喜びに鈍感になっている
どんな時だって
日は昇り日は沈む
細やかな喜びを大切にできないものが
何で大きな喜びを得られるだろう
傷つくことを恐れて
こころを閉ざすな
花はきれいではないか
...
私は真理を得た
さくらんぼでしょ?
いや、世界は存在しないね
さくらんぼの根は生えてるよ?
まゆちゃんさくらんぼ良い曲よね
なあ、お前ら、桃も美味いよ
美味しいよね ...
雪深い
雪国の
冬を越して
ほんとうは
生きたいのだった
・
空カフェをしながら
今は亡きあのひとのことを
思うとね・・・・・・
私はあのひとといっしょに
生きなければなら ...
自分の醜さを知っている
家族も私を捨てようと思ったことさえない
声を上げないから分からなかった
悪夢を生んだと
スミレという名の
愛する世界
歌うことがすべてだった
誰もいない
...
{ルビ巨=おお}きな人体の
頭がこの地に
脚が 少女の碧眼のような
空にあり
遠い月から 無数の
羅針盤と目玉とが降ってくる
羅針盤の磁針も 目玉の瞳も
{ルビ出鱈目=でたらめ}な向きを ...
木漏れ日に
たそがれていたので
そんな狭間の
どこかの人間が
そよ風も
ちらつかせてくる
仕方がない
そのうすらボケたピントは
まだ綺麗にしかならないのだから
V2の365法が云うよ ...
よし書こう
システムのブロイラーは
金輪際畑作業
もうね、ここらでね
突拍子もなく幸せになれよ
なんがじゃね
そんくらい宇宙ごと抱きしめるよ
宇宙銀行? ばばばばば8376ww
...
{引用=出来ないことに向き合い
少しでも出来るようにしていくことを
ぼくはなかなかしてこなかった
すぐに下痢を催し
自己否定に疾走った
今も
かなり
そうかも知れない
大きい
楽 ...
今、此処、今、此処と
音も立てずに通り過ぎていく
君はどこにいるの?
僕はどこにもいない
隠れてないで、出てきてよ
別に隠れてなよ
僕はいないんだもの
だ ...
道に迷わない
迷わない街だという
東西南北にちゃんとわかる山があり
それを目印にすれば行きたいところへ
行けるという
ちょっと
ホントかなとか想ってしまうが
それはこ ...
風はほどよく
乾いていたと思う
光はここちよく
和らいでいたと思う
丘の上の
大きな声で呼ばなければ
気がつかないあたりで
君が花を摘んでいた
君の名前を
呼ばなかったの ...
雨が降る
季節の隙間に
ぼくの代わりに
泣いている
君に届かないのは
違う景色見ているから
雨が降る
ぽっかり空いた心に
ぼくの代わりに
泣いている
始まらなければ
...
誰かが落とす事実は僕を歪めていく
ダイレクトに目撃したものですら
ゆがんで感じてしまうことがある
自分の感情ですら疑いながら足跡を決めていく
僕の前提は経験なのか歴史なのか
手がかりは ...
親友との深い絆の
突然一方的に切断され
追放されて初春の雪国
ふらふらいつしか
大雪原に彷徨い出て
ふと唖然 立ち尽くす
己に押し寄せ来る
遥か聳え立つ雪峰の
荘厳にして安らかな頂 ...
夜のベランダ
洗濯物を干していたら
一匹のコオロギが鳴き出した
リリリ リリリ
耳澄まし聞き惚れる
まるで私を誘うよう
少し移動するたびに鳴く
─暗闇で見間違えね
─私は若 ...
タコ助八さん
10なのにタコ助八さん
中途半端な秋を表わす
深緋のホンアマリリス
秋を堪能したのならば
すぐに冬山に備えよう
あまり食べ物や飲み物を
美味しくないと想わない
いわゆる馬鹿舌かもしれない
でもほんとうに美味しいものは
みんなと共感できるので
頭は馬鹿でも
舌は馬鹿じゃないかもしれない
わか ...
君の為に詩を書いた、と
彼は明け方テーブルでコーヒーを飲みながら
呟いた
永遠になればいいね
と私は布団の中でうずもれながら笑って
外では朝日がおどり、鳥達がおどり
秋 ...
多方面で
仕事を抱えている
三方面作戦である
私生活を入れると
四方面だ
これをば捌き
返す刀でこれをば
捌き、さば、サバ……
けるかぁ~っ
な昨今
You know I ...
深夜キッチンハイターでふきんを漂白する
ガーゼ布はくたりと色を失い
胸に抱いたわだかまりも
くたりくたりと畳まれていく
寝る前には
わたしのかみさまへ
みもとへ
いかせてくださいと
...
破れた糸を縫うように 紡いだ言葉が、ハラハラと
汚れた過去を洗うように 心に雨がホロホロと
繋いだその手を払うように、一つの意思がムラムラと
笑ったことをかき消すように、怒りの想いが悶々と
悪 ...
私が産まれた九樹の家は
もうない
それは不動産上
他人名義となっただけなのだが
喪失感は計り知れない
一年に数回帰った故郷
夏は藺草の香りの草いきれ
滅多に食べられない
インス ...
空を見ている。朝焼け、風が巻き起こって、
私は贔屓目で、空を真っ赤に染めたくなって、
自分を殺したくなって切実に薬物を求めていて、
私は人工物に汚染されて、そして、
人工的に完治したい、人 ...
なんとなく
の生き辛さが
ここのところ毎日のように降っているなと思っていたら
とうとう玄関先にうっすらと積もり始めた
なんとなく
踏みしめてはいけないような気がして
おそるおそる
...
淡淡(あわあわ)。たばねた頭のてっぺんに今まさにのせている、その小さな雪だるま。それをつねに片手でおさえながら、淡いくりーむ色の肩と細ながい腕を露わにして、露天風呂に浸かっている。けれどもその小さな頭 ...
信じられない悪魔が
あのときの罪を信じさせようとする
親友が浪漫の香りに満ち満ちて
野に咲くけなげな白い花を
好きなタイプと想ったか
素粒子は
天面輝く星になり
ただ悲し ...
風から
熱の失せていくと、
光も冷えて
近づく冬 、
わくわくわなわな 私の闇
握手をする
そよ風と光
を
受けて沈黙している
自動販売機、
の
ブラックコーヒー
の
ボタンを押す
百五十円なり
ガタガタンッ
出て来た
ブラックを
ちびりちびりとやる
...
わたしもそうであるように
かりそめのうたのように
罅に食い込んだ
潟を
中心とする
もとは海だったが
どれも残さず
しずかに抱いておく
耳のない旅行者を思い起こさせ
あとには ...
冬日和で、いつもは汚れた大気に隠れている星空が姿を現していた。ビルが隙間なく並んでいて、それが地平までずっと連なっている。街道では人々が蟻のようにゾロゾロ動いていた。誰も星空なんかには目もくれていなか ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
鈍麻
りつ
自由詩
2*
25/10/3 4:00
どれやねん
弥生 陽
自由詩
2
25/10/2 21:32
※五行歌 二首「ほんとうは 生きたいのだった」
こしごえ
自由詩
6*
25/10/2 20:15
Pray
guest
自由詩
7
25/10/2 20:10
悴んだ
森 真察人
自由詩
6*
25/10/2 19:50
しゅーがまつ
弥生 陽
自由詩
1
25/10/2 19:33
どうばま分かれ
〃
自由詩
1
25/10/2 19:09
_
道草次郎
散文(批評...
2
25/10/2 18:30
今、此処
多賀良ヒカル
自由詩
2
25/10/2 15:26
秋の気配
秋葉竹
自由詩
2
25/10/2 15:00
コスモス
夏井椋也
自由詩
14*
25/10/2 13:05
十月の雨
海
自由詩
8
25/10/2 12:32
強さや弱さじゃない物
自画自計
自由詩
3
25/10/2 11:12
此処まで来れば/To Here Knows When*
ひだかたけし
自由詩
7*
25/10/2 10:13
コオロギの誘い
花野誉
自由詩
10*
25/10/2 9:44
タコ助八さん
足立らどみ
自由詩
3
25/10/2 8:41
馬鹿は馬鹿でも
秋葉竹
自由詩
1
25/10/2 7:11
リフレイン
guest
自由詩
5
25/10/2 5:40
できる男?
りゅうさん
自由詩
3
25/10/2 4:28
God bless you
凍湖
自由詩
3
25/10/2 2:20
DO IT AGAIN
鏡文志
自由詩
5*
25/10/2 1:36
夏の故郷
りつ
自由詩
6*
25/10/2 1:32
▲
由比良 倖
自由詩
2
25/10/2 0:56
いつか踊れる日のために
健
自由詩
5
25/10/2 0:50
淡淡(あわあわ)
本田憲嵩
自由詩
11*
25/10/1 22:06
魔のうた
秋葉竹
自由詩
3
25/10/1 20:28
五行歌、不離不即
ひだかたけし
自由詩
5
25/10/1 20:22
私のブラック
こしごえ
自由詩
8*
25/10/1 19:43
tailagoon
あらい
自由詩
2*
25/10/1 19:18
ケイヴ
おまる
散文(批評...
4*
25/10/1 17:55
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
加筆訂正:
DO IT AGAIN
/
鏡文志
[25/10/2 21:27]
敗れた→破れた 修正しました
夏の故郷
/
りつ
[25/10/2 1:33]
修正
0.37sec.