人たちだけが殉ずる化のように
黄葉の輝きが干からびた胎児のごとく打ち捨てられる頃
までの林檎飴の祭りhしつも 日没を知る港にて
時雨れるまでは兆 ...
夢の中で 夢を見た
眩い陽光が私を包んで
小鳥が私に歌を歌って
あなたが私の隣に佇む
夢の中の 夢から覚めて
陽の差さぬ部屋にいました
小鳥の声はとっても遠く ...
あなたが今 見ているのは何?
きっと続いているはず
空だといいな
こちらは酢講師グレイッシュ
思いが重なることはない
知ってる 生きてきたぶんだけ
...
自分の弱さを隠したくない夜がある
誰かのせいにして誰かを求めている
そうやって明日のパズルを組み立てながら
崩れそうな不安を積み上げている
ガードレール越しで携帯を覗く子
...
巨大なるもの暴走する
わたしの頭のなか
知らない私の真っ白な視界
廻り巡り廻り巡り
次第唐突
つぅうと垂直
舞い落ち流出する
萎びつつ在る物抉り出し
もう用済みだと 、
...
ディズニープラスで放映しているスターウォーズ・ビジョンズのアニメーション「ジ・エルダー」は、制作は4年前なので、キャスティングもストーリーも元祖はあちらの方であり、僕の小説「銀河騎士隆盛記 零」の方 ...
キスをしたい。どんな。夜の水滴のような。
短い呼吸と音楽。それは部屋かな。
きっと部屋だろう。個人的で親密な部屋。
わたしはきみと初めてだ。初めての夜。
窓は薄く部屋の明かりを消したら ...
もう幾日窓は閉じられたままなのか、もうどれだけ同じ回想と妄想を繰り返したのか、日付はかろうじて把握してはいたが、それが現実として自分の中で機能しているのかどうかについてはまるでわからなかった、思考 ...
日を左右に反転させても
日
日を上下に反転させても
日
日を裏から見ても
日
日はどこから見ても
日
日はすべてで
時空間ととも
自遊自 ...
やさしい詩を
夜に編みたい
たとえば
晩ごはんのポトフが
美味しくできて
舌を火傷したこと
たとえば
昨日は晴れてたのに
朝、洗濯をし忘れて
また晴れの日を待っていること
たと ...
ギターが欲しい
自分の詩をお気に入りのコードにのせて
大衆の前で歌えたなら
どんなに気分がいいだろう
好きなことが何か
教えてくれた
いつか君と一緒に歌いたい
どうして空が青いの ...
突然の電話で私の詩を褒めちぎる
たまたま同人誌への掲載作品を読んで
ここがこう素晴らしくて感動しましたと
その批評は見事で褒められて嬉しくて
こちらもデレッとしてしたところで
この詩を多 ...
裸の枝に実る柿
菊西 夕座
季節が頭をめぐらせて仰ぐ空へと囁くたびに
懐かしさは生まれた日の ...
つたのお家は さびしいね
枯れ葉が ほろほろ はだかんぼう
秋のお庭は さびしいね
のこったアサガオ ひとりぼっち
月夜のデッキは さびしいね
子猫が 母猫おも ...
リベラルだ保守だと何もできないまま一度しかない青春を
犠牲にして良い意味での自己主張をしてきた60代70代の方々は
すでに老害のフィルタに入っているにしても、
経験と財力によりAIを使いまだ変化 ...
庭に雑草が生え
それでもかれらも懸命に生きているんだから
とかテキトーないいわけして
日々その成長を眺めていた
ふと目のなかに入ったのは
一輪の茶色の花弁を持った花だった
ちいさな ...
- l'impromptu+
巨妄魔
多樣な蟹、鮭を飼い
{ルビ肉男=Flesh man}(は)
(精)靈なのだ
舌戊
...
こんななの、私はこんななの、
だれに
繰り返し繰り返し
大丈夫
わたしの幸せな
夢の中のできごとだけど
海の香る街で
遠くの工場の煙突を見た
たなびいて夕日で赤くゆらゆらして
夕 ...
閑散としている通りの端に
通いなれた立ち飲み屋がある
店主の女将さんは愛想がよくて
ついつい飲みすぎてしまう
術中にはまっているようだ
ふと奥に目をむける ...
喜びくんは密かに悩んでいた
ボクは嬉しいから喜ぶ
シアワセな気持ちになるし
笑顔も増える
けど よくよく考えると嬉しいってなんだ?
楽しい子ちゃんがいつも云っている ...
勝手に食われる檸檬の葉、勝手に食らって育つ青虫。
一株の檸檬の葉では少なすぎる。
「公園に檸檬の苗をいくつも植えたらいいじゃん(笑)」
君ならそんな事を言うかもね。
そんな声に頭の中で返事 ...
ふらつく頭以外に何も無い夜には、
輪郭の断片だけをなぞって、美しい記憶を思い起こそうとする。
自分の薄くなってうねった髪をかき上げれば、
君の柔らかで豊潤な髪を思い出してしまう。
別の妄想に逃 ...
僕は病的に他人と自分を貶め、
どこにも価値がないと言いたくなるような人間だ。
けれど、それを社会で態々態度に出すほど愚かではない。
だから、仕事を終えたあとはアルコール以外に逃げる手段がない ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
いのっちの電話なら
海
自由詩
6
25/10/26 14:42
色づき色あせて
ただのみきや
自由詩
6*
25/10/26 14:38
あめ音と無題
多賀良ヒカル
自由詩
1
25/10/26 14:25
トドのつまり トドの影法師 蒼風薫 20007・6・4
エヴァル-ジ...
短歌
2
25/10/26 14:05
水槽
りつ
自由詩
7*
25/10/26 13:44
ボロ市 蒼風薫 2007・6・3午後2・26
エヴァル-ジ...
短歌
2
25/10/26 13:15
はい!VISION
ひだかたけし
自由詩
7*
25/10/26 13:09
舟歌 蒼風薫
エヴァル-ジ...
自由詩
3
25/10/26 11:36
あなたはどこにもいませんでした もっぷ
〃
自由詩
2
25/10/26 10:26
空だといいな 蒼風薫
〃
自由詩
2
25/10/26 10:03
ガードレール
自画自計
自由詩
7
25/10/26 2:43
点火
ひだかたけし
自由詩
7
25/10/25 19:53
クレクレ星人の独り言「余計にまいった。」26
ジム・プリマ...
散文(批評...
1*
25/10/25 18:49
わたしはきみとキスをする。
ねことら
自由詩
7
25/10/25 17:35
生き続けるほど運命は奇異なものだとわかる
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
25/10/25 14:41
日
多賀良ヒカル
自由詩
2
25/10/25 14:24
よしなしごと
りつ
自由詩
6*
25/10/25 14:02
いつか君と
海
自由詩
9*
25/10/25 12:46
食物連鎖の同人誌
イオン
自由詩
9*
25/10/25 11:47
裸の枝に実る柿
菊西 夕座
自由詩
13*
25/10/25 10:34
みすゞ
月乃 猫
自由詩
16+*
25/10/25 9:40
立体的なピザが食べ尽くされる前に
足立らどみ
自由詩
2*
25/10/25 7:09
庭
秋葉竹
自由詩
3
25/10/25 6:39
Desdemona
墨晶
自由詩
1*
25/10/25 3:05
赤色を手放す
這 いずる
自由詩
0
25/10/25 3:01
街
佐白光
自由詩
7*
25/10/25 1:14
喜 と楽 問題(悩み多き感情たちの詩 その4)
涙(ルイ)
自由詩
1
25/10/24 23:36
五感と彼女たちの泡沫3
泡沫の僕
自由詩
0*
25/10/24 23:16
五感と彼女たちの泡沫2
〃
自由詩
1
25/10/24 22:47
五感と彼女たちの泡沫1
〃
自由詩
0
25/10/24 22:27
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
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24
25
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28
29
30
0.4sec.