大工よもっと梁を高くしての洗貝新氏への返答後の後日談として
洗貝新氏への返答後の長文をupしたあと、AIに聞いたところ、
とてもめずらしくai(advocater inkweaver)から ...
壱. ぬらくら川と暮らしの音
「何十代も続いたうちの家も……さいごは、……沼ん底に沈んじまうんだと……。」
爺さまは、濡れた袖で鼻をすすりながら、ぽつり、ぽつりと呟いた。その声は、日が落ちたあ ...
病棟のベットでぼうっとしている私
四人部屋のお隣さんは
ラジオを鳴らしながら歌っている
私は揺れる緑の仕切りカーテンを見る
空調の送り込む風にゆっくり揺れ
お隣さんの歌声は続いている
...
洗貝新さんへ、読んでくれたんだ。ありがとう。わたしは思うですよ。
家族の喜怒哀楽を自分のこととして受け止められるご家族の未来展望。
本来、家族も含めた全他者の喜怒哀楽を享受出来る子供たちの未来を
...
ルージュで遺言
花形新次
あの人の奥さんに会わせてと
強硬に主張したのよ
わたしを散々弄んでおいて
逃げるのは許さない
あの人に
頸を絞められて
バスルームにルージュで遺言
...
体験すること
声の奥にある響き
声と響きの幽玄
ああ雲が
流れていく
いつも泣いてた
わたしも人も
悲しみや嬉しみ
山川の時の響き
ああいつでもいいから
私に声をかけて
...
唐揚げ
給食の時間に落とした
楽しみにしていたのに
落としてしまって
それから
見つからない
唐揚げが
見つからない
たぶん
記憶と記憶の隙間に
落としてしまった
先生も ...
僕があの日あんな失敗をしてなければ、むしろ生まれてなかったものがある。
ああ、君の念願の願いは、僕の失敗だったんだね。
僕が勝手に良しとする道になんの憂愁があるのだろうか。
その問いは、あまりに ...
年末に
今年初とかいう紅葉
みながら天ぷらとか食う幸せ
楽しみの
なかに必ず艶っぽい
こころに涙が流れて白刃
あのときの
秘密をふたりで共有し ...
屏風山の奥深い森の、そのまた向こうに、ひときわ白く光る峰がありました。
それは「せせらぎの峰」と呼ばれ、森の獣たちは夢のように囁きました。
「頂に立てば、この世の果てまで見え、生きるもののすべての ...
日常。それは何のために続くんだろう。
守るものができて、そこにだけ向かっていく。
消えかけた街灯を走り抜け、
小さな水たまりを気付かずに打ち抜く。
難しいことじゃない。
君の笑顔 ...
まだ1ヶ月以上あるというのに
この時期になると
街のいたるところに
イルミネーションが灯りはじめる
一個人の家庭から
木々のこずえ
待ち合わせの広場
イルミネーションの灯では
...
ああ!愛しきもの
残りの人生
あと、何回この食事するだろうか?
ああ!愛しきもの
残りの人生
あと、何回この景色を見るだろうか?
ああ!愛しきもの
残りの人生
あと、何回君 ...
一 氷が息をする村
むかし、奥羽(おうう)の北の、そのまた北。山の影ばかりが伸び縮みする寂しい谷に、萱野(かやの)という小さな村があった。
冬になれば、雪は人の背丈を越えて積もり、家々は白い棺 ...
昔戦場だった野原に
ススキが生えている
百姓なのに雇われて
怖がりながら
斬られて逝った命たち
風でススキが揺れる
手招きみたいに
たくさんの無念が
教科書には載っていない ...
大工よもっと梁を高くして
石けんの切れ端で
洗面台の鏡に書いた
身内への連絡
返信はいつも
ルージュの伝言
2025.11.21
0 5 0
ぽえ
木の実が尽きて
里へのクマ出没が後を絶たない
クマも食べ物がなくて
どうせ死ぬのならと
覚悟して里に降りてくる
話題が尽きて
テレビ放送の誇大表現が後を絶たない
放送時間に猶予はない ...
薄暗さ覆う海辺、うねり寄せる波間の渦に
子供たち二人、あっちとこっち何か大っきな貝を掴もうと盛んに手足を動かして動かして
自分たちに肉体があることの自由自在を喜び、歓喜の木霊のやがて波間の渦 ...
データをグラフ化すると
解った気になるのだよ
グラフ化に騙されようと思うのだ
グラフは天気予報図と同じで
一瞬未来が見えた気にさせるものだ
グラフ化したほうが前には進める
立ち止ま ...
車を走らせていると
だだっ広い芝生の平原にすっくと
黒い五重の塔が建っていた
ちょっと気になって
駐車場を探して
その五重の塔をみにいった
想像どおりの大きさで
みあげる ...
手をつないで入っていこう
光の輪の中へ
空は待っていてくれる
時の円環が
わたしたちを包んでいる
忘れた夢を
あきらめた夢を思い出して
あなたの価値は無限大なんだ
もし空が見え ...
いろいろと
こころポカポカする部屋で
このまま「グダぁ」ってしてたい早朝
林檎食べ
これから一日頑張ると
希望を頬張り牛乳を飲む
地球にも
悪人にさ ...
○「人の師」
みだりに人の師となるなかれ
人のことを批判する余裕はないはずだ
若いときは
人のことよりも
自分のことである
まして年を取ったら
なおさらである
自分のことに集中せよ!
...
なんびゃくねんも
生きられないのは
ひとだからでは無くて
生物というものは
そういうものだからだ
宇宙のはなしのなかで
何億年何十億年とかいう歴史がかたられる
のは ...
最早絶望に絶望する
孤独と云うモンスター
最早親も誰も助けにならない
その現実を幼少に凝視した人間の
ごろんと転がる親しみ在る人の死体
ぱっちり両眼見開き固化した瞬間 、
自らを切 ...
粉雪の夜空からそっと舞い降りてくる、とてもちいさな白い天使たちが、君のながい睫毛の上にそっと置いていった、とてもちいさな氷水晶。
姉は
母の遺影だけ渡してくれた
お父さんのは?
とは聞けなかった
彼女の中では
一生赦せないひとだったのだろうから
母の情の{ルビ強=こわ}さを受け継いだ姉
酔って暴れる父を
...
ウニを見ていた午後
花形新次
あなたを思い出す
回転寿司に来るたび
百恵ちゃんのように
急な坂を上らなくていいので
私には好都合(ひざがね、ひざが)
だから今日も来てしまった
...
積もることのなかった雪のせいか、
風景はあの日の朝を思わせた。
空気は冷たく、地面はツルンとして見える。
吸い込んだ息は、鼻をツンと刺して痛くする。
そうして流れた涙は生理的現象だ。
...
火炎に光の耀き燃え立つ処、
必ず煤の吐き出され闇の病み
天に誘われ地に誘われつつ
人の伺う対局の間合い
天と地への執着の悪夢、
二の狭間に三を導き
真の途を見出し
意識魂の己 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
_
足立らどみ
散文(批評...
1
25/11/22 11:38
沼の守り火(河童三郎の物語)
板谷みきょう
散文(批評...
1*
25/11/22 11:20
歌響
ひだかたけし
自由詩
5
25/11/22 10:36
大工よもっと梁を高くして、、、洗貝新氏への正式な返答、、
足立らどみ
散文(批評...
0
25/11/22 10:04
ChatGPTによる花形新次パロディ詩「ルージュで遺言」批評
花形新次
散文(批評...
0
25/11/22 9:39
体験
杉原詠二(黒...
自由詩
3*
25/11/22 8:59
唐揚げ
たもつ
自由詩
7
25/11/22 8:44
失敗のはずの成功
弥生 陽
自由詩
5
25/11/22 8:23
あの時は過ぎ
秋葉竹
短歌
2
25/11/22 7:50
青い蛇と赤い葉
板谷みきょう
散文(批評...
2*
25/11/22 1:02
雨が形にするもの
泡沫の僕
自由詩
3
25/11/21 22:46
電飾の蛍
りつ
自由詩
5*
25/11/21 21:44
ああ!愛しきもの
多賀良ヒカル
自由詩
2
25/11/21 17:22
業ヶ淵の鬼の話
板谷みきょう
散文(批評...
2*
25/11/21 15:51
揺れるススキ
海
自由詩
8*
25/11/21 12:41
大工よもっと梁を高くして
足立らどみ
自由詩
2*
25/11/21 11:48
パンダに仮装したクマ
イオン
自由詩
4*
25/11/21 10:35
海辺の子供たち
ひだかたけし
自由詩
7
25/11/21 10:20
グラフ化に騙されよう
イオン
自由詩
2*
25/11/21 9:24
茜の五重の塔
秋葉竹
自由詩
2
25/11/21 8:15
あなたの教えてくれた愛
杉原詠二(黒...
自由詩
3*
25/11/21 7:25
茜
秋葉竹
短歌
1
25/11/21 7:17
独り言11.21
zenyam...
自由詩
4*
25/11/21 6:01
世界終末時計あるいは祈りの果て
秋葉竹
自由詩
2
25/11/21 1:40
十一月二十日・三年目の意識の私の営み
ひだかたけし
自由詩
4
25/11/21 1:28
氷水晶
本田憲嵩
自由詩
9
25/11/20 23:32
遺影
りつ
自由詩
5*
25/11/20 21:59
ChatGPTによる花形新次パロディ詩「ウニを見ていた午後」 ...
花形新次
散文(批評...
0
25/11/20 21:56
未明に初雪が降った朝
泡沫の僕
自由詩
3
25/11/20 21:41
オリジナル・オブ・ザ・スピーシーズ✽
ひだかたけし
自由詩
4
25/11/20 21:37
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
0.17sec.